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2006年3月24日 (金)

サルにもわかる相対性理論②

                  はじめに

  みなさんは,この地球上でおこるさまざまな自然の現象,たとえば物が落下すること,お湯が沸くこと,電灯がともることなどが,自分のいる地球とはずっと離れた宇宙の果てに近いところでも同じように起こるのかどうか?という疑問を持ったことはありませんか?

  もちろん,宇宙の果てにも同じような太陽や地球があると仮定してのお話なんですがね。。。

 わたしたちが道にたたずんでいるときなどに,電車とか車などが走っているのが見えますね。

 でもちょっと考えてみると地球は1周の長さが4万kmもあり,それが1日24時間で自転しています。

 それは時速にすると約1700kmです。秒速だと約500mですね。

 そんなすごいスピードで地面が動いているということを,おそらくあなたは,ふだん感じないですごしているかもしれません。

 しかも,その自転している地球は1年間で9億3000万kmの距離を公転しています。時速は約11万km,秒速約30kmです。

 さらにわれわれの太陽系は銀河系の端の方にあって銀河系もすごいスピードで自転しているといわれています。

 それなら,今,わたしたちが見ている電車や車は,本当のところ,どんなスピードで走っているのか,それとも静止しているのか,不思議に思いませんか?

 こう考えると,宇宙の果てにある同じような太陽や地球はわれわれの太陽や地球とは全くちがうスピードで,全然、ちがう軌道で運動していることはまちがいないと思えます。

 でもその上でも,電車や車やわたしたちがいるとするなら,同じように走っていたり止まっていると感じられるはずです。

 高速で飛んでいるジェット旅客機の中や,高速走行の新幹線の列車の中でも,それらが一定スピードでいるときには,その中で物を落としても真下に落ちることをわたしたちは経験から知っています。

 だから想像をたくましくすると,宇宙の果てでもさまざまな自然現象は,全くこの地球上と同じように起こっていると思えるのではないでしょうか。。。

  物理学,その中でも特に相対性理論はそのあたりの不思議なことをあきらかにしてくれます。

 むしろ,相対性理論のもとになる相対性原理というのは,「どこにいようと自然現象はまったく同じように起きる。」ということを述べたものであるといえます。

 また,結論からいうと「どんなことをしても,物が走っているのか止まっているのかを決定することができない。」ということを述べたものが相対性理論です。

 では,これから,こうした不思議なことをあきらかにしてくれる物理というものを体験してみることにしましょう。

http://fphys.nifty.com/(ニフティ「物理フォーラム」サブマネージャー)                                                 TOSHI

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コメント

>また,結論からいうと「どんなことをしても,物が走っているのか止まっているのかを決定することができない。」ということを述べたものが相対性理論です。
http://aurasoul.mb2.jp/_tetsugaku/650.html-131
にて
>それと、宇宙の背景輻射の分布を精密に測定した結果に基づいて、宇宙に於ける「絶対慣性系」というものを定義する事は出来るでしょうね。
と書いているのですが、観念的な宇宙であればわかりませんが、現実の物質的な宇宙には絶対慣性系は存在しており、それは観測によって測定可能であり、一般相対性理論は現実の宇宙の膨張を考慮すればそれを理論的に説明可能だと思っているのですがいかがでしょうか?

投稿: 凡人 | 2011年11月23日 (水) 10時47分

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