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2010年6月18日 (金)

散乱の伝播関数の理論(13)(応用2-1)

 散乱の伝播関数の理論の続きです。

 

 今度の例は電子の自由陽子による散乱です。

 

§7.4 Electron Scattering from a Dirac Proton

  (Dirac陽子による電子の散乱)

 

今度は固定されたCoulomb場の代わりに,自由でliveな陽子による

電子の散乱を考察します。(ただし,陽子は内部構造のないDirac

粒子と仮定します。)

 

 結果は,Coulomb散乱からどのように変わるでしょうか? 

 

陽子による4元電流Jμ(x)がわかれば,Maxwellの方程式から電流

によって生じる電磁場Aμ(x)が計算できます。

 

このAμ(x)をSfi=-ie∫d4xψf~(x)(x)Ψi(x)(f≠i);

(x)≡γμμ(x)(e<0:電子電荷)に代入すれば,

前のCoulomb場による散乱と同じく,Sfiは場により散乱される電子

の振幅を与えます。

 

これから,前の手順に習って直線的にαの最低次の遷移率や散乱

断面積を得ることができます。

 

さて,第一段階は陽子電流によって生じる電磁場Aμ(x)を見出す

ことです。

 

古典論と違って量子論ではゲージ(gauge)選択についてデリケート

な問題がありますが,計算上はゲージ不変であることに間違いない

ので細かい事を考えずに謂ゆるLorenzゲージの方程式を想定します。

 

すると,電磁ポテンシャルAμは方程式:□Aμ(x)=Jμ(x)/ε0

から求めることができます。

 

ただし,□は"d'Alemdertianと呼ばれる微分演算子"です。

 

これは,□≡∂μμ=∂2/∂t2-∇2 で定義されます。

 

 電子のDirac方程式に対して伝播関数(Feynman propagator):

 SF(x-y)を導入したのと同様,

 

 □Aμ(x)=Jμ(x)/ε0を積分して電磁場Aμを得るため,

 Green関数,または伝播関数:DF(x-y)を導入します。

 

これは,□DF(x-y)=δ4(x-y)を満たす関数と定義されます。

 

そこで,DF(x-y)がFourier積分表示:

F(x-y)=(2π)-4∫d4q exp{-iq(x-y)}DF(q2)

を持つとすると,

 

F(q2)はq2≠0 ならDF(q2)=-1/q2

で与えられます。

 

Fermi粒子の伝播関数の場合のように,DF(q2)の極q2=0 において,

何が生じるか?を決める必要があります。

 

今までの伝播関数の論議からのアナロジーで,

F(q2)=-1/q2分母のq2に無限小の正の虚部を加えて,

F(q2)≡-1/(q2+iε)と置けば,

 

F(x-y)=(2π)-4∫d4q exp{-iq(x-y)}[-1/(q2+iε)]

なる式により,正振動数,or 正エネルギーの電磁波が未来に伝播する

ことが保証されます。

 

(注13-1):DF(x-y)

 =(2π)-4∫d4q exp{-iq(x-y)} [-1/(q2+iε)]

 =-[(2π)-3∫d3exp{i(x-y)}]

×(2π)-1∫dE exp{-iE(x0-y0)}/[E2-{||-iε/(2||)}2]

 です。

 

そこで,x0-y0>0 なら,F(x-y)=-i(2π)-3

∫d3exp{i(x-y)-i||(x0-y0)}(2||)-1],

0-y0<0 なら,DF(x-y)=i(2π)-3

∫d3exp{i(x-y)+i||(x0-y0)}(-2||)-1]

となるからです。

 

(注13-1終わり)※

 

 物質の輻射(光=電磁波)の散乱を考える場合,恐らく泡箱を通過

 するときのこの光の屈折を考える際には,正エネルギー量子を表示

 する正振動数の波は負振動数の波を伴なわずに出現します。

 

 それ故,電磁波のFeynman伝播関数は,確かにDF(x-y)

 =(2π)-4∫d4q exp{-iq(x-y)}[-1/(q2+iε)]

 で与えられ,

 

 電磁ポテンシャルに対する D'Alembert方程式:

 □Aμ(x)=Jμ(x)/ε0の解は,

 Aμ(x)=ε0-1∫d4yDF(x-y)Jμ(y)

 です。

 

 これをSfi=-ie∫d4xψf~(x)(x)Ψi(x)に代入すると,

 Sfi=-iε0-1∫d4xd4y{eψf~(x)γμΨi(x)}

 DF(x-y)Jμ(y) となります。

 

 そして,当面問題となるのは陽子の電流,または電磁カレント:

 Jμ(y)として何を選ぶのか?ということです。

 

 これは対応原理によって陽子の遷移流という選択,つまり,

 Jμ(y)=epψpf~(y)γμψpi(y)なる選択が適切と

 思われます。

 

 pは陽子の電荷ですがこれはep=-e> 0 であり,ψpi(y),

 および,ψpf(y)はそれぞれ始状態,および終状態の陽子の平面波

 の解です。

 

(注13-2):一般に,電荷eを持つ粒子のψという状態での電荷-電流

 の期待値は,

 

 <eγ0γμAV≡<eψ~γμψ>

 =∫d3eψ~(x)γμψ(x)で与えられるため,

 電荷密度-電流密度=電磁カレントは,eψ~(x)γμψ(x)で

 与えられます。

 

そこでepψpf~(x)γμψpi(x)なる2次形式も電磁カレントの形態

を取っていて,電磁カレントとしてのi→fの遷移振幅に電荷ep

掛けたものとなっています。

 

すなわち相互作用の後にψfとなる確率の流れの振幅と解釈します。

(注13-2終わり)※

 

この選択を採用すれば,

μ(y)=-(e/V){M2/(Epipf)}1/2exp{i(Pf-Pi)y}

u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)です。

 

ただし,Mは陽子の質量,Pi,Pfは陽子の運動量です。

 

μ(x)=ε0-1∫d4yDF(x-y)Jμ(y)と,

μ(y)=epψpf~(y)γμψpi(y)は,通常,

Dirac陽子のMöller(メラー)ポテンシャルと呼ばれているもの

を定義します。

 

非相対論的近似においては,Aμ(x)の源としてのカレントの遷移

行列要素の選択は,Heisenbergによって採用され,彼の行列力学に

よる原子の放射の計算において電子の遷移に適用されました。

 

さて,陽子カレントの形:

μ(y)=-(e/V){M2/(Epipf)}1/2exp{i(Pf-Pi)y}}

u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)を,

 

fi=-iε0-1∫d4xd4y{eψf~(x)γμΨi(x)}

F(x-y)Jμ(y) に代入します。

 

電子流は,eψf~(x)γμΨi(x)

=(e/V){m2/(Eif)}1/2exp{i(pf-pi)x}}

u~(pf,sfμu(pi,si)なので,

 

fi=-(ie202)(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)

{m2/(Eif)}1/2{M2/(Epipf)}1/2

[u~(pf,sfμu(pi,si)]{(pf-pi)2+iε}-1

[u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)]

 

を得ます。

 

結果式は運動量の電子変数と陽子変数が対称な形になっています。

 

陽子に内部構造が無いという仮定の下では,電子と陽子は電荷の

符号と質量以外はFermi粒子として全く同じなので,

 

結果的に対称形が得られたことは,上記の陽子カレントの選択:

μ(y)=epψpf~(y)γμψpi(y)が妥当であったことを示唆

しています。

 

すなわち,逆に電子カレントによって生起された電磁場Aμ(x)に

よる陽子の散乱振幅に,同じ式:

fi=-iep∫d4xψpf~(x)(x)Ψpi(x)を適用して,

陽子カレントの形についての上記推測を電子カレントに対して

行なえば同一の結果が得られるはずです。

 

さて,再掲すると,

fi=-(ie202)(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)

{m2/(Eif)}1/2{M2/(Epipf)}1/2

[u~(pf,sfμu(pi,si)](q2+iε)-1

[u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)] です。

 

これをCoulomb散乱の,

fi={iZe2m/(ε0V)}(Eif)-1/2

[u~(pf,sf0u(pi,si)/||2]2πδ(Ef-Ei)

と比較します。

 

ただし,q=pf-pi=Pi-Pfです。

 

すると,両者の違いは,Coulom散乱での,Zγ0/||2を,

-γμ(q2+iε)-1{M2/(Epipf)}1/2[u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)]

で,そして,1つの体積因子Vを運動量保存の因子:

(2π)3δ3(fifi)で置き換えるという違いだけです。

 

結果式は,微細構造定数(structure constant):

α≡e2/(4πε0)~1/137 の最低次までの電子-陽子散乱振幅

を与えます。

 

ここで得た電子-陽子散乱の"振幅=行列要素"で挿入された陽子

カレントには,平面波を歪める高次効果は無視されています。 

 

この近似描像は下図7.3のFeynman-diagramにうまく表現できます。

   

時間の正の向きを指す左側の実線矢印は電子を,また右側の太線は

陽子を表わし,真ん中の波線は電磁相互作用の影響を示しています。

 

すなわち,波線部分は運動量遷移(momentum-transfer):

q=pf-pi=Pi-Pfの平方の逆数 or 運動量空間のd'Alemdertian

の逆:□-1としてS行列要素の中に表現されています。

 

この波線は電子-陽子間に4元運動量:q=pf-pi=Pi-Pf

交換させる仮想光子(virtual photon)を表現していると考えられ

ます。

 

つまり,電子と陽子の2つのカレントの間を伝播する仮想光子の

振幅を,-(q2+iε)-1と考えるのです。

 

こうしたFeynman diagramでは,"光子が入ったり出たりする点

=頂点(vertex)"は,実の(仮想でない)入射,および散乱粒子を

表示する自由電子スピノル:(m/E)1/2u(p,s)の2つのライン

に挟まれた因子:eγμを表現すると考えます。

 

このように,Diagramの各ラインとその交点にS行列要素の因子を

対応させていきます。

 

これをFeynman-ruleと呼びます。

 

行列要素:Sfiには,さらに,常に全てにわたるエネルギー・運動量

の保存を示す4次元のδ-関数因子が含まれています。

 

散乱断面積dσを計算するためには,|Sfi|2を相互作用時間Tと

相互作用領域の空間体積Vで割って単位体積当たりの遷移率を

求めます。

 

結局,単位体積当たりの遷移率は,

fi≡|Sfi|2/(VT)

=(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi){m22/(Efipfpi)}

-4|fi|2 です。

 

ここに,fi≡[u~(pf,sfμu(pi,si)]{e2ε0-1/(q2+iε)}

[u~(Pf,Sfμu(Pi,Si)]であり,

これはLorentz不変な行列要素です。

 

この要素は不変振幅(invariant amplitude)と呼ばれます。

 

ここで,遷移確率|Sfi|2に現われるδ関数の平方の扱いを,今までの

時間Tだけでなく空間体積Vも含むように拡張しました。

 

すなわち,[(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)]2

={2πδ(0)}4(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)

→ VT(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi) です。

 

次に,この単位体積当たりの遷移率wfiを入射流束:|inc|,および,

単位体積当たりの標的粒子数:(1/V)で割ります。

 

最後に,物理的な断面積を得るため,物理過程を観測するための

実験室の状況に対応する電子と陽子の終状態の運動量区間:

ff+df ff+df の間の要素:

3f,d3f に存在する終状態の個数をカウントします。

 

これは,{Vd3f/(2π)3}{Vd3f/(2π)3} です。

 

結局,この運動量区間の終状態への遷移に対応する遷移断面積は,

dσ=V2(2π)-33f(2π)-33f(V/|inc|)wfi

=(2π)-33(2π)-33f{m22/(Efipfpi)}

(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)/(V|inc|)|fi|2

と書けます。

 

上記最終式は任意の慣性系(実験室系or重心系)で成立する式です。

 

これを終状態粒子のspin状態について総和したものを,

非偏極断面積として初期-spinについて平均を取ります。

 

この段階で全ての散乱過程に共通の幾つかの性質が認められます

,これらは一般に不変振幅の平方:|fi|2の中にあります。

 

そして,また各Fermi粒子の外線,つまり相互作用頂点に入ったり

出たりする各Dirac粒子(質量m,エネルギーE)に対して(m/E)

なる因子が付随します。

 

そして,終状態外線に対する位相空間因子は(2π)-33fです。

 

故に,各終状態の粒子外線に対し総体で(m/E)(2π)-33fなる

因子が付随しますが,これは次に示すように,

運動量空間でのLorentz不変体積を形成します。

 

すなわち,d3/(2E)=∫0dp0δ(p2-m2)d3

=∫-∞4θ(p0)δ(p2-m2);E=(2+m2)1/2

と表わせます。

 

(注13-3):何故なら,

 

 ∫0dp0δ(p2-m2)

 =∫0dp0δ((p0)22-m2)

 =∫0dp0{2(2+m2)1/2}-1

 {δ(p0-(2+m2)1/2)+δ(p0+(2+m2)1/2)}

 ={2(2+m2)1/2}-1=1//(2E) です。

 

(注13-3終わり)※

 

 そして,相互作用の際の全体としてのエネルギー・運動量の保存

 は因子(2π)4δ4(Pf-Pi+pf-pi)に由来します。

 

最後に因子:1/(V|inc|)ですが,|inc|は流束であって,これは

同一直線上にあるビームに対して,単位時間に衝突,または,すれ

違うなど,互いに通過する単位面積当たりの粒子数です。

  

故に,|inc|=|ii|/Vです。

 

 そこで,因子:1/(V|inc|)も,入射粒子の規格化因子を結び付け

 ると,Lorentz不変な形で表現できます。

 

すなわち,同一直線上では,(ii)2i2i2なので,

ipiV|inc|=Eipi|ii|=|ipiii|

={(Ei2i2)(i2-Epi2)+(Eipiii)2i|1/2

={(pii)2-m22}1/2

となります。

 

そこで,1/(EipiV|inc|)=1/{(pii)2-m22}1/2ですが,

この形は全断面積が入射粒子の運動方向に沿うLorents変換に対

して不変なことを示しています。

 

以上から,断面積dσは,

dσ=m22/{(pii)2-m22}1/2|fi|2(2π)4

δ4(Pf-Pi+pf-pi)(2π)-3(d3f/Ef){(2π)-3(d3f/Epf)

と書けます。

 

右辺の個々の因子は,非常に一般的な要因によるものです。

 

そして規格化に用いた箱の体積Vは,結局相殺して消えてしまい

ました。 

 

この特殊例だけでなく,以後に出現する計算例でも同じなので,以下

では基本的にこうした因子の現われる理由の詳細をいちいち挙げる

ことは省略します。

 

途中ですが,今日はここまでにします。

 

参考文献: J.D.Bjorken & S.D.Drell "Relativistic Quantum Mechanics" (McGraw-Hill)

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コメント

 はじめまして,かなよしさん。

 コメントありがとうございます。ブログ主のTOSHIです。

 まず,基本的なことですが,ここは「ブログ=私の日記」であって掲示板でも教育ボードでもありません。

 そちらは私がサブマネージャーをやっているfolomy[物理フォーラム」でもご利用ください。

 科学記事の主なモノは単私自身の勉強履歴,研究履歴の覚書きノートであり他人を啓蒙教育しようとかの大それた目的のモノではありません。

 興味あればどうぞという程度です。

 故に間違いのご指摘,内容に対する真面目で親切なご意見はありがたく受けますが,面白くないとかわからないとかの感想については別にそれなら読んで頂かなくていいという姿勢です。

 教育的配慮で書いた記事もありますがこの記事はそれとは違います。

 コメント投稿についても私の気分次第で返事書く書かない自由です。

 とはいっても正直コメントはありがたいので大体対応していますが。。

>数式で論じられても理解できません。。。

 これは私の感想では全く逆ですね。この種のことを数式で書いてないモノは基本的にどこかをゴマカシてるので結局は理解できません。

 数式という言語というか,ツールの助けがあるからこそ少しは理解できています。

 私はバカですから物理を理解したり説明するために外国語としての数式が必要なのです。


>それは自身が理解しているとは認められ難いのではないですか


 それはそうかも知れません。私,浅学非才でバカです。。4

 でもまあ趣味ですから,死ぬまでに少しは理解進めばそれでいいでしょう。

 言わせていただくなら,物理学というのはたとえば光や音は波ですから光の色や音の高さ(音色)は波長や振動数で判別するというように,

 自然的なモノはその性質であろうと何とか測定器で計ることができて数で表わせるもので解釈しようとする学問です。

 そこで数式とか数というのは,それを理解するための言葉,言語のようなものです。

 言葉は知らなければ理解できませんが,ふつう興味がなければ覚える必要ないし知っているからえらいとうこともないでしょう。

 あなたが私の使う数式を外国語のように感じられたとしても,私にはそれを外国語かその会話のように長年日常的に使い習ってきたという履歴があるので仕方ありません。

 もしも辞書を全て覚えるように言葉の定義から全部説明しろと要求されても私は単に趣味でやってるだけでそうした言葉や会話を教えるのが専門(プロ)の先生じゃないので無理です。

 
>自由陽電子と言われても、その正電荷がどのように陽電子の内部に分布しているか。まずその基本点を説明できなければ、それは自身が理解しているとは認められ難いのではないですか。

 陽電子はレプトンであって素粒子なので現時点の理論では内部に構造や分布は無いです。

 自由な陽子(水素原子核)による散乱のことを書いているのに陽電子によるそれと混同されているのか,読み間違いと解釈します。

 そして今日の記事はまだ陽子の内部構造因子(form factor)まで考えずにそれを無視したメラー散乱の段階の話です。

 歴史の通りに進んでいます。もっと先の方でやる予定ですが。

 まずは分布のない無構造な最も理想化,簡単化したモデルで理論を構築したり計算をしたりするところから出発して,基礎を固めてから実測との誤差の部分を構造因子や分布で補って進めていくという科学的な方法論で進んでいます。

 そこのところよろしく。。ひまなので長々と書いてしまいました。。
          TOSHI

 

投稿: TOSHI | 2010年6月18日 (金) 23時05分

散乱の伝播関数ということですが、数式で論じられても理解できません。自由陽電子と言われても、その正電荷がどのように陽電子の内部に分布しているか。まずその基本点を説明できなければ、それは自身が理解しているとは認められ難いのではないですか。日常用語で説明してくださいね。市民の科学認識を分かりやすくして、理解を深めたい思いでいます。あくまでも市民目線で願います。

投稿: かなよし | 2010年6月18日 (金) 19時02分

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