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2014年11月16日 (日)

統計力学の基礎(3)(古典統計力学3)

 古典統計力学の続きです。

 

エネルギーだけの交換を許し粒子は閉じ込められた系の集団で

あった正準集団よりも一般的で,エネルギーの交換だけでなく,

さらに粒子の交換も許す場合を考察します。

 

こうした系の集団を大正準集団(grand-canonical ensemble)

といいます。

 

簡単のため,対象とする系は1種類の粒子のみから成る体系

とします。正準集団と同じく莫大なM個の同じ構造を持つ

を並べたと想定します。

そのうちのいくつかの系はN個の粒子から成る系で,その

個(巨大な個数)の粒子から成る系全体つくる相空間の

うちエネルギーがEijであるようなj番目の細胞にあるもの

数をMijとします。

 

こうした個数配分の配置数Wは,W=M!/(Πi.jij!)で

与えられます。

 

ここで,M個全体の粒子数をN0,総エネルギーをE0

としてこれらは一定とします。つまり,M個全体では孤立系

とします。

 

前と同じように,熱平衡で実現されるのは,条件:Σi.jij=M

Σi.jijij=E0,Σi.jiij=N0の下で,Wが最大になる

ようなMのMijへの配分であるケースです。

 

そこで,変分δMijに対してΣi.jδMij=0,Σi.jijδMij=0,

Σi.jiδMij=0 の条件下で,

δlnW=Σi.j(lnMij+1)jδMij =0 が成立する条件を

求めます。

 

これは,Lagrangeの未定乗数をα,β,γとして,独立な任意

のδMijに対し,恒等的に

Σi.j(lnMij+α+βEij+γNi)δMij=0 が成立すること

を意味します。

 

よって, lnMij+α+βEij+γNi=0,すなわち, 

ijexp(-α-βEij-γNi)です。

 

それ故,λ≡exp(-γ),Z≡Mexp(α)と定義して 

ij(M/ZNiexp(-βEij)と書くことができます。

 

そしてi.jij=Mから,Z=Σi.jλNiexp(-βEij)

です。

 

 以上から,大正準集団のM個の系うち,1個だけを考察対象の系

とし,残り全部を熱浴,および,粒子の貯槽と考えて,

対象とする系がエネルギーE,粒子数Nの状態を占める確率は,

λexp(-βE)/[Σi.jλNiexp(-βEij)]なる分布で与えられる 

ことがわかりました。

 

ここで,βやλの意味を知るため,特別な場合として粒子の交換

が許されず,i=N=一定として,

λexp(-βE)/[Σi.jλNiexp(-βEij)]の分子,分母を 

共通な定数因子λで割って約分すると,

exp(-βE)/[Σi.jexp(-βEij)]となりますが,これは前回論じた

正準分布に一致するはずです。

 

したがって,今回の場合でもβ=1/(kT)を得ます。

 

 一方,λについて論じるため,粒子交換が許される場合の熱力学

での2相平衡を考察します。

 

すなわち,2つの相が平衡にある条件は化学ポテンシャルμ

(1分子当たりのGibbs自由エネルギー)が互いに等しいこと

ですが,考察しているM個の系の集団では全ての系でλが

共通なので,これが相平衡でのμと同じ役割を果たしていると

考えられます。

 

 まず,前回は,∂(lnZ)/∂β

 =-Σexp(-βε)/Z=-<E>,および

 (∂F/∂V)=-P,F=-kTlnZより,

 ∂(lnZ)/∂V=-βP が成立したので,

 この,粒子数Nが不変でZの係数にかかるべき,λ

 が定数場合に相当するケースでは,

 d(inZ)=-<E>dβ+βPdVという結果

 でした。

 

 今回のinZでは,Nも変わるので.

 d(inZ)=-<E>dβ+βPdV+<N>d(lnλ)

 です。

 ただし,<N>=Σi,jiλNiiexp(-βEij)/[Σi.jexp(-βEij)]

 です。

一方,Gibbs自由エネルギーG=Nμ=F+PV=E-TS+PV

の微分を取ると,dG=dE-TdS-SdT+PdV+VdP

=-SdT+VdP+μdN となります。

 

何故なら,粒子の流出入を許す今の場合,熱力学第一法則は

閉鎖系でのdE=TdS+PdVではなくて,

dE=TdS+PdV+(∂E/∂N)S,VdNとなり,

一方,G=Nμ=E-TS+PVから

E=Nμ+TS-PVなので(∂E/∂N)S,V=μ

ですからdE=TdS+PdV+μdNとかける

からです。

 

このdG=-SdT+VdP+μdNと,G=Nμからの

G=Ndμ+μdNの右辺同士を等置して,

Ndμ+SdT+VdP=0 を得ます

これはGibbs-Duhemの関係として知られています。

 

一方,G=E-TS+PV,Nμ/T=E/T-S+PV/T

から,Nd(μ/T)+μdN/T=-(E/T)dT-dE/T

-dS+d(PV/T)です。

 

dE/T=dS+PdV+μdN/T,より 

結局,d(PV/T)=(E/T)dT+(P/T)dV

+Nd(μ/T)が得られます。

 

ここで,β=1/(kT)より,1/T=kβ,

-dT/T=kdβを代入すると,

(1/k)d(PV/T)=-Edβ+βPdV

+Nd(βμ)ですが,

これを,先に求めた

(inZ)=-<E>dβ+βPdV

+<N>d(lnλ)と比較し,統計平均<E>,<N>

それぞれE,Nと同一視します。

 

 したがって,PV=kTinZ,かつ,

lnλ=βμ=μ/(kT),つまり,λ=exp{μ/(kT)}と置けば

いいことがわかります。

 

λはフガシティー(fugacity)と呼ばれ, Zは大分配関数,

または,大きな状態和と呼ばれています。

 

 先に得た系がエネルギーE,粒子数Nの状態を占める確率分布 

λexp(-βE)/[Σi.jλNiexp(-βEij)は,最終的に

exp{-(E-μN)/(kT)}/[ΣN,Eexp{-(E-μN)/(kT)}]

となることがわかりました。

 

再確認しますが,これは系が温度Tの熱浴に接していて,さらに

化学ポテンシャルμ の貯槽と粒子交換するときの確率分布です。

 

さて,粒子がNに固定されていて,エネルギーのみ交換可能な

正準集団での分配関数Z=Σexp{-E/(kT)}はΣの中に

粒子総数がNであるという情報が含まれているため,V,T,N

の関数ですから,Z=Z(V,T,N)と書くことにします。

 

一方,大分配関数は,Z=ΣΣλexp{-E/(kT)}

で与えられますから,=Σ=0λ(V,T,N)と書くこと

ができます。はV,T,N,λの関数です。

 

そこで,PV=kTinZによってPをV,T,Nの関数として

表現したいときには,λを消去する必要があります。

 

これは<N>=λ[∂(inZ)/∂λ]V.Tを用いて,<N>を

Nと同一視することで可能です。

 

例として,先に求めたN個の単原子分子からなる理想気体の系

を考察します。

 

前回,単原子分子N個の理想気体の分配関数Zが, 

Z=(1/a){∫d∫exp(-2/(2mkT))d}

=V(2πmkT)3N/2/a で与えられることを見ました。

 

ここで6N次元相空間の細胞の測度であるaは6次元空間

の測度bによってa=bで与えられること,そして矛盾の

ない示量関数であるためにはN!で割る必要があることを

考慮して,Z(V,T,N1={V(2πmkT)3/2}/(bN!) 

とすれば,この理想気体の大分配関数:

=Z(V,T,N,λ)は,

 =Σ=0λ(V,T,N)

=ΣN=0(λ/b){V(2πmkT)3/2}/(N!) 

exp{λV(2πmkT)3/2/b} で与えられることが

わかります。

 

そこで,lnZ=λV(2πmkT)3/2/bですから. 

<N>=λ[∂(inZ)/∂λ]V.T=lnZ=PV/(kT)

です。

 

これから,状態方程式:PV=<N>kTが得られます。 

ちなみに内部エネルギーの平均値は粒子数=N=一定の系で 

<E>=-[∂(inZ)/∂β].Vですから,

自由度が3の単原原子分子の理想気体では,

Z=Z(V,T,N1={V(2πm/β)3/2}/(bN!)より 

<E>=(3/2)NkT) です。

 

なお,後述するように,量子論ではZを用いるよりZを用いた

方が便利なことが多いようです。

 

λの代わりにμを用いたとして,Z=exp{―βΩ(V,T,μ)}

によって,熱力学ポテンシャルΩ=Ω(V,T,μ)を定義します。

 

Ω=-lnZ/β=-kTinZなので,Ω=-PVです

から,dΩ=-PdV-VdP,ですが,Gibbs-Duhemの関係:

Ndμ+SdT-VdP=0 を代入し,Nを粒子数平均値

<N>に置き換えると,dΩ==SdT-PdV-<N>dμ

を得ます。

 

一方,G=<N>μ=<E>-TS+PV=<E>-TS-Ω

と表現されるので粒子数Nの変動を許す一般の系での

内部エネルギーの平均値は,粒子数平均値<N>を用いて,

<E>=Ω+μ<N>+TS と表現されます。

 

そこで,T→ 0の極低温の極限では,<E>=Ω+μ<N>

となります。

 

(※閑話休題) 論議に必要な知見である熱力学変数の話をします。

 

1. 示強変数,示量変数,Legendre変換 

熱力学では,(熱平衡にある)現在の状態の巨視的量だけで定まる

物理量を状態量と呼び,これを他の状態量の関数と考えたものを

状態関数,または熱力学関数(熱力学ポテンシャル)といいます。

 

,関数Fを状態変数X,Y,Z,..を独立変数とする状態関数

とします。すなわち,F=F(X,Y,Z,..)とします。

 

すると,dF=xdX+ydY+zdZ+..と書けます。

このとき,x=(∂F/∂X)Y,Z,. etc.ですが,係数x,y,z..

をそれぞれ,X,Y,Z,..に共役な変数と呼びます。

 

新しい関数FをF=F-xXで定義すると,

dF=-XdX+ydY+zdZ+..となります。

こうした変換をLegendre変換と呼びます。

 

これは変換で得られる状態量Fでは, 独立変数が

Fのそれ:X,Y,Z,..から,Xだけがその共役xに代わり,

の独立変数はx,Y,Z,..になること:

=F(x,Y,Z,..)と書けることを意味します。

 

例えば,1種類の物質のみから成る構成分子数,またはモル数

が不変な閉鎖系の内部エネルギーを,慣例に従ってEではなくU

で定義すると,可逆過程(準静的過程)での熱力学第一法則は,

dU=TdS-PdVです。

 

これは,UがS,Vを独立変数とする2変数の関数U=U(S,V)

であることを意味しています。

 

そこで,エンタルピーという状態量 Hを,H=U+PVで定義

すると,dH=TdS+VdPとなり,Helmholtzの自由エネルギー

FをF=U-TSで定義すると.dF=-SdT-PdVです。

 

さらにGibbsの自由エネルギーGをG=F+PVとすると, 

dG=-SdT+VdP となります。

 

これから,H=H(S,P),F=F(T,V),G=G(T,P)と

書けて独立変数の数はどれも2で不変ですが,種々の変数の

関数に変換できることがわかります。

 

こうしたLegendre変換だけではなく,例えば

dU=TdS-PdVから,dS=(1/T)dU+(P/T)dV

により,S=S(U,V)とも書けます。

 

系がN個の分子,またはnモル(n=N/N0)から成る場合,

U,S,V etc.は物質量に比例する値をとる示漁変数ですから

U=nu,S=ns,V=nvで1モル当たりのU,S,Vである

u,s,vを定義すると,第一法則のdU=TdS-PdVは 

 ds=Tds-Pdv となります。

 

このケースでは,全微分式の係数である温度Tと圧力Pは物質量n

には無関係な変数ですから,これらを示強変数と呼びます。

 

一般のdF=xdX+ydY+zdZ+..の場合でも,両辺をnで

割ると(F/n)=xdX/n+ydY/n+zdZ、n+..となり,

Fが示量変数ならdF=xdX+ydY+zdZ+..の右辺各項

のxdX,ydY,zdZ..もdFと同様,それぞれがnに比例

するはずです。

 

それ故,例えば,互いに共役なxとXとは,一方が示量変数で

他方は示強変数です。つまり,示量変数と示強変数は1対1に

対応します。

 

したがって,任意の状態量はLegengre変換などにより,示強変数

のみを独立変数とする関数となるように変換可能であることが

わかります。

 

特に系の物質成分か1種類だけであって,かつ,気体か液体か固体

のどれか1つの相にあるケースであれば,その系での独立変数を

示強変数T.Pのみとして,他の量は全てこの2変数の関数で表

わされる従属変数と考えることができます。

 

2.Gibbsの相律 

対象とする系の温度がT,圧力がPであってc種の成分,

φ種の相から成り,相間の移動反応を除いてr個の区別

できる化学反応が起こっているとします。

 

この場合,系が平衡にあるときには,「幾つの示強状態変数を

任意に定めることができるのか?(独立な変数はいくつなのか?)」

という問題を考察します。

 

任意に定め得る示強変数の数を系の自由度,または可変度

(variance)といいますが,ここでは,系を構成する各物質成分

の量を含む示量変数は問題にせず.ただ.示強変数のみを問題

にします。

 

それらを書き上げると,温度,圧力,および,組成変数が全てです

が,それは,,P,x11,x21,..,x1,x12,x22,..,x2,..,x1φ,

2φ,..,xφと書けます。その数は,(2+cφ)個です。

 

ここで,xα(k=1,2,..,c;α=1,2,..,φ)は,物質成分kの相α

にある分率です。

 

それ故,これらの変数全てが独立というわけではなく,α=1,2,..,φ

の各相αにおいて,恒等的関係:Σk=1α=1があります。

 

 次に,相平衡にある条件として,各成分kの各相への分配を規定する

c個の条件μ1=μ2..=μφ,(k=1,2,..,c)があります。

 

これは,組成分率を=(x11,..,x1,..,x1φ,..,xφ)と略記

すると化学ポテンシャルのそれぞれがT,P,の関数であること

つまり,μα=μα(T,P,)なることが陰に含まれていて,

各成分kについて(φ-1)個の独立な条件式です。

 

 また,系内で生じるr個の化学反応が,ある相α1で生じる際の

 平衡条件として,j=-Σ=1jνijμα1 (j=1,2,..,r)なる

 r個の関係式があります。ただし,jは化学反応jの親和力,

 νjkはその反応jでの成分kに対する化学量論係数です。

 

以上,3種類の条件は,全部で{φ+c(φ-1)+r}個の独立な関係式

となっています。

 

 したがって,最初に挙げた(2+cφ)個の示強変数のうちで独立な

変数の数が任意に取りえる変数,つまり自由度であり,それをfと

すると,f=(2+cφ)-{φ+c(φ-1)+r},すなわち,自由度は

f=2+(c-r)-φで与えられることになります。

 

特に,化学反応が全く無いことが保証されている全く熱力学的な

系ならr=0 であって,この場合はf=2+c-φとなります。

こうした関係を「Gibbsの相律」と呼びます。

 

 この関係は,次のような方法で導くこともできます。

 

まず,Gibbs自由エネルギー G=F+PV=E-TS+PVの

微分を取ると,dG=dE-TdS-SdT+PdV+VdP

ですが,c成分がΦ相で混合している場合,各相αにおいて,

G=Gα=Σαμαであり,

dGα=dEα-TαdSα-SαdT+PαdV+VdPα,

かつ,dEα=TαdSα+PαdV(∂Eα/∂N)S,VdNα

なのでdGα=-SαdTα+VdPαμαdNα

となります。

 

一方, Gα=Σαμαなので,

dGα=Σαdμα+ΣμαdNα 

 多成分に一般化されたGibbs-Duhemの関係式として,

 SαdTα-VαdPα+Σαdμα0 が

 得られます。

 

これは,分率の定義:xα=Nα/Nα; Nα=Σα

により,両辺をNαで割ると示量変数の体積Vαやエントロピ-

αの1分子当たりの量をVα,Sαとして,

Σαdμα+SαdTα-VαdPα=0

と表現されます。

 

 平衡条件:Tα=T,Pα=P,μα=μを考慮すると,

示強変数としては,P,μ(k=1,2,..,c)の(2+c)個だ

けで十分です。

 

これとαdμα+SαdTα-VαdPα=0,または

これにα=T,Pα=P,μα=μを代入した式である 

Σαdμ+SαdT-VαdP=0 (α=1,2,..,Φ)の

Φ個の制約条件から,結局,独立変数の個数がf=2+c-Φである

という相律を再び得ます。

 

ところで,今の(T,P,)系では,組成以外の独立変数をT,P

の2つだけと仮定しましたが,例えば他の示強変数として表面張力

γや磁場(または)などを考慮する必要がある場合もあり,

f=2+c-φの右辺の2は3にも4にも変わることああると

考えられます。 (閑話終わり※)

 

 自分の過去ノートの日付によると,統計力学は1995年から1997年

(45歳から46歳),熱力学は遅れること1年の1997年(47歳)に集中して

やったようです。

 

もちろん私の場合,一応,1年浪人して19歳(1969年)で大学の理学部

物理学科に入学して,27歳(1977年)の4月に普通の会社に就職する

までは,曲りなりにも理科系の学生をやっていたので,

理の基礎分野では門前の小僧的知識があり,全く白紙状態から

独学スタートしたのではなく,そうした40歳代での専念行為は知見

を完全にしたいという趣味的欲求によるものです。

 

年を取ってからも,別に資格取得目的でも外国語会話習得でも

なく,何の現実的利益にもならないだろう趣味としての学問を

やるというのも,オタク的変態のようですが一応,人生最後の

ライフワークです。

 

仕事(Work)であって労働(Labor)じゃないので利益になりません。。

分をわきまえず,脳天気で苦労知らずのオボッチャマの趣味に

興じてるキリギリス,すぐにも7飢え死にするヨ。>自分

本文が短かいと思ったので熱力学や余談を書いたら,いつもより

長くなったので終わります。

 

 相変わらず,金欠病です。昔から,お金を使う趣味が全く不可能

 なときには幸か不幸か?仕方なく筆が進みますね。

 

参考文献:阿部流蔵 著「統計力学(第2版)」(東京大学出版会) 

妹尾学 著「熱力学」(サイエンス社)

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