光の量子論8
※第2章 原子・放射相互作用の量子力学
の続きです。
※(余談)このブログをアップする時点で10/12に入った
真夜中です。まもなく,関東に大きい台風が来るらしい
ですが,ほぼ寝たきり生活の死に損ないジジイなので,
自分のことダケであれば,あまり気にしません。
15日に2ヶ月分の年金が入る予定で.まだ今月の家賃
も払っていません。ここ西巣鴨に引っ越してきたのは,
6年間住んでいた,巣鴨駅から健康な足で徒歩10分の
アパートの建てかえ,立ちのきのせいで,やむなく
2016年の10月に移ってきたので,ほぼ3年経ちました
が.以来,偶数月の家賃は僅かながら年金が入るまで常に
未払いですが,家主も管理会社も優しいのか,前に住んで
いたときの管理のエイブルと違って,義務的であろう家賃
の催促のクレームもないので助かっています。まあ,催促
されてもギリギリで暮らしていて,無いソデは振れません
が。。その代わり,次の奇数月は前月の残りの金で期限通り
に払っています。ときどき入院していても,支払いはネット
バンクからしているので,幸い半月以上の滞納はゼロです。
というわけで,年金前の今頃が最も金欠で食べ物も食事用
のモノくらいしかなく,好きな間食もできず,仕方なくブログ
書きなどに集中するしか,他に能動的なことはできないため,
入院中を除いて,大体2ヶ月ごとの金欠時期にブログ記事アップ
が増えるわけです。
村上春樹さん,また,ノーベル賞ダメでしたね。
まあ,アインシュタインもノーベル賞をもらったけど,
「相対性理論」にじゃなく,光量子論でしたかね。
大体,賞を選ぶ側が選ばれる側を正しく評価できるほど
優秀とは限らないので,お金が欲しいなら別ですが,ガッカリ
することもないような。ノーベル賞より上だから選ばれない
とかね。。(余談終わり※)
さて,本論に入ります。
- 2.4 B係数の表式
多数存在する同種の原子数をNとし,それらに
同時に相互作用H1が加わったとします。
これらの原子は,時刻tで,ψ1に見出される確率
|C1|2と,ψ2に見出される確率:|C2|2を持ちます。
それ故,2つの状態にある平均粒子数は,それぞれ,
N1=N|C1|2N,N2=N|C2|2.(2.50)となります。
同種の原子,または分子から成る気体であっても,
対応する電子状態の空間的配向は,原子(分子)から,
次の原子(分子)へと不規則に変化します。
前にx軸の正の向きにとった電磁波の電場の向き
の単位ベクトルをεとします。
すると,行列要素X12はX12=εD12.(2.51)と,
書けます。ただし,D12=∫ψ1*Dψ2dV(2.52)です。
与えられた1対の状態ψ1とψ2に対して,D12は,
空間的に,ある方向を向きますが,原子(分子)の配向が
乱雑なため,それは気体中では不規則な運動をします。
D12と電場の単位ベクトルεのなす角をθとすると,
|X12|2を求めるための配向による平均は,<cos2θ>
=1/3.(2.53)で与えられる,cos2θの平均値を含んで
います。
※(注8-1):実際,具体的に計算すると,<cos2θ>
=∫-11d(cosθ)cos2θ/∫-11d(cosθ)=(2/3)/2
=1/3 です。(注8-1終わり※)
こうして,前記事の,|C2(t)|2=πe2{X12|2
×W(ω)t/(ε0hc2)(2.49)の因子:|X12|2を,
<|X12|2>=(1/3)|D12|2.(2.54)に置換する必要
があることがわかります。
そこで,前記事で得たB係数の評価式:(2.49)
のB12=πe2{X12|2/(ε0hc2)と上の(2.54)から,
B12=πe2{D12|2/(3ε0hc2).(2.55)という,
アインシュタイン係数に対する量子力学による
結果が得られます。
入射電磁波を遮断すると,H1は無くなるので,
ψ1,ψ2はHEだけから成る全Hamiltonianの定常
状態に戻ります。
(※HE=T+V:原子のHamiltonianです。)
仮に,状態2が状態1よりエネルギーが低くても,
本章の議論では,入射ビ-ム照射が無いと1から2
への遷移は起こることが無いと結論されます。
何故なら,本章の「半古典的方法」では自発放出の
過程を含まないからです。
その過程を含む満足な扱いをするには,量子力学に
よる「放射場(量子化された輻射場)」を用いる必要
があります。ですが,そうした扱いは第5章までは
Pendingとします。
しかしながら,自発放出のA係数の正しい表式は,
既に,第1章の§1.6 (本ブログでは光の量子論2)
で,熱平衡の場合のアインシュタインの現象論を空洞
放射のPlanckの法則と比較することから,
A21={hcω3/(π2c3)}B21(1.51),および,
(g1/g2)B12=B21.(1.50)なる式として得ています。
これに,上の(2.55)のB12=πe2|D12|2/(3ε0hc2)
とω~ω0を代入すれば,A21={hcω03/(π2c3)}
×(g1/g2){πe2|D12|2/(3ε0hc2)},すなわち,
A21={g1e2ω03|D12|2|/(3πε0g2hcc3)}.(2.56)
これからA係数の値は水素原子の場合には容易に
計算できます。
状態1を1s,状態2を2p状態として1と2の間
の遷移を考えます。1s状態と遷移速度が等しい3つ
の2p状態があり,それらを合成したB12係数は(2.55)
で与えられた,B12=πe2{D12|2/(3ε0hc2)の3倍の値
を有し,その場合のD12は1s状態と2p状態のどれか
1つの間の行列要素を意味します。
g1=1,g2=3とし,前々記事で求めたボーア半径
の値:a0=4πε0hc2/(me2)~ 5×10-11m(2.16)
や,Ω=215/2eE0a0/(35hc)(2.27)の表式,そして,
ω0=(3/4)ωR(2.28),hcωR=me4/(32π2ε02hc2)
(2.29).および,Ω=eE0X12/hc(2.23)を用いて,
(2.56)の3倍のA21=e2ω03|D12|2/(3πε0hcc3)
を計算します。|D12|2=3|X12|2ですから,まず,
X12を計算します。
定義によって,X12=∫ψ1(r)*xψ2(r)d3r
です。ただし,r=|r|とおけばx=rcosθです。
量子力学の初等的教科書によれば,
水素原子の1s(n=1,l=0)の状態の波動関数は
ψ1(r)=π-1/2a0-3/2exp(-r/a0)です。
また,2p(n=2,l=1)の状態でm=0の状態の
波動関数は,ψ2(r)=(2a0)-3/2(2-r/a0)
exp{-r/(2a0)}{3/(8π)}1/2cosθ です。
それ故,X12=π-1/2a0-3/2{3/(8π)}1/2(2a0)-3/2
×(2π)∫-11d(cosθ)cos2θ
×∫0∞[r3(2-r/a0)exp{-3r/(2a0)}dr
=(2-3/2/31/2)a0-3
×∫0∞[r3(2-r/a0)exp{-3r/(2a0)}dr
と書けます。
ここで,u=3r/(2a0)⇔r=(2a0/3)uと,
動径部分の積分変数をrからuに置換すると,
∫0∞[r3(2-r/a0)exp{-3r/(2a0)}dr
=(25/34)a04∫0∞[(u3-u4/3)exp(-u)du
=(25/34)a04{Γ(4)-Γ(5)/3}=-(29/34)a04
です。
故に,X12=-(2-3/2/31/2)a0-3×(29/34)a04
=-(215/2/39/2)a0を得ます。そこで,|X12|2
=215a02/39です。
したがって,|D12|2=3|X12|2より.
A21=e2ω03|D12|2/(3πε0hcc3)
=e2ω03|X12|2/(πε0hcc3)}
=e2ω03215a02/(39πε0hcc3)
となりますが.この右辺に,
ω0=(3/4)me4/(32π2ε02hc3)
=3me4/(27π2ε02hc3),および,
a0=4πε0hc2/(me2)を代入します。
ω03=33m3e12/(221π6ε06hc9),および,
a02=24π2ε02hc4/(m2e4) なので,
A21=e2ω03215a02/(39πε0hcc3)
=me10/(2236π5ε05hc6c3)を得ます。
最後に,具体的な現在の観測値:
m~ 3.1×10-31kg,e~ 1.6×10-19C,
ε0~ 8.85×10-12F/m,c~ 3×108m/s.
hc ~ 1.254×10-34Js,π=3.1415..
を代入して長い計算をすると,A21の分子
=me10~3.4×10―219C10kgであり,分母
=2236π5ε05hc6c3~ 5.07×10-228F5m-2J6s3
ですから,結局,A21~ 6.7×108s-1.(2.57)
を得ました。(※ 参考の教科書の(2.57)と
僅かに違うので,計算違いがあるかも
知れません。しかし,オーダー的には両者は
一致しました。)
※(注8-2):単位のチェックをします。
SI単位系での静電気力のCoulombの法則:
F=(4πε0)-1e2/r2から,誘電率の単位は,
[ε0]=[e2/r2]/[F]を満たすはずです。
つまり,F/m=C2m-2N-1ですから,
F=C2m-1N-1です。ただし,誘電率の単位:
F/mのFはファラッド(Farad)です。また,
Nは力の単位:Newtonで,N=kgms-2でも
あります。
A21の表式の分子の単位は,[me10]=C10kg
でしたが,分母の単位は,[2236π5ε05hc6c3]
=F5m―2J6s3=(C2m-1N-1)5m-2(Nm)6s3
=C10m-1Ns3=C10m-1(kgms-2)s3
=C10 kgsです。
したがって,[A21]=[me10/2236π5ε05hc6c3]
=s-1を得ました。(注8-2終わり※)
さて,前に,「光の量子論3」では,Aの逆数:IR,
つまり,A=1/IR(1.78)で与えられるIRは,対象と
する遷移の「蛍光寿命」,または「放射寿命」として
知られています。 と書きました。
そこで,(2.57)のA21~ 6.7×108s-1から,水素原子の
2p状態の放射寿命は,およそ,1.5×10-9sであることが
わかります。
このA21~ 6.7×108s-1で示される自然放出の速さ
と比較して,これと同じ遷移の誘導放出の速さは,W(ω)
~ 108(W/m2)の強度と,dω~ 2π×1010s-1程度の幅
を持ったビームの場合:B21W(ω)dω~3×107s-1(2.59)
くらいで,自然放出の速さの100分の1以下です。
- 2.5 Diracのデルタ関数
アインシュタインの係数を計算する上述の方法は広い
使い道があるので.この結果を他の問題にも適用しやすい
形に直しておきます。
まず,Diracのデルタ関数:δを次式で定義します。
すなわち,δ(ω0-ω)
=(2/π)limt→∞sin2{(ω0-ω)t/2}/{(ω0-ω)2t}
(2.59)です。
前記事では,積分因子:IntをInt
=∫ω0-Δω/2ω0+Δω/2dω[sin2{(ω-ω0)t/2}/{(ω-ω0)2]
(2.46)と定義し,これについて,Δω>>1なら,ω1=ω-ω0
として.Int~∫∞∞dω1[sin2(ω1t/2)/ω12]=πt/2.(2.48)
となることを,記述しました。
それ故,∫∞∞δ(ω0-ω)dω=1.(2.60)です。
デルタ関数δ(ω0-ω)は,ω=ω0では無限大であり,
ω≠ω0では至るところゼロです。
したがって,もっと一般的に.ω1<ω0<ω2の場合
は,∫ω1ω2δ(ω0-ω)dω=1,その他の場合(ω0<ω1
またはω0>ω2)には.∫ω1ω2δ(ω0-ω)dω=0.(2.61)
と書けます。
そして(2.59)のデルタ関数δの定義:δ(ω0-ω)
=(2/π)limt→∞sin2{(ω0-ω)t/2}/{(ω0-ω)2t}
を利用すると,δ-関数の性質を証明することができます。
まず,ω=ω0を特異点としないωの任意関数をf(ω)
として,∫ω1ω2f(ω)δ(ω0-ω)dω
=(2/π)limt→∞∫ω1ω2dωf(ω)sin2{(ω0-ω)t/2}
/{(ω0-ω)2t}(2.62)を考えます。
(※左辺の積分が,右辺の積分の極限値によって定義
される,と解釈します。)
右辺の積分変数をx=(ω-ω0)tに置換すると
ω1<ω0<ω2の場合は,∫ω1ω2f(ω)δ(ω0-ω0)dω
=(2/π)limt→∞∫(ω1-ω0)t(ω2-ω0)tf(x/t+ω0)
|sin2(x/2)/x2}dx=(2/π)f(ω0)
∫-∞∞|sin2(x/2)/x2}dx=f(ω0)(2.63)であり,
その他の場合は,∫ω1ω2f(ω)δ(ω0-ω)dω=0
という妹性質が得られます。
※(注8.3):(2.63)を証明します。
ω=ω0を特異点としない関数fでは,たとえ
ω=ω0で連続な関数でなくても被積分関数因子と
しては,limt→∞f(x/t+ω0)=f(ω0)と挙動し,
ω1<ω0<ω2の場合は,limt→∞∫(ω1-ω0)t(ω2-ω0)t
=∫-∞∞です。そして,∫-∞∞|sin2(x/2)/x2}dx
=π/2なる公式を用いると,右辺=f(ω0)です。
その他のω0の場合には,limt→∞∫(ω1-ω0)t(ω2-ω0)t
=∫∞∞ or ∫-∞-∞=0ですから,(2.63)とその後の
言明の成立は明らかです。(注8.3終わり※)
さて,δ(ω0-ω)
=(2/π)limt→∞sin2{(ω0-ω)t/2}/{(ω0-ω)2t}
(2.59)で与えた特殊な極限,以外にも,これと等価な
δ関数の別の表わし方が多々あります。
それがδ関数である,という基準は,
∫ω1ω2f(ω)δ(ω0-ω)dω=f(ω0)(ω1<ω0<ω2)
(2.63),および,∫ω1ω2f(ω)δ(ω0-ω)dω
(それ以外)を満たすことです。
※(注8.4):次の式がDiracのδ関数を表わすこと。
つまり,δ(ω0-ω)
={1/(2π)}limT1,T2→∞∫-T1T2exp{i(ω0-ω)t}dt
=limT1,T2→∞[exp{i(ω0-ω)T2}-exp{-i(ω0-ω)T1}
/|2πi(ω0-ω)].(2.64)であること,を証明します。
これの特別な場合:T=T1=T2である場合には,,
δ(ω0-ω)=limT→∞[sin{(ω0-ω)T}/{π(ω0-ω)}]
=(2/π)limT→∞[sin{(ω0-ω)T/2}/(ω0-ω)}](2.65)
です。
また,別の表式;δ(ω0-ω)
=(1/π)limε→0[ε/{(ω0-ω)2+ε2}](2.66)
をも証明します。
[証明]:まず,{1/(2π)}limT1,T2→∞∫ω1ω2dω
∫-T1T2exp{i(ω0-ω)t}dtを計算します。
与式=(1/π)[∫-∞∞dt[exp{i(ω0-ω2)t}/(-2it)
-∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω1)t}/(-2it)]です。
ところが,数学公式:
a>0なら∫-∞∞{sin(ax)/x}dx=πより,
∫-∞∞[{exp(iax)-exp(-iax)}/(2ix)]dx=π
です。そしてy=-xと置けば,
∫-∞∞{exp(iax)/x}dx=-∫∞-∞{exp(-iay)/(-y}dy
=-∫-∞∞{exp(-iay)/y}dy
故に,∫-∞∞exp(iax)/x)}dx
=-∫-∞∞{exp(-iax)/x}dxです。
それ故,a>0なら,
∫-∞∞[{exp(-iax)}/(-ix)]dx=πであり,
他方a<0なら,
∫-∞∞[{exp(-iax)}/(-ix)]dx=-πです。,
故に,ω1<ω0<ω2の場合,
∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω1)t}/(-2it)]=π/2,。
∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω2)t}/(-2it)]=-π/2,
したがって,(1/π)[∫-∞∞dt[exp{i(ω0-ω2)t}/(-2it)
-∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω1)t}/(-2it)]=1を得ます。
一方,ω0<ω1,またはω0>ω2の場合は
∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω1)t}/(-2it)]
=∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω2)t}/(-2it)]となるため,
(1/π)[∫-∞∞dt[exp{i(ω0-ω2)t}/(-2it)
-∫-∞∞dtexp{i(ω0-ω1)t}/(-2it)]=0です。
以上から,δ(ω0-ω)
={1/(2π)}limT1,T2→∞∫-T1T2exp{i(ω0-ω)t}dt
が証明されました。
次に,(1/π)limε→0∫ω1ω2[ε2/{(ω0-ω)2+ε2}]dω
を計算します。
ε/(x2+ε2)={1/(2i)}{1/(x-iε)-1/(x+iε)}
と書けることを利用します。
複素z平面上での閉路:C1を(実軸)+(右回り下半円周)
にとれば.原点Oを通る虚数上の点z=-iεは,C1で
囲まれた領域内の極であり,z=iεは極ではないので,
Cauchyの留数定理から.∫C1{1/(z-iε)}dz=0,
∫C1{1/(z+iε)}dz=-2πiです。
故に,∫C1[ε/(z2+ε2)]dz=πとなります。
他方,閉路:C2を(実軸)+(左回り上半円周)にとれば
z=iεの方がC2内の極ですから,
∫C2{1/(z-iε)}dz=2πi,∫C2{1/(z+iε)}dz=0
です。故に,やはり,∫C2[ε/(z2+ε2)]dz=πという
結果を得ます。
しかし,いずれの閉路でも,半円周の半径Rを∞の極限に
とると,ε→+0のとき,[ε/(z2+ε2)]dzは(1/R)の
オーダーで減衰するため,半円周上の積分の寄与はゼロです。
そこで,∫(実軸)dz[ε/(z2+ε2)]dz
=∫x1x2[ε/(x2+ε2)]dxは,実軸上の区間:[x1,x2]
が区間内に原点Oを含めばπに等しく,さもないとゼロです。
あるいは,関数論に頼らず,x=εtanθ,
dx=εsec2θdθと変数置換すれば,
∫x1x2[ε/(x2+ε2)]dx=∫θ1θ2dθ=θ2-θ1
=Tan-1(x2/ε)-Tan-1(x1/ε)を得ますから,x2>0 ,x1<0
の場合は,ε→+0の極限で右辺=π/2-(-π/2)=πであり,
x1とx2が同符号の場合なら右辺=0 です。
以上から,(1/π)limε→0∫ω1ω2[ε2/{(ω0-ω)2+ε2}]dω
は.ω1<ω0<ω2なら1の等しく,さもないときはゼロです。
したがって,δ(ω0-ω)
=(1/π)limε→0[ε/{(ω0-ω)2+ε2}]が示されました。
(証明終わり) (注8-4終わり※)
途中ですが今回はここまでです。(つづく)
(参考文献):Rodney Loudon 著
(小島忠宣・小島和子 共訳)
「光の量子論第2版」(内田老鶴舗)
PS:最近は韓国のKPOPアイドルの方に魅かれます。
女子ゴルファーも美しいのは,私にはどちらかというと韓国人。
昔も女子フィギュアは,浅田真央の時代も非国民といわれながらも
キム:ヨナが好きで応援してた。好き嫌いは理屈じゃない。。
| 固定リンク
「103. 電磁気学・光学」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント