2012年2月 1日 (水)

本日誕生日です。

 表題のとおりです。,冥土の旅の一里塚。めでたくもありめでたくもなし。

 私は,1950年(昭和25年)2月1日生まれの寅年です。62歳になりました。

 イヤ,節分,立春前の丑と寅の境目ですから鬼年でしょうかね?

 牛の角に虎皮パンツ,昔からウシトラの方角は鬼門といわれますし,

 丑満時(ウシミツドキ),ウシが満ちてトラの刻近くは闇夜でモノノケが出るとか。

 そういえば,方違へ(カタタガエ:方角違い=風水にも見られるように家を建てるよきの方角を間違えると怖い)の祟り神,荒ぶる神89後塵様でもある,「艮のj金神(ウシトラのこんじん)=国常立大神i(クニトコタチの神)」を江戸時代,川手文治郎が

 「天地金乃神(てんちこんおかみ)=金光大神」として祀って開いたのが金光教であると,金光学園高校在学時代に習ったのを思い出しました。

 ところで,朝TVを見ていたらギタリストで今井美樹のダンナさまの布袋寅泰(ほていともやす)が50歳の誕生日と報道してましたから丁度一まわり下ですね。

 全く同じ生年月日の芸能人なら,山本譲二が,そして1つ下の1951年2/1生まれに中村雅俊。(これもトシです)がいます。

 以下,検索してみたら,磯野尊理子,と,何?,クラーク・ゲーブル?

 沢村賞のモトになった巨人軍の永久欠番14の沢村栄冶 投手

くらいかな。気になったのは。。

 時給で仕事してるのに正月4日まで休んだツケで25日から7日連続出勤していたので今日は休みを取りました。

 左目の眼底出血の止血剤でも貰いに,朝早く予約なしの飛び込みで眼科行こうと思っていましたが,つい昼間で寝てしまいました。

 意志が弱いので時間的拘束も速も強制力のないコトはサボりがちです。というわけで寝てヨウビで出かけるとしても,また夕方くらいでしょう。

 誕生日をネタに,飲み代を踏み倒してプレゼントを強奪とか。。

 とにかく,今日gは家賃と電気代,携帯代,それにフフレッツとプロバイダ料金くらいは払いました。昼寝するかな。。

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2012年1月31日 (火)

ブログ初期の科学記事(2007年3月;終わり)

 目次記事シリーズの最終版:2007年3月です。

 

 3月初めから,心臓病で入院する前日の2007年3月23日の記事

明日朝緊急入院します。」と入院当日の真夜中に書いた,

 3月24日の恥ずかしい記事辞世」までの科学記事目録です。

 

 辞世というのは死ぬ直前に詠んだり書いたりするものです。

   

 大した病気でもないのに,舞い上がって,日ごろは別に恐くはないと言っていた死を本当は恐れていたことが露呈した記事です。

  

 1度,書いたものを今更消去も編集もしませんが,これのために事あるごとにある友人から,まだ生きてるのか。早よ死ね。」とせかされています。

 

 さて,31日のうち23日までなので当然,科学記事も少ないです。

   

 まずは,宇宙膨張の証拠とされる赤方偏移と,Doppler現象などについて

述べた,2007年3/3の記事「膨張宇宙における赤方偏移

から始まります。

 

 そして続編である3/5の記事

膨張宇宙のける赤方偏移2(視角半径)」です。

 

 以後は,Kaluza^Kleinの古典統一場理論の紹介記事で,

 

3/6の「hカルツァ・クラインの5次元統一場理論(1)」,

3/7の「カルツァ・クラインの5次元統一場理論(2)」,

3/8の「カルツァ。クラインの5次元統一場理論(3)

 

です。

 そして,数学で一休みで,3/9の「頭の体操(円周率:大学入試問題)」,

3/10の記事「ベクトルと同値類」です。

 

 および,19世紀の数学で,

 

313の「クレローの微分方程式1(解の存在定理の応用)」,

3/14の「クレローの微分方程式2(常微分方程式の解の存在定理の応用)

 

があります。

 

 3/17の記事「虚数(複素数)の起源」も古い数学トピックです。

 

 最後は,入院日の頃話題になっていたトピックから,

入院前日当分掛けないと思って丁寧に書いた3/23の記事

タミフルと異常行動の因果性(仮説検定)」です

  

 これで,ブログ開始の2006年3月20日から丁度1年です。

 

 その頃に心臓病で入院となり,初めはカテーテル治療と思って予想していなかった外科手術も受けて,1ヶ月後の4月22日には入院した帝京大病院の内科ではなくて順天堂大病院の心臓血管外科から退院しました。

 

 その夜に,滝野川4丁目の当時の自宅で書いた「無事生還しました。

までブログは休止していました。

 

 これ以後はブログ初期と考えないので,

この記事シリーズはこれで終わります。

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2012年1月30日 (月)

相対論的場の量子論(正準定式化)(4)

相対論的場の理論の続きです。

  

今日は,多体系の自由度を連続無限に拡張して場の解析力学を展開し,

正準量子化への道筋を付けます。

  

さて,N個のHermite演算子:qj^(t)(j=1,2..,N)(Heisenberg表示)

と,そのN個の共役運動量演算子:pj^(t)による記述をします。

 

まず,N個の1次元調和振動子の集まりとしては,全系のHamiltoniaは

H^=(1/2)∑j=1N(pj^2+ω0j2j^2) す。

 

そして,正準交換関係は[pj^(t),qk^(t)]=-iδjk

(j,k=1,2..,N)で与えられます。

  

古典論の運動方程式は,dj /dt=-∂/∂j[,j]P.B,

dqj /dt=∂/∂pj[,qj]P.B (j=1,2..,N)です。

 

初期時刻t=0 における座標演算子pj^,qj^の次の正準交換関係

を満た座標演算子:j^,qj^の全ての行列要素を与えたとき,

それらは量子動力学の問題を完全に決定します。

 

ただし,それらが満足すべき交換関係は,

[pj^(0),qk^(0)]=--iδjk,

[pj^(0),pk^(0)]=[qj^(0),qk^(0)]=0

(j,k=1,2..,N)です。

 

 古典論の運動方程式は,系の運動を完全に決定します。

 

それを量子化した方程式は,時間tを陽に書いて, 

j^(t)/dt=i[H^,j^(t)],

dqj^(t)(/dt=i[H^,qj^(t)

(j=1,2..,N)です。

 

§1.3 Canonical Formalism and Quantization(正準定式化と量子化 )

 

さらに系の自由度をNからN→∞にすると,謂わゆる場の理論に

なります。

 

すなわち,N個の添字jを持つ一般化座標qj^(t),N→∞で添字

が連続無限個の空間座標の場φ(,t)に変わります。

 

これが,空間の各点で与えられた系の互いに独立な一般化座標であるとするのが,場の理論の考え方です。

 

比較的単純な古典物理学での例としては,弾性運動する弦,膜,流体を構成する各点での平衡位置からのずれの場などが,考えられます。

 

 この場合,場φ(,t)は(,t)における平衡位置からのずれを表わし,∂φ(,t)/∂tはその点での局所速度を示します。

 

 これのアナロジーで,φ^(,t)にqj^(t)の役目を,∂φ^/∂tに

j^d=dqj^/dtの役目をさせます。

 

 離散ラベルiが連続座標変数に取って代わられるわけです。

 

Heisenberg表示なので,場は時空座標:xμ=(,t)の関数です。

 

そして,Heisenberg表示では,xμ=(,t) or,φ^(,t)の表現は

Lorentz共変性という意味を陽に含んでいます。

 

 つまり,場は4元ベクトルxμ=(,t)の関数ですが,座標の

μ=(,t)→xμ(,t)=ΛμννなるLorentz変換:

に伴って場:φ^がφ→φ’と変換するとき,

 

 φ'(,t)=φ(,t)(Lorentz不変なスカラー)や,

Lorents群のベクトル表現やスピノル表現の行列Sについて,

φr(,t)=Srsφs(,t)を満たす4元ベクトル,

スピノルの変換性を持たせて,理論をLorentz不変にする上で,

 

 こうした場の演算子という表現方法は便利です。

 

 通常の量子力学では,特別視された時間座標の空間座標に対する唯一の

優先的な役割の痕跡は,t=0 における初期条件と交換関係を与えるとき

だけです。

 

­ そして,t=0 という3次元超平面(surface)の選択は,理論における

1つの非共変(non-covarint)な要素ではありますが,

 

 その上で初期条件と交換関係を特定できる空間的3次元超平面

(space-like surface)という概念で置き換えることで,こうした

非共変性も一掃されます。

 

(注1):空間的(space-like)とはx2≡xμμ=t22≦0 なる点:

μ=(,t),または4次元距離を意味します。

 

 ここで用いているc=1という自然単位ではなくて,光速cを陽に

書いた表現では,空間的とはt≦||/c,または||≧ctという

意味です。

 

これは,等号でない場合は,時刻t=0 に原点0 から出た

光でさえ時刻tにには到達不可能であるという事象(event)

を示しています。

 

そして,空間的というのは,どのような慣性座標系を採っても

不変な性質なので,22≦0 を満たす事象xμ=(,t)は

慣性座標系の取り方:=Λx μ=Λμνν)次第では,

 

0 となり,μ(,0)なる空間座標のみの点とする

ことが可能であることを意味しています。

 

一方,時間的(time-like)とは,x2=xμμ=t22≧0 なる

μ=(,t),または4次元距離を意味します。

 

光速cを陽に書いた表現では,||≦ct,またはt≧||/cです。

 

これは,時刻t=0 に原点0 から出た光が時刻tに

まで到達可能であること,を示しています。

 

時間的という性質も空間的と同様,Lorentz不変な性質です。

 

22≧0 なので,xμ=(,t)を満たす事象xμ=(,t)

から慣性座標系の取り方 (x=Λx)第第では,0 となり,

μ(0,t)なる時間座標のみの点とすることが可能です。

 

なお,x2=t22=0 と等号の場合は,空間的かつ時間的ですが,

特に光的(light-like)であるといいます。

 

これは,||=ctを意味するので光の軌道ですね。

 

 結局,空間的に離れた光的でない2点:xとx2,つまり

 (x1―x2)2=(t1―t2)2-(12)2<0 のケースでは,

 

 |12|>c(t1―t2)なので,一方が原因で他方が結果になる

というような因果的意味では,2つの事象x,とx2は全く無関係であると

いうことになります。

 

 下図は,現在をt=0 として,今自分のいる場所を原点=0

としたとき,過去と未来に自分が存在可能な時間的領域全体と,

その外側の存在不可能な空間的領域を示す

 

 ct=±||の光円錐(light-cone)です。

 (※他のホームペイジからの引用図です。)(注終わり※)

 

空間的な超平面は,Minkowski空間上での3次元平面として一意的に

決まる平面(=6次元空間)です。

 

そこで,t=0 で初期条件を与えるの代わりに,任意に固定された空間的

平面の上で初期条件や交換条件を与えれば十分となります。

 

(※共変性を明確に表現した理論形式としては,有名な朝永の

「超多時間理論]があります。

  

 結局は,特別な慣性系で時間軸に垂直な3次元空間を想定して

論じるとしても,以上のことに留意すれば一般性を失うことはない,

理論としては共変的であるということですね。※)

 

 空間的な3次元表面σの法線ημは至るところで,時間的:

η2=ημημ0 であるような距離となります。

 

 さらに,η0>0 であるように向きを選びます。

 

空間的な3次元表面の4次元法線ベクトルが時間的であるということを

理解するには,座標原点におけるそれを想定すれば十分です。

 

すなわち,ηdx=ημdxμ=0,かつdx2=dxμdxμ<0 なら,

η2=ημημ>0 となります。

(※注2):以下,これを証明しておきます。

 

(証明) ημは原点における任意の空間的表面上のベクトルdxμ

に垂直ですから,dx2=dx3=0 ,つまりx2=x3=0 の平面内で

の空間的微小ベクトルとも垂直です。

  

 この場合μdxμ

=η0dx0+η1dx1=η0dx0-η1dx1=0

です。

 

然るに,これは

  

0=(η0dx0+η1dx1)2

=(η0dx0)2+(η1dx1)2+2η0dx0η1dx1

 ={(η0)2-(η1)2}{(dx0)2-(dx1)2}+(η0dx1+η1dx0)2

  

を意味します。

 

 故に,(η0η0+η1η1)(dx0dx0+dx1dx1)

=-(η0dx1+η1dx0)2≦0 ですから, dxμが空間的:

dxμdxμ=dx0dx0+dx1dx1≦0 なら,

η0η0+η1η1≧0 です。

 

 ところで,時間軸を固定して空間回転のみを行なえば,ベクトル:

ημの成分η23がゼロになるような座標系が存在するはずで,

η2=ημημは,こうした空間回転で不変ですから,

 

 結局,任意の空間的dxμに垂直な方向ベクトルημに対して,

ημημ≧0 (時間的)ということがわかりました。(証明終わり)

 

 一般に,物理量を表わす関数が座標のLorentz変換に対し変化しても,その関数によって表わされる物理法則の方程式が変換で形を変えないとき,

 

 あるいは,その示す量が4元スカラー,4元ベクトル成分,4元テンソル

成分として変化するとき,共変的(covariant)であるといいます。

 

 一方,関数形と,その示す量も同一の時空点においてLorentz変換によって変化しないとき,不変(invariant)であるといいます。

 

 さて,古典場の理論を量子化する方法は,まず,場の方程式を求める

ことから始まり,それがわかるとHamiltonの原理からその方程式が

再生されるLagrangian を求めます。

 

次に,Lagrangianから正準共役運動量が定義できます。

 

そして,"座標=場"と,その共役運動量に交換関係を設定することに

よって量子化の手続きを実行することができます。

 

 この手続くによって,場φj^(,t)とその正準運動量πj^(,t)はHilbert空間の状態ベクトルΦに作用する演算子(operator:作用素)

となります。

 

Φは,場の演算子がその上で定義されているような時空点全体で

時空点に無関係に状態を示すHilbert空間のベクトルです。

 

通常の1粒子量子力学のケースと同じように,Hilbert空間において

状態Φは完全系を形成することを仮定します。

 

すなわち,Diracのbracket記号で表わすと,∑nn><Φn|=1,

または,∫|Φ>dΦ<Φ|=1と仮定します。

 

 1粒子量子力学からのアナロジ-で,大抵の場合,Heisenberg表示

の状態Φは,場φj^(x)と運動量πj^(x)から形成されるHamiltonian

H^の固有状態という形で遭遇します。

 

 つまり,H^(φj^,πj^)Φn=EnΦnという形です。

 

まず,古典質点系力学の運動方程式からLagrangian Lを構築したことを

思い出し,模倣して場の理論でのLagrangian Lを構築します。

 

Newton運動の法則:mi(d2i/dt2)=-(∂/∂qi)V(q1,..,qN)

から,i=1Ni(d2i/dt2)δqi=-∑i=1N(∂V/∂qi)δqi

=-δVです。

 

 次に,粒子軌道として固定した端点を持つ時間区間[t1,,,2]

にわたって,これを積分します。

 

 固定端点ということは,δqi(t1)=δqi(t2)=0 を意味します。

 

tit2dt{-∑i=1N(mi(d2i/dt2)δqi-δV)=0  

(ただしδqi(t1)=δqi(t2)=0 ) です。

 

 これが,Hamiltonの原理:δ∫tit2dt{L(qi,dqi/dt)=0

に一致するようなLを求めればいいわけです。

 

 ところで,∫tit2dt{-∑i=1N(mi(d2i/dt2)δqi}

[-∑i=1N(mi(dqi/dt)δqi)] tit2tit2dt{∑i=1Ni(dqi/dt)(dδqi/dt)}=∫tit2dt{∑i=1Ni(dqi/dt)δ(dqi/dt)}

です。

 

 したがって,∫tit2dt{-∑i=1N(mi(d2i/dt2)δqi-δV)

 =∫tit2dt{∑i=1Ni(dqi/dt)δ(dqi/dt)-δV}=0

と書けますが,

 

 ∑i=1Ni(dqi/dt)δ(dqi/dt)

=δ{∑i=1N(1/2)mi(dqi/dt)2}です。

 

 それ故,L=∑i=1N(1/2)mi(dqi/dt)2-Vとおけば,

δ∫tit2dt{L(qi,dqi/dt)=0 となり,これが作用原理

(Hamiltonの原理)に一致することがわかります。

 

次に,これと丁度同じ手続きに従う実例として,

 

自由 Klein-Gordon方程式:(□+m2)φ=(∂2/∂t2-∇2+m2)φ=0

に従う古典場:φ(x)のケースに.前と同じ手続きを実行します。

 

(※自由 Klein-Gordon方程式は,E22+m2にE=i(∂/∂t),

=-i∇を代入すれば得られます。※)

 

 場φは自由度が無限大の空間座標を添字とするので,座標qi

対する和:∑が3次元の積分:∫d3に置き換わります。

 まず,(∂2/∂t2-∇2+m2)φ=0 の両辺にxにおける場の

無限小の変分:δφを掛けます。変分は,δφ=φ(x)-φ(x)

です。

 

 そして,全てのと時間区間[t1,t2]の上で積分すれば, 

tit2dt∫-∞3(∂2φ/∂t2-∇2φ+m2φ)δφ=0

です。

 

 この変分原理でも,φの変分δφはt1,t2では消えるよう制限

されるとしています。δφ(,t1)=δφ(,t2)=0  for ∀

です。

 

また,実際には系は遠方=±∞からは何の寄与も受けないように,

暗に局在化されていると想定します。

 

 こうした制限の下で,式:

tit2dt∫-∞3(∂2φ/∂t2-∇2φ+m2φ)δφ=0 は,

-∞3tit2dt(∂2φ/∂t2-∇2φ+m2φ)δφ=0 です。

 

 ∫-∞3tit2dt(∂2φ/∂t2-∇2φ+m2φ)δφ

=∫-∞3[(∂φ/∂t)δφ]tit2-∫-∞3tit2dt(∂φ/∂t)

δ(∂φ/∂t)-∫tit2dt∫-∞2(∇φ)δφ

+∫tit2dt∫-∞3{∇φδ(∇φ)+m2φδφ}

 

=-δ∫tit2dt∫-∞3{(1/2)(∂φ/∂t)2-(1/2) (∇φ)2

-(1/2)m2φ2}=0 です。

 

 したがって,(φ,∂μφ)≡(1/2)(∂φ/∂t)2-(1/2)(∇φ)2

-(1/2)m2φ2(1/2){(∂φ/∂xμ)(∂φ/∂xμ)-m2φ2}

とおけば,-δ∫tit2-∞(φ,∂μφ)d4x=0 となります。

 

 ただし,∂μφ=∂φ/∂xμ,∂μφ=∂φ/∂xμです。

 

(φ,∂μφ)は,φとその1次導関数のLorentz不変な関数形を

しています。

 

これを,Lagrangian密度(Lagrangian density)といいます。

 

系のLagrangianはL=∫-∞3(φ,∂μφ)で与えられます。

 

今日はここまでにします。

 

参考文献:J.D.Bjorken,& S.D.Drell "Relativistic QuantumFields"(MacGrawHill)

 

PS:そうでなくても外出から帰ると同じくらいの時間は休まないと部屋内で動くことも辛いのですが,

 

今は,寒いので風邪を引かぬように,腹筋などの筋肉を緊張させて耐えている時間が長いいせいか?もっと疲れて,18時前後に帰宅しても,22時近くまで昏睡?してることが多いです。

  

屋明るいままで外出着のまま寝てしまったときには,電話がかかってきたくらいでは起きないみたですね。

 

起きて携帯を見ると,いくつか着信が入ってたりします。

  

話は変わりますが,昨日,ふとドキュメンタリ-番組を見たら,過去のビキニ環礁での水爆実験で大漁被曝した福竜丸のせっかく獲った被曝マグロが,もったいないので,いくらか市場に出まわったそうな。, 

イヤ,チョット通りすがりで,どの程度の放射線被曝か知らないし,その頃の放射能汚染に対する意識がどの程度かも知らない素人の素朴な感想で「風評被害」の当てコスリかも知れないですが。。。

  

まあ,例え話ですが,いくら見かけは立派な食品で捨てるのがもったいなくて,また,売ればお金になりそうだったにしても,毒入り?の食品とわかっているモノなら,マサカそれを売ったりすることはないと思います。

 

もちろん,加害者は米国の水爆実験を命令したり実施した当事者であって,日本のマグロ船は被害者には違いないですが。。

 

無責任な一過性の感想で,これ以上発展させる気はないです。

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2012年1月28日 (土)

春の選抜高校野球に倉敷商高決まる

 春の選抜高校野球の全国32代表が決まったようです。

 私の故郷の岡山県倉敷市からは,久しぶりに倉敷商業高校が出ることが決まったようです。

 秋の中国地区大会では,倉敷商業高校は決勝戦で鳥取城北高校に敗れましたが,中国・四国地区ではこれまでの前例では計5校が選ばれるので,準決勝に勝ったところで思わぬ大敗でもしなければ選抜は内定という状態でした。

 結局,中国地方から決勝の2校の他に,もう一校山口県の早鞆(はやとも)高校が選ばれたようです。

 近年四国のレベルは昔ほどでもなく,中国地区も甲子園では強かった広島県勢も出場さえ出来ないことが多くてパッとしません。

 倉敷商は,星野や松岡などプロ野球では有名選手出ているので,結構有名なようですが,,春の選抜ではまだ1勝もしてないらしいです。

 ずっと昔に良く出ていた倉敷工とか,1965年に平松を擁して優勝した亡父の母校岡山東商,そしてまた巨人でバントの職人だった川相が投手で初出場でベスト4までいrった岡山南,それに近年の関西高校と比べ戦績思わしくないですね。

 私の母校の金光学園高校も,私のいた頃は進学中心で野球部は大したことなかったのですが,昨年夏の岡山県予選では決勝で5-2から関西に逆転されて延長で惜しくも敗れて甲子園あと一歩でしたし,

 昨年秋の県大会は準決勝,3位決定戦で敗れ,て,惜しくも3校が出場できる中国r地区大会の土俵にも乗れませんでした。

 倉敷商は甲子園での活躍を,母校は今年以降に期待しています。

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2012年1月25日 (水)

ブログ初期の科学記事2007年2月

 また,手抜きの目次記事です。

 まず,最初は私の57歳の誕生日の2007年2/1に書いた,「常微分方程式の存在定理」シリーズの最終記事「常微分方程式の解の存在定理⑦(一般解の存在(4))からです。

 次は,,物理に戻って2007年2/8の「量子統計とグランドカノニカル分布」です。統計物理ですね。、

 また,存在定理に戻り2/11の「ベキ級数解の存在(コワレフスカヤの優級数)(1)」, 2/.12の記事「hベキ級数解の存在(コワレフスkクァタの優級数)(2)」,,2/13の記事「ベキ級数解の存在(コワレフスカヤの優級数)(3)」です。

 さらに,2/14の記事「結晶点群の性質」,それに量子論の局所性の論理という,やや哲学的命題の,2/16の記事「ベルの不等式(量子論と実在)」です。

 ,相対性,マッハ原理関連,の2/.18の「一般相対性理論の基礎と回転系」,2/19の記事「回転系の計量(metric)」,2/21の「遠心力,コリオリの力の相対性(マッハ原理)」があります、,

 そして,先月の「ガロア理論」シリーズの補完として2:24の記事「のベキ乗根はベキ根で解けるか?(円分多項式の根」,2/25の「h円分多項式のガロア群」,2/27の「5次以上の代数方程式の解法」です。

 2007年2月は以上です。目次も後は2007年3月を残すのみですが,既に,今の科学数式記事と同じくらいのワードのAの4標準ページ設定で6 ~7ページ程度と長くなってますね。

 イヤー,寒いですね。しかし昨日も昼から夜中まで外出でした。最後は酒飲んで帰って服を着たまま寝ていて今朝目覚めました。

 何か年齢相応に酒に弱くなったのかな?

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2012年1月23日 (月)

キミちゃんとニシコリくん。。素晴らしいね

 表題のとおり。。

 これだったらTwitterのほうがよかったかな。。

 まあブログと連動はしてはいるけど。。

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2012年1月22日 (日)

本日の癒し

 本日の癒し動画です。

 いとしきものたちへ 愛をこめて。。。

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2012年1月21日 (土)

相対論的場の量子論(正準定式化)(3)

 場の量子論の正準定式化の紹介記事の続きです。

 まだまだ準備段階です。

 前回の最後に例として挙げた1次元調和振動子の量子論を,改めて最初から記述し直します。

 単なる量子化の例と書きましたが,実はこれが波動場の理論の基礎となるので,今日は1次元調和振動子に集中して次回からは自由度を多次元に拡張する予定です。

Hamiltonianの中に運動エネルギー項だけでポテンシャル項がない自由粒のHamiltonianでなく,何故,線型振動するバネに束縛された粒子のようなポテンシャルを持つ振動子を考えるのか?という理由は次の通りです。

 

後に進むに従ってわかるように,謂わゆる光波(電磁波)のような波動方程式に従う場の波動の数学的記述は多くの調和振動子の集まりのそれに等価だからです。

 

こうした,Heisenberg表示での扱い故,Heisenbergの行列力学(matrix mechanics)によろ1次元調和振動子の記述は,Landauの教科書を初めとして多くの標準的なテキストに載っている事柄ですが,

 

その離散的固有値を持つ可算個の固有状態を基底として張られるnormを持つ線形空間が完備であり,さらベクトル(元)のスカラー積(ユニタリ内積)が定義され付与されたHilbert空間であること,

 

そして,この状態の空間は線型空間なので,必然的に物理的状態としては意味不明なnorm(確率)がゼロの零元:0 を持つことetc.が,

 

後に生成・消滅演算子に対応するエネルギ-準位の昇降演算子による基底状態(場理論では真空)の定義に関わるなど,調和振動子の模型には場の量子論で重要な理論の基礎が含まれています。

 

私自身も,初学の頃には色々と解釈に悩んだ時期もあったので,躓きやすい項目には特に注を入れて明確な記述をしたいと思います。

 

さて,本題ですが,1次元調和振動子のHamiltonianH^のHeisenberg表示の座標p(t),q(t)による表現はH^=(1/2)(p^2+ω02q^2)です。

  

これに,正準量子条件:[p(t),q(t)]=-i が課せられます。

  

 運動方程式は,dp^(t)/dt=p^d(t)=i[H^,p^]=-ω02q^(t),

dq^(t)/dt=q^d(t)=i[H^,q^]=p^(t) です。

 

それ故,d2q(t)/dt2=q^2d(t)=-ω02q^(t),

かつ,p^(t)=q^d(t)=dq^(t)/dt=q^d(t)です。

 

これらの式は,古典論の1次元調和振動子の方程式と同じ形です。

 

微分方程式を座標:p^(t),q^(t)について解くために,

a^(t) ≡(2ω0)-1/20q^+ip^),かつ

^(t)≡(2ω0)-1/20q^-ip^)  とおきます。

  

すると,da^(t)/dt=a^d(t)=(2ω0)-1/20q^d+lp^d)

(2ω0)-1/20p^-iω02q^)=-iω0(2ω0)-1/20q^+ip^)

=-0a^(t)です。

 

同様にして,da^(t)/dt=a^+d(t)=iω0a^(t)です。

 

それ故,a^(t)=a0^exp(-iω0t),a^(t)=a0^exp(iω0t)

と書けます。0^,a0^は時間tに依らない演算子です。

 

そして,交換関係は[a^(t),a^(t)]

=(2ω0)-10q^+ip^,ω0q^-ip^]

 =(2ω0)-1[(-iω0[q^,p^]+iω0[p^,q^]),

 

つまり,[a^(t),a^(t)]]=1 です。

 

したがって,[a^(t),a^(t)]=[a0^,a0^]=1,

  

[a^(t),a^(t)]=[a0^,a0^]=0,

[a^(t),a^(t)]=[a0,a0^]=0

 

です。

 

 そして,a^(t)=a0^exp(-iω0t),a^(t)=a0^exp(iω0t)より,

 

 p^(t)=i(ω0/2)1/2{a^(t)-a^(t)}

 =(ω0/2)1/2{a0^exp(iω0t)-a0^exp(-iω0t)},

 

 q^(t)=(2ω0)-1/2{a^(t)+a^(t)}

 =(2ω0)-1/2{a0^exp(iω0t)+a0^exp(-iω0t)}

 

 です。

 

 Hamiltonia:H^は,H^=(1/2)(p^2+ω02q^2)

(1/4){(ω0q^-ip^)(ω0q^+ip^)+(ω0q^-ip^)(ω0q^+ip^)

と表現されます。

 

 故に,H^=(ω0/2){a^(t)a^(t)+a^(t)a^(t)}

 0/2)(a0^0^+a0^a0^)です。

 

そして,{Ψn}をHamiltonian:H^の全ての固有状態の系として,

これが完全系(complete set)をなすなら,任意の状態ベクトルΨは,

Ψ=∑nnΨnと展開されます。

 

(※(注1):取り合えず,調和振動子の状態全体から成る状態空間の可分性(separable)を仮定し,H^の固有ベクトル系:{Ψn}の個数(濃度)が高々

可算無限個(Almost countable)とした表記をしています。

  

 後の計算で実際に,そうであることがわかります。

 

そして,Ψ=∑nnΨnというのは,実際には{Ψn}が状態空間において

稠密(dense)であり,n→ ∞とするとき,強収束(norm収束)の意味で

nnΨnが,いくらでもΨに近づくよう近似することが可能

 

ということです。(注1終わり※)

 

 こうして状態の展開可能性が述べられ,座標演算子の時間依存性も明らかとなったので,後は固有状態Ψnの性質を決める必要性を残すのみです。

 

 まず,[H^,a0^]=(ω0/2)[a0^0^+a0^a0^,a0^]

 0/2)[a0^0^,a0^]+(ω0/2)[a0^a0^,a0^]ですが,

  

 [AB,C]=ABC-CAB=A[B,C]+[A,C]Bなる公式

 を用いると,

 

[H^,a0^]=-(ω0/2)(a0^+a0^)=-ω00^を得ます。

同様にして[H^,a0^]=a0^)=ω00^です。

 

そこで,H^Ψn=ωnΨnなら,

 

H^a0^Ψn=a0^H^Ψn +[H^,a0^n

 =ωn0^Ψn+ω00^Ψn=(ωn+ω0)a0^Ψn

 となります。

   

故に,a0^ΨnはH^のエネルギー固有値:(ωn+ω0)に属する(規格化されていない)固有状態です。

 

 同様に,H^a0n=(ωn-ω0)a0nです。

 a0nはH^の固有値:(ωn-ω0)に属する固有状態ですね。

 

 そこで,固有値ωnを持つ状態Ψnを基準にして,これにa0^を連続的に作用させます。

 

0^ΨnがH^の固有値:ωn+1=ωn+ω0に属する固有関数Ψn+1の定数倍になると考えられて,状態にa0^を作用させる演算を繰り返すと,H^の固有状態の無限個の列を構成できます。

 

他方,a0nがH^の固有値:ωn-1=ωn-ω0に属する固有関数Ψn-1の定数倍になると考えられて,状態にa0^を作用させる演算を繰り返すと,やはりH^の固有状態の無限個の列を構成できるように見えます。

 

しかしながら,この後者の演算は無限に続くわけではありません。

 

何故なら,H^=(1/2)(p^2+ω02q^2)は,Hermite演算子の平方和の形をしていて,負の固有値を持つことができないからです。

 

(※つまり,H^は正値(非負値)の演算子です。※)

 

(注2):A^を任意のHermite演算子とすると,A^2もHermite演算子です。

 

そこでλをA^2の任意の固有状態としてその固有値をλとすると,

A^2φλ=λφλであって,λは実数値です。

 

一方,A^の固有状態の系:{Ψn}があってA^Ψn=anΨnとすると,

nは実数でA^2Ψn=anA^Ψn=an2Ψnですから,

Ψnは固有値an2に属するA^2の固有状態でもあります。

 

そして,{Ψn}が完全系を作るという前提から,φλ=∑nnΨn

展開可能です。

 

故に,λ<φλλ>=<φλ|A^2λ|>

=<∑mmΨm|A^2|∑nnΨn=∑m,nm*nn2Ψm|Ψn

ですが,am≠anなら<Ψn|Ψm>=0 です。

 

例えば,Schmidtの直交化法等により,縮退も含めてm≠nなら

<Ψnm>=0 となるように直交化することが可能です。

 

こうすると,λ<φλλ>=∑n|cn|2n2Ψn|Ψm>≧0 となりますが,

λ<φλλ>≧0 で,かつ<φλλ>>0 により,

λ≧0 が得られます。

 

"Hermite演算子の平方の固有値は必ず非負である"と結論されます。

(注2終わり※)

 

しかし,H^の固有状態の列:Ψn,a0^Ψn,(a0^)2Ψn,..,に対する

H^の固有値列:ωn-ω0n-2ω0,...,が非負値を保つためには,

固有値に下限が存在する必要があります。

 

そのH^の最低固有値に属する固有状態を基底状態(groundstate)

と呼び,それをΨ0とします。

 

これは,a0^Ψ0=0 を満たす状態ベクトルであるということで一意的に定義されます。

 

このような状態:Ψ0が存在することは,1次元調和振動子にとって

必要条件なのです。

 

何故なら0 はH^の固有状態ですから,もしもa0がゼロでないなら,これもまたnullではない調和振動が存在すべき1つの固有状態です。

 

ところが,このゼロでないa00は,Ψ0よりさらに小さいH^の固有値に属しますから,Ψ0 がH^の最低固有値に属する固有状態であるということに矛盾するからです。

 

Ψ0 がa0^Ψ0=0 を満たすH^の基底状態であれば,

H^Ψ0=(ω0/2)(a0^0^+a0^a0^)Ψ0

=(ω0/2)a0^a0^Ψ0=(ω0/2)[a0^,a0^]Ψ0=(ω0/2)Ψ0

です。

 

Ψ0を基準にしたH^のn番目の固有状態を,改めてΨnと書き,

H^の固有状態を定義し直します。

 

すなわち,Ψn≡(a0^)nΨ0 と定義します。

この定義では,Ψn=a0^Ψn-1ですが,Ψn-1=a0nではなく

cをある定数として,a0n=cΨn-1 です。

 

そして,

 

n=H^a0^Ψn-1=(ωn-1+ω0)a0^Ψn-1,

n-1=H^a0^Ψn-2=(ωn-2+ω0)a0^Ψn-2,

....,

1=(ω0/2+ω0)a0^Ψ0

0=(ω0/2)Ψ0

 

ですから,

 

これをまとめると,H^Ψn=ωnΨn:ωn=(n+1/2)ω0

(n=0,1,2,..)です。

 

(※ここでは,Planck定数を1とする自然単位を用いています)

 

 もしも,Ψn(a0^)nΨ0(n=0,1,2,..)と係数も含めて全く別の,

 H^の固有状態が存在すると仮定して,それをΨとし,それが

 H^Ψ=ω'Ψを満たすと仮定します。

 

 このとき,H^(a0^)mΨ=(ω'-mω0)(a0^)mΨですから,

 mが十分大きいなら,0≦(ω'-mω0)≦ω0 となるはずです。

 

 つまり,mω0 がω'以下で,(m+1)ω0 はω'以上であるような

 自然数:mが存在します。

 

このmに対する(a0^)mΨの固有値(ω'-mω0)が(ω0/2)より小なら,

Ψ0がH^の最低エネルギーの固有状態であるという仮定に反するし,

 

この固有値が0/2)とω0の間にあるなら(a0^)m+1Ψ=0 となる必要が

あるのでa0^(a0^)mΨ=0 です。

 

そこで,実際にH^を作用させるとH^(a0^)mΨ=(ω0/2)(a0^)mΨです。

  

よって0と(a0^)mΨは1次元調和振動子の状態を記述する唯一の物理量であるH^の同一の固有状態を示しているので,これらは複素係数を除いて一致します。

 

 以上から,(複素係数を除いて)Ψn=(a0^)nΨ0 (n=0,1,2,..)よりも

 他にエネルギ-H^の固有状態は存在し得ないことがわかりました。

 

Ψ0が縮退していないことからΨn(a0^)nΨ0 もまた非縮退

(non-degenerate)です。

 

そこで,<Ψn|H^{Ψm>=ωm<Ψnm>=<H^Ψnm

=ωn<Ψnm>ですから,(ωm―ωn)<Ψnm>=0 です。

  

それ]故,m≠nならωm≠ωnなので<Ψnm>=0 です。

 

 一方,<Ψn+1n+1>=<a0^Ψn|a0^Ψn

 =<Ψn{a0^a0^n=<Ψn{H^/ω0+1/2|Ψn

 ={(n+1/2)+1/2}<Ψnn>=(n+1)<Ψnn>です。

 n

(注3):H^=(ω0/2)(a0^0^+a0^a0^)

 =(ω0/2)(2a0^a0^+[a0^,a0^])

 =ω0(a0^a0^-1/2)です。

  

 故に,0^a0^=H^/ω0+1/2です。(注3終わり)※

 

 したがって,<Ψnn>=n<Ψn-1n-1

 =n(n-1)<Ψn-2n-2>=..=n! <Ψ00>ですから,

 

 結局,<Ψnm>=δnmn!<Ψ00>を得ます。

 δnmはKroneckerのデルタ記号です。

 

これから,以下では,<Ψ00>=1,Ψn=(1/n!)1/2(a0^)nΨ0

固有状態ベクトルを再規格化して定義し直して,

<Ψnm>=δnmなるようにします。

 

この定義では,もはやΨn+1=a0^Ψnではなく,

Ψn+1=(n+1)-1/20^Ψnであることに注意する必要があります。

 

 すると,n+1=<Ψn|H^/ω0+1/2|Ψn

 =<Ψn|a0^a0^n=∑m<Ψn|a0^|Ψm><Ψm|a0^n

 =<Ψn|a0^|Ψn+1><Ψn+1|a0^n>より

 

 n+1=|<Ψn+1|a0^n>|2です。

 

 先の<Ψ00>=1,Ψn=(1/n!)1/2(a0^)nΨ0の定義では,

 <Ψn+1|a0^m>=(n+1)1/2=<Ψn|a0^|Ψn+1>で行列要素

 は実数です。

 

 調和振動子の昇降演算子:a0^,a0^の行列要素としてゼロでないのは

 <Ψn+1|a0^n>,<Ψn|a0^|Ψn+1>以外にはありません。

 

 一般に,全ての行列要素は,<Ψm|a0^n>=(n+1)1/2δm,n+1,

  <Ψm|a0^|Ψn>=n1/2δm,n-1と書けます。

 

任意時刻tにおけるHeisenberg演算子の行列要素としては,例えば

 

<Ψn+1|a^(t)|Ψn>=exp(iω0t)<Ψn+1|a0^n

 =<exp(-iωn+1t)<Ψn+1|a0^n exp(-iω0t)>

 =<Ψn+1(t)a0^n(t)|>となります。

 

 自由度が1の論議は,自由度Nの方程式にそのまま拡張できます。

 

n個のHermite演算子:qi^(t)(i=12..,N)(Heisenberg表示)と,

そのn個の共役運動量演算子:pi^(t)(i=1,2..,N)による記述

ですが,それは次回にして,

 

 今日はここで終わります。

 

※(参考文献:J.D.Bjorken S.D.Drell 「Relativistic Quantum Fields」(McGrawHill)

 

PS:昨日(1/19?),別の区では雪が降ったらしい日に,どうも今度は視力がいい方の左眼から眼底出血したらしく,モヤがかかって虫が飛んだりしています。(白が少し赤いし。。。)

 

 右眼は,視力 0.5くらいで,去年の手術で,既に硝子体がレンズに変わっていて,めったに出血しないようですが,片目が出血すると両眼を開けてるとかえって見にくいですね。

 

 ここ十年以上もインシュリンは拒否してきましたが,歳も食って私自身のインシュリンに対する偏見?も薄れてきたので完全失明しないうちにインスリン注射を始めようかなあ。

 

 私,低血糖を起こしやすいので,数日以上入院して量を調整する必要あるでしょうが,帝京病院ではずっと拒否してたので順天病院にいくかな。。

  

PS2:しかし,ここのココログの最近のHTMLへの翻訳では,ワードで普通の大きさの上下の添字を単にコピーすると添字だけが必ず3/4に縮小されて見えにくいので1つ1つ直すしていますがめも悪いので閉口してます。

  

 文字全部の大きさなら簡単ですが添字だけなのでね。。

  

 元々オンラインで編集修正してブログHPに反映させると,文字化け起きるのは日常茶飯事ですが「。。

  

 数式じゃなく文章なら正常なので,今更ながら,ブログで数式を書くというのが無理なんでしょうね。

  

(このPSも行間隔開けて書いても反映すると詰まるとか色々。。)

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