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2006年11月22日 (水)

思い出し泣き(その2)

 昨日は,夜酒を飲んで話をしていたときに,つい泣声になってしまいました。

 ニュースによると,去る10月2日に米ペンシルベニア州で機械文明を拒否して生活し,敬虔で絶対平和主義のキリスト教プロテスタントの一派であるアーミッシュ(Amish)の小学校で,女児5人が近くに住む32歳の男に射殺された事件があったということです。

 → http://matinoakari.net/news/item_59687.html

 この事件では,13歳の少女が年下の子らを救おうと「私を最初に撃って」と犯人に訴えて殺されたということを他の客に話して伝えていたときに,またしても思わず思い出し泣きをしてしまいました。

 宗教が,あるいは神御自身が,この女の子を勇敢にさせて自らの命を捧げるという行動に走らせたのでしょうか?

 「自分を犠牲にしても他人を助けなさい。」と聖書にはあるらしいですが,それを本当に実行できるという行動力には感涙を禁じ得ません。

※後記:犯行後に自殺した加害者の家族をいたわり,加害者の葬儀へも被害者家族を含むアーミッシュが参列しました。アーミッシュというのは本当に「汝の隣人を愛せ。汝の敵を愛せ。。」を実行しているらしい。。。

 親鸞の「善人なおもて往生をとぐ。いわんや悪人をや。」 あるいは,「罪を憎んで人を憎まず。」

 いずれにしても,頭で考えたことがあるにしても,それを実際に実行できるものではありません。

http://fphys.nifty.com/(ニフティ「物理フォーラム」サブマネージャー)                                  TOSHI

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