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2011年6月13日 (月)

入院生活

 もう,私自身いい歳で病気・入院慣れしてきたこともあり,枕が変わったくらいで体調や精神の状態が快,不快になるということもありません。

 入院しても日常はそれほど変化あるものではなく,新しい経験としては新しい病気の治療・手術と新しいコミュニケーションくらいです。

 さて,5/30(月)には,その前夜も夜中1時頃まで外で飲酒して帰宅しましたが当日は自宅で早朝に目覚め,小雨の中朝9時頃リュックと比較的大きい買い物用の手提げ袋1つを持って出かけました。

 徒歩10分程度で巣鴨駅に着き,そこから都営三田線で新板橋駅,そして徒歩3分でJR板橋駅に向かいました。そこから1時間に3本しかない王子駅行きの国際興業バスに乗って帝京大病院に着いたのは11時10分前くらいでした。

 すぐに手続きを取り,中央エレベーター7階降りてすぐの701号室の4人部屋の入り口そばのベッドに入院しました。

 既に,窓側に,私より少し若い50歳代と思われるやはり当日入院の先客加藤さんがいて,それから私,トイレに行って帰るとまたもう一人私より上の60代中半くらいの工藤さんが入ってきて互いに挨拶しました。

 ちょっと,お話してみるとあまりイイコトではないのでしょうが私を含め皆入院慣れしているみたいで,お互いに結構多弁で歯に絹着せぬもの言いだったので,歳の差無視ですぐに打ち解けて気が合う仲間という感じになりました。皆明日手術ということです。

 どうせ,眼の治療の時間以外はほとんどは暇な時間なので,どこの病院も大して変わらない周囲の大体の環境を把握した後は,例によって入院中に読むと決めていた「格子上の場の理論」という本とノートを,あまり派手な"見せびらかし"にならないように用意しました。

 しかし,10日前後の短期間入院でもあり,何はさておき,まずは男性1名以外全て女性らしい看護師の品定めが主要な"日課"になります。

 さて,5/31には手術でした。局部麻酔で顔は右目部分以外は覆いを掛けられ,強いライト当てられた右目,ハッキリとは見えないとはいえまさにそこからメスが入ってきて血が流れたりする状況を見るのはコワイというか貴重な体験でした。

 10時半頃呼ばれて着替え,4階の手術室まで歩いて行き,かなり狭い手術台に寝た後,左手に少し痛い筋肉注射を受けて点滴,そして右眼の下辺りに麻酔の注射を受けました。

 麻酔が効くy前の洗眼がかなり沁みて痛かったので不安になりましたが,手術開始で血が流れるのが見えた頃には直接的な眼の痛みはありませんでした。

 数個の孔を開けての硝子体の吸引除去と代替レンズの装着など白内障と同じ手順については痛みも感じず比較的早い段階で終わったらしいのですが,網膜の処理では血管がボロボロだとか聞こえてきました。

 眼の奥に耐えられないような鈍痛がきてうめいたのはレーザー照射で出血根を焼いたりという外科手術ではない部分なので,ここで痛がるのは執刀の主治医以下も意外だったらしく,後10分くらいで終わるからと言われてガマンしましたがかなり辛かったです。

 手術前にトイレで大小済ませてきたのに,手術開始してしばらくしてからは,,緊張からか大の方を催してきました。

 まあ,ガマンできないというほどでもなかったので,私は誰にも告げず,それから2時間余りの手術中は何とか乗り切れましたが。。。

 手術が予定より約1時間も延びたのは,予想より患部がヒドかったこともあったでしょうが,途中,何度も心電図からの脈拍の数でしょうか?警告音が流れて,

  「38,41,。。59。回復しました。」という声が聞こえて,手術が中断され,「気分大丈夫ですか?」と聞かれて「何でもない」と答えたことの繰り返しがあったことなども,理由ではなかったでしょうか?

 結局これは心電図の電極か何かの不具合だけだったようです。。

 ところが,手術後に自分のベッドに帰って,やがて朝食全部と水ばかりの嘔吐を夜まで都合5回も繰り返しました。

 術後の感染を防ぐ恒例?の抗生物質の点滴が終わった後も,脱水症状を避けるため生理食塩水?の点滴を受けました。

 医師,看護師たちは手術の関連で体調が崩れたと思っていたらしいのですが,私自身は恐らくは悪酔いしたときに下痢と嘔吐が同時にくるのと同じような単なる消化不良のためだろうと,思っていました。

 翌朝,太めでカワイイ(加藤ローザ似?の)看護師Nさんに,「昨日の夜寝る前に一生懸命フン張って宿便のような重たいヤツを出したら,直った,単なる消化不良で手術には関係ないみたい」と告げたら,

 朴訥ななまりのある口調で「スッキリしたら直った?」と笑われて,マゾ心?からなのか何だかうれしかったですね。(← 元々医療現場にはコスプレを含めたフェチシズムの匂いを感じます。イヤ私が変態なだけかな?)

 Pendingというか,以下蛇足で書きたくなったら追加します

 ところで,選挙は終わりましたが諸般の事情(どういう事情じゃ??)からAKB48は「峯岸みなみさん」を応援します。

      

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