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2009年7月

2009年7月27日 (月)

毎年恒例の巣鴨盆踊り

 昨年の同じ時期にも書きました( http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/post_893d.html 2008年7/27の記事「恒例の巣鴨盆踊り」)が,今年も巣鴨駅南口ロータリーで巣鴨盆踊りが7/24(金),25(土),26(日)の夜18時半頃から夜21時半頃にかけて開催されました。

 今年も,懐には余裕なかったけれど,心に余裕があったのでカメラを持って毎日出かけてみました。

 今週の土曜日(8月1日)には,雨が降らなければ,都営三田線西台から歩いて15分くらいの場所で,恐らく無料で夜19時から21時頃まで見られる「いたばし花火大会」http://itabashihanabi.jp/ があります。

 たった一人では見に行く気にならないけど,誰か連れになってくれる人がいるなら,久しぶりに行きたいなという風流な気分もありますね。。。

  

PS:新聞を取るのでも同じのをずっと取ってると何のサービスもないけど,3ヶ月か半年おきに交代で別のを取ると,その都度両方がサービスしてくれます。

 別にどちらの新聞がいいとかという評価はありません。

 選挙があるたびに,巷では"バラマキ"とも呼ばれているらしいサービス合戦があるのなら,選挙費用がかかって結局民にふりかかってきたりしないよう制度を変えて,しょっちゅう選挙があって,当選するのもカワリバンコの方がいいんじゃない?

 もっとも,両者に本心からハッキリとした優劣があって,一方が選挙とかに関係なくサービスしてくれるというなら,ときどき交代する必要もないし,ムダな選挙費用もいらないんだけどね。。。

("サービス=奉仕(service)"です。そもそも"公務員(officer)=役人(servant)"というのは名誉職ではなく主権者に奉仕するのが仕事のはず。。それとも,名誉職と主張するのならボランティア(volunteer)でいいはずですから報酬も利権もゼロでいいはず。。。

(他に糧を得る手段がないなら,生きていくための生活費と経費は取ってもいいんだよ。。)

 税金は起源はそうかもしれないが,別に年貢や小作料ではないんだよ。

PS2:馬鹿どもが!! 

 マニフェストなんて大まかな骨子だけでいいんだよ。

 たった40日足らずで日程だの財源だの細かいことを決めてもムダだろ。。

 年金だけでも,これまで当事者が不正をしたり十年以上もほったらかしにしてきた制度を,見直して総改革するとしても数年かかるだろうし,またかける必要があるだろう。

 必ずしも専門知識があるわけでもない政党の議員や議員候補がたった40日足らずで議論するよりも,選挙後に担当になった当事者が他党員であろうと関係なく専門的に分析できるスタッフを集めて効率的かつ適正に論じるのがベターな話だろう。

 選挙の争点だからと,守れるとは限らないイイカゲンな財源や日程でお茶を濁すなよ。細かい日程まで決めても予定が変わったり修正されたりするのはむしろ当然ではじめの見込みが間違うことは当たり前です。

 自分の方針の基になる思想,心情の中心となるもの(誰の利益を中心と考えるのか,誰に奉仕するのか?)さえマニフェストとして決まっていれば後はそれに忠実に進めると自ずと日程や財源も浮かんでくるだろう。。

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2009年7月24日 (金)

水の波(8)(有限振幅の波:非線形波3)

 水の波の続きです。

 このシリーズは今日で終わりますが,非線形波やソリトンについての話はまた別の題名でアップする予定です。

 前回の最後では,K-dV方程式:∂u/∂t+u(∂u/∂x)+μ(∂3u/∂x3)=0 の定常波の解をu(x,t)=u(ζ),ζ≡x-σtとして3階常微分方程式:-σ(du/dζ)+u(du/dζ)+μ(d3u/dζ3)=0 を求め,これの積分を求めました。

すなわち,1回積分すると,μ(d2u/dζ2)=-u2/2+σu+2A (Aは積分定数)となり,さらに両辺にdu/dζを掛けて,積分すると(μ/2)(du/dζ)2=-u3/6+σu2/2+Au+B(A,Bは積分定数)となります。

両辺を6倍して右辺をf(u)とすると,3μ(du/dζ)2=-u3+3σu2+6Au+6B≡f(u)です。この方程式が物理的に意味があるuの実数解を持つのは,明らかにf(u)≧0 の範囲でのみです。

実係数の3次方程式f(u)=0 は1実根,または3実根を持ちますが,この方程式が1実根のみを持つ場合には,f(u)≧0 を値域とする解uが有界でないため,これは"有限範囲での振動=波"を表わす解ではないので,ここでの考察では対象外とします。

(u)=0 が3実根を持つとして,それらを1,u2,u3 (u1≦u2≦u3)と書くと,f(u)=(u-u1)(u-u2)(u3-u)です。

 

f(u)=-u3+3σu2+6Au+6Bより,σ=(u1+u2+u3)/3,A=-(u12+u23+u31)/6,B=u123 /6です。

2≦u≦u3でf(u)≧0ですから,3μ(du/dζ)2=f(u)はuのこの区間を往復する非線形振動を表わすと思われます。

 そこで,3μ(du/dζ)2=f(u)=(u-u1)(u-u2)(u3-u)の解でu=u3でζ=0 となるものを求めます。

 

 つまり,方程式dζ/(3μ)1/2=du/{(u-u1)(u-u2)(u3-u)}1/2を解きます。

 まず,k2≡(u3-u2)/(u3-u1)とします。さらに,t={(u3-u)/(u3-u2)}1/2とおくとdt=(-1/2)(u3-u2)-1/2(u3-u)-1/2duです。

1-t21-(u3-u)/(u3-u2)=(u-u2)/(u3-u2),1-k221-k2(u3-u)/(u3-u2)=1-(u3-u)/(u3-u1)=(u-u1)/(u3-u1)です。

  

故に,dt/{(1-t2)(1-k22)}1/2(-1/2)(u3-u2)-1/2(u3-u)-1/2du(u3-u2)1/2(u3-u1)1/2/{(u-u1)(u-u2)}1/2=(-1/2)(u3-u1)1/2du/{(u-u1)(u-u2)(u3-u)}1/2です。

そこで,方程式dζ/(3μ)1/2=du/{(u-u1)(u-u2)(u3-u)}1/2は,-{(u3-u1)/(12μ)}1/2dζ=dt/{(1-t2)(1-k22)}1/2を意味します。

 

したがって,楕円積分F(x,k)を用いて{(u3-u1)/(12μ)}1/2ζ=F({(u3-u)/(u3-u2)}1/2,k)なる解の表式を得ます。

それ故,sn({(u3-u1)/(12μ)}1/2ζ,k)={(u3-u)/(u3-u2)}1/2です。そこで,cn2({(u3-u1)/(12μ)}1/2ζ,k)=1-sn2({(u3-u1)/(12μ)}1/2ζ,k)=(u-u2)/(u3-u2)です。

(注):snはヤコービ(Jacobi)の楕円関数:sn(u,k)=F-1(u,k)=x≡sinφです。またはu=F(x,k)です。

 

 F(x,k)は第1種の楕円積分で,F(x,k)≡∫0xdt/{(1-t2)(1-k22)}1/2=∫0φdθ/(1-k2sin2θ)1/2で定義されます。

特に,K(k)≡F(π/2,k)は第1種の完全楕円積分と呼ばれ,4K(k)は楕円関数:snの2つの周期のうちの1つです。

 

さらに,sn(u,k)=x=sinφに対応して関数:cnをcn(u,k)≡cosφ={1-sn2(u,k)}1/2で定義します。これもヤコービの楕円関数と呼ばれています。(注終わり)※

さて,振動区間をU≡u3-u2とおけば,上に得られた解はu(x,t)=u2+Ucn2({U/(12μk2)}1/2(x-σt),k)と書けます。ここで,σ=(u1+u2+u3)/3=u2+(u1+u3-2u2)/3=u2+(2-k-2)U/3です。

以上から, u(x,t)=u2+Ucn2({U/(12μk2)}1/2[x-{u2+(2-k-2)U/3}t],k)と書けます。ただし,U=u3-u2,k2=(u3-u2)/(u3-u1)です。

この解は,周期関数cnで表現される定常波形を持つ波列を表わしており,この意味でクノイド波(cnoidal wave)と呼ばれます。

 クノイド波:u(x,t)=u2+U・cn2({U/(12μk2)}1/2[x-{u2+(2-k-2)U/3}t],k)は,速度u2の一様流の上に振幅がUの周期波cn2が重なった形をしており,周期波は一様流に相対的に位相速度(2-k-2)U/3で進行するという様を表わしています。

 波形cn2(s,k)は,パラメータk(0≦k≦1)の値に応じて,cn2(s,0)=cos2sからcn2(s,1)=sech2sまで変化します。

cnの周期は4Kですから,これに応じて波長λを{U/(12μk2)}1/2λ≡4Kで定義すると,これはλ=8K(3μk2/U)1/2なる式で与えられます。

 以上では,前提なしで3実根u1,u2,u3 が全て異なる:u1<u2<u3と仮定しましたが,特にu2→u1の極限:u1=u2の重根の場合を想定すると,k2≡(u3-u2)/(u3-u1)よりk=1です。

そこで,cn(s,k)=cn(s,1)=sechsより,この定常進行波はu(x,t)=u1+Usech2[{U/(12μ)}1/2{x-(u1+U/3)t}],U=u3-u1となります。この場合,解は波列でなく,定常波形がsech2の孤立波を表わします。

この孤立波は振幅Uの平方根に反比例した拡がりを持ち,一様流u=u1に相対的に,位相速度U/3で進行します。

いま1つの極限u3→u2,つまりu2=u3の重根の場合はk=0,かつU=0 なので波はu=u3の一様流に帰着します。  

ただし,その重根の極限の近傍のk~0,U~0では,U/k2=u3-u1より,定常解はu(x,t)~u2+(u3-u2)cos2[{U/(12μk2)}1/2(x-u1t)]=u3+2u2sin[{(u3-u1)/(3μ)}1/2(x-u1t)]となって微小振幅の正弦波となります。

 こうして,"Korteweg-deVries方程式=K-dV方程式"で記述される有限振幅の長波のうちの定常進行波は,クノイド波,または孤立波になることがわかりました。

 しかし,一般に任意の初期条件から出発した非定常の波が,これらの定常解に漸近するとは限りません。

-dV方程式,および類似の非線形発展方程式の研究は近年急速な発展を遂げ,特にK-dV方程式については,かなり多くのことがわかっているようです。

ここでは孤立波に関する2,3の結果を紹介します。

初期条件が三角関数:u(x,0)=cosπxのK-dV方程式∂u/∂t+u(∂u/∂x)+μ(∂3u/∂x3)=0 の初期値問題はZabuskyとKruskal(1965)によって数値的に解かれました。

特にμ=0 なら,数値計算に頼らずとも,解はu=cos[π(x-ut)]となることがわかります。

(注)u(x,t)≡cos[π{x-σ(x,t)t}]とおけば,これはu(x,0)=cosπxを満たします。

そして,∂u/∂t=π{σ+(∂σ/∂t)t}sin[π{x-σ(x,t)t}],∂u/∂x=π{-1+(∂σ/∂x)t}sin[π{x-σ(x,t)t}]ですから,∂u/∂t+u(∂u/∂x)=0 はσ+(∂σ/∂t)t+{-1+(∂σ/∂x)t}cos[π{x-σ(x,t)t}]=0 となります。

これから,t=0 ではσ=cosπx=u(x,0)を得ます。すなわち,σ(x,0)=u(x,0)です。

そこで,σ=u=cos[π(x-σt)]とおいてみると,σ+(∂σ/∂t)t+{-1+(∂σ/∂x)t}cos[π{x-σ(x,t)t}]=σ+(∂σ/∂t)t+{-1+(∂σ/∂x)t}σ={∂σ/∂t+σ(∂σ/∂x)}t=0 となります。

よって,解の一意性から解はu=cos[π(x-ut)]です。(注終わり)※

μ=0 の解u=cos[π(x-ut)]では,∂u/∂x=π{-1+(∂u/∂x)t}sin[π(x-ut)]より,[1-πtsin[π(x-ut)]](∂u/∂x)=-πsin[π(x-ut)]となります。

この解は,t=tB1/πに点x=1/2の付近で突っ立ち:|∂u/∂x|=∞という現象を呈し,その点以後のxでは解は多価となって物理的意味を持たなくなります。

ZabuskyとKruskal(1965)の数値計算は,μ1/2=0.022 において実行され,その結果得られた数値解は,やはりt=tB付近で突っ立ちに近い状態を示します。

しかし,この場合はゼロでない分散項の効果により,波の重なりは起こらず,逆に連続的な波が,いくつかの孤立波に分散します。

t=3.6tBでは,波形はほぼ完全に分離した孤立波の連なりとなりますが,これらの孤立波は,先に得られた定常波u(x,t)=u1+Usech2[{U/(12μ)}1/2{x-(u1+U/3)t}],U=u3-u1と同じものであることが,その振幅,幅,進行速度の関係から確かめられます。

-dV方程式に従う有限振幅波がある場合に,いくつかの孤立波の集まりになってしまうとすれば,これらの孤立波の間には,どのような相互作用が働くでしょうか?

孤立波の位相速度は振幅に比例するので,ある時刻に大振幅の波を左に,小振幅の波を右にして,互いに十分遠く離しておいたとすれば,大振幅波が小振幅波に近づき,ついには追いつくと予想されます。

Zabusky(1967)は初期条件として,uj(x,0)=Ujsech2(x/Dj),Dj≡(12μ/Uj)1/2の形を持つ2つの孤立波uj(x,t)(j=1,2)を取り,それぞれの振幅をU1=180,U2=80として,初期に距離を12D1(D1=(12μ/U1)1/2=(μ/15)1/2)だけ隔てて置きました。

そして,小振幅の方の波が静止するように,さらにu1=-26+2/3の一様流を加えました。

数値計算の結果として得られた2つの波は,重なる以前は互いに独立に運動しますが,驚くべきことに衝突以後に再び分離して衝突前と同じ大きさと形と位相速度で運動を続けます。

 

衝突の影響は,僅かに両者の位相の変化となって残るだけです。

2つの波が初期と同じ間隔12D1だけ離れたときの振幅の変化は,僅かにΔU1/U1<0.07%,ΔU2/U2<0.5%なることが見出されました。

 このように,K-dV方程式の孤立波解が,あたかも独立の粒子であるかのように挙動するという結果から,この孤立波をソリトン(soliton)と名付けました。

 非線形波動の現象は,水の波に限らずプラズマ振動,さらに素粒子のモデルなどと関連して研究者の興味を集めており,非線形現象の解明と数学的理論の開発の両面にわたって,その発展が期待されます。

 水の波の話から自然にソリトンを紹介するという所期の目的が達せられたので,水の波の記事シリーズをこれで終わります。

参考文献:巽友正著「流体力学」(培風館)

 

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2009年7月21日 (火)

将棋オフに行ってきました。

 今年も,現在はもう無いパソコン通信ニフティ・サーブ時代の将棋フォーラム(FSHOGI)時代に企画されて以来15年以上毎年夏の盛りに実施されている「将棋チェスネット」http://www.shogi-chess.net/ 主催の関東お泊りオフ(別名:将棋夏合宿)に,例年通り参加してきました。

 今は,隔年で将棋,囲碁,麻雀の設備の整った湯河原の杉の宿で開催されています。

 今年はその年に該当するので,湯河原に行ったのですが,去年(2008年夏)は文十郎さんの幹事で彼の地元に近い知多半島の内海で開催され,ここ2年引越しや心臓病などもあって職を失ない休んでいたのですが久しぶりに参加して楽しんできました。http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_6026.html 

 かつては,将棋フォーラムはニフティのゲームフォーラム(FGAME)から独立したので,湯河原オフが始まった当初は囲碁フォーラムや麻雀フォーラムとの合同合宿もあって60人以上参加でワイワイやってた時代もありました。

 将棋フォーラムでも,将棋の対局がひと通り終ると,囲碁,麻雀,あとチェス,シャンチー,バックギャモンなどをやったり,私などは本格的に酒を飲みながら囲碁フォーラムに多かった女性たちを含めて,本館で夜中1時までは許されていたカラオケを歌いまくっていました。

 わざわざ,湯河原まで来て東京の飲み屋でやってるのと同じ遊びをする必要もないのに,つくづくバカですね。

 ところで,私は,元々有名人でもないのに自己顕示欲が強く,そのせいで過去には精神的病にもかかったほどですから,ブログの存在は渡りに船,水を得た魚という感じで格好の自己顕示の場を得たということで飛びついてしまいました。

 ブログは公開日記ですが,それを不特定多数が見る可能性があるといっても,所詮,私のような有象無象の書くものに興味を持たれるのはたかが知れていて,自己顕示の意味はないのですが,ある程度の自己満足は得られるので精神的マスターベーションの意味では悪くありません。

 というわけで,最近大病にかかる前にも羞恥心のような若さに特有の感性が失われていて,それなりに歳相応に,オシャベリ傾向だったのですが,なぜか,2007年4月に入院して心臓手術を受けて退院 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/post_0efb.html して以来,

 後遺症のように,シャベリだすと止まらない性格になってしまいました。本当に意識して自重しないと止まらず,酒を飲むと加速されて諸兄には迷惑をかけています。

 2007年7/31の記事「心臓バイパス手術の思い出」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_4e39.html には術後3ヶ月の回想も書いています。

 さて,夏合宿は7月19,20日の世間では3連休の旅行日和に湯河原で開催予定でした。

 今年も,たいと前名人の車に便乗して,私の巣鴨の自宅を朝8時過ぎに出発,途中,北島プロと柿木さんを拾って,高速に乗ったのが10時半前後で多少の渋滞もありましたが,1回パーキングで休憩後,湯河原の当地に予定より30分程度の遅れで12時40分頃着きました。

 今年は杉の宿の新館で対局,宿泊のようです。

 道々,色々話をしていて,このフォーラムでは私より古株のお2人柿木さんと主催者の浜崎医院 http://homepage3.nifty.com/hamasaki/ の浜崎先生のうち,隣の席にいいた柿木さんは見た目にも私より年下なのは明らかで,浜崎先生も少し年下であるらしいとの事でした。

 そして,私は前から元埼玉県名人のDECAさんが最年長だと思っていたのに,実は1つか2つ年下らしいと聞きました。

 いつのまにか,自分が最年長になっていたのにも気付かなかったようです。まあ,私は人並みに人生で苦労してないから,恐らく見た目は実際の歳よりも若く見えるのでしょうが。。

 自分のことばかりを書いてるようですが,これは私の日記ですから私の主観を書いてもいいでしょう。

 今年のメンバーは,レーティング順に北島プロ六段,藤田綾女流初段,坂東香菜子女流2級,たいと,DECA,島,ヒコ,TK,JIRO,浜崎卓,柿木,文十郎,Tei,関,TOSHI,夏の子の16名でした。

 このうち,初めてお会いしたのは,東海リーグで文十郎さんや,今回不参加のだにい(西田)さん,ふーたん(藤田)さんとお知り合いのTKさんと夏の子さん,その友人の島さん。。そして女流の坂東香菜子(バンカナ)さん,藤田綾さんです。

   (↓女流プロ(坂東さん)との対局風景です。) 

   

 正式な対局が始まる前に時計無しで,旧知のてい(Tei)ちゃんと平手を1局指したのですが,角交換振飛車というのを指されて,それとは別に飛車での銀取りを単に見落としたのが主要な敗因でしたが負けました。

 確か角交換振飛車というのは昨年もやられたと記憶していて,今回の賞品の中に鈴木大介八段著の解説本があったので,ああ,これもメジャーな戦法なんだ。。と思いました。

 正式な対局は午後1時頃から開始されました。

 結果の詳細は「将棋チェスネット」http://www.shogi-chess.net/  のオフの会議室(会員しか入れませんが,登録無料で,すぐにIDとパスワードが発行されます。会員になったこともスタッフ以外の会員にはわからず退会も自由ですから,実際上誰でも安全に閲覧可能です。)に柿木さんの報告があります。

 私自身は全7局対局して,1日目が3勝2敗,2日目が2敗の計3勝4敗で,プロも含むハンディ戦ですが,16名中8位タイでした。

 対局は全員のレーティング差次第で最大2枚落ちのハンデがあり,レーティングも旧ニフティ時代に登録して以来のアマ連のそれで,持ってないなら自己申告です。

 それに従って,柿木さんのソフトが自動的に対局相手と最大ハンデを決めて,元々一泊二日で全員リーグ戦は無理ですから,それまでの勝敗次第で次の相手が決まるというスタイルです。

 最終順位を決めるのもソルコフetc.で,自分が勝った相手の勝敗などを考慮して決めていたらしいのですが,今回は対局途中で到着した方もありプロは2面,3面指しの勝敗が全て考慮されるので単純に勝率で決めたので同率順位が多数出たようです。

 そして,久しぶりに私よりレーティング下で初対面の夏の子さんも恐らく棋力は私より上で,勝敗結果にはそれも反映されます。

 夏の子さんのお友達の島さんにも,私2枚落ち下手で勝たせて頂きましたが,お2人は何か将棋フリークとして有名な方らしく対局よりもプロの方との交流や,アマとの交流の方が主目的のようで勝敗にはこだわっておられないようでした。

 というわけで,プロとの指導対局も希望者次第ですから,本当に実力で強い上位の人を除けば,順位は本人の意思でかなり変動します。

 私のレ-ティングも,文十郎さんにそれ自体が過小申告の1つの作戦だと言われました。私のような正直者?にそれはないでしょう。

 私は,最近は対局時計(チェス・クロック)を使うのはせいぜい1年に1回で,初手から秒読みでもかまわないタイプですから,例によって押し忘れ連発で相手の考慮時間も込みの消費時間になってしまうことが多かったのですが,対局相手が優しくて余裕のある方ばかりでしたので,しょっちゅう押し忘れを指摘されました。

 最近,夢中になると,1つだけに集中して2つ以上のことには気が回らなくなるのです。ボケも近いのでしょうか。。

 おかげで,たいとさんとの2枚落ち下手では,時間切れ負けでした。時間切れの時点では,持ち時間20分の本当の消費時間は半分くらいでしたし形勢も互角くらいでしょうか?

 ただ,飛車,角2枚のハンデはやはり大きいもので,そのハンデは意識しなくても指運などで偶然,最後に攻めにも守りにも効いてくるようなものでした。

 以前には同じ手合いで私が負けた相手のDECAさんも,感想では平手感覚で優勢と過信しておられたとのことでした。今回は2枚落ち下手で1勝頂きました。

 まあ,私も昔より鉄面皮で定跡を少しはずされても,私自身下手必勝と言われる定跡自体をうろ覚えで,フィーリング指しになっていましたから,感想で指摘されるまで,はずされていることすらわからないという状況でした。

 2枚落ち下手で勝ったと自慢しても詮無いことでしょうが。。

 ただ,1局目の関西の強豪ヒコさんとの2枚落ち下手では,最初から手合い違いだと言われて,私が少しの駒損をしても何かヒコさんに元気が無く,勝負をあきらめておられたような感じで,そのまま最後投了されたのには私も少し反省しました。

 ヒコさんとは,毎年リレー将棋で同じ組で指していまして,結局後で述べる今年の組み分けでもそうでしたので,私の酔っ払った勢いでのリレーでの指し手を見て棋力を過大評価されていたのかと思います。

 勝敗も気になりますが,ハンデは最大のそれが決まっているだけで,勝ちにこだわらないなら,下手は最高で平手の先手までを選択可能なので,次回から手合い違いを真剣に主張され,面白くないと感じた場合には,もっときつい手合いを選ぼうと思います。

 第1日目の後1局は,TKさんとの飛車落ち下手でした。

 これは最大飛香落ちとの指定でしたが,私自身が香車が無い不備を突くような,恐らく玉と反対側の端攻め的戦法を知らないというか,やらないので,飛車落ちにしてもらったのです。

(昔,関口先生(関口勝雄六段)に飛香落ちを教えてもらったのですが,今から20年以上も前で忘れました。) http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/04/post_2e4f.html

 もっとも同じ相手だと,位を取られたら不利という程度でほとんど定跡を知らず,もっときつい角落ち下手の方が,飛車落ち下手の場合より,何故か私の勝率が高かったような気がします。

 結局,得意の無理攻めをして,金,銀の持ち駒だと成立しそうな飛車切りを銀2枚でもイイヤといい加減読みで,案の定切れてしまって順当負けしました。やはり,2枚落ちより下手1枚少ないので無理は無理だったようです。

 それにしても感想戦でTKさんとお話していて,彼のキャラが気に入りました。ちょっとだけ顔が渡辺竜王に似ておられます。当たりが柔らかい口調ですが逆に少し元気がない印象も受けました。

 1日目は,私だけ缶チューハイやりながらの対局でしたが勝ち越せて最下位を免れたので良しとしましょう。

 午後4時過ぎに浜崎さんと女流2人が見えて,どちらかというと将棋よりも興味が初対面の女性2人に移ってしまいました。

 生まれつきというか,私は性同一性障害でもないふつうの男ですからスケベなのも仕方ありません。。

 といっても,既にキモイ,クソジジィで,おまけに若い女性のお尻ばかり追いかけている変態ですが。。

 というわけで,指導対局の将棋を見ているようでいて,実はお姿をジロジロと拝観していました。(← 以上セクハラの最たるモノですね。)

 最初は藤田綾さん(ペコちゃん?)の方が健康的に見えて,あくまでも比較の問題ですが,どちらかというと"デブ専"傾向のある私の琴線に触れました。http://www.shogi.or.jp/player/joryu/huzita.html  http://wapedia.mobi/ja/%E8%97%A4%E7%94%B0%E7%B6%BE

 メイド服で赤っぽいフレームのメガネをかけると,秋葉原当たりで「お帰りなさいご主人様」という姿になるのでは?というような不謹慎な想像をした変態ジジィは,心の中では明日はカメラ小僧に徹しようなどと思いました。

 藤田綾先生には,本館での夕食時にも毎年両手に花状態の浜崎センセの斜め向かいに座った私の対面だったので,恐縮にもお酌までして頂き歓談しました。

 綾という名前は女子プロゴルファーの岡本綾子さんから取ったとのことです。

 私は,例によって後ろのカラオケセットも気になっていました。

 しかし,元々美少女棋士と呼ばれていたらしい坂東香菜子(バンカナ)さんの方は,見た感じでは,昔の時代の女子高校生のように,ほぼスッピンのようです。http://bankana.cocolog-nifty.com/bankana/2008/03/index.html

 一見暗いのですが,逆に素人相手の対局なのに演技でなくエラク真剣なようで,2日目の文十郎さんとの対局に勝って喜んでいて表彰式でも準優勝でバンザイしてたので少なからず興味を覚えました。

 夜は,酒も入って8時からリレー将棋です。

 ここで,手抜きで「将棋チェスネット」から,柿木さんの結果報告をコピーします。

 ■リレー将棋

組み分け
・北島六段,TK,JIRO,夏の子
・藤田初段,ヒコ,浜崎 卓,TOSHI
・坂東2級,島,柿木,関
・たいと,DECA,文十郎,Tei

1手40


・1回戦 
○北島-藤田×
×坂東-たいと○

・2回戦
○北島-たいと×
○藤田-坂東×

・3回戦
×北島-坂東○
○藤田-たいと×

 北島チーム:2勝1敗,藤田チーム:2勝1敗,坂東チーム:1勝2敗,たいとチーム:1勝2敗 でした。

 というわけで,私の入った藤田チームは同率2位?でしょうか。。

 最初の北島チームとの対局では,相手も強かったのですが,最初の手番の藤田初段が振飛車や穴熊がお好きなようだったのに,一番弱い私がどちらも嫌いなので2手損で飛車を元の居飛車に戻し,穴熊にし掛けた陣形を美濃囲いにしたのも敗因だったようです。

 しかし,今年は笑いを取るのが常の浜崎センセも割りと真剣で,例によって彼が最初に仕掛けるのがお得意でしたが,大体の意図が全員に伝わったようで,チームワークで後の2局は勝ちました。今年もヒコさんと同じチームでしたね。

 これが終わった夜11時頃,前夜朝5時頃まで全英ゴルフ中継を見ていて実はほとんど寝ていない私は勝手に一人で部屋に戻って爆睡しました。近頃は枕が変わっても気にならず,しかし睡眠不足でも丁度5時間で目覚めるので朝4時にさわやかに目覚めました。

 そうだ,お風呂入ってこよう。。と思って1階上の誰もいなくて薄暗い露天風呂につかってゆったりしました。体の真ん中にある大きい手術跡もこころもち消えてきました。

 低血圧でかつ貧血なので,まだ歩くと素面でも酔っ払いと間違えられるくらいヨロヨロします。実は,単にじっと立っているのも数分以上は無理です。

 ヨガのように不自然な姿勢の寝相だと傷口がまだ痛いので寝るのも大体正常位?です。

 また,未だに,思いっきりの背伸びは怖くてできないし結構不自由あるのですが,見栄を張るとまわりからはわからないと思います。

 しかし,これのせいで,普通の体を使う仕事は,アルバイトも断られるのは困ったものですね。

 イヤ-,また余談的な自己憐憫のもの思いに入ってしまっている。

 部屋に帰って,お茶飲んでいると携帯が入りました。。

 朝5時なのに自宅近くのスナックのママからです。夜中に何度もかけたけど出ないから倒れたかと心配したとか言ってましたが,彼女は別の店で飲んでる最中らしいです。

 携帯の着信履歴をみたら夜零時過ぎに1回だけ電話があったようですが爆睡中で気付かなかったのでしょう。

 3連休初日で不景気だから水商売は客がいないでしょうね。ともあれ,湯河原に行くなどとは教えてないし,心配してくれるのはいいけど眠くなったので後小1時間寝ました。

 本館で朝8時頃朝食,カメラ持っていきました。女流を中心にシャッターを切り続けました。対局時間になったので,まず北島先生と2枚落ちです。

 プロとの多面指しでは昔は時計は使わないので少し気になりましたが,北島先生と2枚落ちでは,過去確か1勝1敗か1勝2敗です。

 定跡通りでなくても,下手が待っていて上手から有効な攻め手はないと思うので,ワザワザ下手が攻めを急いで詰め道具を渡す必要もないのに,なぜ攻め急ぐのか自分の気持ちがわかりません。

 で,最後は反則負けでした。王手と角を成り込んだのが角筋ではなく,角の行けない場所でした数秒後指摘されるまで気付きませんでした。

 いやあ,1日目は缶チューハイ飲みながらでしたが今日は午後の紅茶でした。感想戦中に手がフルえたりしてたのでアル中なのかな?

 しかし,別に角成りで王手するのが予定の読み筋で,前の手を指したわけではなく,その場のフィーリングでつい反則王手を指したので,感想戦ということで,その続きを指しましたがどうも全然ダメみたいです。

 余談ですが,そもそも,将棋にはいい思い出はあまりないですね。小学生の頃,それほど強くも無い父親に2つ上の次兄と共に手ほどきを受けて,しばらくはよく兄弟で指しては大抵弟の私が負けて盤をひっくり返してケンカしてました。

 中学の頃には,もう将棋はやっていません。

 再び始めたのは大学で留年して5年生のときです。

 私は自分のせいもあってムラハチのイジメに遭い,完全にノイローゼ状態になってどうしようもないときでした。

 同じく留年していて友達もいなかっただろう難聴の障害を持っていたM君,以前からクラスメイトだったけれどほんの2,3回言葉をかわした程度の彼に,自室に誘われて,囲碁と将棋をするようになったのがきっかけでした。

 彼はどちらかというと囲碁がやりたかったらしく,実際囲碁は初段で将棋は1級と言ってましたが,私には入ってしまえばむしろやさしいと彼が主張する囲碁よりも,当時のノイローゼ状態では敷居が低くルールくらいは既に父親から教えられて知っていた将棋の方が楽だったので,現実逃避の手段として将棋の方を選びました。

 ですから,将棋というと過去の自分のノイローゼを連想するという面もあります。しかし,逆にノイローゼ状態のようなときに将棋の本を読んだり,詰将棋を解いたりしてると精神安定剤になったりもしました。

 で,結局は指将棋より詰将棋が好きになりました。囲碁も当時は詰め碁くらいはやってましたがもう忘れました。

 将棋は結局,詰み型にするには1手すき,2手すきはどうしたらいいかという発想から指将棋を考えるようになりました。

 会社の将棋部に入った頃にも序盤がかなりイイ加減で,1つくらい駒が足りなくてもヒョッとしたら詰め将棋のトリックのような奇抜な妙手があって駒が足りるのではないか?と考えたりするようになりました。

 考える前に行動するタイプで,そのときのフィーリングでやってみたけど,やっぱり足りないな,失敗だったな,まいっかということが多いですから,将棋には向いてないのでしょう。

 そもそも,ほんの偶にラッキーパンチが当たるフロックはあるけれど地道に対応されるとダメですね。

 というわけで,1局くらいは平手戦がやりたかったので,最後は女流プロの藤田綾初段に平手の先手を申し込んで,フェミニスト精神を発揮する必要もなくキッチリ順当に負かされました。メデタシメデタシ。。。

 実は,事前にネットで棋風を調べていたわけではないですがリレー将棋の雰囲気から振飛車,穴熊などを予想しましたが,相手は素人のジジィなので特に得意戦法で来られるかどうかもわかりませんでした。

 早石田の三間飛車でしたが,結局私は急戦を装った玉頭からの位取りで,右側の飛車付近が戦場になる前に何とかしたいというものでしたが,やはり息切れして,しかも王様の下に底歩を打つという発想をウッカリしていたのも大きくて,結局負かされました。

 柄にも無く投了前に大長考(3分くらい)して,男らしくないところもありました。

 ところで,忘れていましたが,関さんと会えたのは十年ぶりくらいで以前会った頃は,確か理科系の大学院生だったかオーバー・ドクターだったかの頃でしたね。

 今は,私の自宅の隣町の千石か白山にある大学の先生になられたようです。帰りのたいとさんの車の中で,そのうち,その近くに引っ越されるとお聞きしました。

 その際には連絡頂けるとのことで,引越し祝いに近くで飲もうという約束をしました。社交辞令ではないつもりなので楽しみです。

 帰る前の全体写真です。

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2009年7月20日 (月)

椿鬼奴!!

 昔からファンだった,といっても3,4年前に初めて存在を知ったのですが,BODYの増谷キートンとその相方の椿鬼奴さん, http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_458d.html 

 椿さんの方にはあまり注目していなかったのですが,最近メジャーになったのかよくTVで見かけます。

 こころもち,綺麗になったような気がします。心が輝いているのかな?

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2009年7月19日 (日)

湯河原将棋オフから帰ってきました。

 題記の通りです。19日の午後5時頃巣鴨の自宅に帰り,眠ったみたいで目が覚めたら夜8時頃でした。

 久しぶりの人,新しい人との出会いもあって楽しかったです。今日はまだブログにする余裕がないので詳細は後日書きます。。。

                               TOSHI

 とりあえず帰る前の全体写真です。

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2009年7月17日 (金)

水の波(7)(有限振幅の波:非線形波2)

 水の波の続きです。

 水面z=ηでの速度ポテンシャルは,Φ(ξ,η,τ)=Φ(ξ,0,τ)+(∂Φ/∂z)|z=0η(ξ,τ)+(1/2)(∂2Φ/∂z2)|z=0η(ξ,τ)2+..のようにηのテイラー級数に展開できます。

この級数展開と,先のεのベキ級数展開:Φ(x,z,t)=ε1/2(1)(ξ,z,τ)+εΦ(2)(ξ,z,τ)+..},およびη(x,t)=ε{η(1)(ξ,τ)+εη(2)(ξ,τ)+..}を,z=ηでの境界条件:∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x),および∂Φ/∂t+{(∂Φ/∂x)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 に代入します。

まず,Φ(ξ,η,τ)=Φ(ξ,0,τ)+(∂Φ/∂z)|z=0η(ξ,τ)+(∂Φ/∂z)|z=0η(1/2)(∂2Φ/∂z2)|z=0η(ξ,τ)2+..をz=ηで∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x)に代入します。

すると,Φ=Φ(ξ,z,τ)について(∂Φ/∂z)+(∂2Φ/∂z2)η+.. =∂η/∂t+(∂/∂x){Φ+(∂Φ/∂z)η+(1/2)(∂2Φ/∂z22+..}(∂η/∂x)となります。

 

ただし,両辺の量は全てz=0 における値です。

ξ≡ε1/2(x-c0t),τ≡ε3/2tですから,∂/∂x=(∂ξ/∂x)(∂/∂ξ)=ε1/2(∂/∂ξ),∂/∂t=(∂ξ/∂t)(∂/∂ξ)+(∂τ/∂t)(∂/∂τ)=-c0ε1/2(∂/∂ξ)+ε3/2(∂/∂τ)です。

そこで,上で求めた境界条件のz=0 での形は,(∂Φ/∂z)+(∂2Φ/∂z2)η+.. =-c0ε1/2(∂η/∂ξ)+ε3/2(∂η/∂τ)+ε(∂/∂ξ){Φ+(∂Φ/∂z)η+(1/2)(∂2Φ/∂z22+..}(∂η/∂ξ)となります。

これに,Φ(ξ,z,τ)=ε1/2(1)(ξ,z,τ)+εΦ(2)(ξ,z,τ)+..},η(x,t)=η(ξ,τ)=ε{η(1)(ξ,τ)+εη(2)(ξ,τ)+..}を代入して,z=0 で両辺の同じεのベキの係数を等置します。

ηはΦよりε1/2のオーダーだけ小さい量であると仮定した展開ですから,z=0 でε1/2の係数としては,∂Φ(1)/∂z=0 です。

 

そこで,ε3/2の係数として∂Φ(2)/∂z=-c0(∂η(1)/∂ξ),ε5/2の係数として∂Φ(3)/∂z+η(1)(∂2Φ(2)/∂z2)=∂η(1)/∂τ-c0(∂η(2)/∂ξ)+(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ),..を得ます。

一方,z=ηでのもう1つの動的境界条件:∂Φ/∂t+{(∂Φ/∂x)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 は-c0ε1/2(∂Φ/∂ξ)+ε3/2(∂Φ/∂τ)+{ε(∂Φ/∂ξ)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 です。

これもz=0 の近傍での展開:Φ(ξ,z,τ)=ε1/2(1)(ξ,z,τ)+εΦ(2)(ξ,z,τ)+..},η(x,t)=η(ξ,τ)=ε{η(1)(ξ,τ)+εη(2)(ξ,τ)+..}を代入して,εのベキの係数を等置します。

 

z=0では∂Φ(1)/∂z=0なので,εの係数として,-c0(∂Φ(1)/∂ξ)+gη(1)=0,ε2の係数として∂Φ(1)/∂τ-c0(∂Φ(2)/∂ξ)+(1/2)(∂Φ(1)/∂ξ)2+gη(2)0 です。

これらの関係式に,前記事で求めた境界条件を満たす解の具体的形:Φ(1)=Φ(1)(ξ,τ),Φ(2)=(-1/2)(z+h)2{∂2Φ(1)(ξ,τ)/∂ξ2}+f1(ξ,τ),Φ(3)=(1/24)(z+h)4(∂4Φ(1)/∂ξ4)-(1/2)(z+h)2(∂21/∂ξ2)+f2(ξ,τ),..を代入して高次の項を消去します。

  

結局,水面波形の第1近似η(1)(ξ,τ)に対する方程式として,∂η(1)/∂τ+{3c0/(2h)}η(1)(∂η(1)/∂ξ)=(-c02/6)(∂3η(1)/∂ξ3)が得られます。

同じ方程式は,水平速度の第1近似∂Φ(1)/∂ξに対しても成立します。こうして,第1近似解が得られれば,高次の近似解は機械的に得られます。

(証明)∂Φ(2)/∂z=-(z+h)(∂2Φ(1)/∂ξ2),∂2Φ(2)/∂z2=-∂2Φ(1)/∂ξ2,∂Φ(3)/∂z=(1/6)(z+h)3(∂4Φ(1)/∂ξ4)-(z+h)(∂21/∂ξ2)です。

これにz=0 を代入すると,∂Φ(2)/∂z=-h(∂2Φ(1)/∂ξ2),∂2Φ(2)/∂z2=-∂2Φ(1)/∂ξ2,∂Φ(3)/∂z=(1/6)h3(∂4Φ(1)/∂ξ4)-h(∂21/∂ξ2)です。

よって,∂Φ(2)/∂z=-c0(∂η(1)/∂ξ)は,①-h(∂2Φ(1)/∂ξ2)=-c0(∂η(1)/∂ξ)となります。

 

また,∂Φ(3)/∂z+η(1)(∂2Φ(2)/∂z2)=∂η(1)/∂τ-c0(∂η(2)/∂ξ)+(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ)は,②(1/6)h3(∂4Φ(1)/∂ξ4)-h(∂21/∂ξ2)-η(1)(∂2Φ(1)/∂ξ2)=∂η(1)/∂τ-c0(∂η(2)/∂ξ)+(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ)と書けます。

一方,③-c0(∂Φ(1)/∂ξ)+gη(1)=0 はそのままで,∂Φ(1)/∂τ-c0(∂Φ(2)/∂ξ)+(1/2)(∂Φ(1)/∂ξ)2+gη(2)0 の方は,Φ(2)=(-1/2)h2(∂2Φ(1)/∂ξ2)+f1より,④∂Φ(1)/∂τ+(1/2)c02 (∂3Φ(1)/∂ξ3)-c0(∂f1/∂ξ)+(1/2)(∂Φ(1)/∂ξ)2+gη(2)0 です。

02=ghなので,①-h(∂2Φ(1)/∂ξ2)=-c0(∂η(1)/∂ξ)は,③-c0(∂Φ(1)/∂ξ)+gη(1)=0をξで微分すれば得られます。

他方,④∂Φ(1)/∂τ+(1/2)c02(∂3Φ(1)/∂ξ3)-c0(∂f1/∂ξ)+(1/2)(∂Φ(1)/∂ξ)2+gη(2)0 をξで微分してhを掛けると,h(∂2Φ(1)/∂τ∂ξ)+(1/2)c03(∂4Φ(1)/∂ξ4)-c0h(∂21/∂ξ2)+h(∂Φ(1)/∂ξ)(∂2Φ(1)/∂ξ2)+gh(∂η(2)/∂ξ)=0 となります。

左辺の最後の項gh(∂η(2)/∂ξ)=c02(∂η(2)/∂ξ)に,②(1/6)h3(∂4Φ(1)/∂ξ4)-h(∂21/∂ξ2)-η(1)(∂2Φ(1)/∂ξ2)=∂η(1)/∂τ-c0(∂η(2)/∂ξ)+(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ)より得られるc02(∂η(2)/∂ξ)=c0(∂η(1)/∂τ)+c0(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ)-(1/6)c03(∂4Φ(1)/∂ξ4)+c0h(∂21/∂ξ2)+c0η(1)(∂2Φ(1)/∂ξ2)を代入します。

(∂2Φ(1)/∂τ∂ξ)+(1/3)c03(∂4Φ(1)/∂ξ4)+h(∂Φ(1)/∂ξ)(∂2Φ(1)/∂ξ2)+c0(∂η(1)/∂τ)+c0(∂Φ(1)/∂ξ)(∂η(1)/∂ξ)+c0η(1)(∂2Φ(1)/∂ξ2)=0 です。

最後に,③-c0(∂Φ(1)/∂ξ)+gη(1)=0 より,∂Φ(1)/∂ξ=gη(1)/c0としてΦ(1)を消去します。

 

すると,c0(∂η(1)/∂τ)+(1/3)gh3(∂3η(1)/∂ξ3)+(g2h/c02(1)(∂η(1)/∂ξ2) +c0(∂η(1)/∂τ)+ghη(1)(∂η(1)/∂ξ)+ghη(1)(∂η(1)/∂ξ)=0 です。

したがって,2c0(∂η(1)/∂τ)+(1/3)c022(∂3η(1)/∂ξ3)+3gη(1)(∂η(1)/∂ξ)=0,つまり∂η(1)/∂τ+{3c0/(2h)}η(1)(∂η(1)/∂ξ)=(-c02/6)(∂3η(1)/∂ξ3)が得られます。

 

∂Φ(1)/∂ξ=gη(1)/c0なのでη(1の代わりに∂Φ(1)/∂ξを代入しても同じ非線形方程式を満たします。(証明終わり)

たった今得られら有限振幅の非線形波に対する方程式:∂η(1)/∂τ+{3c0/(2h)}η(1)(∂η(1)/∂ξ)=(-c02/6)(∂3η(1)/∂ξ3)は,既に19世紀末(1895)に,KortweigとdeVriesによって上記とは別の方法で導かれており,これをKortweig-deVries方程式,または略してK-dV方程式と呼びます。

K-dV方程式∂η(1)/∂τ+{3c0/(2h)}η(1)(∂η(1)/∂ξ)=(-c02/6)(∂3η(1)/∂ξ3)は,適当な尺度(単位)の取り方によって∂u/∂t+u(∂u/∂x)+μ(∂3u/∂x3)=0 なる形に書くことができます。

 

係数μは正負どちらでもいい形ですが,変換u→-u,x→-x,t→tによって,この方程式におけるμはμ→-μと変換されますから,一般性を失なうことなくμ>0 としていいです。

K-dV方程式∂u/∂t+u(∂u/∂x)+μ(∂3u/∂x3)=0 の解として,波形を変えず一定速度で伝播する定常波が存在するとして,それを求めてみます。

そのために,σを速度を表わす定数としてu(x,t)=u(ζ),ζ≡x-σtとします。こうすると,∂u/∂t=-σ(du/dζ),∂u/∂x=du/dζです。

そこで,∂u/∂t+u(∂u/∂x)+μ(∂3u/∂x3)=0 は3階常微分方程式-σ(du/dζ)+u(du/dζ)+μ(d3u/dζ3)=0 に帰着します。

これは,ζで1回積分すると,μ(d2u/dζ2)=-u2/2+σu+2A (Aは積分定数)となります。

 

さらに両辺にdu/dζを掛けて,もう1度積分すると,(μ/2)(du/dζ)2=-u3/6+σu2/2+Au+B (A,Bは積分定数)です。

 

μV(u)≡E-(-u3/6+σu2/2+Au+B)と置くと,これは(μ/2)(du/dζ)2+μV(u)=Eとなります。そこでuを質量μを持つ質点の位置座標,V(u)をそれに働く力のポテンシャルと考えることができます。

 

位相速度が一定の線形波の典型的な形である正弦波ならu=Csin(ωt-kx)=-Csin(kζ),ζ≡x-σt;σ≡ω/kです。

 

du/dζ=-kCcos(kζ),d2u/dζ2=k2Csin(kζ)なので,u=u(ζ)の満たす方程式はd2u/dζ2=-k2u,k-2(du/dζ)2=-u2+C2です。

 

これは,(μ/2)(du/dζ)2=-(1/2)μk22+(1/2)μk22ですからV(u)=(1/2)k22と置けば,(μ/2)(du/dζ)2+μV(u)=E (E≡(1/2)μk22)であり,V(u)は線形な調和振動子のポテンシャルです。

  

非線形なKdV方程式のポテンシャル(非調和振動子ポテンシャル)μV(u)≡E-(-u3/6+σu2/2+Au+B)が,線形な調和振動子のそれμV(u)=(1/2)μk22と決定的に違うのは,非調和振動子のポテンシャルuの3次以上の項を含むことです。

 

定数項の差はエネルギーの基準点の違いだけだし,uの1次の項の差は完全平方によって2次の項に含めることができます。

 

今日はここまでにします。

参考文献:巽友正著「流体力学」(培風館)

 

PS:明日は毎年夏恒例の一泊二日の「将棋チェスネット」http://www.shogi-chess.net/ 主催の「関東お泊りオフ」別名「将棋合宿」に行ってきます。今年は隔年の湯河原の杉の宿で開催の年です。

 

 去年 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_6026.html と同じく,何もなければ,まず,明日朝,たいとさんが私の家に来られてて,次に北島プロ,柿木さんを拾って直接現地に向かう予定です。

 

 1年に1回の道楽なので前から何もなければ生きているうちは毎年参加することにしています。今年は女流プロは休場中のバンカナと藤田綾初段が見えるそうですね。

 

 (15年以上も前から,ときたま日程の都合で行けない場合を除いて参加していたのですが,最近は2006,2007年病気入院もあって参加できず,昨年復帰しました。将棋は弱いくせに威張っています。)

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2009年7月15日 (水)

水の波(6)(有限振幅の波:非線形波1)

 水の波の続きです。

 かなり間が開きました。早く非線形波,ソリトンへと進んでいこうと思います。 

前回の最後では,x軸とそれに直角なy方向に単位長さ,そして鉛直z方向には水底z=-h(x,y)から水面η~ 0までの立体Vを取り,Vの中の水のエネルギーを,波のエネルギーをwとして,波のエネルギーの時間変化について書きました。

そして,εを水のエネルギー密度とするとdw/dt=d/dt=∫V(∂ε/∂t)dV+∫S(εvn)dS,ε=ρ|∇Φ|2/2+ρgzと書けることから,"波のエネルギー保存則の微分形=波のエネルギー方程式":dw/dt=d/dt=ρ(∂/∂x){∫S(x)(∂Φ/∂t)(∂Φ/∂x)dS}を得ました。

今日は,まず,微小振幅の線形波に対して,具体的に,この波のエネルギー方程式を計算します。

微小振幅波の速度ポテンシャルは,Φ(x,z,t)=-{Ac/sinh(kh)}cosh{k(z+h)}cos(kx-ωt)と書けることを既に見ました。cは位相速度で,c=ω/k={gtanh(kh)/k}1/2です。

前と同じように,時間間隔δtを取ります。δtは波群の時間的変化の尺度に比べれば十分短かいけれど,その中には多数の振動を含むとします。

波のエネルギーwや水のエネルギー,実際にはtだけでなくxの関数でもあるので,d/dtを∂/∂tと書き,エネルギー方程式を∂/∂t=∂ρ(∂/∂x){∫S(x)(∂Φ/∂t)(∂Φ/∂x)dS}と書き直します。

これに,上記の具体的な微小振幅波の速度ポテンシャルを代入して,(∂/∂t)δt=ρ∫0δtdt[(∂/∂x){∫-h0(∂Φ/∂t)(∂Φ/∂x)dz}]を計算します。

すると,(∂/∂t)δt=ρ(∂/∂x)[{Ac/sinh(kh)}2(-kω)∫0δtdt∫-h0dz cosh2{k(z+h)}sin2(kx-ωt)]=-ρ(∂/∂x)[{A2c/sinh2(kh)}gktanh(kh){h/2+sinh(2kh)/(4k)}]δt/2=-δt(∂/∂x)[(ρgA2c/2){1/2+khsinh-1(2kh)}]となります。

すなわち,∂/∂t=-(∂/∂x)[(ρgA2c/2){1/2+khsinh-1(2kh)}]です。

また,微小振幅線形波のエネルギーの表式は,w=ρgA2/2です。

そして,以前に書いた「水の波(4)」で与えたように,微小線形波の群速度の一般的な表式はcg=dω/dk=c[1-(1/2){1-(γk2)/(ρg)}{1+(γk2)/(ρg)}+khcosech(2kh)]です。

 

この式で,表面張力γを無視してこれをゼロと置くと,cg=c{1/2+khsinh-1(2kh)}となります。

これを用いると,波のエネルギー方程式は,∂w/∂t+∂(cgw)/∂x=0 となります。

 

この形は,3次元の流れ(波)では∂w/∂t+div(gw)=0 なる連続の方程式に相当します。このことは波の群速度gが波群のエネルギーの伝播速度を与えることを示しています。

さて,もしも波の振幅が微小ではなく,有限な大きさであるとすると,この波は記事「水の波(1)」で書いたように,∇2Φ=0 を満たす速度ポテンシャルΦ=Φ(,t)から得られる水面の高さη=η(x,y.t)を表わす式:η=-g-1(∂Φ/∂t)-(2g)-1(∇Φ)2で記述されます。  

ただし,右辺のΦ(,t)では微分計算の後にz=ηとします。

境界条件は,水底z=-h(x,y)で∂Φ/∂n=0,および水面z=ηでは∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x)+(∂Φ/∂y)(∂η/∂y)です。 

水面の高さηが小さい微小振幅波であるという仮定の下では,Φとηに関する2次の項を無視して,η=-g-1(∂Φ/∂t)-(2g)-1(∇Φ)2η=-g-1(∂Φ/∂t)とし,z=ηでの境界条件∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x)+(∂Φ/∂y)(∂η/∂y)は∂Φ/∂z=∂η/∂tで近似します。

これらの式からηを消去すれば,z=ηで∂2Φ/∂t2+g(∂Φ/∂z)=0 となります。

このときには,速度ポテンシャルをz=0 の周りで展開すると,Φ(,t)=Φ(x,y,z,t)=Φ(x,y,0,t)+(∂Φ/∂z)z=0η+O(Φη2)ですから,Φとηに関して2次以上の微小量を無視する近似ではΦ(x,y,z,t)=Φ(x,y,0,t)としても同じです。

結局,微小振幅近似ではz=0 で∂2Φ/∂t2+g(∂Φ/∂z)=0,およびz=-h(x,y)で∂Φ/∂n=0 の境界条件の下で,ラプラス方程式∇2Φ=0 を解くという問題に帰着することがわかりました。

有限振幅波では,渦無しの流れでは速度ポテンシャルΦは線形なラプラス方程式の解ですが,微小振幅近似をする前のz=ηでの境界条件:∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/)∂x)+(∂Φ/∂y)(∂η/∂y)や,η=-g-1(∂Φ/∂t)-(2g)-1(∇Φ)2は非線形です。

 

こうした非線形性のために,重ね合わせなどを利用した線形方程式の一般解法は全く適用できなくなります。 

このために,有限振幅のいわゆる非線形波は微小振幅の線形波に比べて,その取り扱いはきわめて難しく,研究も立ち遅れていました。 

有限振幅波を表わす厳密解として知られている唯一の解は19世紀初頭に得られたGerstnerのトロコイド波(Gerstner(1962))です。

 

これが深水波の円形軌道から出発してラグランジュの式記述による基礎方程式を厳密に解いて圧力場と波形を求めたものであり,波形がトコロイド曲線であることから,この名があります。

しかし,この波に伴なう水の運動は渦無しではなく,深さと共に指数関数的に減少する渦度を持ちます。

このため,この波は静止状態から保存力によって作り出すことはできませんが,初期に水面付近に風による吹送流があったと考えれば十分実現可能です。

有限振幅波に関するもう1つの注目すべき研究は,KortwegとdeVries(1895)による非線形長波の研究です。(KdV方程式の研究)

彼らは,弱い有限振幅の長波について,波形の突っ立ちと分散効果とが釣り合う結果,定常波が形成されることを見出し,波列,および孤立波を表わす解を求めました。

非線形波動の研究は,その後,あまり著しい発展をみせませんでしたが,ZabuskyとKruskal(1965)が数値実験によって,有限振幅の孤立波がきわめて安定であり,あたかも1個の粒子のように挙動することを見出し,これをソリトン(soliton)と名づけたのを契機として,新しいそして目覚しい展開を見せるに至りました。

以下,その発端となった非線形分散波を中心に有限振幅の水の波について概観してみます。

簡単のため,水の深さhは一定で,かつ波はx軸方向にのみ変化する1次元の波であるとします。

まず,波を支配するラプラス方程式∇2Φ=0は∂2Φ/∂x2+∂2Φ/∂z20 となります。

また,境界条件のうち,水底で∂Φ/∂n=0 はz=-hで∂Φ/∂z=0 です。

z=ηでの境界条件:∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x)+(∂Φ/∂y)(∂η/∂y)は,y方向が無関係なので∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/)∂x)となります。

η=-g-1(∂Φ/∂t)-(2g)-1(∇Φ)2,∂Φ/∂t+{(∂Φ/∂x)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 となります。

結局,有限振幅波の問題は,境界条件:z=-hで∂Φ/∂z=0, z=ηで∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x),および∂Φ/∂t+{(∂Φ/∂x)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 の下で,方程式∂2Φ/∂x2+∂2Φ/∂z20 を解く問題に帰着します。

微小振幅の場合は,非線形境界条件:z=ηで∂Φ/∂z=∂η/∂t+(∂Φ/∂x)(∂η/∂x),および∂Φ/∂t+{(∂Φ/∂x)2(∂Φ/∂z)2}/2+gη=0 が,ηを消去してz=0 で∂2Φ/∂t2+g(∂Φ/∂z)=0 の線形条件になります。

 

これの一定振動数ωの解は,既に見たようにΦ(x,z,t)=Ccosh{k(z+h)}cos(kx-ωt)でη(x,t)=Asin(kx-ωt) (ただしA≡--Cg-1ωcosh(kh))で,分散関係はc=ω/k={gtanh(kh)/k}1/2です。 

これは,浅水長波kh<<1の場合には,tanh(kh)~kh-(kh)3/3+2(kh)5/15-..=kh{1-(kh)2/3+O[(kh)4]}よりc=ω/k~c0{1-h22/6+O(k4)}(c0≡√gh)と近似展開されます。

波がいくつかの正弦波から構成される場合, 波の分散はそれぞれの正弦波が異なる速度で進むため波形の変化を引き起こします。そして分散の強さは,浅水長波の場合c=ω/k~c0{1-h22/6+O(k4)の右辺第2項の大きさε≡h22<<1で表現されます。

 

(ここではεはエネルギー密度ではなく速度cの分散です。)

一方,有限振幅波においては,波を構成する各正弦波が独立ではなく,その間に非線形相互作用が働くため,線形の分散効果と釣り合った場合には波形の変化が止まり,一定波形の定常波が出現することが期待されます。

そうした期待の下に,分散の強さεと同程度の大きさの振幅を持つ弱い非線形波を家庭します。

そして,線形近似の分散関係:c=ω/k=c0(1-h22/6) (c0≡√gh)の下では,波の位相はkx-ωt=k(x-c0t)+c023t/6となります。

 

hk=ε1/2の小さい値に対して,波の時間的空間的変化を正しく記述するには,kx-ωt=k(x-c0t)+c023/6の右辺の各項が,それぞれ1程度になるような変換ξ≡ε1/2(x-c0t),τ≡ε3/2tを施せばいいことがわかります。

こうすれば,k(x-c0t)=kε-1/2ξ=ξ/h,c023t/6=c023ε-3/2τ/6=c0τ/(6h)と書けます。

この変換は正方向に位相速度c0で動く座標系に乗ったことに相当しており,正方向の進行波を記述するのに適しています。

 

また,εに比例する小因子によって,x座標と時間tが縮小されていることは,x軸方向,および時間方向にきわめてゆるやかな変化を扱うことに相当しています。

例えば,1/Δτに対して,1/Δt=(1/Δτ)(Δτ/Δt) =(1/Δτ)ε3/2t<<1/Δτです。

波の振幅についてはεと同程度の弱い非線形波を考えています。 

η=-g-1(∂Φ/∂t)-(2g)-1(∇Φ)2より,η~ -ωg-1Φ=-(h/g)1/2kΦ~ -ε1/2Φです。

Φ,およびηは,それぞれεのベキ級数:Φ(x,z,t)=ε1/2(1)(ξ,z,τ)+εΦ(2)(ξ,z,τ)+..},およびη(x,t)=ε{η(1)(ξ,τ)+εη(2)(ξ,τ)+..}の形に書けるものとします。

2Φ/∂x2=ε(∂2Φ/∂ξ2)ですから,上のΦのベキ展開式を∂2Φ/∂x2+∂2Φ/∂z20 の左辺に代入して,εの各ベキの係数をゼロと置けば,∂2Φ(1)/∂z20,∂2Φ(n)/∂z2+∂2Φ(n-1)/∂ξ20(n≧2)が得られます。

また,境界条件z=-hで∂Φ/∂z=0 は,z=-hで∂Φ(n)/∂z=0(n≧1)です。

そこで,境界条件を満たす解は,Φ(1)=Φ(1)(ξ,τ),Φ(2)=(-1/2)(z+h)2{∂2Φ(1)(ξ,τ)/∂ξ2}+f1(ξ,τ),Φ(3)=(1/24)(z+h)4(∂4Φ(1)/∂ξ4)-(1/2)(z+h)2(∂21/∂ξ2)+f2(ξ,τ),..,と表現されます。

 

ただし,f1,f2,..はξとτの任意関数です。

途中ですが今日はここまでにします。 

参考文献:巽友正著「流体力学」(培風館)

 

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2009年7月13日 (月)

ブログ編集作業終了

 5月13日の記事「私信」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-4e51.html で書いた通り,このところ毎日のように2006年3月20日以来の本ブログの全記事を読みやすいように編集してきましたが,丁度2ヶ月で先ほど終了しました。

 この記事が丁度700個目の記事で,ワードのページ数にするとA4で2000ページをはるかに超える全文章をチェックするのは楽しくも苦しい作業でした。

 自分の文章や数式とはいえ,校正,編集という作業は取り憑かれると寝食を忘れて没頭してしまう麻薬のようなものですね。。。

 こういうのは締め切りがあれば妥協するかもしれませんが,全く時間の制約がないと修正しても修正しても見るたびに何かが目について気にするとキリがありません。

 まあ,編集の終了宣言,あるいは完了宣言をしたといっても,直す気になればいつでも直せるブログですから,こだわる必要はないし,最初に書いたものの内容まで完全に改変しては,当時書いた日記という意味が失なわれるのでそこまではやりません。

 この作業を行なうことと,6月初期のPCクラッシュによって書き溜めていた種々のテーマの草稿を幾つか失なったことが相俟って,このところ新規記事が滞りがちですが,徐々に元のペースに戻りたいと思っています。

PS:あと,ほんの一部の修正:2006年3月末の記事シリーズ:連載「サルにもわかる相対性理論④~⑥」 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/post_1d17.html のフォント訂正など残っています。

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2009年7月 8日 (水)

電磁場の共変的量子化(補遺)

さて,すぐ前に「コーシーの主値(主値積分)」という記事を書きましたが,こうした唐突な主題の記事を全く何の脈絡もなく書くはずもなく,実は電磁場の共変的量子化におけるE関数の意味を明確にするための公式を得るという目的がありました。

電磁場の共変的量子化では,4次元交換関係などを表現するために,不変デルタ関数としてD(x)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)},およびE(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}を与えました。

このうち,D関数D(x)はダランベール方程式□D=0 の解であり,右辺のフーリエ因子のδ(p2)は有限な関数f(p2)との積として非特異な関数としての意味を持ちます。

 

しかし,E関数E(x)のフーリエ因子(p2+iε)-1δ(p2)は有限な関数f(p2)との積としてはなお特異な関数です。ただ,p2f(p2)のような関数との積としては,意味を持つ超関数です。

ところで,中西さんの教科書「場の量子論」で与えられているE関数の定義は,私が直感的考察で与えた表現:E(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}とは若干異なる形をしています。

すなわち,Δ(x,m2)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2-m2){exp(-ipx)-exp(ipx)}に対して,E(x)≡-[∂Δ(x,m2)/∂m2]m=0=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ'(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}で定義されています。

これら2つのE(x)の表現が実は等価であることを見るために,先の「コーシーの主値(主値積分)」という記事を書いたのです。

この記事では,1/(x+iε)=P(1/x)-iπδ(x)なる公式を得ましたが,これにx=p2を代入すると1/(p2+iε)=P(1/p2)-iπδ(p2)となります。

 

移項すると,積分核としてのデルタ関数の別の表現として,iπδ(p2)=P(1/p2)-1/(p2+iε)なる等式を得ます。

両辺を(p2+iε)で割ると,iπ(p2+iε)-1δ(p2)=P(1/p2)/(p2+iε)-1/(p2+iε)2となります。

 

一方, iπδ(p2)=P(1/p2)-1/(p2+iε)の両辺をp2で微分すると,iπδ'(p2)=-P{1/(p2)2}+1/(p2+iε)2となります。

そこで,ε→+0 の極限では,超関数の意味で,(p2+iε)-1δ(p2)=-δ'(p2)なる等式が成立することがわかります。

 したがって,超関数の意味でE関数の表現:E(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}と,E(x)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ'(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}が等価であることが示されました。(以上)

参考文献:中西襄 著「場の量子論」(培風館)

  

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2009年7月 4日 (土)

コーシーの主値(主値積分)

  コーヒー・ブレイクとして,数学のショートトピックを考察してみます。

 ちょっと思い付きで,コーシー(Cauchy)の主値,あるいは主値積分と呼ばれているものを考えます。

 コーシーの主値というのは,実数の区間[a,b]で定義された関数f(x)がa<c<bなるある点cで不連続なとき,P∫af(x)dx≡limε→+0[∫ac-εf(x)dx+∫c+εbf(x)dx]と定義して,これを主値(積分)(principal value)と呼ぶことを指します。

 

 これは,区間[a,b]が無限区間(-∞,∞)で被積分関数がf(x)/x (f(x):連続関数)の場合には,P∫-∞{f(x)/x}dx=limε→+0[∫|x|≧ε{f(x)/x}dx]です。

 

 複素平面上の実軸を含む領域でf(z)が正則なとき,主値P∫-∞{f(x)/x}dxを,複素z平面上のある経路Cにおける線積分∫C{f(z)/z}dzで近似することを考えます。

 

Cとしては,実軸上の-∞から-εまで真っ直ぐ進み,原点Oを回避するために,Oを中心として半径εの小円で点-εから点εまで時計回り(負の向き)にπだけ回る半円経路を加え,さらにεから∞までの直線経路を考えたものとします。

つまり,小半円の経路をγ-とすると,全経路はC=(-∞,-ε)∪γ-∪(ε,∞)です。

すると,∫C{f(z)/z}dz=P∫-∞{f(x)/x}dx+∫γ-{f(z)/z}dzと書けます。

ところが,明らかに∫γ-{f(z)/z}dz=i∫π0f(εexp(iθ))dθ=-iπf(0)です。

 それ故,∫C{f(z)/z}dz=P∫-∞{f(x)/x}dx-iπf(0) なることがわかります。

 被積分関数f(z)/zに対し,その特異点であるz=0 付近で上半平面方向に歪めた経路C=(-∞,-ε)∪γ-∪(ε,∞)を取る代わりに,通常の(-∞,∞)の経路のまま,被積分関数の方をf(z)/zからf(z)/(z+iε)に微修正して,特異点をz=0 から下半平面のz=-iεに移すのは,事実上,同等な操作であり,同じ積分値を与えるはずです。

 すなわち,∫-∞{f(x)/(x+iε)}dx=∫C{f(z)/z}dz=P∫-∞{f(x)/x}dx-iπf(0)です。

 同様な考察から∫-∞{f(x)/(x-iε)}dx=∫C{f(z)/z}dz=P∫-∞{f(x)/x}dx+iπf(0)も得られます。

 これらの公式を,形式的に1/(x+iε)=P(1/x)-iπδ(x), 1/(x-iε)=P(1/x)+iπδ(x)と書きます。

 主値積分については,コーシーの積分定理を意識して,上半平面や下半平面で,半径が∞の半円周を加えた閉じた経路を積分経路Cとする説明をよく見かけますが,それは半径が∞の半円周上で積分がゼロになるような特別な被積分関数形を要求します。

 

 留数などを考慮する必要がある場合なら,その方がいいでしょうが,上の考察では,関数f(z)がz→ ∞でゼロに急減衰すべきであるとかの条件は全く必要ないのがミソです。

 

 今日は記憶に頼った短かい覚え書きなので参考文献はありません。

 

PS:2ヶ月ぶりに帝京大病院に診察を受けに行きました。

 

 これまでは内科診療は心臓や血管が専門の主治医I先生だけでしたが持病の糖尿病がかなり悪化しているというので今回からMという糖尿病が専門の女の先生の診療も受けることになりました。

 

 ところが,先に診察を受けた糖尿病の方で,12時直前に受けた診察で,朝9時半に検査した結果の糖尿病の指標であるヘモグロビン(HbA1C;正常値4.3~5.8)が,前回(5月8日)まで,11くらいもあったのに,8.6と劇的に軽減されていたので,当然インシュリン注射の指導をする予定だったらしい女医が,これまで通りの投薬で様子を見るということになりました。

 

 空腹時血糖値は200丁度でしたが,これも前回は確か250くらいだったので減っていたし,今日は朝8時頃おにぎりを食べてきたので完全に空腹というわけではありませんでしたた。

 

 別に何をしたというわけもなく,このところ金がなくて空腹続きだったのが良かったのでしょうか?

  

 最近,何かしましたか?生活が変わりましたか?等聞かれましたが,相変わらず薬はよく忘れて半分くらいは残っているし,別に,貧乏で肉類が少なく空腹だったくらいです。

  

 そういえば,先月初め,知り合いに紹介されて面接した秋葉原の「コタラヒムジャパン」http://kothalahim.blog110.fc2.com/blog-entry-9.html という会社が,偶然にも和名「コタラヒム」という名前の糖尿病に効くらしいスリランカの薬草を販売している会社でした。

   

 そのとき,対面したS会長に自分も長年糖尿病である旨を伝えたら,サンプル試供品の「コタラヒム」を20粒程度頂きました。これを思いついたときには食前2錠ずつ飲んでいたのを思い出しました。

 

 まだ,数粒残っているので,毎日飲んだわけではないようです。

 

 このことを言ったら,後で診察を受けた糖尿が専門ではない心臓病の主治医は少し興味を持ったようでしたが,糖尿病が専門の医者には「毒かもしれないから,変なものは飲まないように」と言われました。

 

 私のデータが改善された理由は,十分な比較サンプルもないので,もちろん何の効果かははっきりしないのでしょうが,そもそもインシュリン投与の対症療法しかない糖尿病だし,専門の立場からはイカガわしいもが多いという気持ちはわかりますが,別に私はその会社の回し者ではないので調べるくらいしてもいいのにと思いました。

 

 (理由は,何でも薬は効きさえすればいいのだと思う。。大きな副作用があれば別ですが。。)

 

 心臓,血管関係では,2年前のバイパス手術退院当時,上が85~90だった血圧が120と正常になってました。また,退院時52キロだった体重も61キロと戻ってきました。

 

 しかし,身長が176センチなので,まだまだやせていて太りたいのですが,ここ数年来摂取カロリーが成人標準の半分程度なので,やせるのも仕方ないでしょう。

 

 だからこそ,食事療法などは無駄だから,インシュリンを投与しろということらしかったのですが。。。

 

 また,これまで,フラフラして転びやすいのは,主に低血圧のせいと思っていたら,赤血球も正常下限値の8割しかなくて貧血もあるようでした。その他は腎臓が蛋白+2で少し悪い以外は全て正常値でした。

 

 念のため,次回はほぼ全部の内臓の超音波(エコー)検査をすることになりました。

 

 また,4月末にやった両足首の動脈の検査結果から,足の動脈硬化らしいので薬ももらいましたが,来週下半身のMRI検査をして,場合によっては足の動脈のカテーテルか,バイパス手術もあるらしいです。

 

 そうだとしても,今度は心臓ではなく足なので危険度ははるかに少ないでしょう。

 

 糖尿病状態の急激な変化は,たとえ軽癒の場合でも眼底によくないとのことで,同じ日に久しぶりに眼科の診察も受けることになりました。

 

 こうした検査は人間ドック以上にお金がかかるだろうとはいえ,これまで定期的に受けてきた診察では何もなかったのに5月に病院の建物や施設が新しくなったとたんに,こう色々と出てくるのでは今までは一体何だったんだろう?と思ってしまいます。

 

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2009年7月 1日 (水)

自分のブログにアクセスできませんでした。

 昨日,ココログ(@niftyの全ブログ)のメンテナンスが終わってもココログ・フリーのエラーが出て管理画面へ行けというメッセージが出るけど,どうしても管理画面も表示されなくてイライラしていました。

 実は6月最後の記事書く予定だったのに,どうしようもありませんでした。

 今朝になって,解決策をネット検索していると,前回にもあったとのことで,インターネット・オプションのセキュリティから,cookiesファイルを削除すれば解決されるとのこと。。やってみました。。

 おお,確かに管理画面が出ました。。

 しかし,以前とトップ画面が変わっている?そして,niftyのIDを入れろと出ているので,@niftyのIDを入れてログインすると,「このIDはブログに登録されていません。」と出ます。

 ウーン。。私は@nifty会員でもあるけれど,そもそもココログ・フリーは@nifty以外の会員が利用できて無料のはず。。

 いつ@nifty会員をやめてもいいように,フリーの方でブログやってるのでした。

 ははあ,@niftyのIDではなくて,今まで通り,ブログ会員のIDかなと入れてみたら通りました。。バカヤローって,やっぱ俺の方が馬鹿なのかな?。。。

PS:保育士の資格を取ろうと思って勉強していたのですが,どうも年齢制限があって,せいぜい29歳くらいまでということらしく,全く無理だとわかりました。

 しかし,発達心理学などには少し興味を感じたし.子供のケガ,病気に関する知識も僅かですが得られたので無駄ではないし,資格に関係なくこれからも続けようと思っています。

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