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2006年5月 9日 (火)

ユダはインテリより上だった。

 以前,「『インテり=裏切り者』のルーツ」という題目で,"インテリ=ユダ(イスカリオテ)"がイエスを裏切ったのがそのルーツで,彼はイエスの死を見届けることなく首をつって死に,その死体の下に落ちていたイエスの血で購われ呪われた30枚の銀貨は誰も拾わなかった云々,ということを書きました。

(4/26の記事 「インテリ=裏切り者」のルーツ 参照) 

 しかし,最近になって,どうやらイスカリオテのユダがそういうことをしたという事実はなく,実は間違いだったのかもしれないようだという話が出ています。

 まあ,クリスチャンでなければどうでもいいことかもしれませんが。。。。

 というのも,昨日,友人が「ユダの福音書」という本を読んでいて,彼によるとそれには,"イスカリオテのユダは,自分が裏切り者であるという物語を作って自分が悪者を演じることが「イエス=キリスト」のため(布教のため?)になると考えた。",というようなことが書かれているらしいのです。

 そもそも,福音書というのはイエスが十字架にかかったあとに書かれた,あるいは編纂された,ものですから,福音書があるということは,ユダは首吊り自殺などせずに生きていたことになります。

 それに,別にユダが裏切らなくてもイエスが十字架にかかることは既に預言により予定になっていたのですから,もし福音書が本物で本当のことを書いているなら,そういうことがあってもおかしくはないな,と思いました。

 友人が読み終わったらこの「ユダの福音書」を借りて読むつもりですが,小説の「ダヴィンチ・コード」にしても,実はイエスには子供がいてその子孫が今もいる,という話です。

 キリスト教(当時はカトリックしかなかった)には,実は多くの福音書があったけれど,マタイ,マルコ,ヨハネ,ルカなど都合のいいものだけを聖書として残し,「イエスとマグダラのマリアの間に子供がいた。」などというようなことを書いているものなどは,キリストの神性(イエス=キリスト)が失われるというので捨てた,というのがダン・ブラウンの小説の内容です。

 これが,その通りの真実であるなら,ユダに関する作り話をしたこともまた有り得るかなと思いました。

 そうだとすると,イスカリオテのユダが12使徒の中で一番頭がよかったというのは事実だったということなので,「彼はインテリよりも上だった。インテリよりももっと賢かった。」というのが真実だということになりますね。

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                                                  TOSHI

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