読書力の衰え?
引越し後2週間の間,ネットから解放されていました。
最初の1週間は梱包を開いて部屋を整備するのが精一杯でした。
何しろ今の体では15kg以上の荷物は押したり引きずったりすることはできても持ち上げて運ぶのは至難ですから,箱を開いて中味を出して運ぶ以外にスベがないため時間がかかります。
しかも部屋に対して本(文庫含む)とノート(ファイル)合わせて千冊足らず,を中心に荷物が多過ぎるのでドミノをやっている状態が続いたため疲れました。
実は未だ完全には片付いていませんが,ある意味では部屋が整っていくのは楽しみな作業ではありますね。
後半の一週間は落ち着いてきましたが,外は亜熱帯のように暑くお金もないこともあって,まわりを散策して土地鑑を養うのも億劫でいきおい外出も夜だけになってしまいます。
昼間自宅にいるときもネットが使えないので,それほどPCにのめりこむこともなく,BGMを流しながら読書をしてることが多かったです。ブログを書かないので理科系の本ではなく小説が中心でした。
しかし,昔は少しぐらい長編でも徹夜でもして一気に読めたのに,何故か最近はそういうことができません。
考えられる一つの理由は,かなり老眼が進んでいることです。
そのため,文庫本を読む場合でも,どこでも気軽に寝転んでというわけにはいかず,さて読もうとすると"メガネはどこだ?"と探して気分が逸がれたり,部屋が暗くて文字がよく判読できないとか,常に一拍置かざるを得ないのです。
老眼鏡も私の目にはうまく合わないのかすぐ目が疲れます。
話は違いますが,PCの画面でも小さい文字などを読むのは苦労するので,TVショッピングで宣伝されているメガネタイプのルーペが欲しいなと思ったりしましたが,この商品チョッと高いですね。
そこで数ヶ月も前から読んでいた内田康夫の「地の日天の海」(明智光秀と天海僧正の話)も途中で止まっていますし,最近前居のマンションの資源ゴミ置き場で拾った梁石日の「闇の子供たち」(タイの子供の人身売買)も丁度70ページのところで止まっています。
ところで,このごろは少しお金があるとブックオフの105円コーナーを中心に衝動買いしています。
最近では,桐生操の「本当は恐ろしいグリム童話(Deluxe版)」はさすがに一気に読み終わりましたが,松浦理映子の「親指Pの修業時代(上)」(女性の足の親指がPになる話)や藤本ひとみの「聖アントニウスの夜」は読みかけです。
(作者が女性ばかりなのは偶然です。)
親指Pの方は読み終わったら下巻もどこかで探してくる予定です。
そうそう,かつて病気になる前に一気に読んだウォルター・ワンゲリン(仲村明子訳)の小説「聖書」の旧約編と新約編に続いて読んでいた使徒行伝 も最初の数十ページでペンディングになっています。
ブックオフで買ったのではないが理系の読み物「グロタンディークとブルバキ」,そして東野圭吾さんの数冊の小説なども読み始めたら集中すればいいのに,何故か途中で別のことをして中断すると,他に目移りし結局全部が同時進行になって興味が分散してしまっています。
最近ブログの科学記事でも同じ傾向がありますが,こちらは気分転換を兼ねてるのでまあいいでしょう。
私の場合,何にしても予定としてやると言明したことについては,大体において期限を切ってないことが多いので,何年かかろうと目の黒いうちであればやるつもりだし実際過去にもそうしてきました。
尤も無期限の約束は約束とは言えないカモ。。。
さらに,内田康夫の似合わない歴史モノでなく普通の探偵モノ「贄門島(にえもんとう)(上)(下)」なら一気に読めるかと思いきやこれも同時進行に加わっただけです。困ったもんだ。。
引越しちょっと前に大塚駅前のブックオフで大体の内容は知っていたけど読んだことがなかった手塚治虫の「アドルフに告ぐ」の全5巻が1冊350円で売られてたので衝動買いして,マンガなら大丈夫かな?と思って読んでいます。
しかし,まだ2巻に入ったところでマンガにしてはかなりペースが遅いです。まあ,これは絵だけでなくセリフをしっかり読まないとわからないストーリーで老眼鏡が必要なのでしかたありません。
読書が進まないもうひとつの理由は眼ではなく頭の中の問題でしょう。悲しいことに若い感性が鈍磨して少々のことでは驚いたり恐怖したり感激したりが無くなったせいでしょうね。
若い頃は本当に煩わしくてノイローゼになるほどだった対人恐怖的な感情,もしもこんな感情が無かったら人生どんなに楽だろうにと思っていたもの。。。
イヤ,ほぼ失ったんじゃないかと思える今はむしろそれが懐かしいです。
これって,本来は神から子孫が滅びないようにと意図され賦与された動物的なオスとメスの自然な本能と結合した恐らくは"年中発情期の人間特有のプラトニック?な感性行動=恋愛行動"にとって不可欠な煩わしさなのではないか?と思います。
相手を憎む感情が愛情の裏返しであるように,煩わしいと思われる感性こそが自分にとって望ましい感性であることなどが既に手遅れとなった今頃理解できたのです。
相手に対する愛が消えてしまうと,憎むどころか意識的ではなく普通にシカトしますよね。無関係となるのですからね。相手を憎むというのは,まだ関心があるからでしょう。(敵討ち,復讐をしたいという憎悪はこれとは別と思います。)
そして異性に対する恥ずかしさという感情が消えると,それはもはや第二次性徴を経た成人ではなく幼児へと化してしまった類の老人ですよね。
読書をする力というのもそうした感性が源ではないでしょうか。。。
PS:でももしかしたら,ここ何年も続いている睡眠障害のせいで日常生活以外では眼精疲労や精神疲労をし易くなっているのかも知れませんね。
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コメント
出会い系の詐欺システムはなかなかのものですよ~^^;
ヤミ金とも結託してて、それなりに引っ掛かる人は
引っ掛かると思いますね。なんせバンピ多いっすから^^;
こういったブログからメアド回収して攻撃の
ターゲットにするんで、効率はいいと思います。
ちゃんとした商品(wiiとかノートパソコン)の
宣伝なんかも混じってくるんで、結構大手も
絡んでるとみてます^^;
固定観念捨ててやる時代ですね。バンピ、バンピと
笑ってられる時代ぢゃないっす。ある意味オタク達の
逆襲ですよ^^物理屋も同類ですかね^^;
投稿: また五郎 | 2010年8月29日 (日) 23時54分
想像でモノを言うのはなんですが
アメリカを中心とした
IT産業の嵐が吹くはるか前から、
ビル・ゲイツのような人たちを中心として
軍事産業や大学での研究中心に作られた
チューリングマシンを顕在化した
大型の配線だらけの計算機から
その配線のやり方そのものを
マシンから独立させる方向への進化への
歩みと共に、巷では
プログラマーの需要は鰻上りの一途を
たどった訳ですが。。。
そして、掃き捨てられる程の
プログラマーに対して、仕事の需要は
年々少なくなり、仕事としては
とてつもなくキツイ割りに、それ自身が
手に取れる商品や、人が食えるものでもない訳で。。
法的には、著作権のようなカテゴリーのもので
あって、簡単にコピーできてしまう割りに
その価値を認められるには
よほど面白いゲームのようなものでもなければ
著作権としての意味も、風前のともしびです
そうした職に、しがみつこうとしているなら
眠れぬ夜だって、不眠症のドラッグだって
ピンサロだって、何だって。。動員しちぇって
どうにもならねー、気持ちのウサを
ネットで、マジメそうなアホらしい
こと抜かすやつがいれば、こんな楽しい事
アリマッセー的な一文でも、
入れてやろうかってなもんです
まあ、それもイイですが
カラダを使った仕事で疲れるのとは
気持ちが、まるで別次元の世界の話しですね
疲れたら自然に眠るだけの話しですから。。。
カラダとココロを別物と考えない方が
よろしいのではないかと思い、書きました
末筆ながら。。。
投稿: like-mj | 2010年8月28日 (土) 09時55分
2ちゃんの風俗板が規制でカキコできなくなって
あちこちのブログを荒らしまわってる者です^^;
不眠症について気になったので参考にしてくれたらと
思います。リーゼという安定剤とレンドルミンと
いう誘眠剤を寝る前に同時に飲むと寝付き抜群・
寝覚めスッキリですよ~^^
処方箋なので医者に出してもらう必要があります。
またはよく巣鴨・大塚のピンサロにお世話になってる
んで、よくビョーキを貰います。なので医者通いは
当たり前になってますが、機会があれば一度
試してみるのもいいかと思いますよ。
でゎでゎ
投稿: また五郎 | 2010年8月27日 (金) 17時04分
いつまでたっても
女性の魅力の束縛から脱出できない私ですが
もっとも出来る道理ではないのですが ^ ^;;;
いざ、面と向かうと
女性だって、男性だって
人として向き合ってしまう自分がいます
微妙な技の極致を目の前に展開しようとする
姿を拝見しますと、男女問わず、
感心してしまいます
人というものの無限の可能性を
そこに見る気がします
技を、マコトに極めるには
人としても、ヒトカドの者でないと
不可能のように思えます
幼くして
メジャーデビューする方って
急いで駆け抜ける人生のようで。。。
どこか悲しいです
、
投稿: like-mj | 2010年8月25日 (水) 00時21分
>引用なさった詩というものは何が言いたい詩なのでしょうか
文学作品ですから、ご自分が感じることで、私が解説するものではないでしょうが、
私は、(一連の哀れの状態は大きな意味はなくて)「最も哀れな女は忘れられた女である」ということを言いたいと感じました。
(これは私の理解なので、押し付ける積もりはないですよ。)
私はこれを引用することで、「存在が忘れられてしまう・無視されるというのはとても悲しいことだ」と言いたかったのです。
それに「笑うことの出来ない女」という続きを勝手に付けれらては、論旨がそれてしまって困ると感じた訳です。
投稿: T_NAKA | 2010年8月24日 (火) 00時40分
はじめましてバグさん。。TOSHIです。
今,ちょっと見ましたがプラスとマイナス程度ならときどき間違っているのでちょっとわかりませんでした。
すみませんが,今あまり余裕がないので,もしも違っていたらDretかDadvの定義の方にマナス符号などつけて変更して読んでください。結論には影響でないと思います。
できれば過去記事でも当該記事にコメントしてください。その方が対応しやすいです。
コメント,トラックバックがあるとその都度私にコメントやトラックバック通知のメールが届くくるので見落とすことはまずありません。
TOSHI
投稿: TOSHI | 2010年8月23日 (月) 23時20分
TOSHIさんちで、
揉め事は、避けたいのですが
引用なさった詩というものは
何が言いたい詩なのでしょうか
山崎ハコや、カルメンマキのような
どん底にいる雰囲気でも
その詩には、愛情というもに
あふれ返っています
大前提として、その詩が
どういう人に向け、どういう意図で
作られたものかが分かりませんので
軽はずみな事は言えませんが
マイナス方向へ歩んでいる女性に
さらに、追い討ちをかけるように
哀れの連鎖反応が続く感じです
人というものは
褒められて有頂天になるのは
どうかと思いますが、
そいうものによってしか
曇りの無い目で、物事を見れないと
思います
どんなにマイナス方向へと行こうと
していても、決してそれを加速させては
いけないと思います
投稿: like-mj | 2010年8月23日 (月) 22時35分
すみません
計算過程の要約が欠如してました。
③を②に代入すると
[exp{i(|k||r|cosθ-c|k|t)}
→[exp{i(|k||r|-c|k|t)}-[exp{i(-|k||r|-c|k|t)}
exp{i{|k||r|cosθ+c|k|t)
→exp{i{|k||r|+c|k|t) -exp{i{-|k||r|+c|k|t)
となります。すると
exp{i(|k||r|-c|k|t) -exp{i{-|k||r|+c|k|t) ⑤
exp{i{|k||r|+c|k|t)-[exp{i(-|k||r|-c|k|t) ⑤‘
という組み合わせになって、⑤‘の結果、④‘になってしまうのですが・・・
投稿: バク(追加) | 2010年8月23日 (月) 16時47分
教えてくださいm(_ _)m
Toshi様よりちょっと年下で、かつては核物理を専攻していた者です。以前からちょいちょい拝見させてもらっていました。自分もToshi様と似たような状況でもあって勝手に親近感を持っていました。
よろしくお願いいたします。
2008年9月27日 (土)先進波と負エネルギー,反粒子について の記事
D(x)=Dret(x)-Dadv(x) ④
がよくわかりません。どうしても
D(x)=Dret(x)+Dadv(x) ④’
になってしまうのですが・・・ 以下 記事を抜粋します。
D(x)=-(2π)-4∫[exp(-ikx)/(k2+iε)]d4k
={i/(2π)3}∫{2(|k|-iε)}-1[exp(ikr-ic|k|t)
+exp(ikr+ic|k|t)]d3k ①
={i/(8π2)}∫d|k|d(cosθ)|k|[exp{i(|k||r|cosθ-c|k|t)}
+exp{i{|k||r|cosθ+c|k|t)}] ②
となります。そして
∫-11d(cosθ)[exp(i|k||r|cosθ)
=[exp(i|k||r|)-exp(-i|k||r|)]/(i|k||r|) ③
=2sin(|k||r|)/(|k||r|)です。
それ故,
D(x)=-(2π)-4∫[exp(-ikx)/(k2-iε)]d4k
=Dret(x)-Dadv(x) ④
と書けます。
ただし,
Dret(x)≡{1/(8π2)}|r|-1∫0∞d|k|[exp{i|k|(|r|-ct)}-exp{-i|k|(|r|-ct)}
={1/(8π2)}|r|-1∫-∞∞d|k|[exp{i(|k|{|r|-ct)}
={1/(4π|r|)}δ(|r|-ct)です。
また,
Dadv(x)≡{1/(8π2)}|r|-1∫0∞d|k|[exp{i|k|(|r|+ct)}-exp{-i|k|(|r|+ct)}
={1/(8π2)}|r|-1∫-∞∞d|k|[exp{i(|k|{|r|+ct)}
={1/(4π|r|)}δ(|r|+ct)
です
の部分なのですが、私にとって①~③までは少々きつかったですが(複素積分の復習からはじめましたので)なんとかフォローできたのですが、④でつまずきました。④は③を②に代入すれば得られるはずですが、④’になってしまいます。
大変ご面倒だと思いますが、よろしくお願いいたします。
なお、詳しい計算過程が必要であるならばPDFにて送らせてもらいます(アドレス教えてください)。
投稿: バク | 2010年8月23日 (月) 16時06分
誤解されるといけないので「鎮静剤」全文を引用しましょう。
退屈な女より もっと哀れなのは かなしい女です。
かなしい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。
不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。
病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。
捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。
よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。
追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。
この詩に出てくる女達の状態は「笑うことの出来ない女」というのは全く次元の違う話だと思います。
だから比べることは無意味だと感じます。
投稿: T_NAKA | 2010年8月23日 (月) 12時42分
忘れられた女より、もっと憐れなのは
笑うことの出来ない女だと思います
状況の固定化から飛躍する
唯一の方法である笑い ^ ^;;
という手段を持てない、または
持とうとしない者は、憐れ、、、といいますか
その状況に、飲まれちゃってるって分っていて
そこから、飛躍できないのですから。。。
末筆ながら。。。
投稿: like-mj | 2010年8月22日 (日) 23時10分
マリー・ローランサンの「鎮静剤」という有名な詩で
『死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。』
と最後が締めくくられています。
存在が忘れられてしまう、無視されるというのはとても悲しいことで、TOSHI さんのおっしゃることはそんなに的外れという訳ではないと感じています。
投稿: T_NAKA | 2010年8月22日 (日) 14時49分
なるほどー、
そういう意味なら、理解可能です
でも、親を見捨てた私としても
決して親に無関心でも嫌いになった
訳でもなく、ただ、愛情を一方的に
もらうダケであった親という存在
であるにも関わらす、自分という存在が
親の関心ある物事を越えたモノを
考えてしまう。。。そういう存在であるため
その親を幸せにする、具体的な関係性を
作り出す事が出来そうもないという理由で
妹と母との関係の方が、そうした関係を
自然に生み出せると判断し、
本来は、長男が親と暮らすという一般的な
慣習が、とくに田舎などでは多いにも
関わらず、あえて、直接的関係性を断った
ので。。。必ずしも親や兄弟の事を
大切に思う気持と一緒に暮らす事が
同じとは考えませんが
だからといって、親の事に無関心になるなんて
あり得ないです
ただ、一般的に言って
親と暮らすとしたら、親はあくまで親であり
年だって上であるにも関わらず、生活を
自分が支えるとしたら、その関係は複雑です
つまり、親でありながら、同時に養う相手と
なってくるからです
そうなると、子供のときに
どれだけ面倒をかけたか知れ無いにも
関わらず、その恩と対立した感情によって
あたかも、親を子として理解するような
そういう場面に、年々出会う可能性すら
感じてしまい、子育ての経験が無いから
そう思うのでしょうが。。。
そうした扱いを、親が、どう感じるか
考えると、親の立場というものを守り切って
あげる自信などなく
結局は、考え1つの問題だとは思うのですが
そこの辺りのアイデアが、どんどん出てくる
のは、妹の方が上手いため、もう
妹には、頭が上がりませんが
それでいいと思っています
ダメな兄であるというのが、自分なのですから
Yours Sincerely
投稿: like-mj | 2010年8月21日 (土) 10時41分
お久しぶりです。like-mjさん。TOSHIです。
>裏返しという事は
憎むという感情に、愛へと、ひっくり返せる。。。
これは、恐らく相手の出方次第という意味で
だと考えますが、即ち
そんな深い意味は考えていません。
国語的には「愛する」の反対語は「憎む」というのが正解でしょうが,私的には「シカト(無関心)」の方が「愛する」の反対語として適切かな?程度の感覚を表現したまでです。
少なくとも関心のない相手には感情が動くことはありませんから。。。
まあ,今もそういう法律用語があるのかは知りませんが昔の尊属殺人など子殺し親殺しなど長期の同居生活が原因の諍いは必ずしも愛情との連関とは限らないでしょうが多くは関係あると思います。
そうした多くの家族間の諍い,殺し合いが何かのきっかけで元の愛情に戻るかどうかもまたわかりませんが,相手に関心がなければそういうことは起きないでしょう。
という程度の意味です。
それと似て,恥ずかしいという感情のないアンドロイド,あるいは天に帰るかぐや姫のような冷たい仙女,仙人,神様のような無機的老人と化してしまえば,
たとえ頭脳明晰あるいは万能であったとしても愛憎の意識さえないので恋愛感情も起きることはないだろうという程度の言葉の遊びです。
TOSHI
投稿: TOSHI | 2010年8月21日 (土) 09時50分
TOSHIさんの話しを
伺いまして、自分の考えと
決定的に異なる前提を、
どう理解すべきか考えました
**************************************
相手を憎む感情が愛情の裏返しであるように,
煩わしいと思われる感性こそが
自分にとって望ましい感性である
**************************************
相手に対する愛が消えてしまうと,憎むどころか
意識的ではなく普通にシカトします
相手を憎むというのは,まだ関心があるからで
敵討ち,復讐をしたいという憎悪はこれとは別
**************************************
自分には、憎むことが
愛情の裏返しというのが理解できません
裏返しという事は
憎むという感情に、愛へと、ひっくり返せる。。。
これは、恐らく相手の出方次第という意味で
だと考えますが、即ち
自分が積極的に、ひっくり返してしまおうと
考える** か? **となると、心もと無いですが
そういう意味では、相手の出方を伺って
出方次第という意味では、結局のところ
憎しみをいだいてているという現状があるの
ですから、その自然な展開としては
裏返る可能性は、ほとんど無く
従いまして、ただ憎しみを放置する結果が
見えています
そして、憎しみや憎悪といったものが
何も生み出さず、ただ関係性の放棄や
破壊的な気持ちだけを、後に残すことを
考えますと、これから先の未来へ
明るい希望を託すという気持など
どこから出てくるのか不安になります
Yours Sincerely
投稿: like-mj | 2010年8月20日 (金) 21時57分