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2011年1月 8日 (土)

小さな親切,大きなお世話

 昨日(1/7)は,巣鴨に帰宅するため白山2丁目から都営三田線春日駅に向かう都バスの中でそばに座った老女性が「横浜までどうやって帰ればいいかわからない。」というので,一緒に巣鴨まで行ってJR巣鴨駅まで誘導しJR山手線の渋谷駅から東横線で帰るように言いました。

 

 彼女は81歳の方で2月に誕生日を迎えるらしく私より21歳も上の母親に近い年齢で「小石川七福神めぐり」という散歩企画に横浜から一人で応募し参加して来ていたけれど途中で疲れたので別れて一人で帰るところだったということでした。

 

 私は別れるときにお礼を言われて気分よくしていました。

  

 前日にそういうこともあったので,今日も調子に乗って都営巣鴨駅で帰りに見掛け白い杖でウロウロしていた盲目らしい女性を誘導しようとしたら「自分で歩きます。かえって危ない。。あ,ごめんなさい。」と怒られてしまいました。

  

 昨年の11月頃にも手話教室に行く途中のバスで偶然2週続けて同方向の盲目の老男性に会って,2回ともバスを降りてから途中まで誘導をしたつもりでしたが,彼が最後まで無言だったのは実は私のおせっかい,大きなお世話に腹を立てていたのかも知れないなと思い直しました。

 

 親切とおせっかいは抱き合わせで,"小さな親切=大きなお世話"であることを改めて痛感しました。

 

 しかし,以前,飲み屋で「電車の中で席を譲ろうとしたら断られたのでもう決して他人に席を譲ったりしない。」と述べておられた女性がいたことも思い出しましたが,そんなことでめげるくらいなら他人の世話など決してできないし,やらない方がいいと思います。

 

 一応,断られた後も心配だったので,そっと後ろから駅の横断歩道の向こうまで目で追いかけました。目が見えないので,こちらもヨボヨボのみすぼらしいクソジジイだということはバレてないでしょうネ。

  

 久しぶりに少し落ち込み,調子に乗った自分を反省しました。

 

 しかし,帰宅してそのまま眠ってしまい,さっき夜10時半頃目覚めてから,自分の世話もできないのにキレイゴトや他人のお世話をすることで自己満足するというエゴを満たしてるのだからリスクは仕方がないと屁理屈を付けて気分も落ち着き,このブログを書いています。

 

 つくづくバカだね。>自分

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003. 日記・回想」カテゴリの記事

コメント

TOSHIさんへ
助けるほうも、助けられるほうもお互いの心遣い、相手がそれを望んでいるか察知する感性、そして上手なアプローチが大切なのだなと思いました。

「弱みを見せずに見栄を張る」というのも気持ちとしてよくわかります。

投稿: とね | 2011年1月11日 (火) 13時42分

 ども,まとレスですみません。TOSHIです。

 とねさん,ご訪問ありがとうございます。明男さん,いつもコメントありがとうございます。

「とね日記」は自然科学方面のランキング上位のブログですね。以前からときどき行って見てますよ。

 私自身が心臓障害で長時間席に座らないということが不可能な身体です。

 4年ほど前の心臓手術で退院直後は食べ物や日用品の買い物,風邪などで近くの医院に行くのでさえ,ときにはタクシーで往復せざるを得ませんでした。

 席を譲ってもらえるありがたさは身にしみています。

 それでも,はじめて席をゆずられたときは少しショックでした。

 せいいいっぱい弱味を見せないようにして見栄を張ってるつもりでしたから。。

 というわけで親切を断わる気持ちも少しはわかりますが,明男さんと同様,自分が親切を受ける身になって有難みは身にしみてるので,私がめげることはないでしょう。

 ただ,わかっていても反発され嫌がられるのは落ち込むので,その気持ちを書きました。うさばらしですね。
            TOSHI

投稿: TOSHI | 2011年1月10日 (月) 20時36分

「もの言わば 唇寒し 秋の風」
誰かに親切にすることには「情けは人の為ならず」という感覚が付いてまわりますね。礼を言われないことは何ともないですが、反感を持たれるのは辛いものです。
私は必ず、必要かどうか尋ねてからにしていましたが、遠慮で断られることもあり、それすらも嫌がられることもありました。
しかし、自分が受ける立場になって思うことは、いかにお節介であろうとも、有難く思わねばならない、ということです。人として見過ごせないことを行う、誰に恥じることもないことですもんね。

投稿: 明男 | 2011年1月10日 (月) 16時54分

はじめまして。
「とね日記」というブログの「とね」と申します。
これまで時々TOSHIさんのブログを読ませていただいておりました。

実を申しますと僕もお節介な性格でして、駅などで迷っている人を見かけるとつい声をかけたり、電車などでは席を譲るほうです。

もちろん断られたり、邪険にされたりすることもありますが気にしないようにしています。そういう場合はたいてい相手の方が気持ちに余裕がないのだろうと自分に言い聞かせています。

かなり前のことですが、かなり混んでいる電車ですごくスマートな席の譲り方をしている男性を見かけたことがあります。席に座っていたのは初老の男性で、前に立っていた老婦人に席を譲ろうとしたところ彼女は遠慮して「結構ですから。」と断りかけられました。どちらかというと男性のほうが年上だったからですね。するとその男性は機転をきかせて「いえ、あなたがお持ちの花束を痛めないためにもおかけください。」と。。。彼女は気持よく席につくことができました。

こういうのってタイミングが難しいと思いますが、そのときはしきりに感心してしまった僕でした。

TOSHIさんも、今回のことにめげずに、これからも困っている人を見かけたら声をかけてあげてください。

投稿: とね | 2011年1月10日 (月) 00時58分

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