新しいタイプの中間子(谷川先生の思い出)
どうも世事に疎いのですが,1976年の私の修士論文「Quark Molecule」 の中でそれとなく予測していたエキゾチックな素粒子(exotic particles)の1種
"4体クォーク=(クォーク2個+反クォーク2個)"のカラーSU(3)の反対称1重項(シングレット:siglet)の共鳴状態 ,または束縛状態から成る新しい型の中間子)がこの10月にKEK(つくば市の高エネルギー加速器研究機構)で見つかったらしいですね。。
(↑ 「KEKプレス(Bell実験で新種の中間子を発見)」)
例えば,フレイバーとしてアップクォーク=uの1種だけから構成される4体クォーク中間子なら,u~をuの反粒子の表記として, uuu~u~ なる電気的に中性な素粒子が考えられますね。
何か質量がヘリウム(4He2)くらいもある重い粒子だそうな。。
私の学生時代の30年以上も前の加速器じゃ無理ですね。
それにしてもボソン(Boson)という理由だけで,こんな重い粒子も中間子と呼んでいいのでしょうか?
アンダーソンの陽電子,湯川の頃のパイ中間子の発見や坂田,谷川の2中間子論の頃のミュー中間子(今では中間子でなく,レプトン=軽粒子に分類されている)などのように,新粒子の発見がとても珍しかった時代には,その新粒子が存在することの予言そのものが理論的にも大きな話題でした。
しかし,近頃のように新粒子発見が日常茶飯事になった時代だと,この程度では,"ああそうか",というような程度のものかも知れません。
ちなみに私が院生時代に属していた研究室が,この(故)谷川(安孝)先生の定年真近の時代の研究室でした。
私と,もう1人しかいない同級生とで,谷川先生の還暦祝いの幹事をやった記憶があります。場所は確か三宮のオリエンタルホテルです。
(イヤ,私は幹事というより単に受付だけだったかな?記憶が曖昧です。。)
とにかくなつかしいですね。。。
先生が中村(誠太郎)先生や内山(龍雄)先生とお友達だったおかげでしょうか,このお二人の講義も何度か聞けましたね。。
この関連で,なつかしく思い出される将棋の名誉段と実力の話とか,ユリゲラーのスプーン曲げを実験した話とか,当時の谷川研究室のエピソードも数々ありますが,これは私とその時代の人の頭の中に残しておくことにします。
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