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2011年12月24日 (土)

エロスとアガペー,再び

 今朝,テレビでクリスマス関連で子供へのプレゼントなどについてのニュースを見ていると,水族館,特にエサをやるショーやイルカのショーで4~6歳くらいの幼児のお目々釘付けでまん丸になっていました。

 その後もトイザラスなどでキティちゃんの前の女児やもっと年上の男女児の目が同じような感じになっていました。

 明らかに,汚れてしまった?大人(私?)の目とは違っています。

 私が今も昔もこういう子供の姿を見ると,可愛いなあと感動するのは,特別なことではなく,程度の差はあっても人間の感情としては普通のことでしょう。

 こういうのを見て,タブーであるような汚らしい理屈を想像する必要などは全く無く,ただ感動していればいいのでしょうが,

 愛や性については,特に私は変態であり,ウラジミール・ナボコフの小説「ロリータ」とも,一般世間のブルセラ的とも違う意味のロリコンである私には,こうした素朴な感動につけても,昔感慨を覚えたことなどを思い出してしまいます。

 今よりもっと多感な頃に,ノイローゼで通院していた病院精神神経科の庭先で体操をしていた成人女性が同じような目をしていると感じて感銘を受けたことなどが思い出されます。

(↑2008年12/14の記事「精神神経科病棟の思い出」を参照)

 私が,現在は自意識過剰が原因であろう精神的な恐怖症から解放されているのは,自分がもはや異性から見て恋愛対象でさえなくキモイ存在であることを自覚して,ある意味諦観しているからです。

 過去多感な頃に自意識過剰であったのは,自分でいうのも何ですが,頭髪も健在で,「コウガンの美少年」を自負していたからでしょう。

 男というのは仕方ないもので,幾つになってもエロでスケベですが,

 イヤ,そういう欲求抜きでも話をしたり一緒にいる時間を持つだけでもいいと,自分より若い女性に好意を抱くのは,私だけではないでしょう。

(↑2008年5/6の「エロスとアガペー」,2008年9/19の「人を愛するということ」)

 特に,私は結婚したこともなく,ノイローゼがきつい頃には,むしろ,(若い)女性がコワくて?避けていましたから。。。

 60過ぎのハゲ面下げて,今さら相思相愛もないでしょうから,相手の思いには関係なく,自分だけが片思いをしているだけで十分なのです。

 最近,「猫にかつおぶし」,イヤ,「ゲイの男性に男湯」とか,ではないですが,私の通っている職場というか施設には純真無垢のような成人男女が多々います。

 私はエロスではなく,親のようなアガペー?でもって接しているツモリです。

 今年は,職場のイベントでの動物園観覧もありましたが,その他にも,お付き合いで水族館に2つも行きました。

 ,まだまだ,横浜の水族館にも行きたいとか,キティちゃんがとても好きとかの感情がそれほど理解できなかったのは,私が男であるせいもあるでしょうが,

 今日の子供関係のニュースを見て,「やはりそうなのか」と再確認した思いですが,,そうした頭での理解をする必要はないのでしょうね。

 もちろん,私にも好みがありますから,異性なら誰でも好きという感情があるわけじゃなく,,同情的,ボランティア的な上から目線で付き合っている部分が大きい方もいます。

 いずれにしろ,自分でもハッキリとした自分自身の感情が理解できるわけではなく,相手が楽しくて,しかも私自身も楽しければそれでいいのです。

 恵みは多いに越したことはありませんが,私自身への恵みについては多くを望みません。

 多様な愛の形をエロスとアガペーに大別することなど,こうした頭でっかちなことは,ほっといて,自分自身が愛の渦中に入りたいものだ。。

 と,ロリコンジジイの妄想はまだまだ続くのでしょう。

   

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