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2008年6月18日 (水)

ついに羽生が永世名人に!!

 6月16,17日の名人戦の第6局で挑戦者・羽生(善治)が森内(俊之)名人を下し通算で名人5期となって規定により棋士引退後の19世名人に就位できることが確定したらしいです。(羽生義治 永世名人誕生(You -Tube 動画))

 プロの将棋というと,私は出身が倉敷で関西に近いということもあって,元々神戸出身の谷川(浩司)九段(17世名人)が中学生で"プロ=4段"になった頃からの彼のファンなのですが,歳のせいか彼の切れ味が鈍ってきたように見える頃から急速にプロ棋戦への興味が薄れてきています。

 谷川と羽生は世代が違い谷川がカミソリを思わせる特攻隊のような攻め将棋でとにかく危険をおかしても「光速の寄せ」と呼ばれる最速の寄せ勝ちをめざすのに対して,羽生も場合によっては「光速の寄せ」を見せるのですが,むしろ鈍刀といった感じで,若い頃からどんな局面でも冷静で老巧な対応ができるマルチ棋士という感じを受けていました。

 私が谷川を好きなのは彼の「光速の寄せ」という棋風に惚れたところもありましたから,ごく時偶に彼が振飛車や穴熊などを指すとイメージが狂う思いもありました。

 まあ,これが過去の私的には似た棋風と思う升田(幸三)や内藤(国雄),芹沢(博文),あるいは先崎(学),村山(聖)など勝負よりも美学を尊んでよく言えば潔い棋士とは違い永世名人にまで登りつめた所以であるかもしれません。

 その前の世代,大山(15世名人)は私の知らない時代の升田などと争っていた若い頃には攻めが中心でむしろ矢倉など居飛車をも指したらしいのですが,晩年は振飛車一辺倒で当時は振飛車というのは守りに偏した戦法と考えられ実際大山の守りは特別だったみたいです。

 その大山の牙城をくずしたのが特殊なバランス感覚を持った中原(誠)(16世名人)でした。中原氏の同世代の神童と呼ばれたクリスチャンなのに行動がらしからぬ加藤(一二三)氏はかわいげを感じて憎めませんが,同じように同世代の米長(邦雄)氏は棋風も含めてどうも好きになれませんね。

 まあ,いずれにしても勝負を争う将棋とか囲碁などでは攻めるべきか守るべきかの岐路における決断が勝負を決めると思われて,その際にかまわず攻めるか守ってまたの機会にするかの判断が重要な鍵になります。

 囲碁では劫,あるいは劫材の見極めが重要ですね。

 まあ,囲碁が19×19なのに対して,将棋は9×9なので遠方の火の粉が中央に飛ぶ危険性が高く,よそで優勢でも王様が死ねば終わりなので勝負も早く,あまり気長に楽しむことができないのでおそらくは囲碁とはタイプ的に似て非なるもので,単純に比較すること自体が間違いでしょう。

 実際,升田や真部など囲碁も強いらしい棋士もいましたが,プロまではいかず,違う才能だったようです。

 攻め中心,守り中心といってもそもそもごく微妙な比較の問題でプロの世界では,ある局面での最善手は一目で浮かぶのが普通らしく,アマのレベルで考えられるようなものではないと思います。

 日本全国1億人以上の中でプロは100人前後しかいない世界です。

 昔,米長七段(当時)と山田(道義)九段の棋譜を見て一見,攻めているほうが有利でその王は固く守られていてどうしようもないと思われた局面で1手のゆるみから,たちまち攻守逆転してまたたくまに終わってしまうという棋譜を見たことがあります。

 ,プロにとって,攻めが強い,守りが強いというのはプロの常識でも考えられないような常識はずれの「コペルニクス的転回」の攻め,あるいは守りの手を連続で思いつくような才能を持っているという意味です。

 永世名人はそうした特別な才能を持った天才だけがなれると思います。

 もちろん,この種のパターン認識に優れた天才があらゆる分野においても天才であるというわけではないでしょうが,以前の記事でも書いたように十分な専門バカと言えるという意味で尊敬に値します。

 谷川,羽生に比べて森内(18世名人)に何となく違和感を感じるのは,他の永世名人が名人位のタイトルだけでなく竜王,王将など他のタイトル戦でも活躍しているのに対して,森内氏は羽生氏に比較して名人位というタイトル戦以外ではあまり目立っていないという印象があるからでしょうか,

 また同世代で相次いで同時に永世名人が誕生したのも将棋界の過去にはないことです。

 私はといえば,昔は通勤時に新聞で棋譜を読むことや暇なときに気分転換で詰将棋を考えるというのは,1つの楽しみであり,プロの棋戦を棋譜などで楽しむことも自分の棋力を向上させるのに役立っていたという時代もありました。

 今はワザワザ他人の対局の棋譜も読みません。プロの対局に昔ほどの興味を失なってからも,ネットやごく偶に道場で将棋を指します。

 昔,戯曲にもなった阪田(三吉)氏が大戦後に棋界に復帰したときには,もはや勝負にこだわらず仙人のように将棋を楽しんでいたらしいといってもゲームとしての将棋は勝負を争うものであり,負けることを望んで対局するという境地ではなかったと思います。

 ところが,私は気分によっては"負けたい"という意図で将棋を指したりするので,もはや精神状態が普通ではないのでしょう。

 もはや,私の勝ち負けは強い弱いとか,うまいヘタとは関係なく,そのときの精神や,肉体の状態のバロネーターと化しているようです。そういえば心臓で入院する直前にはレーティングの点数が極端に下がりましたね。

 負けたいのならさっさと投了すればいいのでしょうが,それは将棋を指して負けたいという意味がないし,また相手に失礼だと思うし,別に負けようと思わなくても私はそんなに強くはないのでほぼノータイムで無意識に手なりで指せば,ときどき間違えて勝つ(偶然でも相手が即詰みになったら本能なのか詰めてしまうので)のを除いて,普通に負けるわけですから問題なしです。

 まあ,いずれにしても少し情熱が失せてきていますから,今年は8月の9.10日に愛知県の知多市で行なわれる予定の将棋のオフ会「夏合宿」に2年ぶりに参加して,この分野でも少しよみがえりたいと考えています。

 これはそもそもインターネットもなかっただろう時代の1990年に私が全国の棋友と将棋したいという理由からパソコン通信に参加するきっかけとなったニフテイの「将棋フォーラム(FSHOGI)」を受け継ぐ「将棋・チェスネット」http://www.shogi-chess.net/bbs/protect.plで毎年行なわれている行事です。

 現在は,審査もなく会費も無料で会員にはすぐなれますが,会員であるなしに関係なく,事前に申し込めば誰でも参加できるもので,旅費の実費を除けば安価(交通費を除いて15000円程度)で1泊2日ですが,温泉に入れて,プロのタイトル戦と同じく旅先での対局を楽しむことができるし,男子プロ,女子プロの指導も受けられるのでおいしいと思います。

 ニフティ時代の初代シスオペであった「柿木将棋」の柿木さんやプロの竜王戦にも現われた新戦法「西田スペシャル」の考案者のだにい(西田)さんなどアマでも名を知られた方が来られることもあります。過去には女流でかつてはアマ名人だったタバサさん(是安さんかな?)も来られました。

 女流プロは過去には,蛸島元女流名人,山田久美さん,寺下紀子さん,なども来られました。

 ここ最近は坂東香菜子さん(通称バンカナ)がいらしているようです。

 男子プロは現在は普及にも力を入れておられる北島(忠雄)6段が来られるのでしょうかね。

 ニフティ時代の昔には,私もフォーラム・スタッフの1員だったこともあり,この場を借りてこのオフ会「夏合宿」の宣伝しておきます。

 私は,仕事で使う大型コンピュータしか知らなかった40歳(1990年)のときにパソコンを購入して,それからすぐにパソコン通信を始め,ニフティ・サーブで「将棋フォーラム」から「科学フォーラム(FSCI)」」を知り,そこから派生した「物理フォーラム(Fphys)」に参加して現在に至ります。

 旧ニフティを引き継ぐ@niftyではフォーラムという制度は廃止され,こうした方針の異なる@niftyとは廃止前から袂をわかっていた将棋フォーラムの一部会員は「将棋・チェスネット」http://www.shogi-chess.net/bbs/protect.plを作ってこれを引き継ぎました。

 一方,「科学フォーラム(FSCI)」」「物理フォーラム(Fphys)」はfolomy  http://folomy.jp/heart/ においてこれを引き継いで現在に至っていますが,もはや過去のパソコン通信しかなかった時代の隆盛はないようです。

 本題の羽生名人とかけはなれ,かなり脱線してしまいましたが,むしろブログらしく久しぶりに趣味の1つである自分の将棋との関わりを述べる動機になりました。

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