経済制裁
国際犯罪を起こした国に対して,国家が経済制裁を発動することに,全く反対というわけではないが,その国というのは非常に貧しい国であり,一般庶民は困窮しているし,飢餓に苦しんでいる。
経済制裁すれば支配者も困るだろうが,大多数の庶民は,より困るだろう,長い目でみればその結果として望ましい"体制崩壊"が起こるかもしれないが,とりあえずのこととして,私としては見るに忍びない。
(新約聖書にも,「犬(=異邦人)であっても主人のこぼしたパンくずを食べることはできる。」という異邦人の信仰の厚さの話が確かあったと思う。。。
(ユダヤ人以外の異民族を犬と呼ぶのはひどいけれど,文脈はユダヤの民ではなくても主あるいは救世主の恩恵のおこぼれには預かれるはず,という意味だったと記憶しています。)
現状ではわが国からの支援は金正日を含むわずかな人間が独占しているとしても,私は彼らのこぼす「パンくず」の行方の方が心配です。
私は短期間の痛みを我慢して,長期展望をする,などということには結構裏切られているし,むしろ,現実的な短い目しか持っていない。
民族主義者ではないから,かの国の人々より日本の人々が特に大事という感覚もない。もちろん近親者のほうに親密感を感じるというのは普通ですから,そうした感覚が皆無ではないが,できれば経済制裁以外の方法を取りたいと感じる。
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TOSHI
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