訃報!!米倉斉加年 氏
俳優の米倉斉加年(よねくらまさかね)氏が去る26日夜亡くなられたそうです。享年80歳。直接の死因は腹部大動脈瘤破裂です。
→NHK ニュース
劇団民芸出身のクセのある俳優。。このころの民芸というと進歩派=左翼ですが,戦後は軍国主義の反動で知識人は皆そうでした。
日本は下山事件などに見られるGHQの弾圧?によって概ね保守系の米国寄りの国家への道をたどりました。
米倉氏は見た覚えのある作品が多すぎるくらいありますが21世紀に入ってから私にはあまり印象ありません。
ご冥福を祈ります。合掌!!
PS:いろいろ不都合あると時間が無くて結局週末ブロガーと化しています。
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コメント
>日本は下山事件などに見られるGHQの弾圧?によって概ね保守系の米国寄りの国家への道をたどりました。
共産党が反謀略闘争を行わない理由については、
http://mb2.jp/_grn/1607.html
をご確認ください。
投稿: 凡人 | 2014年8月31日 (日) 23時32分
左翼がでたので、右翼にも1言...
右翼などは、存在そのものが
バカバカしさで溢れ返っておりますが
それをマジメにやるトコが怖いとこでも
あると思います
任侠の世界ともなれば
バカバカしいでは済まない
極めて切羽詰まったモノがありますね
現実世界のその手の人たちは
気が短い
自分を省みない...と、男を絵に描いたような
感じですが
現実的な問題にぶつかればボロがでるに
決まっているのですから...
理想的な意味での任侠というのは
アメリカ大統領くらいが適任なのでは
って気もします
日本の総理じゃ荷が重過ぎますし
投稿: like-mj | 2014年8月31日 (日) 05時44分
カリフォルニア・コレクションの
水谷豊氏なんかも、相当クセがありますが...
違いますね...米倉さんのクセとは
米倉さんのクセの深淵には
解決できない問題をかかえた暗さが巣食って
いる感じがいたします
一方、水谷さんのクセは
向かいあう相手への気遣いが
その中身でしょうね
男女の問題1つにしたって
水谷さんなんかは、笑ってすべてを
受け入れそうな感じがするのに対し
米倉さんなんかは、自分を相手の立場へと
無理矢理置き換えようとして考え込む
感じががします
理解するという言葉の意味からすれば
水谷さんのようなあり方は
理解した訳ではなく、受け入れたダケに
過ぎないとも言えるでしょうが
男というモノが、女というモノの
形としてのあり方のすべてを理解するのには
無理がある...っていうのがクセのない
自然さと思います
米倉さんは左翼ダケに、哲学的なんですね
でも、空理空論じゃーなく
存在として表面化している側面を絵にして
表現されている訳で...
私に言わせれば、ミラ・ジョボビッチ程の
生きた素材が表現する現実には
叶わぬと思うのですが
そういう意味で、やはり哲学的な
考え過ぎている部分があるのは否めぬと
思います
現実に生きた素材は
自分を主張する訳ですし
絵のように固定的にアル側面を切り取るなど
あり得ない事で、切り離せない全体が
存在としての意味になる訳で...
結局、可愛らしさとかの印象が
残ることに意味があると思いますからね
何言ってるんだか...って感じも致しますが
こんなトコでしょうか
PS
左翼には、バカバカしさというモノが
欠けている気がします
無駄にマジメ過ぎて、存在の全体が
自己を解放的に主張することに枷をかけて
しまっているんでしょうね
こうしたジレンマから抜け出すには
自由な空気に触れることしか手はないと
思いますね
投稿: like-mj | 2014年8月31日 (日) 05時18分
米倉斉加年氏といえば
まず思い浮かぶのは...
宇野重吉氏でしょうね
https://www.youtube.com/watch?v=duKFKssvDzQ
宇野の息子が寺尾聡だっていう辺りが
日本の左翼が、こと演劇の分野では
決して主義などではなく、ある種の
真実を追い求めていた証拠になると
思います
米倉氏の描く妖艶な女の絵は...
ソレとそっくりな絵を
私は、大学1年の頃
サイクリング部の先輩の医学部生の下宿で
描きかけのキャンパスに半分ベールが
かけてあったモノを目撃し...
とても衝撃を受けた経験があります
なんで、このまじめそうな先輩が
こんな衝撃的な絵を描くのだろうか.....と
そして今、病院でこの絵さながらの
光景が...
深淵に迫りつつも、永遠の幼子の心が
そこに見えました
そういう場面に出会えば
ソレはそれなりに自らを処せるものです
とは言え、私の感性も基本的には
TOSHIさんが感じる...クセのある人
っていう第一印象はまぬがれないのも
また事実ですが...
そういうクセの背後に
辿り着くとき、想像を絶する豊かな
ワールドがあったりすると...
このクセは、そういう世界と現実との
矛盾を自己の中に体現しようと格闘した
証しなのかな
とも考えようとしたりします
それでも、やはり深みをさらに超越
すりゃー、そこに開けるのは
ありきたりな、どこにでもいる素朴な人
の姿になると思えるのも不思議です
投稿: like-mj | 2014年8月31日 (日) 04時01分