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2008年11月27日 (木)

「手紙」(東野圭吾)慟哭した。

 いやあ,まいった。。感性は鈍感になり少しのことでは喜怒哀楽が起きない老いて乾いている心なのに何故か涙が止まらなかった。

 映画を見た後に流す涙とも異質なものだった。

 これは推理小説でも犯罪小説でもない。。人間社会とはそういうものだと思い知らされる物語だった。。。現実に近いのであろう。。。

 テレビドラマなどでは,殺人犯などが捕まっても,服役して出てくればまた第二の人生があるから頑張れよというメッセージが流れることが多い,

 非情報社会の時代劇などの時代背景ならそうかもしれない。。。。

 しかし,この小説は殺人者の弟=近親者でさえ,そうなのだから,当人が何もなかったごとく平穏な生活を送れるはずもないというのが本当のところだということを思い知らせるような内容だった。

 本当に時間が解決するのだろうか?

 昔はいくら社会差別に反対と唱えている人でも,例えば愛娘が差別されている当事者と結婚するかもしれない状況になると反対するようじゃ,社会差別に反対というのは実はポーズだけの汚い野郎だ。。

 とか単純に考えていた時期もありました。

 しかし,実は当人には差別意識がなくても,世間にそれがあって直ちには解消できない状況なら,ミスミス自分の娘が不幸にさらされることがわかっていて嫁がせる親もないだろうと言う気持ちもわかるようになりました。

 最初,「宿命」,「白夜」を読んだ後なので,シリーズとして「秘密」というのがあるらしいと知って近くの本屋で探していたがなかったので,まあいいやと「手紙」を買ったのですが,最近になく読み始めると一気に最後までいってしまいました。

 いや,本当にフィクションなのだろうか?

 もちろん取材などもやるのでしょうが,この「手紙」は実際に経験したものでなければ書けないのじゃないかとさえ思いました。

 いいものを読ませてもらいました。ありがとうございました。。書評なんておこがましいですね。。

PS;かつて「靖国参拝」関連の記事で,我々戦争に参加してないものが60年以上前に祖父母や親の世代の行なったことの尻拭いをするのは仕方ないということの根拠として,

 肉親が凶悪な殺人などを起こしたときには理不尽だとは承知していてそれを肯定するわけじゃないけれど,その犯罪には無垢な近親者も普通の暮らしをできるはずがない云々のことを無感動に軽い気持ちで書きました。

 まあ,侵略戦争などの国家犯罪と,個人の犯罪との差異は歴然としていますがね。。。(いわゆるみんなでやるなら恐くはない。。。)

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015 小説・詩・評論」カテゴリの記事

コメント

どうもアマサイさん,コメントありがとうございます。TOSHIです。

>そうですか、私は読み終わったときに、話が完了したのに(当たり前ですが)ほっとしたのと、釈然としない思いとが半々でした。

 いや,私は学生のとき階級差別ではなく身分差別(在日含む部落etc)反対運動に真剣に参加していたので過剰反応です。

 もちろんイデオロギーなしでこれを述べることは不可能な問題なのですが小説は無色透明に近いもので現状がこうだということ以上のことを述べておらず読者はどう思うかを提議しているだけで特に東野氏の特別なイデオロギー的強いメッセージがこめられているとは思いません。

 私自身は保守的ではないのでこれでいいなどと考えるはずはないですからもちろん釈然としませんが犯罪加害者とその係累の側の主張を声高に述べても恐らく逆に社会的に自身が抹殺されるというのが現状であり,ドラマや小説などで一時的に感動することはあっても対岸の火事ではない犯罪について犯罪者の家族を許すほど人類の悟性は甘く優しいものではないので,とても悲しいことですが将来も突然変異がない限りそうでしょう。。

 私自身は神を目指すほど思い上がっている奴なので,実は「人類ではない=人でなし」なので,自身が死ぬまで,私自身の信じるところにしたがっていろいろとむなしく孤軍奮闘する予定ではありますが。。。

 (孤軍奮闘であったのに自国で革命が成功したため他国に行って死んだゲバラのような革命家のように,私はそれほど偉い奴じゃないけど価値観が逆転したりして多数派になると自己の存在意義が怪しくなるというタイプで孤軍奮闘に自己陶酔するというたぐいの変態なので。。。)

>主人公直貴の勤める会社の社長の言い分、なんだか論理学の授業を聞いているようでした。

 私ならこの社長の言い分などを認めるはずもありません。しかし普通に自分の身と自分の家族や社員たちを守りながら社会生活しなければならないという立場の失うものがある人の言い分ならその通りということです。彼の常識人としての限界を超えられない人間性としてはこの程度というものを示しています。

 現状を打破するには少なくとも自身の安泰を犠牲にする覚悟がなければできませんから失うものは少ないほどいいのです。

 直貴の立場から見ると自分は差別してないと言う程度の人間は信用できないはずです。

 うつ病などの精神疾患などの人,あるいはイジメを受けている友達などが近くにいる場合と同じく,現実に自分や自分のまわりにも,いわれのないはずの理不尽な実害を受けた巻き添えを受けたと感じるような事態になると,掌を返すのが人のサガだからです。

 もしも自分は差別してないと主張したいのであればむしろ進んで自分も巻き添えを受けようと「左のホホ」も差し出すようでないなら差別を受けたりしている当事者に支援者とさえ認めてもらえず,実はお前も本音を隠して優越感を持つ差別者だろうと思われるのがオチです。

 でもそう思われても仕方ない自分を意識するくらいじゃないと支援さえもできません。もちろん悲しいけれど決して支援者から同志に格上げされることは死ぬまでないでしょう。

 ただ,私はおそらく自爆テロでもやりかねない側の直貴の兄貴に近い側の人間で恐らく失うものは何もない無責任野郎です。金持ちのバカ息子だが唯一の友人だろうバンドリーダーに近いでしょうか。。。

                TOSHI

投稿: TOSHI | 2008年11月27日 (木) 20時30分

そうですか、私は読み終わったときに、話が完了したのに(当たり前ですが)ほっとしたのと、釈然としない思いとが半々でした。
犯罪者の家族が、あたかも犯罪者と同等のように扱われることに、憤りを感じることはあっても、納得しなければない理由は何もないはずです。しかし、東野氏は、現実に自分がそうなったら、どう生きていくべきかというのをリアルに書いたのだと思います。世間のばかやろー、兄貴なんか居なくなってしまえ、と叫んでも何も変わりませんものね。
主人公直貴の勤める会社の社長の言い分、なんだか論理学の授業を聞いているようでした。ただ、本書が身につまされる立場には生涯なりたくないものです。ほとんど不可能ですが、直貴のような立場の人の感想を聞いてみたいものです。
映画はテレビで少し見たのですが、劇場に行けば、それこそ慟哭していたかもしれません。

投稿: アマサイ | 2008年11月27日 (木) 13時01分

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