アジアカップ優勝
準々決勝のカタール戦での渾身のガッツポーズからザッケローニ監督の心は選手と一体になったかに見えます。
試合終了と同時に選手たちと抱き合う姿にも感激しました。
PS:2月1日は私の61回目の誕生日です。昨晩は前々夜祭:イツモのように「招きハゲ?」として飲んできました。
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準々決勝のカタール戦での渾身のガッツポーズからザッケローニ監督の心は選手と一体になったかに見えます。
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また,寝るのに起座位でないと呼吸が苦しい,つまり椅子に座った状態で寝ないとカラ咳が出ることが多いので無理に睡眠薬で寝たりしているので胸に水がたまっているらしいです。
病名心不全ですから,ときどき呼吸困難で空気中なのにアップアップ状態になることがあるのはある程度しょうがないですが,恐らく異常に寒いからでしょうねえ。
あと1カ月半くらいで気候が良くなれば自然に心臓も元気になると楽観的に考えてます。
PS:明男さんにいただいたコメントより後の1/29朝の追伸です。
まず,明男さん。。いつもご心配ありがとうございます。
ご指摘の通り,小水を多量に出して胸水を排出する以外に治療法ないみたいですが,今朝は何故かかなり尿が出たので改善されたと思います。
水に溺れるのは気管から肺に水入って窒息するのでしょうが肺水腫は空気中で既に肺胞に水が入ってる状態ですから同じく呼吸が苦しいです。
2006年12月末にかけて北区滝野川4丁目への引越し作業中に,マンション廊下の窓から顔を出して上半身の下着まで脱いで胸をかきむしりながらアップアップ呼吸で一瞬死を覚悟しかかったのは今でも忘れられませんネ。
手伝いに来た友人は室内で私のPCでゲーム(将棋)中で気づかなかったようですが,アレは苦しかったです。
そのときは肺気腫と自己診断したのですが。。
(2006年12/22の記事「肺気腫にかかってしまいました。」参照)
それから,1ヶ月後に心不全と診断され内科に一週間入院して利尿剤の点滴で6リットルの小水を出して体重が7キロ落ちて一応肺水腫は治りましたが,2ヵ月後には心不全で再入院,転院して外科で心臓手術をし1年後にはまた豊島区巣鴨に帰ってきたのでした。
ただし,私はまだ透析患者ではないのでオシッコを出すのは可能です。
ただ,平均すると日に数回しかトイレに行かず,飲み屋だと大体5時間に1回トイレにいくかいかないかという状態なので危ないのですが,座っているか立っているとその日の気候によっては健康体と同じく咳も出ませんから,まだ軽いようです。
水に溺れるのと同じく?横になると呼吸が苦しく立位や座位だと楽です。
さて,土日も仕事(というより私には気分転換のよ,うな作業で,しかもとても充実した時間)があるのでこれから出勤です。
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昨日23日は最近恒例の将棋チェスネットの対局新年会に行ってきました。
一次会は真昼の12時からで場所は阿佐ヶ谷の「棋友館」というところです。
私は自宅から徒歩10分余りの丸の内線「新大塚駅」に行き,朝の10時半頃発の電車で45分程度かかって「南阿佐ヶ谷駅」に着き,そこから徒歩5分でちょっと早めに着きました。
まだ,プロの北島忠雄六段と柿木将棋作者の柿木義一さんだけしかおられませんでしたが,北島先生が「風邪治りましたか?」とおっしゃるので「何故ご存知なのか?」と聞くと,このブログで見たとのことでした。
確かに,昔ブログのアドレスを入れた名刺を差し上げたこともあったけど,こんなシロウトのブログもチェックされているのかと恐縮しました。
阿佐ヶ谷の「棋友館」は普段は元奨励会の小田切秀人さんが子供将棋教室を開いているところです。今回も参加して教えていただいた北島六段の奨励会時代からの懇意のお方らしいです。
参加者が少なくて私を含めて8名にプロの北島六段と高群佐知子女流三段を迎えた10人でハンデ戦の4回戦をやりました。チェスクロックで双方20分持ち,秒読み30秒です。
プロは最低2面指しもハンデということで,私は都合上北島さんに2局,高群さんに1局教えていただき,,もう1局は中国象棋(シャンチ-)では強豪のJIROさんと指して全局敗退しましたが楽しかったです。
まず,北島先生と2枚落ち下手で次に高群先生と飛車落ち下手,そしてJIROさんとは平手の先手で指しました。
私はいつものようにスロースターターでもあり,指導対局を受けることにも慣れているせいか最初の2枚落ちはイツモのネット将棋のクセもあってなかなか考えることができずにスイスイ指しましたが10分足らずを残して負けました。
後での感想でのご指摘によれば,勝勢のチャンスもあったということで,その局面では私も手ごたえを感じていましたが腰を落ち着けて考えなかったせいもあり最近のプロとの対局ではイツモのように決め手を逃したらしいです。
次の高群先生との飛車落ちでも飛車を切ってご機嫌気味に寄せを楽しんでるくらいでしたが,決め手を欠いてジリジリとなってしまいました。
JIROさんとの平手は最初から横歩取り3八歩の定跡を検討する感想戦のようなのどかな緊張のない対話対局となり,先手有利となる手がわかったという収穫がありましたが勝負としては負けました。
最後に再び北島先生でしたが同じ手合いはチョットいやだったので相談すると4枚落ちなども提案されましたが,4枚下手ではたとえ勝っても楽しくないので飛車落ちでお願いしました。
スロースターターの最後の対局ということもあり2枚のときよりも好調でした。この対局では結構長考もしたのですが,どうもプロ相手ではない普通の平手のときには気づくはずの決め手を逃しヨソゆきの手を指したようで負けました。
負け惜しみを言えば技術というより勝負で勝つという執念が希薄でしたネ。
↓対局風景です。
17時頃に表彰式も終わり,私や遅れて到着した私の主治医浜崎さんも対局数は違っても全敗でしたが全員に賞品がありました。私は「羽生善治の思考」という棋書ではない本を頂きました。
その後.南阿佐ヶ谷駅付近で二次会の飲み会ありましたが遠慮して帰りました。
PS:悲しいね。味方を攻撃する,味方を殺してどうする?
犯罪者の多くは社会の弱者にとって敵ではなく味方なのに。。
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線型代数の§2.線型空間の続きです。
まず,線型空間の定義を再掲します。
[定義2-1]:空でない集合Lについて以下の諸条件が満たされるとき,Lを複素数体Cの上の線型空間(linear space)またはベクトル空間(vector space)という。またLの任意の元(要素;element)aをベクトル(vector)と呼ぶ。
これが既に与えた線型空間の定義ですが,実は空間Lのスカラー積の係数を与える数体としては,ここで特定した複素数体Cに限る必要はなく一般の数体Kとして構いません。
そして,上の定義のように係数を与える数体を複素数体Cに選んだ線型空間なら,これを複素数体Cの上の線型空間といいます。
[定義2-19](同型):同一の数体の上の2つの線型空間が同型(isomorphic)であるとは2つの空間の元(要素)間に1対1の対応が存在して,第1の空間のベクトルの和には第2の空間の対応するベクトルの和が対応し,第1の空間のベクトルと数αの積には第2の空間の対応するベクトルの積が対応するようにできることをいう。
上述の1対1対応(one to one correspondence)を同型対応または同型写像(isomorphism)という。
※(注):紛らわしいのですが,ここでいう1対1対応とは単に写像(mapping)として"1対1(one to one)=単射(injection)"であるという意味ではなく,"1対1上への写像(one to one onto-mappimg)=全単射(bijection)"であることを意味します。
線型空間として同型であるためには,少なくとも集合(set)として同型である必要があります。
そして,AとBが集合として同型であるとはAからBへの"全単射=1対1写像(単射:injection)かつ全射(surjection)"が少なくとも1つは存在することです。
もしも,A,Bが有限集合の場合ならAとBが集合として同型であることは両者の元(要素)の個数が同じであることを意味します。この場合には単射と全射は同義です。
A,Bを集合(set)とするとき,ある規則に基づいてAの各々の元に対してBの元を1つずつ対応させる操作をAからBへの写像という。
fが集合AからBへの写像であることをf:A→Bと表わす。
写像fによってa∈Aがb∈Bに写されることを記号的にb=f(a)と表わす。
このとき,Aをfの定義域(domain),Bを値域(range)という。
また,Bの部分集合:f(A)≡{f(x)∈B|x∈A}をfによるAの像(image)という。
Bの部分集合Cに対して,f-1(C)≡{x∈A|f(x)∈C}をCのfによる原像または逆像(inverse image)という。
a1,a2∈Aに対してb1=f(a1),b2=f(a2),b1,b2∈Bと書くと,a1≠a2なら常にb1≠b2となるとき,この写像fはAからBへの単射であるという。
また,∀b∈Bに対しb=f(a)を満たすa∈Aが必ず存在する:つまりB=f(A)のとき,写像fはAからBへの全射であるという。また,AからBへの全射をAからBの上への写像(onto mapping)という。
fが単射かつ全射のとき,これを全単射という。
さて,fが集合の同型写像(全単射)なら,Bの原像はA=f-1(B)≡{x∈A|f(x)∈B}ですが,単一のb∈Bに対する原像をf-1(b)≡{x∈A|f(x)=b}と定義すれば,fの単射性からこれは単一の元から成るAの部分集合です。
すなわち,b=f(a)ならf-1(b)={a}です。
このときはb∈Bにa∈Aを対応させる写像をgと表わすとgも全単射です。この写像g:B→Aを記号的にf-1:B→Aと書き,fの逆写像といいます。a=g(b)=f-1(b)です。
ただし,[定義2-19]での線型空間における同型,あるいは同型写像の定義は,集合としての同型写像(全単射)の上,さらに線型空間における和,積の演算の準同型(homomorphic)の意味を持っています。(注終わり)※
[定義2-20]:2つの線型空間をL,L1としLからL1へのある写像をfとするとき,∀a,b∈L,∀α∈Cに対しf(a+b)=f(a)+f(b),f(αa)=αf(a)が成立するなら,この写像fを準同型写像(homomorphism)という。
準同型写像fが上への写像(全射)ならfを同型写像という。
このようなLからL1へのある同型写像fが存在するならLとL1は同型である。
[定理2-21]:線型空間における同型写像において,0 は 0 に対応する。
(証明)線型空間LとL1が同型でfをLからL1への任意の同型写像とすると,f(0)=f(a+(-a))=f(a)+f(-a)=f(a)+f((-1)a)=f(a)+(-1)f(a)=f(a)+(-f(a))=0 です。
(証明終わり)
[定理2-22]:同型な線型空間LからL1への同型写像においてはLの生成元の系はL1の生成元の系に写像される。
(証明)fをLからL1への同型写像とし,{a1,a2,..,as}をLの生成元の系とします。
そして,b1≡f(a1),b2≡f(a2),..,bs≡f(as)とおきます。
任意のb∈L1に対してa≡f-1(b)とおきます。
このとき{a1,a2,..,as}がLの生成元の系であるという仮定より,a=α1a1+α2a2+..+αsas;α1,α2,..,αs∈Cと書けます。
故に,b=f(a)=f(α1a1+α2a2+..+αsas)=α1f(a1)+α2f(a2)+..+αsf(as)=α1b1+α2b2+..+αsbsです。
よって,{b1,b2,..,bs}はL1の生成元の系です。
(証明終わり)
[定理2-23]:同型な線型空間LからL1への同型写像においてはLの1次独立なベクトルはL1の1次独立なベクトルに写像される。
(証明)fをLからL1への同型写像とし,a1,a2,..,amをLの1次独立なベクトルとします。さらに,bj≡f(aj)(j=1,2,..,m)とします。
bj(j=1,2,..,m)に対する1次関係式をβ1b1+β2b2+..+βmbm=0;β1,β2,..,βm∈Cと書けば,これはβ1f(a1)+β2f(a2)+..+βmf(am)=f(β1a1+β2a2+..+βmam)=0 を意味します。
故にβ1a1+β2a2+..+βmam=f-1(0)ですが,fがLからL1への同型写像ならf-1はL1からLへの同型写像なので,[定理2-21]によりβ1a1+β2a2+..+βmam=0 です。
ところが,仮定からa1,a2,..,amはLの1次独立なベクトルなのでβ1=β2=..=βm=0 でなければなりません。
よって,b1,b2,..,bmはL1の1次独立なベクトルです。(証明終わり)
[定理2-24]:同型な線型空間LからL1への同型写像によってLの基底がL1の基底に写像され,それ故同型な線型空間は同一の次元を持つ。すなわち,LとL1が同型 ⇔ dimL=dimL1である。。
また,2つの線型空間が同一の次元を持てばそれらは同型である。
(証明)定理の前半は[定理2-22],[定理2-23]より明らかです。
また,前半の逆命題である後半の証明は以下の通りです。
LとL1が共通の次元nを持つとしL,およびL1のそれぞれの基底を{a1,a2,..,an},および{b1,b2,..,bn}とするとき,各々のajにbjを対応させる写像をfとします。すなわち,bj≡f(aj)です。
さらに,任意のa=α1a1+α2a2+..+αnan∈L;α1,α2,..,αn∈Cにb=α1f(a1)+α2f(a2)+..+αnf(an)=α1b1+α2b2+..+αnbn∈L1を対応させることでLからL1への写像としてfを定義できます。
この写像fが線型空間LからL1への1つの同型写像であることは明らかです。
したがって,LとL1は同型であることがわかります。(証明終わり)
このところ科学記事の間が開きすぎている感があるので,中途半端で短かいですが続きは後回しにして今日はここまでにします。
参考文献:ア・イ・マリツェフ(柴岡康光訳)「線型代数学」(東京図書)
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今,1月19日の早朝です。昨夜11時頃にTVをつけっぱなしで寝たらしく,朝5時20分頃には目覚めました。
頭が少し重たく,寝ていたのにも関わらず肺の裏側の肩甲骨から肩の当たりの筋肉が疲れたような感じですが,おそらくイツモの私の"風邪にはならないぞ"という筋肉と精神の緊張が無意識に持続していたのでしょう。
いずれにしろ,何ら辛い症状はなく油断しなければ大丈夫なようです。
私は,実質上18歳で実家を出て以来,ずーっと独り身で病気になろうと何だろうと物理的,肉体的な意味では家族を含め他人に頼ったことがなく,小さい病気なら自分だけでなんとか切り抜け,ノイローゼのときにも自分で病気だろうと感知して一人で精神病院に行き薬を貰って軽減させるような人間です。
そして,最後に手術が必要な大病の場合だと自分で救急車を呼んで入院するという具合です。
( 生活のお金については金融業者以外の他人にも頼ったことはありますし,引越しなど特別の場合には他力に頼っています。上記の話はお金を払って仕事としてサービスをしてもらう話は入っていません。
世の中,こうしたサービスも含め誰にも頼らず一人だけで自給自足で生きていくことなどは今の世の中ほぼ不可能です。)
独り身でも全く平気?で,それ故,他人もそうなんじゃないか?というひとりよがりで他人の肉体,感情の異変や機微には全く鈍感な,ある意味バカで強い?人間は,やはり他人が言うように長生きするのかもしれません。
私のように,料理,洗濯,整理整頓を含め全ての茶飯事も精神的なことも結局は何とか自分だけでこなして,恐らく伴侶がなくても大丈夫な人間には求めても神は伴侶を与えてくれないようです。
一方,近頃,昼間私の隣のあたりで仕事をしているK君などは女性に好かれるタイプには見えないのですがチャンと伴侶がいるようです。
彼は,ときに人知れず涙を流し,できないことがあると途方にくれた感じになって悲しそうです。しかも,それの意思表示もうまくできず支えてあげなければくずれそうに見えるときがあります。
彼は,今では何でもはっきりと主張できる私のようなタイプの人間とは全く違っているようです。これが天の配剤でしょうか。。神は伴侶を必要とする人には伴侶を与えてくださるみたいです。
(↑しかし実はうらやましいです。私だって淋しくない,悲しくないわけはないのですが。。。。なぜか一人で落ち込むことはあっても他に弱味を見せないぞという性格みたいですね。)
以下はひとりごとです。
天の配剤。。弱肉強食の世界です。成長するといかに憎たらしい外見になる人でも赤児,幼児のとき,肉体的弱者の時期にはとても可愛いらしく見えて,普通の大人ならとても危害を加えようと感じない外見をしています。
どんなことでもそこそこはできるし,なんでもそこそこは知っている世間で言う"ものしり博士"というのはくせ者ですね。
"ものしり博士"じゃなく専門バカでもいい,最低1つはプロレベルのものがあればいいのです。1つとして優れてお金になる才能がない,あるいはあるかもしれないが,"来るものは拒まず,去るものは追わず"という醒めた性格でプライドだけが高くて武家の商法しかやれないなら,それはどうしようもない奴ですね。
(↑PS:もちろん,私もしくは私に似た人物を指すものです。(念のため) 八方美人:=「君子,"あおむけ"に近寄らず。」云々。。)
PS:和田 勉さんが食道ガンで亡くなられたらしいです。80歳でした。
映像で知る限りは渥美清さん(寅さん?)と同じく私の大好きなキャラクターの方でした。実際に会いたかった方の一人です。
→スポーツ報知「さよならガハハおじさん。」 http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110119-OHT1T00003.htm
ご冥福をお祈りします。合掌!!
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今朝は30分に1本しかない上野公園行きのバスが珍しくほぼ時間通りに来て,私は2分遅れてそれに間に合わず,次のバスでは遅刻するためその巣鴨小学校前バス停から徒歩で25分余りかかってギリギリ始業に間に合いました。
ゼイゼイ。。
そして昼食は何故か食欲が無く.それから仕事が終わってほぼまっすぐに帰宅後,どうも微熱があるような感覚なので残念ながら大事をとって夜の手話教室を休もうと思います。
昨日より大分暖かいはずなのに寒いです。私には風邪は命取りです。
私の病気の場合は暖房や冷房は決してゼイタクではないと思っています。
今も,依然として食欲がないのでお茶でも飲んでもう寝ようと思いますが,こういうときでも不眠症気味ですね。
(まあ,今日は時間があるからイツでも寝られるけどベッド上でブログを書く元気もこれがせいいっぱいですね。)
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ヤフオクに,昔使っていたPC用のフォートラン・コンパイラを出品しました。
Yahooに項目があったので,コピーでなく正式購入したものなら,ソフトを出品してもいいのですね。
2001年末当時,東京で最初に就職して1990年3月に退職した会社に11年半ぶりにアルバイトに行きました。
そのときのジョブを自宅でもやるために自腹で買いました。
そのときには,日本語マニュアル付き価格が16万円となっていたのを秋葉原のソフマップで約11万円で買いましたが今は無用です。
(↓ベッドの上で撮った写真です。)
→ Yahoo オークション http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d115158611
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俳優の細川俊之さんが自宅で転倒して頭部を打ち,そのまま亡くなられた,ということらしいです。70歳でした。こうした高齢?による事故死は有名芸能人では谷啓さん以来です。
ご冥福を祈ります。
↓ありし日の細川俊之さん。木の実ナナさんと。。
←スポーツ報知:http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110115-OHT1T00023.htm より。
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昨日(12日)は休みを取って春日部市にある浜崎医院 に行ってきました。
↓写真は帰りの午後2時頃に撮ったので逆光補正をしています。
ここは,東武線の「せんげん台」駅の次の「武里」駅から徒歩7~8分くらいのところにあって,武里の次の次の駅が「春日部」駅です。
巣鴨からは,都営三田線で「西巣鴨」駅まで行き,そこから都バスで東武線「西新井」駅まで,約40分間です。これは障害者の都内フリーパスのコ-スです。
「西新井」から東武急行で「せんげん台」駅にいき,そこで普通に乗り換えて1駅で着きます。私の場合,トータルでは1時間半から2時間はかかりますね。
前は,比較的近くて交通費もいらない帝京大病院に行ってたのですが,あるきっかけから,自分の主治医をこの浜崎医院の院長の浜崎さんに代えました。
権利という言葉は嫌いなのですが,担当医を代えるのは患者の1つの権利でもあると思いますからね。
実は,浜崎さんは,私が41歳だった1991年にパソコン通信ニフティーサーブの将棋フォーラムに入会して以来,毎年数回しかお会いしていませんでしたが20年来の友人知己に入るお方です。
友人知己に入るお方とは,もってまわった表現ですが,オンラインで知り合い,年に数回のオフでグループでしかお会いする機会のない方々には,確かに忘年オフでは一緒に酔っ払い,旅行では同じ釜の飯を食べて同じ風呂に入り,将棋フォーラムの場合なら趣味が共通の将棋をやったりと長く深い付き合いですが,それでも親交としていまいちの感がある方もいるのです。
浜崎氏とは恐らく,1991年暮れの両国での忘年会が初対面だと思いますが,近年までは他のメンバーほどの個人的付き合いがなかった気がします。
パソコンと将棋の組み合わせということもあり,メンバーでお会いする人の中には,医者も含め知識階層の方が多々おられるのですが,私自身が昔から金持ちやインテリとは話が合わないと決め付けている感があるので,将棋とパソコンという共通点でしかつながりがないお方の1人でした。
しかし,2007年春に私が大病をしたのをきっかけに旅行などで話をする機会が増えて,そのうち主治医としてやっかいになることになりました。
心臓病の方は暑さ寒さがもろにこたえるので少しキツいのは仕方ないにしても,昨日は寒さのせいか両足だけでなく左手も糖尿性神経症でかなりシビレていました。
診察,検査の方は,正月に暴飲暴食したわけではないが,薬飲むのをサボっていたせいなのか,空腹時血糖が前回の188から364になったのはともかくとして,ヘモグロビン(HbA1c)が前回の7.9から8.6と増えたのは少しヤバいです。
血糖降下の薬を増やしてもらい一部皮下注射することになりました。(インシュリンではありません。)
ところで,昨日はアパートの隣の部屋が開いて次の入居者のためのリフォームで日中はチョッとうるさいこともあり,ゆっくりと帰ろうと思って,西新井駅から都バスに座ったまま西巣鴨駅を越えて終点池袋まで行きました。
しかしなぜか,西巣鴨を過ぎた当たりで体調がおかしくなり,何とか池袋駅のバス停まで着いてそばの山田電機入口のちょっと寒いベンチの上で横になりました。
かなり寒くて,この辛さは帰って自宅で横になれば治るとしてもタクシー代もないし久しぶりに救急車を呼ぼうかと思いましたが,しばらくうずくまってると楽になってきたので,山田電機の内部に入って地下の暖房の効いたベンチに移るとほぼ回復しました。
どうも,あまりにも寒くて,バスの中でも省エネのためか暖房が浅めであったこともあり,腹筋や肩の筋肉が震えてこれらを緊張させて寒さに耐えていた時間が長かったため,筋肉が梗塞状態で疲れて痛くなったせいのようです。梗塞が心筋でなくてよかったです。
(数年前,本当の心筋梗塞になったときに,"ちんちん梗塞ならよかったのに。"と大笑いしていたけど,冗談じゃないんだよ。>りくちゃん,かなちゃん。)
というわけで,山田電機の中だけでもウィンドウショッピングをして無事帰宅しました。
PS:奥の院を出た後,今ほどではないけれど就職難の1977年に大型計算機で計算業務を行なう会社に就職しました。
入社当時,会社は日電と東芝のACOSを使っていました。1990年に退職した頃は富士通VP-30(スパコン?)を使っていました。
1990年(40歳)当時,退職金の一部でNECのPC98を買い,40の手習いでパソコンを始めましたが,大型コンピュータの経験は役に立ちませんでしたね。
それから,1年経った頃1991年のGWの最中に,雑誌「アスキー」で"日ペンの美子ちゃん"のように"オジサンが女の子とも友達になれる。"というようなマンガも付いて盛んに宣伝していたパソコン通信を始めようかなと思い,当時のニフティーサーブに入会したのが長いネットとの付き合いのきっかけでした。
当時はPC-VANが20万人,ニフティ-サーブが2万人とマイナーであったネットの世界に入ったのは,単にスケベなことが動機であったとしても今思えば先見の明がありましたね。
しかし,結局,当時同じようにパソコンやネットに目を付けていた比較的有名な人と知り合えたのを除けば,何ら先見の明を生かすことはしなかったので,私に金銭的なメリットはないまま今に至っています。
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線型代数の続きです。§2の線型空間に入ります。
§2.線型空間
[定義2-1]:空でない集合Lについて以下の諸条件が満たされるとき,Lを複素数体Cの上の線型空間(linear space),またはベクトル空間(vector space)という。
また,Lの任意の元(要素;element)aをベクトル(vector)と呼ぶ。
(a)Lの各元a,bに対してLの1つの元cを対応させ,cをaとbの和(sum)と呼び,c=a+bと書く。
(b)Lの各元aとCの各元αに対してLの1つの元dを対応させ,dをαとaの積(product),またはaのスカラー倍と呼び,d=αaと書く。
(c)上述の2つの演算(combination):和,積は次の性質を有する。
(ⅰ)a+b=b+a (a,b∈L),(ⅱ)(a+b)+c=a+(b+c) (a,b,c∈L),(ⅲ)∀a,b∈Lに対してa+x=bを満たすx∈Lが存在する。このxをb-aと書く。
(ⅳ)α(βa)=(αβ)a (α,β∈C,a∈L),
(ⅴ)α(a+b)=αa+αb (α∈C,a,b∈L),(ⅵ)(α+β)a=αa+βa (α,β∈C,a∈L),
(ⅶ)∀a∈Lに対し1・a=a
[定理2-2]:∀a∈Lに対しa+x=aを満たすx∈Lが存在する。このxを零ベクトルと呼び,0と書く。
(証明)[定義2-1]の(ⅲ)により各a∈Lに対してxa=a-a∈Lが存在してa+xa=a+(a-a)=aと書けます。
ところが,∀b∈Lに対してb+xa=b+(a-a)={(b-a)+a}+(a-a)=(b-a)+a=bです。つまりb+xa=bですから,xa=xb,またはa-a=b-bです。
これはxaが全てのa∈Lに共通であることを意味しますから,共通なxaを単にxと書きます。
こうすれば,∀a∈Lに対しa+x=aです。
一方,∀a∈Lに対しa+x'=aならx+x'=x,かつx'+x=x'ですから,x=x'です。
したがって,∀a∈Lに対しa+x=aを満たすx∈Lは一意的(unique)です。(証明終わり)
[定義2-3]:a∈Lに対しa+y=0 なるyをaに関する負ベクトルといい,これを(-a)で表わす。
[定理2-4]:a,b∈L,α∈Cとする。このとき次の諸性質が成立する。
(ⅰ)b-a=b+(-a),(ⅱ) 0・a=0,(ⅲ)-(-a)=a,
(ⅳ)-a=(-1)a,(ⅴ)(-α)a=-αa,(ⅵ)α・0=0,(ⅶ)ma=a+a+..+a (右辺はm項ある。)
(証明)(ⅰ)b-a=(b-a)+0=(b-a)+{a+(-a)}={(b-a)+a}+(-a)=b+(-a),
(ⅱ) 0・a=0・a+0=0・a+{a+(-a)}={0・a+1・a}+(-a)=(0+1)a+(-a)=a+(-a)=0,
(ⅲ)-(-a)=-(-a)+0=-(-a)+{a+(-a)}={-(-a)+(-a)}+a=0+a=a,(ⅳ)-a=-a+0=-a+0・a=-a+{1+(-1)}a={(-a)+a}+(-1)a=0+(-1)a=(-1)a,
(ⅴ)(-α)a=(-α)a+0=(-α)a+{αa+(-αa)}={(-α)+α}a+(-αa)=-αa,(ⅵ)α・0=α・0+0=α・0+{αa+(-αa)}=α(0+a)+(-αa)=αa+(-αa)=0,
(ⅶ)ma=(1+1+,,+1)a=a+a+..+a (右辺はm項ある。) (証明終わり)
[定理2-5]:α∈C,a∈Lでαa=0 なら,α=0,またはa=0である。
(証明)αa=0でα≠0ならα-1(αa)=0 よりa=0 です。
(証明終わり)
[定義2-6]:α1,α2,..,αs∈C,a1,a2,..,as∈Lに対し,α1a1+α2a2+..+αsasをベクトルa1,a2,..,asの1次結合または線型結合(linear combination)という。
[定義2-7]:α1,α2,..,αs∈C,a1,a2,..,as∈Lに対し,α1a1+α2a2+..+αsas=0 なる関係をベクトルa1,a2,..,asの1次関係式という。
そしてα1=α2=..=αs=0 のときこの関係は自明である(trivial)といい,そうでないときは自明でない(non-trivial)という。
[定義2-8]:a1,a2,..,as∈Lに対し自明でない関係式が成立するとき,これらのベクトルは1次従属である(linearly-dependent)といい,さもなければ1次独立である(linearly-independent)という。
[定理2-9]:ある順序に並べられたLのゼロでないベクトルの系(set):a1,a2,..,amが1次従属ならば,それらのベクトルのうち少なくとも1つはそれに先行するベクトルの1次結合として表わされる。
逆に,このベクトル列の1つがそれに先行するベクトルの1次結合として表わされるなら,この系は1次従属である。
(証明)a1,a2,..,amが1次従属であるとし,これについて成立する自明でない1次関係式をα1a1+α2a2+..+αmam=0 と書きます。
複素数の列:α1,α2,..,αmのうちでゼロでない最後のものをαkとすると,α1a1+α2a2+..+αkak=0 ,かつαk≠0 により,ak=(-α1/αk)a1+(-1α2/αk)a2+..+(-αk-1/αk)ak-1と書けます。
逆に,ak=β1a1+β2a2+..+βk-1ak-1なら,β1a1+β2a2+..+βk-1ak-1+(-1)ak+0・ak+1+..0・am=0となりますが,これは自明でない1次関係式です。(証明終わり)
[定義2-10]:Mを線型空間Lのある部分集合とする。Mに属するベクトルの系):a1,a2,..があって∀x∈Mがこれらのうちの有限個のベクトルの1次結合として表わされるとき,a1,a2,..を集合Mの生成元(generator)の系という。
[定義2-11]:Mを線型空間Lのある部分集合とする。このとき集合Mの1次独立な生成元の系をM の基または基底(basis)という。
[定理2-12]:Mを線型空間Lのある部分集合とする。
Mの生成元の系a1,a2,..の中の1つの元akがそれ以外の生成元の1次結合で表わされるとき,元の生成元の系から元akを除いた残りの系は,なおMの生成元の系である。
(証明)まずa1,a2,..がM の生成元の系なので,∀x∈M はx=α1a1+α2a2+..(α1,α2,..∈C)と書けます。
そこで,ak=β1a1+β2a2+..+βk-1ak-1+βk+1ak+1+..(β1,β2,..∈C)と表わされるならx=(α1+α1β1)a1+(α2+α2β2)a2+..+(αk-1+αk-1βk-1)ak-1+(αk+1+αk+1βk+1)ak+1+..と書けます。(証明終わり)
[定理2-13]:線型空間Lの任意の生成元の系の中から,この空間Lの基底を選び出すことができる。
(証明)Lの生成元の系の1つをa1,a2,..,asとします。
このベクトル列a1,a2,..,asの中からそれに先行するベクトルの1次結合で表わされるものを削除していけば,最後に得られる系はなおLの生成元の系でしかも1次従属でないので1次独立です。
したがって,これらがL の基底を成します。(証明終わり)
[定理2-14]:a1,a2,..,asを線型空間Lの基底とすると∀x∈Lはa1,a2,..,asの1次結合で表わされるが,この表わし方は一意的である。
(証明)x∈L がx=α1a1+α2a2+.. +αsas(α1,α2,..,αs∈C),かつx=β1a1+β2a2+..+βk-1ak-1+..βsas(β1,β2,..,βs∈C)と表わされるとします。
このとき,0=(α1-β1)a1+(α2-β2)a2+..(αs-βs)asなる1次関係式が成立しますがa1,a2,..,asは1次独立なのでαi-βi=0(i=1,2,..,s)です。故にαi=βi(i=1,2,..,s)です。(証明終わり)
[定義2-15]:線型空間L が少なくとも1組の有限個のベクトルから成る基底を持つとき,Lの次元(dimension)は有限(finite)であるという。またはLは有限次元(finite-dimensional)であるという。
なお,"零ベクトル:0だけから成る空間=零空間(zero-space)"の次元は 0(ゼロ)であると規定する。
[定理2-16]:零空間でない1つの有限次元線型空間Lの基底は全て同一個数のベクトルから成る。この基底を成すベクトルの個数を空間Lの次元といいdimLで表わす。
(証明)有限次元線型空間Lの1組の基底をa1,a2,..,an,別の任意の1組の基底をx1,x2,..,xmとします。
基底の定義よりa1,a2,..,anはLの生成元の系ですから,これにx1を加えたx1,a1,a2,..,anも生成元の系です。
しかし,x1はa1,a2,..,anの1次結合で表わされるので,この(n+1)個のベクトルの系x1,a1,a2,..,anは1次従属です。
そこで系のベクトル列をx1,a1,a2,..,anと書くとき,a1,a2,..,anの中の1つaiが先行するベクトルの1次結合で表わされます。
そして,このaiを除外したn個のベクトルの列をx1,a'1,..,a'n-1と書けば,これはなおLの生成元の系となっています。
次に(n+1)個のベクトル列x2,x1,a'1,..,a'n-1を考えると,これも1次従属であり列x2とx1は1次独立ですからa'1,..,a'n-1の中に先行するベクトルの1次結合で表わされるものがあります。
これを除外すれば,n個のベクトル列x2,x1,a"1,..,a"n-2が得られますが,これもなおLの生成元の系です。
以下,この操作を繰り返して基底x1,x2,..,xmの個数mがn以上の場合には,n回目の操作で列xn,xn-1,..,x2,x1が得られ,これらは1次独立な生成元の系です。
そして,m>nなら(n+1)回目の操作でxn+1がxn,xn-1,..,x2,x1の1次結合で表わされることになるため,基底x1,x2,..,xmの1次独立性に矛盾します。
よって,基底の個数はnを超えません。m≦nです。
逆に,n≧mのとき,基底x1,x2,..,xmから出発してa1,a2,..,anを順に加えてm個の生成元を構成していく手続きから,nはmを超えないこと:n≦mが云えます。
以上から,n=mです。(証明終わり)
[定理2-17]:n次元線型空間Lにおける任意の1次独立な系a1,a2,..,amを(m<n)に対して,適当なLのベクトル系am+1,..,anを加えて系a1,a2,..,am,am+1,..,anがLの基底となるようにできる。
(証明)n次元線型空間Lにおいて1組の基底x1,x2,..,xnを取り,ベクトルの列:a1,a2,..,am,x1,x2,..,xnをつくります。
そして,この列の中から先行するベクトルの1次結合として表わされるものを全て削除していきます。
すると,前定理によって,残った系のベクトルの個数はnに等しくてa1,a2,..,am,xi1,,..,xinとなります。
これらは1次独立であってLの生成元の系です。(証明終わり)
[定理2-18]:n次元線型空間Lの(n+1)個のベクトルからなる系は全て1次従属である。この空間の任意のn個の1次独立なベクトルの系はL の基底を成す。
Lの1次独立なベクトルの個数の最大値はその空間の次元n=dimLに等しい。
※上記のことは,これまでのことから自明なので証明を省略します。
今日はここまでにします。
参考文献:ア・イ・マリツェフ(柴岡康光訳)「線型代数学」(東京図書)
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昨日(1/7)は,巣鴨に帰宅するため白山2丁目から都営三田線春日駅に向かう都バスの中でそばに座った老女性が「横浜までどうやって帰ればいいかわからない。」というので,一緒に巣鴨まで行ってJR巣鴨駅まで誘導しJR山手線の渋谷駅から東横線で帰るように言いました。
彼女は81歳の方で2月に誕生日を迎えるらしく私より21歳も上の母親に近い年齢で「小石川七福神めぐり」という散歩企画に横浜から一人で応募し参加して来ていたけれど途中で疲れたので別れて一人で帰るところだったということでした。
私は別れるときにお礼を言われて気分よくしていました。
前日にそういうこともあったので,今日も調子に乗って都営巣鴨駅で帰りに見掛け白い杖でウロウロしていた盲目らしい女性を誘導しようとしたら「自分で歩きます。かえって危ない。。あ,ごめんなさい。」と怒られてしまいました。
昨年の11月頃にも手話教室に行く途中のバスで偶然2週続けて同方向の盲目の老男性に会って,2回ともバスを降りてから途中まで誘導をしたつもりでしたが,彼が最後まで無言だったのは実は私のおせっかい,大きなお世話に腹を立てていたのかも知れないなと思い直しました。
親切とおせっかいは抱き合わせで,"小さな親切=大きなお世話"であることを改めて痛感しました。
しかし,以前,飲み屋で「電車の中で席を譲ろうとしたら断られたのでもう決して他人に席を譲ったりしない。」と述べておられた女性がいたことも思い出しましたが,そんなことでめげるくらいなら他人の世話など決してできないし,やらない方がいいと思います。
一応,断られた後も心配だったので,そっと後ろから駅の横断歩道の向こうまで目で追いかけました。目が見えないので,こちらもヨボヨボのみすぼらしいクソジジイだということはバレてないでしょうネ。
久しぶりに少し落ち込み,調子に乗った自分を反省しました。
しかし,帰宅してそのまま眠ってしまい,さっき夜10時半頃目覚めてから,自分の世話もできないのにキレイゴトや他人のお世話をすることで自己満足するというエゴを満たしてるのだからリスクは仕方がないと屁理屈を付けて気分も落ち着き,このブログを書いています。
つくづくバカだね。>自分
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線型代数の続き,§1.行列の残りです。
[定義1-44](最小多項式):与えられた正方行列Aに対し,このAを根とするゼロでない多項式f(λ)のうち,次数が最小でかつ最高次の係数が1のもの(monic)をAの最小多項式(minimal polynomial)という。
[定理1-45]:任意の正方行列に対して最小多項式が唯一つ存在する。
(証明)先に証明した[定理1-43](HamiltonCayleyの定理)より任意の正方行列Aに対して固有多項式:φ(λ)≡|λE-A|を考えると,これはゼロではなく最高次係数が1の多項式でφ(A)=O を満たします。
そこで,任意のAに対してAを根とするゼロでない多項式が少なくとも1つは存在することがわかります。
次に,"Aを根とするゼロでない次数が最小の多項式=最小多項式"が2つ存在すると仮定して,それらをψ1(λ),ψ2(λ)と書けばψ1(A)=O,かつψ2(A)=O よりψ1(A)-ψ2(A)=Oです。
それ故,ψ(λ)≡ψ1(λ)-ψ2(λ)とおくとψ(λ)はψ1(λ),ψ2(λ)より次数が低いλの多項式であって,ψ(A)=O を満たします。
故に,もしもψ(λ)が恒等的にゼロでないならψ1,ψ2がAの最小多項式であるという仮定に矛盾します。
したがって,ψ(λ)≡0 であるべきでありψ1(λ)とψ2(λ)は同一の多項式です。(証明終わり)
[定理1-46]:行列Aを根とする任意の多項式f(λ)はAの最小多項式ψ(λ)で割り切れる。(※特に行列Aの固有多項式:φ(λ)=|λE-A|は最小多項式で割り切れます。)
(証明)f(λ)をψ(λ)で割ったときの商をq(λ),余りをr(λ)とすると,これはf(λ)=ψ(λ)q(λ)+r(λ)と表わされます。
これはλをAに置き換えても成立します。すなわち,f(A)=ψ(A)q(A)+r(A)です。
これにf(A)=ψ(A)=Oを代入するとr(A)=Oを得ます。
ところが多項式r(λ)の次数は最小多項式ψ(λ)より低いのでr(λ)≡0 なることが必要です。
したがって,f(λ)=ψ(λ)q(λ)となってf(λ)がψ(λ)で割り切れることが示されました。(証明終わり)
[定理1-47]:相似な行列は同一の最小多項式を有する。
(証明)行列A,Bが相似:すなわち,|X|≠0 なるあるXが存在してA=X-1BXと書けるとします。
このとき,もしもf(B)=Oならf(A)=f(X-1BX)=X-1f(B)X=Oです。逆に,f(A)=OならB=XAX-1なのでf(B)=f(XAX-1)=Xf(A)X-1=Oです。
そこで,任意のfについてf(A)=Oなることとf(B)=Oなることが同値ですから,AとBが同一の最小多項式を持つことは明らかです。(証明終わり)
[定義1-48](細胞状行列):行列Aを何本かの水平線と垂直線によって部分に分割する。こうした部分をAの細胞(cell)と呼び,細胞に分割された行列を細胞状行列と呼ぶ。
[定理1-49]:行列A,Bがその細胞を構成するブロック行列をそれぞれAij,Bijとして次のように細胞に分割されているとする。
このとき
(↑自明なので証明は略)
[定理1-50]:行列U,Vが細胞に分割されているとする。
(証明) U=[urs],V=[vst]とすると(UV)rt=Σsursvstです。
Uの第r行は(Ui1 Ui2 .. Uin)の中に含まれ,Vの第t列はt(V1k V2k .. Vnk)の中に含まれるとします。
ursがUijに含まれるならvstはVjkに含まれ,Uの第s列とVの第s行がUijとVjkの同じ番号の列,行に対応することから,ursvstはUijVjkの対応する成分の1項です。
よって,ΣsursvstはΣjUijVjk=Wikの細胞が作る行列の第r項第t列成分となります。(証明終わり)
[定義1-51](直和分解):Aを正方行列とし,A1,A2,..,Asを正方細胞として下のようにかけるとき,Aを細胞対角行列という。
あるいは,Aは部分A1,A2,..,Asに分解する。
またはAはA1,A2,..,Asの直和(direct-sum)であるといい,A=A1+A2+..+Asと書く。
[定理1-52]:直和分解された行列の演算は,主対角線上の細胞による演算に帰着する。
特にA=A1+A2+..+Asであるとき,f(λ)をλの多項式とすればf(A)=f(A1)+f(A2)+..+f(As)である。
(証明) A=A1+A2+..+As,B=B1+B2+..+BsでAiとBiの次数が等しいとするとA+B=(A1+B1)+(A2+B2)+..+(As+Bs)は明らかです。また,αA=αA1+αA2+..+αAsも自明です。
また,AB=(A1+A2+..+As)(B1+B2+..+Bs)=(A1B1)+(A2B2)+..+(AsBs)となることは次のように示されます。
です。
よって,明らかにAk=A1k+A2k+..+Ask,..が成立し,結局f(A)=Σk=1nαkAk=(Σk=1nαkA1k)+(Σk=1nαkA2k)+..+(Σk=1nαkAsk)=f(A1)+f(A2)+..+f(As)を得ます。(証明終わり)
[定理1-53]:直和分解されている行列の固有多項式は,その主対角線上の細胞の固有多項式の積に等しい。
(証明) A=A1+A2+..+Asのとき,λE-A=(λE1-A1)+(λE2-A2)+..+(λEs-As)です。
ところで,B=[bij]=B1+B2+..+Bsのとき,その行列式は定義により|B|=ΣP(-)Pb1i1b2i2..bninです。
Pは(1 2 ..n)→(i1,i2,..in)なる任意の置換ですが,右辺の和のうち|B|にゼロでない寄与をするのは,brirがゼロでない項の積のみです。
B1,B2,..Bsの次数をそれぞれr1,r2,..rsとすると,まず,1,2,..,r1に対してはi1,i2,..isが全て{1,2,..,r1}に属する置換の場合にのみb1i1b2i2..briir1がゼロでない値を持ちます。
そこで,1,2,..,r1のみ置換を行ない,r1+1,r1+2,..,nについては全く置換しないn次の置換をP1とします。次に,r1+1,r1+2,.., r1+r2のみ置換を行なうn次の置換をP2とします。以下,同様にP3,P4,..,Psを作ることができます。
すると,|B|にゼロでない寄与をする置換Pは,こうしたP1,P2,..,Psに対してP=P1P2..,Psなる積に対応するものだけですから,(-)P=(-)P1(-)P2.. (-)Psより,|B|=ΣP1ΣP2,.., ΣPs(-)P(-)P1(-)P2.. (-)Psb1i1b2i2..bnin=|B1||B2|..|Bs|です。
したがって,先の直和:λE-A=(λE1-A1)+(λE2-A2)+..+(λEs-As)に対して,|λE-A|=|λE1-A1||λE2-A2|..|λEs-As|を得ます。(証明終わり)
[定理1-54]:直和分解されている行列の最小多項式は,その対角線上の細胞の最小多項式の最小公倍式(least common mulitiple)に等しい。
(証明)正方行列AがA=A1+A2+..+Asと直和分解されているとし,細胞A1,A2,..,Asの各々の最小多項式をψ1,ψ2,..,ψsとします。そしてAの最小多項式はψとします。
多項式f(λ)に対してf(A)=O が成立するなら,[定理1-52]よりf(A)=f(A1)+f(A2)+..+f(As)=Oです。
よって,直和行列の定義からf(A1)=f(A2)=..=f(As)=Oですからf(λ)はψ1(λ),ψ2(λ),..,ψs(λ)の全てで割り切れます。
そこで,Aの最小多項式ψについてもψ(A)=Oによってψ(λ)はψ1(λ),ψ2(λ),..,ψs(λ)の全てで割り切れます。言い換えるとψはψ1,ψ2,..,ψsの公倍式です。
逆にfがψ1,ψ2,..,ψsの公倍式であれば,f(λ)はψ1(λ),ψ2(λ),..,ψs(λ)の全てで割り切れます。そして,ψi(Ai)=O(i=1,2,..,s)により,f(A1)=f(A2)=..=f(As)=Oですからf(A)=Oです。
したがって,任意のψ1,ψ2,..,ψsの公倍式は最小多項式ψで割り切れることがわかります。
以上から,ψ(λ)はψi(λ)(i=1,2,..,s)の最小公倍式であることが示されました。(証明終わり)
[定義1-55](細胞三角行列):Aを正方行列とするとき,これが次のようにAijを正方細胞とする細胞の三角行列の形に書けるならAを細胞三角行列という。
[定理1-56]:s行s列の細胞三角行列A,Bの積C=ABはやはり細胞三角行列であって対角線上の細胞はCii=AiiBii(i=1,2,..,s)で与えられる。
(証明は細胞対角行列と同様なので省略します。)
[定理1-57]:細胞三角行列の固有多項式は,その主対角線上の細胞の固有多項式の積に等しい。(証明略)
短かいですが今日はここまでにします。
次回は§2.線型空間に入ります。
参考文献:ア・イ・マリツェフ(柴岡康光 訳)「線型代数学」(東京図書)
PS:しかし寒い。6日の夜8時頃今年1つ目の新年会に行くために10分くらい歩いたのですが,風が冷たくてこたえました。帰りは酒が入ってたせいか往きよりも少しはましでしたが。。。
気温が低くても風がなければ体感温度はさほどでもないと思うのですがいかんせん風が強くて。。。
東京の年間平均気温は高々毎年±0.5度くらいの間の変動しかないし,夏が猛暑でしたから帳尻合わせで冬が寒いのは予想通りで覚悟してましたが,私の主要な病気である心不全では気温は高すぎても低すぎても心臓の動きに影響あるようで今年度は確かにきついです。
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個人であれば,各人とも実存的人間と社会的人間(平たく言えば自分の利益追求(エゴ)と他人の利益(公益)への奉仕)の両面があって,対立しやすい両面のどちらを重要視するか?で価値観が大きく左右されます。
しかし,仕事以外の家庭人である場合ならともかく,政治家(屋)や公務員(役人)は,仕事そのものが本来社会的であるにも関わらず,仕事中でも自分と人民(国民,市民etc.)の2つの"ご主人様"に仕えて諸刃の剣?に苦慮していると見えるのは困ったものです。
家庭に帰ればともかく,少なくとも建前では仕事中は(民の幸福)>(自分の利害)でしょう。
たとえ自己の現在的利益が消滅することになっても,その他大勢の利益に奉仕するのでないなら,所詮100年に1度の危機など解決できるはずもなく,ただ嵐が過ぎ去るのを待って息を殺してやり過ごすだけなら無政府の方がましです。
しかし,マスコミ会見などに見られる建前の上でも,(自分>民)という価値意識が見え見えで前言は平気で撤回するし責任は極力回避してメンツとか自己保身に汲々としてる様は明らかです。
まるで,酒乱でもあるかのように昔なら非難されたであろう明らかにムチャクチャなことばかりやってるのに,この状態がそのまま続いてるのはとても不思議ですね。(← 傍観者,評論家モード)
話は変わって,諸刃の剣で思いつきましたが世間の事物は全て諸刃の剣のようなものですね。
極端な話,今は年を取ってかなり失われましたが,"五欲=(飲)食欲,睡眠欲,色欲(性欲),財欲,名誉欲"などはなければないほうが幸せということもあります。
神様,仏様,天使,天女とかにはこういう煩わしいものはないんでしょうね。
人間の諍いや精神の葛藤とそれによる戦争,疾病,犯罪などは全てこれらの欲から派生しますから,そういう意味では,欲がなくて悟りきった仙人のような状態なら人は幸せであるというべきかも知れません。
しかし,生き物である人間は飲食しないと死んでしまうし,睡眠もまた然りです。色欲(性欲)がなくなると人類は子孫がなくなって滅びるでしょう。
これらは本能と呼ばれるものに根ざしています。(← 神が種が滅びないよう授けてくれたものでしょう。)
私は,むしろ,今ではもはや失って取り戻すこと不可能な"旺盛な五欲に溢れていた若さ"に憧れています。
無用と思われる,やはり欲に根ざすであろう羞恥心とかがなければ,私の若い頃中心の精神的長患いもなかったでしょうが,にも関わらず羞恥心もないような枯れたオジタリアンと化したくはないです。
諸刃の剣であることを承知でその剣を持ちたい気分ですね。
たとえ煩わしくても欲があるからこそ人間です。
痛み,悲しみ,苦しみもあるけどだからこそ歓び,喜びもある。何も感じない悟り切った仙人になるなどは棺桶に入った後でいい。
この世は飲ん兵衛が引き受けた。あの世はあんたにまかせたぜ。。( ← 京山幸枝若が唄う「浪花しぐれ!!,桂春団治」のセリフから、、)
PS:ふと,私が40年くらい前の学生運動時代に身分差別問題をカジるために読んで今も所持している井上清著「部落の歴史と解放理論」に書いてあった「矢田事件」(矢田教育差別事件)を思い出しました。
かつての大阪市教組の,"同和教育は進めたいが,それにより教師の負担が増えるのは困る。"という話で,これが原因で「解同」と「共産党」が袂を分かったのが「矢田事件」ですが,これなども諸刃の剣ですかね。
こうした話には「狭山事件」の石川一雄さんの話も含め,ここ20年以上も能動的に関わってはいませんが,今もまだ風化してないのでしょうね。
(2006年6/9の記事「狭山差別裁判」を参照 ← 石川さん仮釈放時のビデオは"旧マル中"の知り合いから譲り受けて今も所持していますが。。)
PS2:年末の12/28に元女優の高峰秀子さんが肺がんで亡なくなられてたんですね。年末のドサクサで今日(4日)まで知りませんでした。
享年86歳ということですから私の母(90歳)と同年代です。
母が好きだった木下恵介などのテレビでの作品で何度も見ているはずですが,私にはあまり印象はなく,美人で知的で昔風の非のうちどころのないスターというイメージしかありません。
ご冥福をお祈りします。
アリャリャ。。若い嫁さんもらって74歳で長女ができて故:上原謙の記録を破って元気なのに注目していた歌舞伎の中村富十郎さんまで亡くなりました。
まだ81歳です。子供が成人していませんよ。。
合掌!!
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久しぶりに,数学,それも線型代数学の話題でも取り上げようかという気になり1985年8月の覚書きノートを取り出してきてアップします。
取り合えずは,"正方行列Aの固有多項式をφ(λ)≡|λE-A| or φ(λ)≡det(λE-A)とおくとき,A自身がφ(λ)=0 の根になる,つまりOを零行列としてφ(A)=Oが成立する。"というHamilton-Cayleyの定理を証明するところが第一目標です。
ほぼ予備知識なしという仮定でゼロからスタートします。
もっとも,面倒な証明が必要なところは大抵の教科書に載ってるはずなので,証明を省略します。
数学のテキストによくある必要事項(定義,定理,証明)の羅列に過ぎないと見えるかもしれませんがご容赦ください。
§1.行列(複素数体Cの行列)
[定義1-1](行列):複素数体Cのmn個の元を,m個の行(row)とn個の列(column)を持つ長方形の型に配列したものをm行n列の行列(matrix),または(m×n)行列という。
そして,これを
または,A=[aij]と表わす。
そして,A=[aij]のとき,aijを行列Aの成分,または要素(matrix-element)と呼び,このaijを(A)ijと表わす。
特にm=nのときには,(m×n)行列を次数(order)がmの正方行列(square-matrix),またはm次の正方行列と呼ぶ。
[定義1-2]:(m×n)行列においてm=1の行列を行ベクトル(row-vector),n=1の行列を列ベクトル(column-vector)という。
[定義1-3]:行列A=[aij],B=[bij]があって,∀(i,j)成分の要素について等式:aij=bijが成立するとき,そのときに限り行列Aと行列Bは等しいといい,A=Bと表わす。
[定義1-4]:A=[aij],B=[bij]と∀α∈Cに対し,行列の和(sum)をA+B≡[aij+bij],スカラー倍(複素数倍:complex-multiple)をαA≡[αaij]で定義する。
また,全ての要素(成分)がゼロの行列を零行列(zero-matrix)と呼び,これをOで表わす。
[定理1-5](行列の性質Ⅰ):A,B,Cをm行n列の任意の行列とし,α,β∈Cとする。
(ⅰ) 1・A=A,(ⅱ) 0・A=O,
(ⅲ)α(βA)=β(αA)=(αβ)A,
(ⅳ)A+(B+C)=(A+B)+C,(ⅴ)A+B=B+A,
(ⅵ)A+O=O+A=A,(ⅶ)(α+β)A=αA+βA,
(ⅷ)α(A+B)=αA+αB,
(ⅸ)(-1)Aを-Aと書けばA+(―A)=O
これらの性質の成立は行列の定義と照らし合わせると自明なので証明は省略します。
[定理1-6](行列の性質Ⅱ):A,B,Cをm行n列の任意の行列とし,α,β∈Cとすると次の性質が成り立つ。
(ⅹ) A+(-B)をA―Bと書けば(A-B)+B=A,またC+B=AならC=A―Bである。
(xi) (-α)A=-αA,(xⅱ)-(A+B)=-A-B,(xⅲ) -(-A)=A, (xⅳ)A+A=2A,A+A+A=3A,..etc.
↑これらも自明です。
[定義1-7](行列の乗法):(m×n)行列A=[aij](i=1,2,..,m;j=1,2,..,n)と(n×p)行列B=[bjk](j=1,2,..,n;k=1,2,..,p)に対し,cik≡Σj=1naijbjkを成分とする(m×p)行列C=[cik](i=1,2,..,m;k=1,2,..,p)をAとBの積といい,C=ABと書く。
(※注意:一般にm=n=pでもBA≠ABです。)
[定理1-8](行列の積の性質):A,B,Cを以下のような積が定義可能な行列とし,α∈Cとする。以下の性質が成り立つ。
(ⅰ) α(AB)=(αA)B=A(αB),(ⅱ)(A+B)C=AC+BC,(ⅲ) C(A+B)=CA+CB,(ⅳ)A(BC)=(AB)C
(証明)(ⅰ),(ⅱ),(ⅲ)は自明なので(ⅳ)だけを証明します。
さて,M=[mik]≡AB,N=[njl]≡BCとすると,mik=Σj=1naijbjk,njl=Σk=1pbjkcklです。
故に,(AN)il=Σj=1naijnjl,=Σj=1nΣk=1paijbjkckl=Σk=1pmikckl=(MC)ikです。
したがって,AN=MC,つまりA(BC)=(AB)Cが示されました。
(証明終わり)
[定義1-9](行列式):Aがn次の正方行列のとき,Pを(1,2,..,n)→(i1,i2,..,in)なる(1,2,..,n)の任意の置換としてΣP(-)Pa1i1a2i2..aninをAの行列式(determinant of A)と呼び,これを|A|またはdetAと表わす。
ただし,(-)Pでは置換Pの符号である。(これはPが偶置換ならプラス,奇置換ならマイナスを示す。)
[定理1-10](行列式の性質):A,Bをn次の正方行列とし,α∈Cとする。このとき,(ⅰ)|αA|=αnA,(ⅱ)|AB|=|A||B|が成り立つ。 (←証明略:線形代数学のテキストを参照)
[定義1-11](余因子):行列A=[aij]の(i,j)成分aijに対応する第i行と第j列を削除して得られる(n-1)次行列の行列式に(-1)i+jを掛けた値を行列Aの要素aijの余因子(cofactor)といいAijで表わす。
[定理1-12](行列式の展開公式):行列Aの行列式|A|は|A|=Σj=1naijAijと展開される。
また,k≠iのとき,和Σj=1naijAkjはゼロである。
(証明)A=[aij]のとき,Pを(1,2,..,n)→(j,i2,..,in)のような任意の置換,Qjを1→jに特定した(1,2,..,n)→(j,i2,..,in)のような置換とすると,行列式の定義により|A|=ΣP(-)Pa1i1a2i2..anin=Σja1jΣQj(-)Qja2i2..aninと書けます。
右辺の因子ΣQj(-)Qja2i2..aninはAから(1,j)成分a1j対応する第1行と第j列を除いた(n-1)次行列式に(-1)j+1を掛けたもの,つまり余因子A1jですから,|A|=Σja1jA1jが得られます。
そこで2≦k≦nのk≠1なるkに対して和ΣjakjA1jを取れば,これはAの第1行目を全て第k行目で置き換えた行列の行列式です。
行列式の行や列の交換反対称性から1行目とk行目の値が全く同じ場合の行列式はゼロですから,k≠1ならΣjakjA1j=0 です。
ここまでは(i,j)成分aijをi=1の(1,j)成分a1jに特定して考察しましたが,明らかにi=1に特定することなく任意のiについて,ΣjaijAij=|A|,かつΣjakjAij=0 (k≠i)が成立します。(証明終わり)
[定義1-13](単位行列):E=[δij](i,j=1.2,..,n)なる行列Eをn次の単位行列(unit matrix)という。
ただしδijはKronckerのデルタ記号です。これは,i=jならδij=1,i≠jならδij=0 なる値を示すi,jの関数です。
[定理1-14](単位行列の性質):Eと同じ次数の正方行列Aに対してAE=EA=Aが成立する。(自明)
[定義1-15](対角行列):行列の対角線上の要素がλ1,λ2,..,λnである以外に全ての行列要素がゼロの,A=[λiδij]なる形の正方行列を対角行列(diagonal matrix)という。
※(注):λ1=λ2=..=λn=1の特別な対角行列が単位行列です。※
[定理1-16](対角行列の性質):対角行列の積は対角行列である。(自明)
[定義1-17](可逆性):n次の正方行列Aに対してXA=AX=Eなる行列Xが存在するならAは可逆(invertible)であるといい,XをAの逆行列と呼んでX=A-1と書く。
[定理1-18](余因子行列):n次の正方行列A=[aij](i,j=1.2,..,n)に対して(j,i)成分の要素がAijの行列を余因子行列A~,つまりA~≡[Aji]と定義すると,AA~=A~A=|A|Eである。
(証明)(AA~)ik=Σj=1naijAkjですが,この右辺は[定理1-5]の行列式の展開公式そのもので(AA~)ik=|A|δikです。これは,AA~=|A|Eを意味します。
他方,(A~A)ik=Σj=1nAijakj=|A|δikより,A~A=|A|Eが成立することも明らかです。(証明終わり)
(定理1-18の系):Aがn次正方行列のとき,|A~A|=|A|nである。(自明)
[定義1-19](正則行列):正方行列Aが|A|≠0 を満たすとき,Aを正則行列(regular-matrix)という。
また,Aが|A|=0 を満たすときには,Aを非正則行列(irregular-matrix) or 特異行列(singular-matrix)という。
[定理1-20](逆行列):Aが正則行列のとき,Aは可逆であり逆行列はA-1=A~/|A|で与えられる。(← [定理1-18]より自明)
[定理1-21]:Aが可逆(正則)のとき,(ⅰ)|A-1|=|A|-1=1/|A|,(ⅱ)(A-1)-1=A,(ⅲ)(AB)-1=B-1A-1が成立する。
(証明)(ⅰ)AA-1=Eより|A||A-1|=|E|=1です。そしてAが可逆(正則)より|A|≠0 なので|A-1|=|A|-1=1/|A|です。
(ⅱ) (ⅰ)によりAが正則ならA-1も正則ですから,A-1の逆:(A-1)-1が存在します。すなわち,A-1(A-1)-1=Eです。この両辺に左からAを掛けると(A-1)-1=Aを得ます。
(ⅲ)(AB)-1=E(AB)-1=(B-1EB)(AB)-1=(B-1A-1AB)(AB)-1=(B-1A-1){(AB)(AB)-1}=B-1A-1E=B-1A-1です。(証明終わり)
[定義1-22](行列の多項式):多項式φ(λ)=α0+α1λ+..+αpλp (α0,α1,..,αp∈C)に対し,対応するn次正方行列Aの多項式φ(A)をφ(λ)の変数λをAに置き換えたもの:φ(A)≡α0+α1A+..+αpAp (α0,α1,..,αp∈C)で定義する。
[定理1-23]:λの2つの多項式φ(λ),ψ(λ)の和:f(λ)≡φ(λ)+ψ(λ),積:g(λ)≡φ(λ)ψ(λ)もλの多項式である。このときf(A)=φ(A)+ψ(A),g(A)=φ(A)ψ(A)も成立する。
特にψ(A)φ(A)=φ(A)ψ(A)(積の交換法則)が成立する。
(証明)行列の四則演算は,複素数体Cの上の複素数の四則演算と行列の積が可換でないことのみが異なりますが,単一の行列AとAのベキAjについては全て積が可換なので,行列Aの多項式は複素数の多項式と四則演算においては同一の性質を持ちます。(証明終わり)
[定義1-24](行列の転置):(m×n)行列A=[aij](i=1,2,..m,j=1.2,..,n)に対し,行と列を逆転させた(n×m)行列B≡[bij]=[aji]をAの転置行列(transport-matix)といいtAと表わす。
(特に行ベクトルの転置は列ベクトル,列ベクトルの転置は行ベクトルなので,列ベクトルをaと表記するとその行ベクトルはtaと書けます。)
[定理1-25](転置行列の性質):(ⅰ)t(αA+βB)=αtA+βtB,(ⅱ)t(AB)=tBtA,(ⅲ)t(A-1)=(tA)-1 (証明略)
[定義1-26](対称性):行列A=[aij]においてtA=A ⇔ aji=aijならAは対称(symmetric)であるという。
また,tA=-A ⇔ aji=-aijならAは交代(alternative)である,または反対称(anti-symmetric)であるという。
[定理1-27]:A,Bが共に対称行列;つまりtA=A,tB=Bであり,かつAB=BAならばABも対称行列である。(自明)
[定義1-28](直交行列):Aが正方行列でtAA=AtA=E,つまりtA=A-1なるとき,Aを直交行列という。
[定理1-29]:直交行列の逆行列,直交行列の積は直交行列である。
(証明)Aが直交行列:tA=A-1とすると,[定理1-25](ⅲ)によってt(A-1)=(tA)-1=(A-1)-1ですから,A-1も直交行列です。
次に,tA=A-1,かつtB=B-1とする。このとき,t(AB)=tBtA=B-1A-1=(AB)-1です。(証明終わり)
[定義1-30](複素共役,エルミート共役):A=[aij]をaij∈Cの複素数行列とする。α*でα∈Cの複素共役(complex-conjugate)を表わすとき,A*≡[aij*]をAの複素共役行列という。
また,A+≡tA*=[aji*]をAのエルミート共役(Hermitian-conjyugate),またはAの随伴(adjoint)行列という。
[定義1-31](エルミート行列):A+=AならAをエルミート行列(Hermitian),または自己随伴(self-adjoint)行列という。
[定義1-32](ユニタリ行列):A+A=AA+=E,つまりA+=A-1なるとき,Aをユニタリ(unitary)行列であるという。
[定理1-33]:(ⅰ)A+=A-1ならば(A-1)+=Aである。(ⅱ)(AB)+=B+A+,(ⅲ)A+=A-1,B+=B-1なら)(AB)+=(AB)-1である。(証明略)
[定理1-34]:Aがユニタリ:A+=A-1,ならAの行列式|A|の絶対値は1である。
(証明)Aのエルミート共役行列A+の定義から|A+|=|tA*|=|A*|=|A|*です。そして,AがユニタリならE=A+Aより,1=|E|=|A+A|=|A+||A|=|A|*|A|です。(証明終わり)
[定義1-35](相似性):行列AとBに対してある正則行列Xが存在してA=X-1BX,あるいはXA=BXが成立するとき,AはBに相似(similar)であるという。
[定理1-36](相似関係の同値性):
(ⅰ)AはAに相似である。(反射的:reflecsive)
(ⅱ)AがBに相似ならBはAに相似である。(対称的:symmetric)
(ⅲ)AがBに相似,かつBがCに相似ならAはCに相似である。(推移的:transitive)
が成立する。
※(注):これら反射性,対称性,推移性は関係が同値関係であるための必要十分条件なので,相似性(similarity)は同値関係(equivalence relation)の1つであることがわかります。(注終わり)※
(証明)まず,(ⅰ)A=E-1AEです。また,(ⅱ)AがBに相似なら正則行列Xが存在してA=X-1BXです。故にB=XAX-1=(X-1)-1A-1X-1EでありX-1は正則なのでBはAに相似です。
(ⅲ)AがBに相似,かつBがCに相似なら正則行列X,Yが存在してA=X-1BX,B=Y-1CYです。A=X-1BX=X-1(Y-1CY)X=(YX)-1C(YX)でYXは正則ですからAはCに相似です。(証明終わり)
[定理1-37]:正則行列Xと行列の族:{A1,A2,..,Am}について,(ⅰ)X-1(Σk=1mAk)X=Σk=1mX-1AkX,(ⅱ)X-1(A1A2..Am)X=(X-1A1X)(X-1A2X)..(X-1AmX) が成り立つ。(証明略)
(定理1-37の系):正則行列Xと行列Aに対しX-1AkX=(X-1AX)kである。そして一般に,任意の多項式f(λ)に対してX-1f(A)X=f(X-1AX)である。(自明)
[定義1-38](固有多項式):Aをn次の正方行列とするとき,n次多項式;φ(λ)≡|λE-A| or φ(λ)≡det(λE-A)をAの固有多項式という。そして,φ(λ)の零点,or 方程式φ(λ)=0 の根λ1,λ2,..,λnを行列Aの固有値という。
※(注):列ベクトルxがAの固有値λに属する固有ベクトルであるとは,x≠0 であってAx=λxなる関係式が成立することです。そして,Ax=λxは(λE-A)x=0 と行列表現できます。
このn元連立1次方程式:(λE-A)x=0 が自明解(x=0)以外の解を持つための必要十分条件がφ(λ)=|λE-A|=0 です。(注終わり※)
[定理1-39]:行列A=[aij]の固有多項式φ(λ)≡|λE-A|の次数は,Aの次数に等しく,そのλnの係数は1,λn-1の係数はAのトレース(trace)(対角和):TrA≡Σi=1naiiに(-)符号を付けた値に等しい。
(証明)まず,行列式の定義によって|λE-A|=ΣP(-)P(λE-A)1i1(λE-A)2i2..(λE-A)ninです。
また,行列:(λE-A)の要素を陽に書けば,(λE-A)ij=λδij-aijです。
したがって,固有多項式:φ(λ)=|λE-A|において,λの最高次λnを含む項は,ΣPの置換Pが恒等置換I:(1,2,..,n)→(1,2,..,n)の場合:P=Iに対応する行列の対角項の積(λE-A)11(λE-A)22..(λE-A)nn=(λ-a11)(λ-a22)..(λ-ann)のみから発生します。
そして,ΣPの恒等置換P=I以外の置換Pによる項は,n個の因子のうち単なる定数の行列の非対角項因子を少なくとも2個含むため,高々λの(n-2)次項しか持ち得ません。
以上から,固有多項式φ(λ)のλn,λn-1の項は共に,項:(λ-a11)(λ-a22)..(λ-ann)のみから発生することがわかります。
そこで,φ(λ)におけるλの最高次λnの係数は1であり,λn-1の係数は-(a11+a22+..+ann)=-TrAとなることが示されました。
(証明終わり)
[定理1-40]:行列Aの固有多項式φ(λ)≡|λE-A|の定数項はφ(0)=|-A|=(-1)n|A|である。(自明)
[定理1-41]:相似な行列の固有多項式は相等しい。
(証明)相似の定義によれば,行列AがBに相似であることは|X|≠0 なる行列Xが存在してA=X-1BXと表現できることを意味します。
そして,A=X-1BXならAの固有多項式は|λE-A|=|λE-X-1BX|=|X-1(λE-B)X|=|X-1||λE-B||X|=|X|-1|λE-B||X|=|λE-B|です。最右辺の|λE-B|はBの固有多項式です。(証明終わり)
(定理1-41の系):相似な行列は同一の固有値,同一のトレース,同一の行列式を持つ。
(証明)これは[定理1-41]を[定理1-39],[定理1-40]と組み合わせると得られます。(終わり)
[定理1-42]行列の固有値の総和はその行列のトレースに等しい。
(証明)[定理1-39]より,行列A=[aij]の固有多項式はφ(λ)=|λE-A|=λn-(a11+a22+..+ann)λn-1+..と表現されます。
一方,Aの固有値λ1,λ2,..,λnはφ(λ)=0 の根なのでφ(λ)はφ(λ)=(λ-λ1)(λ-λ2)..(λ-λn)と因数分解されます。
したがって,λn-(a11+a22+..+ann)λn-1+..=(λ-λ1)(λ-λ2)..(λ-λn)=λn-(λ1+λ2+..+λn)λn-1+..なるλの恒等式が成立します。
それ故,この両辺のλn-1の係数比較によってλ1+λ2+..+λn=a11+a22+..+ann=TrAを得ます。(証明終わり)
[定理1-43](Hamilton-Cayleyの定理):行列Aの固有多項式をφ(λ)≡|λE-A|とするとφ(A)=Oである。つまりAはφ(λ)=0 の行列の根になっている。
(証明) (λE-A)の余因子行列(λE-A)~をBと表記すると,Bの要素は(λE-A)の余因子ですから全てλの(n-1)次多項式です。
そこで,行列B自身も要素が定数項のみの行列,λの1次項のみの行列,2次項のみの行列,..,(n-1)次項のみの行列の和に分解できます。
すなわち,B=B(0)+B(1)λ+..+B(n-1)λn-1と係数が行列のλの(n-1)次多項式の形に書けます。係数:B(0),B(1),..,B(n-1)は要素(成分)が定数のn次正方行列です。
一方,余因子行列の性質から,B(λE-A)=|λE-A|Eです。
この恒等式は,φ(λ)=|λE-A|=α0+α1λ+..+αnλnと書けば,(B(0)+B(1)λ+..+B(n-1)λn-1)(λE-A)=(α0+α1λ+..+αnλn)Eなる等式の成立を意味します。
両辺のλの係数を比較すると,-B(0)A=α0E,-B(1)A+B(0)=α1E,-B(2)A+B(1)=α2E,..,-B(n-1)A+B(n-2)=αn-1E,-B(n-1)A=αnEです。
これら(n+1)個の等式の両辺に,順にE,A,A2,..,An-1,Anを右から掛けて辺々加えると,左辺は相殺されてOとなり,右辺はα0E+α1A+..+αnAn=φ(A)となります。(証明終わり)
今日はここまでにします。
参考文献:ア・イ・マリツェフ著(柴岡康光 訳)「線型代数学」(東京図書?) (← これは,元々30年くらい前に既にボロボロの状態の古書で入手したのですが,今,探してみたけど,もはやどこに行ったか?手元にないみたいです。)
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明けおめ,ことよろ。。。
丁度あと1ヶ月で61歳の誕生日だ。。
昨晩は夜10時から,金もないのにキレイドコロのお店で2年越しで酒を飲み,初詣にも行かず夜中の1時半頃に帰宅してすぐ寝て朝6時頃さわやかに目覚めました。
年始からこれでは今年も思いやられます。目の前にお店でおみやげにもらったみかんがあったので食べてます。
PS:2本のうち1本が切れた蛍光管の交換にもう数時間も苦労しています。平衡感覚おかしくて右足簡易脚立,左足ベッド上でつかむところはシーリングから下がってる蛍光灯だけなので,バランスをくずして1回転倒しました。
1回うまくいって点灯しかかってから,未だ2度と点灯していません。何度も片腕ごとに疲れて休憩をとっています。
前回引越し時に窓のカーテンのフックをかけるだけなのに数日もかかったり,と若く健康なときには5~10分でできていた大したこともない日常事が全然できないのは,はがゆいですね。
私にできることは,本当にマウスやキーボードでできるようなデスクワークだけみたいですね。
私の見掛けや日ごろの言動から,実は元気そのもので芝居でもしてる"ナンチャッテ障害者"なんじゃ?と思われるような傾向がありますが,こうした恐らく友人知己には見せないだろうミジメな姿を見れば,思い直すカモしれない。
とか思ったりして。。。。
デモ,私は全然かわゆくないから,金でも払わないと物理的な手助けは得られそうもないですね。
友人知己には見せないってカッコイイこと書いてますが,実は以前もしばしば助けてくれって言っています。しかし,"大袈裟だな。たかがそんなことくらいでワザワザ家まで行かないよ,そんな簡単なコト,ゆっくり自分でヤレばいいじゃん"って軽い感じで覚えてさえいないでしょうね
しかし,手前ミソですが,高齢者の介護でもそうですが,お風呂で背中が洗えないとか普通は何でもないと思えることに手助けが必要なんですよネ。
ちくしょう。むずかしいことはできてもやさしいことはできない。
PS2::1月2日13時半です。一夜明けてまだ蛍光管がうまく入らなくてイライラします。こんな簡単なことができないなんて。。。
管は片方あればそこそこ明るいし,読書などで暗いと感じたら蛍光灯スタンドもありますから,別段慌てるほどのことはないです。
それに正月だし面倒なことは後回しにして休み休みやってるのですが,ベッドそばの簡易脚立は普段はお盆を乗せて食事テーブルの代用にしたりしているので片付かなくてね。
この際ですから,もう5千円も余裕があれば旧居では使用していた丸型の省エネでリモコンも付いていて何年も管など交換不要のはるかに明るい灯りを買って販売店に設置してもらうのですが。。。
(↑飲み屋に行かなきゃ可能だろ? まったくぅ)
↓約1年前の還暦2ヶ月前の自分の写真をチョッと公開
(実はツーショットなのにカッコをつけて下からのアングルでハゲ頭を隠し,不機嫌顔をつくってるようだ。着ている服も貧乏たらしくて不潔っぽい。。)
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