民主主義(稚拙な疑問)
民主主義というのは,結局,最終的には多数決原理です。
ということはある事柄についてAを選ぶと有利な人々とBを選ぶと有利な人々がいて,AとBが相反するものである場合,どちらの人間が多いかによって,正当,不当に関係なく結論は下されます。
それに到る経緯で,少数意見の尊重などがあっても結論は変わりません。
例えば,ある小学校の40人のクラスで25人が男子,15人が女子だったのですが「便所掃除は女子がやるべきだ」という動議が提出され,男子のほうが多かったので,これは多数決により可決されました。。これって「民主主義」?
私はといえば,昔から結局は官僚,代議士や企業などの利権の行方で決まる「衆愚政治」よりは,一代限りかもしれないけど「絶対専制哲人政治」のほうがましだという考えがありますね。
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コメント
あっ、すみません。反語的な文章だったのですね。
長期的な視点に立っての政策を行ないにくいというのは民主主義の欠点であるとは思っています。
投稿: 耕士 | 2006年5月 7日 (日) 14時04分
最終的には「多数決」であるということを書きたかったのです。日本人にとっては「内政干渉」になるかもしれないけど、他国の援助をしようというときなど、3/4だろうと2/3だろうと同じですね。「目先」の利益という意味だけなら損するだけですからね。
もちろん、それが民主主義なの?というふうに問いかけたわけで、反語のつもりですけどね。。。。
投稿: TOSHI | 2006年5月 6日 (土) 23時58分
民主主義は多数決原理ではなく、みんなで話し合って物事を決めましょうということだと思っています。
ただし、現実には決めないといけない期限があるのが通常でしょうから、話し合いで決まらないときには多数決をとるとかということになります。
ただし、決め方としては過半数の賛成による多数決だけではなく、4分の3以上の賛成が必要とかいろいろあります。
それと、「絶対専制哲人政治」の方が短期的には民主主義よりも良いのですが、そんなに立派な人がそうそういるわけでもないので、すぐに破綻してしまいます。なので、まだ「衆愚政治」の方がましだと思っています。
投稿: 耕士 | 2006年5月 6日 (土) 22時56分