量子論

2009年12月13日 (日)

超弦理論(25)(2-14)

 ずいぶん間があきましたが超弦理論(superstring theory)の続きです。

実は記事にも書いたように2009年6/1に最後の投稿をした後,6/8にPCがクラッシュしてしまいました。

 

そこで「超弦理論(25)」の原稿は途中まで出来上がっていましたが,それを含めてマシン上に保存してある(23),(24)の草稿も失いました。

幸いにして(23),(24)は既に投稿済みだったので原稿がブログに残りました。

 

しかし,(23),(24),(25)はボソン弦の背景空間の次元Dが26であるべきことを示すという佳境の部分でもあったので,このクラッシュで何故か続きを書く気力が失せてしまっていました。

まあ,ワープロでなく手書きの元のノートはあるので,久しぶりに弦理論について書きます。ほぼ半年ぶりですね。

古典的レベルでは共変的議論と光錐(光円錐)ゲージ(light-cone gauge)の関係は全く明瞭です。光錐ゲージは共形(conformal)なゲージ選択を十分に指定することで得られます。

しかし,量子的レベルでは2つの定式化の間の関連は明瞭さとは程遠いものです。これを明確にすることが以下の仕事です。

元の共変量子化については本シリーズ記事の「超弦理論(17)(2-6)」から「超弦理論(21)(2-10)」で展開しましたが,そこでは物理的状態が従うべきヴィラソロ条件(Virasoro condition)を定式化しました。

しかし,そのときはこうした条件に従う状態の一般的記述を与えることはできませんでした。

 

今想定しているゴールは,このギャップを埋めて全ての物理的励起状態を陽に構成することです。

 

特に,共変定式化が光錐ゲージ定式化と同等であることを明らかにします。既にこれまでの論議で光錐ゲージ定式化はある条件の下でゴースト・フリーであることが示されたので,この定式化の同等性を通して共変定式化に対しての「ゴースト非存在の定理(no-ghost theorem)」の証明が可能になります。

こうしたアプローチは,Del.Giadice,Di Veccia,Fubini(通称:DDF)によって開拓されました。

彼らは,ヴィラソロ演算子と交換し基底状態に続けて作用させることであらゆる可能な物理的状態を与えることができる演算子のセットを構成しました。これを「DDFの構成」と呼びます。

DDFの構成については以下で詳細に記述する予定ですが,これはスペクトルが生成する演算子のセット:{Ami}で与えられます。ここで上添字iは(D-2)個の横波添字にわたり下添字nは任意の整数です。

 

こうした演算子はαmμの横波成分と1対1対応にあり,弦の横波モードを記述します。

ヴィラソロの拘束は各nの値に対して1つの制限を与えます。そこでスペクトルが生成する代数が各nの値に対して(D-1)個の演算子を含む必要があると予期されます。

 

それ故,失なわれていた縦波演算子Amも理論に入ってきます。

まず,|0;p0>によって運動量p0μを持つ開弦のスペクトルのタキオン基底状態を記述します。これはa=1と取るとp02=-2の状態を意味します。

 

なぜなら,ヴィラソロ演算子の1つはL0=(-1/2)Σ-∞α-nαn=-α'p2-Σn=1α-nαnですが,p2|0;p0>=p02,かつαn|0;p0>=0により質量殻条件(mass-shell condition):(L0-a)|0;p0>=0,またはL0=aはα'p02=-aを意味するからです。α'=1/2です。

このタキオンは01,p0=-1,p0i=0 で記述される特別な運動状態にあると仮定します。これは確かにp02=2p00-Σi=1D-20i0i =-2を満足しています。

便宜上,1つのヌルベクトル(null vector)k0μをk0=-1,k0=k0i=0 で導入します。明らかにk02=2k00-Σi=1D-20i0i =0 を満たしノルムがゼロ(null)なので確かにヌルベクトルです。

そして,k00=k0+0-+k0-0-Σi=1D-20i0i =-1です。

2≡p2,N≡Σn=1α-nαnと置けば,L0=-α'p2-Σn=1α-nαn=-α'M2-N=a=1なので,質量Mがこれに従ってα'M2=N-1で与えられる場合,その運動量がpμ=p0μ-Nk0μで与えられる状態のみを調べてみます。

01,p0=k0=-1,p0i=k0i=k0=0 なのでpi=p0i-Nk0i=0,p=p0-Nk0=1,p=p0-Nk0=N-1ですから,p2=2p=2(N-1)です。

それ故,α'=1/2,M2=p2ならpμ=p0μ-Nk0μの粒子状態の質量Mは確かにα'M2=N-1を満たします。

そして,pμ=0 を除く任意の物理的粒子の運動量状態は条件:p0=1,p0i=0 に従う状態へとローレンツ変換され得ます。

すなわち,この条件はp0i=0 でかつ,p0=(p00+p0D-1)/21/2=1,p0=(p00-p0D-1)/21/2=N-1ですが,後者はp00=2-1/2N,p0D-1=2-1/2(2-N)を意味します。

これはエネルギーがゼロでなく,横成分はゼロの粒子という意味ですが4次元空間なら単に粒子の進行方向を3軸とする座標系を取るという意味に過ぎません。エネルギーゼロの状態でない限りこうした座標系選択は常に可能です。

「超弦理論(21)(2-10)」で与えたように,質量がゼロの開弦の頂点演算子:ξ(k,τ)はVξ(k,τ)≡-ξμ(dXμ/dτ)exp(-ikX)=-ξXdexp(-ikX)で定義されますがこれはスペクトルが生成する代数の構成に決定的役割を果たします。

 

この頂点演算子はμ(0,τ)のモード展開におけるpμτから生じる因子exp(-ikpτ)を除けば周期が2πのτの周期関数です。

もし整数nに対してkμ=nk0μを持つ質量ゼロのベクトル頂点のみを扱うなら,許される状態に作用するときには-kpが整数なのでexp(-ikpτ)もまた周期が2πのτの周期関数になります。

そうした状況では横偏極に対応する頂点演算子はVi(nk0,τ)=Xid(τ)exp{inX(τ)}(i=1.2,..D-2)です。ただしXμ(τ)はXμ(0,τ)の略記でありXid(τ)≡dXi(τ)/dτです。

これはヒルベルト空間Hの許された部分空間(つまり,{|M=0(J=1);k,ξ>:kμ=nk0μ}⊂H)の上ではτについて周期的なので,その部分空間の上では明確にフーリエ(Fourier)成分が定義できます。

すなわち,Ani≡(2π)-10i(nk0,τ)dτ=(2π)-10id(τ)exp{inX(τ)}dτと定義してこれを「DDFオペレータ(演算子)」と呼びます。

(訳注57):特に,光錐ゲージではX(τ)=X(0,τ)=X(σ,τ)=x+pτで今の場合p=p0-Nk0=1 なので,Xid(τ)=pi+Σm≠0αmiexp(-imτ)によりni(2π)-1exp(inx)0id(τ)exp(inτ)exp(inxniです。(α0i=pi)

それ故,DDFの定義したni光錐ゲージでVi(τ)=Σ-∞αni exp(-inτ)とフーリエ展開したときの係数=フーリエ成分の共変ゲージでのアナロジーになっています。※

DDFオペレータは2つの重要な性質を持ちます。それらは第1にはLnと交換するという性質です。そして,もう1つ以下に述べるような単純な代数に従います。

「超弦理論(20)」で紹介した共形次元の定義によれば,任意の演算子A(τ)が次元Jを持つための条件は[Lm,A(τ)]=exp(imτ){-i(d/dτ)+mJ}A(τ)が成立することです。

そこで,V(τ)がJ=1を持てば[Lm,V(τ)]=(-i)(d/dτ){exp(imτ)V(τ)}が成立します。

したがって,ni(2π)-10i(nk0,τ)dτの被積分関数が周期的であるような制限下では[Lm,ni]=-i(2π)-10[d/dτ{exp(imτ)Vi(nk0,τ)}]dτ=-i(2π)-1[exp(imτ)Vi(nk0,τ)]0からniは第1の条件[Lm,ni]=0 を満たします。

 

特に,これのL0条件から得られる系は[N,ni]=-nniです。

(訳注58)[L0,ni]=0 ですがL0=-p2/2+Σn=1α-nαn=-p2/2+N=-p+pii/2+Nですから,0=[L0,ni]=[N,ni]-p[p,Ani],つまり[N,ni]=p[p,Ani]です。

 

 そして,既に見たようにp=α0=(1/p){(1/2)Σm=-∞miα-mi:-a}でかつXid(τ)=pi+Σn≠0αniexp(-inτ)ですから,[p,Xid(τ)]=(1/p)[(1/2)Σm,nmjα-mjni]exp(-inτ)=(-1/pm≠0mαmiexp(-imτ)=(-i/p)dXid(τ)/dτを得ます。

  

 ni=(2π)-10id(τ)exp{inX(τ)}dτですから,p[p,Ani]=-i(2π)-10{dXid(τ)/dτ}exp{inX(τ)}dτ=-n(2π)-10id(τ)exp{inX(τ)}dτ=-nniです。

 

 それ故,[N,ni]=-nniなる式が得られます。

これらの条件:[Lm,ni]=0,[N,ni]=-nniから,|ψ>≡-n1i1-n2i2..A-nkik|0,p0>の形の任意の状態は,ヴィラソロ条件(Lm-aδm0)|ψ>=0 を満たしN=Σj=1kjを有することがわかります。

 

(つまり,(Lm-aδm0)|0,p0=0,N|0,p0=0 ,および[Lm-aδm0,ni]=0,[N,ni]=-nniから,(Lm-aδm0)|ψ>=0,N|ψ>=Σj=1kj|ψ>が従うわけです。)

 

niの代数を決定するためには非同時のτにおけるXid(τ)の交換子が要求されます。

 

これについては,モード展開Xid(τ)==pi+Σm≠0αmiexp(-imτ)=Σ-∞αmiexp(-imτ)を考えることにより,[Xid1),Xjd2)]=2πiδijδ'(τ1-τ2)が見出されます。

 

なぜなら,[Xid1),Xjd2)]=δijΣ-∞[m・exp{im(τ1-τ2)}=iδij[d/dτ{Σ-∞exp(-imτ)}τ=(τ1-τ2)であり,n→∞に対しΣm=-nn exp(-imτ)=sin{(n+1)τ/2}]/sin(τ/2)→ 2πδ(τ)となるからです。

 

そこで,非同時刻でもXはそれ自身やXiと交換することに着目すると,容易にniの交換子を計算できます。

 

すなわち,[mi,nj]=(2π)-20[Xid1),Xjd2)]exp{imX1)+inX2)}dτ1dτ2=(m/2π)δij[∫0dτ[X+d(τ)exp{i(m+n)X(τ))=mδijδm+nを得ます。

 

ここでX(τ)=x+pτ,p=1 を用いました。

この,[mi,nj]=mδijδm+nを見ると,mi代数は丁度横波振動子αmiのそれと同じであることがわかります。

 

((訳注57)で光錐ゲージではmi=-exp(imxmiとなることを示しました。そこでゲージ不変な理論であれば,Amiの交換関係とαmiのそれ:[αmi,αnj]=mδijδm+nが一致するのは当然です。)

 

niはまた実数性Ani+=Ani,およびn>0 に対してAni|0;p0>=0 なる性質=横波振動子αniと同一の性質を持ちます。

これらの事実はDDFオペレータを基底状態に作用させることによって得られる物理的状態:-n1i1-n2i2..A-nkik|0,p0>が全て正計量(正のノルム)を持ち,光錐ゲージにおいてタキオン状態に横波振動子を作用させろことから得られる状態と一致することを保証します。

こうした-n1i1-n2i2..A-nkik|0,p0>なる形で与えられる状態を「DDF状態」と呼びます。

 

我々は,既にD>26に対する物理的部分空間にはゴ-ストが存在することを知っています。そこで一般の次元Dに対してはniは物理的状態以外の全てのスペクトルを生成するわけではないはずです。

今日はここまでにします。

参考文献:M.B.Green,J.H.Schwarz,& E.Witten著「superstring theory」(Cambridge University Press)

 

PS:スパコン,スパコンとか騒いでいるけど,いくら演算スピードが速くても例えば天気予報とか地震予測とかカオス関係の数値シミュレーションの結果は,所詮,そのモデル(模型),つまり計算式や数値計算のアルゴリズムの優劣次第で決まります。

 

 乱流やカオスの予測の明確な計算法は未だ確立されてないはずです。

 極端な話,間違った方程式や解法で計算すれば,いくら演算速度が速かろうと意味ないです。

 

 円周率の計算にしたって,これはカオスじゃないので計算式自体が誤りということはありませんが,アルゴリズムや式の選択次第で計算速度は全く違います。

 

 ソフトがちゃんとしてなければハードがいくら速くても無意味なことが多いですね。

  

人気ブログランキングへ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると「人気blogランキング」に跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

iconヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月25日 (火)

束縛状態とベーテ・サルピーター方程式(9)

 ベーテ・サルピーター方程式(B-S.eq.)の続きです。

前回は,Wick回転(Wick-rotation)された部分波(partial wave)のB-S.eq.として,{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}ψνLl(||,p4;s)={2λνLl(s)/π}∫0d|'|∫-∞dp4'Ql[{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)]ψνLl(|'|,p4';s)を求めました。

 Ql(z)は第2種のルジャンドル(Legendre)関数で,これは第1種のルジャンドル関数Pl(z)から,Ql(z)=(1/2)∫-11dζ{Pl(ζ)/(z-ζ)}で与えられます。

右辺の積分核(kernel)のトレースは有限ですから,この積分方程式には,古典Fredholm理論を適用できます。

 固有値λνLl(s)を除く積分核部分のトレースをσl(s)=(2/π)∫0d||∫-∞dp4(Ql(1+μ2/(2||2))/[{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}])と書けば,これは収束する積分として与えられます。

幾つかの操作の後にσl(s)=∫01dx101dx201dx3[x3'δ(1-x1-x2-x3)/(x1a22b2+x3μ2-x31a223b2-x12)]を得ます。

これは,3'を除けば,正確に三角グラフに対する質量殻の上のFeymanパラメーター積分に対応しています。

この式を証明するために,Feyman積分の公式,(ABC)-1=2∫01dx101dx201dx3[δ(1-x1-x2-x3)/(Ax1+Bx2+Cx3)3]を用いて,σl(s)=(4/π)∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)δ(1-x1-x2-x3)∫0d||∫-∞dp4[x1{ma2||2(4a√s)2}+x2{mb2||2(4b√s)2}+x3{1+μ2/(2||2)-ζ}]-3としました。

右辺の被積分関数の分母の[ ]の中は,x1{ma2||2(4a√s)2}+x2{mb2||2(4b√s)2}+x3/Ql(1+μ2/(2||2))=x1(ma2||2)+x2(mb2||2)+(x12){p4i√s(x1ηa-x2ηb)/(x12)}212/(x12)+3{1+μ2/(2||2)-ζ}です。

さらに∫-∞dp4積分を実行してσl(s)=(3/2)∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)[δ(1-x1-x2-x3)(12)-1/20||{x1a22b23(1-ζ)+(12)||23μ2/(2||2)-12/(12)}-5/2]としました

そして,∫0d||積分を実行すればσl(s)=∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)δ(1-x1-x2-x3)(12)-1[x1a22b23(1-ζ)-12/(12)-{2(12)3μ2}1/2]-2となる。

 

というところまで書きました。

ここで,行き詰まってPendingになっていたのですが,結局,水曜日(8/18)に永田町の国会図書館に行って,中西さんの1963年の部分波B-S.eq.の原論文を参照することにしました。

 

ところが,午前中に都営三田線内幸町から都バスという障害者無料の都営交通経路で図書館まで行き,当該論文を検索すると東京の図書館が手狭になったため,当該資料の掲載されているPhysical Reviewなど洋雑誌は全て京都の関西館に移管されていて,それを見るには電送でコピー,または郵送で本雑誌を取り寄せるしかないとのことでした。

電送だと即日で午後までには届くということでしたが,コピーされたものが届くまで内容をチェックすることもできず,しかも電送コピーでは普通のコピー(A4だと1枚24円+消費税)の倍の料金を取られ,最大40ページまでとのことでした。

まあ,この程度の計算を書いた論文が10ページを超えることはめったにないので,それでもよかったのですが,もしかして40ページだと2000円超えるし,これまで国会図書館でやってきたように予め内容を確認して場合によっては必要部分だけのコピーを取りたかったので,土曜日(8/22)に出直すことにしました。

 

4日遅れましたが同じルートで再び土曜日午前中に国会図書館に出向いて実際に1963年のPhysical Reviewの本文を見るとたった6ページだったので,即日複写で151円の料金を払ってコピーを受け取りました。

というわけで,原論文のコピーを入手したのですが,その日は残暑の中往復しただけで体がすっかり疲れてしまい帰宅して寝てしまいました。

 

かつて,このシリーズのタネ本である"1969年の中西さんの論文=ProgressのsupplementのB-S.eq.のレビュー"を最初に読んだ34年前(1975年)の学生の頃にも,確か同じ箇所の計算でつまづいて,それをきっかけに,まあいいやと読むのをやめた記憶があります。

 

もしも,その頃ちゃんと読む気になっていれば,当時の大学の素粒子や物性理論など理論物理学の研究室のある階の私の部屋の4つくらい右隣の部屋には図書室があり,Phys.Rev,Phys.Rev.Letters,それにNovtiment(Novciment?)やProgressくらいの主だった論文や著書は全て揃っていました。

 

理論なので,特別な実験環境は不要とはいえ,やはり大学とか研究関係の組織に属していた方が,参考論文などを苦労せずにいくらでもタダで参照できる環境にあるとはいえますね。

 

もっとも,今回,国会図書館で会員登録(無料)をしてIDとPasswordを作ったので次回からは,有料ですがオンラインで自宅にいながら資料取り寄せることもできるらしいです。

 

クレジットカードが失効していなければ,以前のように別ルートでネットで気軽に論文をダウンロードする道もあったのですが。。。

 

というわけで,たった5ページちょっとだし,その論文の記述順序を変更したり,表記を書き直したりして今のブログ本文につなげるのも面倒なので,改めて関連部分を直接要約することにします。

まず,部分波のB-S.eq.ですが,Wick回転した{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}ψνLl(||,p4;s)={2λνLl(s)/π}∫0d|'|∫-∞dp4'Ql[{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)]ψνLl(|'|,p4';s)ではなく,回転する前のηa=ηb1/2のB-S.eq.から出発します。  

すなわち,ηa=ηbP=P/2,0=P0/2=√s/2,{ma22(0-k0)2}{mb22-(0+k0)2}ψl(||,p0)={2λ/(πi)}∫0d||∫-∞dq0l[{μ222(p0-q0)2}/(2||||)]ψl(||,q0)が出発点です。

そして,積分核のトレースもσl(s)=(2/π)∫0d||∫-∞dp4(Ql(1+μ2/(2||2))/[{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}])ではなく,σl{2/(πi)}∫0d||∫-∞dp(Ql(1+μ2/(22))/[{ma22(0-k0)2}]{mb22(0+k0)2}])とします。 

 ここで,Ql(β)=(1/2)∫-11dζ{Pl(ζ)/(β-ζ)},β≡1+μ2/(22)より,σl={1/(πi)}∫0d||∫-∞dp-11dζPl(ζ)/[(β-ζ){ma22(0-k0)2}{mb22(0+k0)2}]です。 

Feyman積分の公式,(AB)-1=∫01dx101dx2[δ(1-x1-x2)/(Ax1+Bx2)2]=∫01dx1{Ax1+B(1-x1)}-2でx1=(1+z)/2とすれば(1/2)∫-11dz{A(1+z)/2+B(1-z)/2}-2です。

そこで,∫-∞dx(x2+A2)-2=(π/2)A-3より∫-∞dp[{ma22(0-k0)2}{mb22(0+k0)2}])-1=(1/2)∫-∞dp{ma2(1+z)/2+b2(1-z)/22(0+k0)2(1-z2)(k0)2}-2(πi/4)∫-11dz{2ρ(z)}-3/2を得ます。

 

ρ(z)≡a2(1+z)/2+b2(1-z)/2(1-z2)(k0)2です。

したがって,σl(1/2)∫-11dz∫-11dζPl(ζ)∫0d||(2/[{2ρ(z)}3/2222(1-ζ)}])と書けます。 

一方,一般のB-S.eq.はここまで{ma22-(ηa0+p0)2}{mb22-(ηb0-p0)2}φBr(p,P)={λB(s)/(iπ2)}∫d4[φBr(q,P)/{μ2(p-q)2iε}]と表記してきました。

 

ここでは,これも上記式中のB-S振幅:φBr(q,P)を,単に(q)と表記して今回得た原論文におけるB-S.eq.の形式:{ma2-(p+k)2}{mb2-(p-k)2}(p)={λ/(iπ2)}∫d4[(q)/{μ2(p-q)2iε}]に変更します。

そして,B-S振幅:(p)の体球関数lm()≡||llm(θ,φ)による展開係数を積分形にして,(p)=lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+2)と積分表示できると仮定します。

ここにs≡(p+k)2,t≡(p-)2です。

nは,右辺のFeynman積分が収束するように,つまり(n+2)>l/2となるように選択します。また,右辺の積分が意味を持つように,limα→∞[φl(n)(z,α)/αn+1]=0,φl(n)(z,-∞)=0 と仮定します。

そして,(p)=lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+2)の因子を部分積分します。

-∞dα(φl(n)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+2)=-(n+1)-1φl(n)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+1|-∞(n+1)-1-∞dα({φl(n)(z,α)/∂α}/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+1)=(n+1)-1-∞dα[{φl(n)(z,α)/∂α}/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε]]n+1]ですね。

これは,(p)=lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n-1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+1)の因子に一致するはずですから,漸化式φl(n-1)(z,α)=(n+1)-1{φl(n)(z,α)/∂α}を得ます。

さらに,lm()≡||llm(θ,φ)より,任意関数Fに対して両辺の積分が収束するなら,∫dF(2)lm()=lm()∫dF(2)が成立することが簡単にわかります。

(注)簡単にわかると書いてありましたが,私にはなかなかわからないので,この式の証明はPendingです。※)

 

(p)=lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3)を{ma2-(p+k)2}{mb2-(p-k)2}(p)={λ/(iπ2)}∫d4[(q)/{μ2(p-q)2iε}]に代入します。

 

変形していくと,結局(p)={(n+2)/2}lm()λ∫-11dz'∫-∞dα'φl(n)(z',α')∫-11dz∫-∞dα∫01dxxl-n-1{g(α',z',x)}-n-1αn{θ(α)-θ(α-R(z,z')g(α',z',x))}[α-(1-z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])-n-3)となります。

  

ここに,g(α',z',x)≡x-1{α'+(1-x)ρ(z')}+(1-x)-1μ2,R(z,z')≡(1―z)/(1-z') (z>z'),(1+z)/(1+z') (z<z')です。

 

(証明)f()=lm()(-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3)の表式に,漸化式φl(n)(z,α)=(n+2)-1{φl(n+1)(z,α)/∂α}によるφl(n+1)(z,α)=(n+2)∫-∞αdα'φl(n)(z,α')を代入します。

 

(p)=(n+2)lm()∫-11dz∫-∞dαθ(α)∫-∞dα'φl(n)(z,α')[α-(1-z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])-n-3)となります。

一方,g(α',z',x)=x-1{α'+(1-x)ρ(z')}+(1-x)-1μ2なので,01dxxl-n-1{g(α',z',x)}-n-1=∫01dxxl[{α'+(1-x)ρ(z')}+xμ2/(1-x)]-n-1です。

 

また,(p)=lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3)を,{ma2-(p+k)2}{mb2-(p-k)2}(p)={λ/(iπ2)}∫d4[(q)/{μ2(p-q)2iε}]の両辺に代入します。

左辺は{ma2-(p+k)2}{mb2-(p-k)2}(p)={ma2-(p+k)2}{mb2-(p-k)2}lm()∫-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3)です。 

右辺は{λ/(iπ2)}∫dq0∫d[lm()/{μ2()2(p0-q0)2iε}]∫-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3]={λ/(iπ2)}∫dq0lm()∫d[1/{μ22(p0-q0)2iε}]∫-11dz∫-∞dα(φl(n+1)(z,α)/[α-(1+z)(s-a2)/2+(1-z)(t-b2)/2-iε])n+3]です。(Pending)

途中ですが,今日はここで終わります。 

 参考文献:(1) Noboru Nakanishi "Partial-Wave Bethe-Salpeter Equation",Physical Review,Vol.130,No.3,pp1230-1235(1963),

(2) Noboru Nakanishi "A General survey of the Theory of the Bethe-Salpeter Equation" Progress of Theoretical Physics, supplement,No.43(1969)

 

PS:本当に世間では信じられないことをいつまでもやってるなあ。。

 

 逮捕状が出て逮捕されても,起訴されるかどうかもわからないんだから,裁判の被告でさえないんだよ。

 

 起訴されて被告となることが確定しても,まだ裁判結果で有罪になるまでは,法律的には犯罪者ではないんだし無罪の可能性もあるんだよ。

 

 さらに,ついこの前もあったけど,本人が犯行を自供して17年間も服役しても,実は捜査の方が間違いで無罪どころか無実もあるんだよ。

 

 だから,こんな起訴されるかどうかの本来は秘密であるべき警察という密室の中で行われている捜査段階の情報の垂れ流しは異常だよ。。

 

 例えば,密室の中では本人が「やってない。」と主張しても警察側が確かな情報としてリークすると,世論にオモねることで金儲けにつながる御用マスコミが大した裏も取らず流すと大体信用してしまう。

 

 こんなの40年くらい昔の話ですが,東京で16キロもの路上デモの間,ずーっと機動隊にサンドイッチ規制されて,両側の人間はまわりから見えない場所では,こづかれたり蹴られたりされ続け,痛いからこちらが手でよけようとしたら公務執行妨害で逮捕するというような昔からの汚い官憲の手口を知ってれば,全部鵜呑みにする方がオカシイと思う。。

 

 こちらが,警察に殴られたとか言っても全然通らないし,防御で手を出したのも暴行したことにされるし。。。白も黒になる一方的なデマばっかしだった。。

 

(体に傷は残らないので物的証拠も残らず,交代で番をして容疑者が眠ったら起こすという眠らせない拷問をやられると,それでやがて死刑になるとしても,その場で眠りたいからやってない殺人でもやったと言ってしまうだろう。。

 

 戦時中のパルチザンとかレジスタンスとか言っても,拷問に耐え切れず仲間を売ってしまう。後で解放されても裏切り者で仲間にリンチされパージされる。。

 

 しかし拷問に耐えられなかったからといって誰が非難できるのだろう。。人間なんてそんなに強くない。

 

 日本の警察じゃないし,一応事実に基づくフィクションということですが,かつて見たイヴ・モンタン主演の仏映画「Z」や,南アフリカのアパルトヘイトが主題の映画「ワールドアパート」でも似たような状況があったと記憶しています。。← また脱線やらかしてる。。)

 

(後者は,まだ南アが人種差別支持の時代にLDで買って見たものです。そのLDはまだ所持していますが,もう古いしDVDで出てないだろうなあ。破防法で捕まって執行猶予中の友人?に見せたら「どこの国の官憲も同じだなあ。。」と言っていた。。)

 

 そして,当時の大抵のマスコミはヘルメットかぶってデモする奴の方が悪いという報道(世論)に都合のいいデマゴギーの方だけをそのまま報道するしという時代だった。。

 

 そもそも,デモンストレーション(示威行動)というのは宣伝してもらいたいから派手にやってるのに,なかなか報道されませんでしたね。。

 

 逆に,今回の事件はつかまった側が頼んでもいないのに派手に宣伝するからね。。有名人だから普通人以上に悪影響があるって?。。

 

 それじゃ何でいつまでも派手に報道してるんだよ。え? きれいごと言うんじゃねえよ。結局はそれでニュースが売れてスポンサー様が喜ぶからだろ。。。

 

(それが証拠にかわいそうに?一方の押尾君の扱いはかなり小さい。)

  

 そういうのも,自分が悪いのを他人のせいにする一種の逆恨みっていうやつだよ。。

 

PS2:福見ちゃん,前から谷亮子よりカワイかったけど柔道ばっかやってるせいか24歳にもなっても高校生のトキと同じロリ顔ですな。。

 

 そういえば,去年の北京五輪で唯一私が気に入った銀メダルの塚田真希ちゃんもデブで決して美形とは思わないけど,笑顔と泣き顔は絶品で輝いていましたね。。 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_65ed.html

  

 ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると「人気blogランキング」に跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へ クリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年8月10日 (月)

束縛状態とベーテ・サルピーター方程式(8)

 色々あって,ずいぶん間が開きましたが,"束縛状態とベーテ・サルピーター方程式(Bethe-Salpeter方程式)=B-S.eq."シリーズの続きです。

§6.ウィック・カトコスキー模型(Wick–Cutkosky model)の途中から再開継続する予定でしたが,その前に是非必要な中西先生自身のオリジナルとして得られたB-S振幅の積分表示を解説したいと思います。

前記事2009年3/30の「束縛状態とベーテ・サルピーター方程式(7)」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/7-2e32.html では,B-S振幅の積分表示式について,根拠を示すことなく論文の内容をそのまま書きました。

 "一般に,B-S振幅は∫-11dz∫0dγ[φ(z,γ,p,P)/{γ+(1+z)(ma2-v)/2+(1-z)(mb2-w)/2-iε}2]と表現されます。ここで,φは多項式的にp=pμに依存します。

この積分の被積分関数の分母は,p00 で(-iε)を除いて正定値,すなわち,Wick回転の結果,|P0|<min(ma/|ηa|,mb/|ηb|)を満たすなら,如何なる特異点に遭遇することもなくp0について必要な解析性を得ることができます。

ここでは,もはやs≧0 なる物理的制約もないことがわかります。"

 

と書きました。ただし,v≡(ηaP+p)2,w≡(ηbP-p)2です。

以下では,これの根拠を示します。

 

まず,通常のミンコフスキー(Minkowski)空間での束縛状態の"はしご近似(ladder approximation)"でのB-S.eq.:{ma2-(ηaP+p)2}{mb22-(ηbP-p)2}φBr(p,P)={λB(s)/(iπ2)}∫d4p'[φBr(p',P)/{μ2(p-p')2iε}]を考えます。

慣性中心系:0,ミンコフスキー空間の4元ベクトルpμ(p0,)をユークリッド空間の4元ベクトルp~μ(,p4)etc.で表現すれば,B-S.eq.が{ma22+(4a0)2}{mb22+(4b0)2}φ~Br(p~,P)={λB(s)/π2}∫d4~'[φ~Br(p~',P)/{μ2(p~-p~')2iε}]とユークリッド化されることを見ました。

 

これが,Wick回転の意味するところです。

さて,2009年2/7の記事「束縛状態とベーテ・サルピーター方程式(4)」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/4-27ef.htmlでは,次のように書きました。

(※再掲開始)

Nakanishi(中西;1965)は,小群(little group)の体調和関数(solid harmonics)の概念を導入しました。

n重に縮退した束縛状態のB-S振幅は,φBr(xa,xb;PB)=<0|T[φa(xab(xb)]|B,r>,(r=1,2,..,n)で与えられますが,これはポアンカレ群,すなわち非斉次ローレンツ群の有限次元表現の表現空間を形成します。

空間反転,時間反転を含む斉次ローレンツ変換の群をとします。

ローレンツ変換の部分集合として,P=Pμ(P0,)を不変に保つ部分群(P)を(P)≡{Λ∈|ΛP=P}で定義します。(P)は,いわゆるPに属する小群と呼ばれるもので,ウィグナー(Wigner)の導入したものです。

-S振幅の運動量表示:φBr(p,PB)はΛPB=PBを満足する(PB)の元Λに対してのみ相互に変換できます。

 

これは,{φBr(p,PB)}r=1n(PB)の表現空間の基底であることを意味します。

(P)≡{Λ∈|ΛP=P}は次のようなP依存性を持ちます。(以下では,s=P2(P0)22です。)

[1]Pμが時間的(time-like):s>0 なら,(P)~O(3)です。

 

(※何故なら,このときはPμ(m,0)(m≠0)と取れば,明らかに(P)は通常の3次元空間の回転群O(3)を意味します。)

[2]Pμが空間的(space-like):s<0 なら,(P)~O(2,1)です。

[3]Pμ0 なら,(P)~O(3,1)=全体です。

[4]Pμが光的(light-like):s=0 なら(P)~E(2)です。

(※(訳注):光のようにm=0 なら,Pμ(m,0)(m≠0)とは取れないので,s=0 を満たすようにPμ(1,0,0,1)と取れば,(P)は自由度が2の回転群:E(2)(2次元ユークリッド群)になります。)

そして,通常の体球関数の定義を一般化することにより,次のようにして小群(P)の体調和関数Xl(p)を定義します。

l(p)は,(∂/∂p)2l(p)=0,およびPμ(∂/∂pμ)Xl(p)=0 を同時に満足するp0,p1,p2,p3のl次の同次多項式とします。

 

固定されたlに対して,Xl(p)の全体は(P)の有限次元既約表現の空間を張ることが容易にわかります。

ここで,Pμは反変ベクトル,∂/∂pμは共変ベクトルです。

μ/∂pμ≡P0/∂p0+ P1/∂p1+P2/∂p2+P3/∂p3ですが,Xl(p)はpμのl次の同次式です。対称性から,これはpμ(∂/∂pμ)Xl(p)=lXl(p)なる不変な等式を満たします。

まず,特殊なローレンツ系でXl(p)の標準形を求めます。

[1] s>0 の場合:Pμ(√s, 0)とします。

 

 このとき,Pμ(∂/∂pμ)Xl(p)=0 から,√s(∂/∂p0)Xl(p)=0 により,Xl(p)はp0に依存しないことがわかります。                          

そこで,この準拠系では(∂/∂p)2l(p)=0 はラプラス方程式:∇p2l(p)=0 になります。故に,Xl(p)の定義は通常の球関数lm()と一致します。

 

このlm()は,定係数を除いて||llm(θ,φ)と同じ関数です。

ここに,θ,φはの極座標です。そしてYlm(θ,φ)は通常の球面調和関数(球関数)です。

 このlm()はゲーゲンバウアー(Gegenbauer)多項式:Ckα(z)によって表現するのも便利です。

すなわち,lm()=[(2l+1)(l-|m|)!/{(4π)(l+|m|)!}]1/2(2|m|-1)!!(p1±ip2)|m|||l-ml-|m||m|+1/2(p3/||) (m=-l,-l+1,..,l)ですね。

ただし,±iはm/|m|を意味し(2k-1)!!はΠj=1k(2j-1)によって定義されます。

 

規格化因子はゲーゲンバウアー多項式の直交性:∫-11dz(1-z2)α-1/2kα(z)Ck’α(z)=πΓ(2α+k)δkk’/{22α-1!(α+k)Γ(α)2}から計算されます。(再掲終わり※)

 以上から,s>0 ではPμ(√s, 0)におけるユークリッド化された部分波B-S振幅を体調和関数としてφ~νLlm(p~,P)=Ylm(θ,φ)||-1ψνLl(||,p4,;s)(L≧l≧|m|)と書けることがわかります。

 

 このφ~νLlm(p~,P)を,先に書いたB-Seq:{ma22(4a0)2}{mb22(4b0)2}φ~Br(p~,P)={λB(s)/π2}∫d4~'[φ~Br(p~',P)/{μ2(p~-p~')2iε}]に,両辺のφ~Br(p~,P)に代わる因子として代入します。

 すると,部分波のB-Seq.として,{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}ψνLl(||,p4,;s)={2λνLl(s)/π}∫0d|'|∫-∞dp4'Ql[{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)]ψνLl(|'|,p4';s)が得られます。

 ここで,Ql(z)は第2種のルジャンドル(Legendre)関数で,z→∞ではz-l-1のように挙動します。第1種のルジャンドル関数(ルジャンドル多項式)Pl(z)とはQl(z)=(1/2)∫-11dζ{Pl(ζ)/(z-ζ)}によって関連付けられます。

(※訳注):右辺のうち,'空間全体の積分は,∫0d|'||'|2-11d(cosθ')∫0dφ'Ylm(θ',φ')|'|-1ψνLl(|'|,p4';s)/[μ2||2|'|2(p4-p4')22|||'|{cosθcosθ'+ sinθsinsθ'cos(φ-φ')}]です。

ここで,具体的に,球関数をYlm(θ,φ)≡Clmexp(imφ)Pl(m)(cosθ)(Pl(m)(z)はルジャンドル陪関数,Clmは規格化定数)と表現し,また極軸(θ=0)をの向きに取ると,上の積分はClm0|'||'|ψνLl(|'|,p4';s)∫-11d(cosθ')∫0dφ'exp(imφ')Pl(m)(cosθ')/[μ2||2|'|2(p4-p4')22|||'|cosθ']です。

ところが,右辺のdφ'積分がゼロでない結果を与えるのはm=0 のときのみであり,そのとき,Pl(m)(z)は第1種のルジャンドル関数Pl(z)になります。

そこで,上の積分は,2πClm0|'||'|ψνLl(|'|,p4';s)∫-11dζ[Pl(ζ)/{μ2||2|'|2(p4-p4')22|||'|ζ}=2πClm0|'||'|(2|||'|)-1ψνLl(|'|,p4';s)∫-11dζ{Pl(ζ)/(z-ζ)}=2πClm||-10d|'|ψνLl(|'|,p4';s)Ql(z)}に帰着します。

ただし,最後の式ではz≡{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)と置きました。

 よって,B-S.eq.{ma22(4a√s)2}{mb22(4b√s)2}φ~Br(p~,P)={λB(s)/π2}∫d4~'[φ~Br(p~',P)/{μ2(p~-p~')2iε}]に代入して,両辺に共通なClm||-1などの因子を簡約した結果,次式を得ます。

すなわち,{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}ψνLl(||,p4,;s)={2λνLl(s)/π}∫0d|'|∫-∞∫dp4'Ql[{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)]ψνLl(|'|,p4';s)です。(訳注終わり※)

 さて,積分方程式:{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}ψνLl(||,p4,;s)={2λνLl(s)/π}∫0d|'|∫-∞∫dp4'Ql[{μ2||2|'|2(p4-p4')2}/(2|||'|)]ψνLl(|'|,p4';s)の右辺の核(kernel)のトレース(trace)は有限です。

 そこで,この積分方程式には,古典Fredholm理論を適用できます。

 実際,固有値λνLl(s)を除く積分核の部分のトレースを,σl(s)と書けば,これは収束する積分で与えられます。

すなわちl(s)=(2/π)∫0d||∫-∞dp4(Ql(1+μ2/(2||2))/[{ma2||2(4a√s)2}{mb2||2(4b√s)2}])です。

これから,幾つかの操作の後に,σl(s)=∫01dx101dx201dx3[x3'δ(1-x1-x2-x3)/(x1a22b2+x3μ2-x31a223b2-x12)]なる表現式が得られます

これは,3'を除けば,正確に三角グラフに対する質量殻上のFeymanパラメーター積分に対応しています。

(※訳注):Feymanパラメーター積分の公式:(ABC)-1=2∫01dx101dx201dx3[δ(1-x1-x2-x3)/(Ax1+Bx2+Cx3)3]から,σl(s)=(4/π)∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)[δ(1-x1-x2-x3)∫0d||∫-∞dp4[x1{ma2||2(4a√s)2}+x2{mb2||2(4b√s)2}+x3{1+μ2/(2||2)-ζ}]-3と書けます。

右辺の被積分関数の分母の[ ]の中は,x1{ma2||2(4a√s)2}+x2{mb2||2(4b√s)2}+x3{1+μ2/(2||2)-ζ}=x1(ma2||2)+x2(mb2||2)+(x12){p4i√s(x1ηa-x2ηb)/(x12)}212/(x12)+3{1+μ2/(2||2)-ζ}です。

  

そして,定積分の式∫-∞dx[(x-c)2+A2]}-3=(3π/8)A-5を用いて-∞dp4積分を実行すれば,σl(s)=(3/2)∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)[δ(1-x1-x2-x3)(x12)-1/20d||[{x1a2+x2b2+x3(1-ζ)+(x1+x2)||23μ2/(2||2)-12/(x12)}-5/2]となります。

 

さらに,∫0dx(ax2+b+c/x2)-5/2=∫0dx[x5/(ax4+bx2+c)5/2]=(1/2)∫0dt[t2/(at2+bt+c)5/2]=(2/3)a-1/2{b-(4ac)1/2}-2を用いて0d||積分を実行します。

  

すると,σl(s)=∫01dx101dx201dx3-11dζPl(ζ)δ(1-x1-x2-x3)(x12)-1[x1a2+x2b2+x3(1-ζ)-12/(x12)-{2(x1+x2)3μ2}1/2]-2が得られます。

  

因子δ(1-x1-x2-x3)があるので,被積分関数の中では(x1+x2)を(1-x3)と同一視することもできます。(Pending)

途中ですが今日はここで終わります。

参考文献:Noboru Nakanishi "A General survey of the Theory of the Bethe-Salpeter Equation" Progress of Theoretical Physics, supplement,No.43(1969)

 

PS:上の本文で結構苦労して考えている計算も中西さんの1963年のphys.Levの元論文や関連文献のコピーをネットで購入できるお金があればはるかに簡単なのですが。。。

 

 ワザワザ永田町の国会図書館まで足を運ぶのも面倒だし。。あるいは,知り合いの大学関係者に気軽に研究室の図書館からコピーを頼めればいいのですが。。。

  

PS2:今朝(8月10日(月))は,いつもの病院で初めて外科の先生に診てもらいました。(初診のK先生は若い頃の将棋の中原名人のようなかわいい顔の人なつこい印象の人でした。)

 

 2年前の心臓手術当時の,以前の内科の主治医がよく「Tさんが思っているのとは違って,本当はいつ逝ってもオカシクない瀬戸際なんですよ。」と言ってたように,私が思っている以上に病気はヒドイというのが真実らしく,今回も動脈硬化の足の血管を外科的に助けようとすると逆に心臓が助からないので奨めないということでした。

 

 足と心臓のどちらを助けるか選べと言われて,足を取るバカもいないでしょうね。足の方を選んだら命がないのですから。。

 

 というわけで,血管が細すぎて無理だと言われたカテーテルも含め外科的な方法はあきらめることにしました。

 

 また,骨髄から取った遺伝子を注射するという白血病で用いるような方法も糖尿性網膜症があるのでできないそうです。(これも失明しても良ければ可能でしょうから,いずれも究極の選択ですね。)

 

 要するに足が全く無くなるなら別に心臓には負担かからないけれど,足の血流を急に正常にしたなら,それを維持できるほどの心臓のポンプの能力がないので,現状の心臓では耐えられないということです。

 

 むしろ,今現在は足に血を通わせないおかげで,心臓がポンプとして持っているということらしいです。

  

 内科的には,現在の薬物投与を効率的な点滴による投薬に変更するために入院する方法はあるけれど,血流を改善するバイパスのような外科手術には耐えられないので,日常的に足が痛いのを我慢してセッセと歩くことで,心臓と共存できる自然な血管細胞の再生を促すという方法があるくらいだそうです。

 

 私にたくさん蓄えがあるとか身内が裕福とかで,ただ命を永らえる手段だけを模索して,ノンビリ湯治でもできる楽隠居の身分ならいいのですが。。。。

 

 生憎く私は性格がアリさんでなくキリギリスであったせいで(現在もそうです)日々の生活の糧を得るためには,病気という理由で遊んでいるわけにもいかないので,飯を食べるのにも窮々としています。

  

 もっとも,楽しいことが全然なくて苦しいだけの生活なら,別に命を永らえる必要もないですがね。。。

   

 (↑フン,病気になったのも金がないのも自業自得だぜ!!)

    

 ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると「人気blogランキング」に跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へ クリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2009年7月 8日 (水)

電磁場の共変的量子化(補遺)

さて,すぐ前に「コーシーの主値(主値積分)」という記事を書きましたが,こうした唐突な主題の記事を全く何の脈絡もなく書くはずもなく,実は電磁場の共変的量子化におけるE関数の意味を明確にするための公式を得るという目的がありました。

電磁場の共変的量子化では,4次元交換関係などを表現するために,不変デルタ関数としてD(x)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)},およびE(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}を与えました。

このうち,D関数D(x)はダランベール方程式□D=0 の解であり,右辺のフーリエ因子のδ(p2)は有限な関数f(p2)との積として非特異な関数としての意味を持ちます。

 

しかし,E関数E(x)のフーリエ因子(p2+iε)-1δ(p2)は有限な関数f(p2)との積としてはなお特異な関数です。ただ,p2f(p2)のような関数との積としては,意味を持つ超関数です。

ところで,中西さんの教科書「場の量子論」で与えられているE関数の定義は,私が直感的考察で与えた表現:E(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}とは若干異なる形をしています。

すなわち,Δ(x,m2)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2-m2){exp(-ipx)-exp(ipx)}に対して,E(x)≡-[∂Δ(x,m2)/∂m2]m=0=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ'(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}で定義されています。

これら2つのE(x)の表現が実は等価であることを見るために,先の「コーシーの主値(主値積分)」という記事を書いたのです。

この記事では,1/(x+iε)=P(1/x)-iπδ(x)なる公式を得ましたが,これにx=p2を代入すると1/(p2+iε)=P(1/p2)-iπδ(p2)となります。

 

移項すると,積分核としてのデルタ関数の別の表現として,iπδ(p2)=P(1/p2)-1/(p2+iε)なる等式を得ます。

両辺を(p2+iε)で割ると,iπ(p2+iε)-1δ(p2)=P(1/p2)/(p2+iε)-1/(p2+iε)2となります。

 

一方, iπδ(p2)=P(1/p2)-1/(p2+iε)の両辺をp2で微分すると,iπδ'(p2)=-P{1/(p2)2}+1/(p2+iε)2となります。

そこで,ε→+0 の極限では,超関数の意味で,(p2+iε)-1δ(p2)=-δ'(p2)なる等式が成立することがわかります。

 したがって,超関数の意味でE関数の表現:E(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}と,E(x)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ'(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}が等価であることが示されました。(以上)

参考文献:中西襄 著「場の量子論」(培風館)

  

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月19日 (金)

電磁場の共変的量子化(3)(中西-Lautrap理論)

 電磁場の共変的量子化(3)(中西-Lautrap理論)」の続きです。

 前回は,共変ゲージでの電磁場Aμ(x),補助場B(x)の一般的4次元交換関係が[B(x),B(y)]=0,[Aμ(x),Aν(y)]=-iημνD(x-y)+i(1-α)∂xμxνE(x-y)で与えられるというところまで書きました。

 これは,B(x)=∫d3zD(x-z)∂z0B(z), Aμ(x)=∫d3z[D(x-z)∂z0μ(z)+(1-α)E(x-z)∂z0zμB(z)]なる表現に基づくものです。

 忘れていましたが,4次元交換関係[Aμ(x),B(y)]をまだ計算していませんでした。

これも,B(y)=∫d3zD(y-z)∂z0B(z)を代入した式,[Aμ(x),B(y)]=∫d3zD(y-z)∂z0[Aμ(x),B(z)]を利用すれば計算できます。

右辺の被積分関数はz0に依存しないので,z0=x0とおけば,これは[Aμ(x),B(z)]と[Aμ(x), ∂z0B(z)]の同時刻交換関係から計算できます。

まず,μ=iなら,[i(x0,),B(x0,)]=0 によって[Ai(x),B(y)]=-∫d3zD(y-z)[Ai(x),∂z0B(z)]と書けます。

ところが,∂μB=□μ-∂μννですから,∂0B=□0-∂0νν=Σkk(∂0k)-∇20です。 

そして,同時刻では,[μ(x0,),Aν(x0,)]=0 ですから[i(x0,),∇y20(x0,)]=0 です。

また,[i(x0,),∂0k(x0,)]=-iδikδ3()より,[j(x0,),Σkyk(∂0k(x0,))=-iΣkykδikδ3()=-i∂yiδ3()なので,[i(x0,),∂0(x0,)]=-i∂yiδ3()を得ます。

それ故,[Ai(x),B(y)]=i∫d3zD(y-z)∂ziδ3()=-i∂xi(y-x)=i∂xi(x-y)となります。

 

(なぜなら,D(y-x)=-D(x-y)です。)

一方,同時刻で[0(x0,),∇y20(x0,)]=0 なることは明らかです。また,[μ(x0,),∂0k(x0,)]=0 ですから,[i(x0,), Σkyk(∂0k(x0,)]=0 です。

 

よって,[A0(x0,),∂0k(x0,)]=0 が得られます。

一方,[0(x0,),B(x0,)]=-iδ3()ですから,[A0(x),B(y)]=-i∫d3z∂z0D(y-z)δ3()=-i∂x0D(y-x)=i∂x0D(x-y)です。

 以上から,4次元の共変的交換関係:[Aμ(x),B(y)]=i∂xμ(x-y)も得られました。

 補助場B(x)はダランベール方程式:□B=0 の解なので,運動量表示は,B(x)=(2π)-3/2∫d3p(2||)-1/2θ(p0)δ(p2){b^()exp(-i||t+ipx)+b^()exp(i||t-ipx)}},

 

 あるいは,B(x)=(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){b^(p)exp(-ipx)+b^(p)exp(ipx)}と,よく知られた形に表現して何の問題もありません。

 そして,これらの逆変換としてb^()=-i(2π)-3/2(2||)-1/2∫d3x[(i||t-ipx)]]∂0B(x)],あるいはb^(p)=-i(2π)-3/2θ(p0)δ(p2)∫d3x[exp(ipx)∂0B(x)]を得ます。

 

 b^(p)=θ(p0)δ(p2)(2||)1/2b^()です。

 しかし,□Aμ=0 ではないので,Aμ(x)=(2π)-3/2∫d3p(2||)-1/2θ(p0)δ(p2){aμ^()exp(-i||t+ipx)+aμ^()exp(i||t-ipx)}}=(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){aμ^(p)exp(-ipx)+aμ^(p)exp(ipx)と書くことはできません。

 

 これが,この問題のネックなのです。

(x)=∫d3zD(x-z)∂z0B(z),およびAμ(x)=∫d3z[D(x-z)∂z0μ(z)+(1-α)E(x-z)∂z0zμB(z)]なるキルヒホッフの表示式,

そして,D(x)=-i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)},E(x)=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0)(p2+iε)-1δ(p2){exp(-ipx)-exp(ipx)}なる表現式,

^(p)=-i(2π)-3/2θ(p0)δ(p2)∫d3x[exp(ipx)∂0B(x)]なる逆表現から類推して,aμ^(p)≡-i(2π)-3/2θ(p0)δ(p2)[∫d3x[exp(ipx)∂0μ(x)-(1-α)(p+iε)-2exp(ipx)∂0B(x)]と定義してみます。

(x)の正振動数部分をB(x)と書けば,B(x)=(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2){b^(p)exp(-ipx)です。

 

同様に,Aμ(x)の正振動数部分をAμ+(x)と書けばAμ+(x)=(2π)-3/2∫d4pθ(p0)δ(p2)aμ^(p)exp(-ipx)です。

こうすれば,運動方程式,□B=0 ,□μ(1-α)∂μB=0 ,∂μμ+αB=0 は,それぞれp2b^(p)=0 ,p2μ^(p)=i(1-α)pμb(p),pμμ^(p)=-iαb(p)となります。

また,交換関係は[b^(p),b^(q)]=0,[aμ^(p),aν+(q)]=δ4(p-q)[-ημνδ(p2)+(1-α)pμν-2δ(p2)],[aμ^(p),b(q)]=-δ4(p-q)pμδ(p2)です。

グプタ・ブロイラーの方法では,物理的状態を|phys>と表記すると,その条件は,∂μμ+(x)|phys>=0 とされています。これはα=0 のランダウゲージ以外では,b(p)|phys>=0 と同値です。

 

そこで,逆に物理的状態であるための条件をb(p)|phys>=0 であることと定義します。

さて,運動量がpμの1光子状態は,aμ^(p)|0>とb^(p)|0>であるとします。ただし,pμμ^(p)|0>=-iαb(p)|0>なる条件がありますから,このうち独立な偏光成分は4つだけです。

これら1光子状態は,p2^(p)=0 より,p2b^(p)|0>=0 を満たし,p2μ^(p)=i(1-α)pμb(p)より,p2μ^(p)|0>=-i(1-α)pμb^(p)|0>を満たすことがわかります。

 

ここで,簡単のために,pμ(p0,p1,p2,p3)=(E,0,0,E)(E≠0)なる座標系を取ります。これは,光子の運動方向をz軸方向に取るというだけの意味ですから,決して一般性を失なうものではありません。

  

このとき,pμμ^(p)=-iαb(p)は,1光子としては,E(a0^(p)-a3+(p)|0>=iαb(p)|0>なることを意味します。 

さらに,スカラー光子を|p,S>≡b^(p)|0>,縦波光子を|p,L>≡a3^(p)|0>,横波光子を|p,Tj>≡aj^(p)|0>(j=1,2)と表記しておきます。

すると,p2b^(p)|0>=0,p2μ^(p)|0>=-i(1-α)pμb^(p)|0>は,p2|p,S>=p2|p,Tj>=0 ,かつp2|p,L>=-i(1-α)E|p,S>を意味します。

そこで,スカラー光子|p,S>と横波光子|p,Tj>は固有値p2=0 に属するp2の固有状態ですから,これらは質量がゼロの粒子状態を表わしています。

 

しかし,縦波光子|p,L>はα=1の場合を除いて,p2の固有状態ではありません。しかし,(p2)2|p,L>=0 を満たすので,いわゆる双極ゴースト(dipole ghost)です。

さらに,[b^(p),b^(q)]=0 により,<q,S|p,S>=0 です。また,[aμ^(p),b(q)]=-δ4(p-q)pμδ(p2)により,<q,S|p,Tj>=0,<q,S|p,L>=-δ4(q-p)Eδ(p2)です。

そして,[aμ^(p), aν+(q)]=δ4(p-q)[-ημνδ(p2)+(1-α)pμν-2δ(p2)]により,<q,L|p,L>=δ4(p-q)δ(p2)+(1-α)E2-2δ(p2)]です。

 

さらに,<q,Tj|p,L>=0,<q,Tk|p,Tj>=δkjδ(p24(p-q)であることもわかります。

また,再び[b^(p),b^(q)]=0 により,b^(q)|p,S>=0 です。そして,[aj^(p),b(q)]=0 (j=1.2)によって,b^(q)|p,Tj>=0 です。

 

一方,[a3^(p),b(q)]=-δ4(p-q)Eδ(p2)なので,p2=0,かつq=pなら|b(q)|p,L>≠0 です。

 

そこで,双極ゴースト粒子の縦波光子は非物理的状態であり,観測可能な状態ではないことがわかります。

したがって,スカラー光子と横波光子のみが物理的状態となる条件を満たす物理的粒子です。

 

ただし,スカラー光子のノルム<p,S|p,S>は常にゼロです。

 

それ故,スカラー光子は,確かに質量がゼロの物理的粒子ですが,観測される確率はゼロという意味で閉じ込められるため,実光子ではなく仮想光子と呼ばれます。

  

さて,自由場を離れて相互作用(4元電流密度)がある場合には,運動方程式は,□μ-∂μνν-∂μB=□μ(1-α)∂μB=-jμ(x)となります。

 

特に静電場なら,j0(x)=j0(,t)=ρ()(電荷密度)だけがゼロでない成分で,時間変動はありませんから,∂0=∂/∂t=0 を代入すると,-∇20=ρ,∇2k=-(1-α)∂kBとなります。

-∇20=ρは,0をφと書けば∇2φ=-ρです,

 

これから,静電ポテンシャルはφ()=-∫d3y[ρ()/(4π||)]で,静電場は(x)=-∇φ()で与えられます。

 

そこで補助場B(x)の存在に関係なく,静電場のクーロンの法則は確かに成立します。補助場B(x)は単にゲージ変換と同等な意味しか持たないわけです。

そして,-∇20=ρは,運動量表示では,20^(p)=ρ^(p)と同等です。同じく,∇2k=-(1-α)∂k2k^(p)=-i(1-α)pkb^(p)です。

μμ+αB=0 よりpμμ^(p)=-iαb(p),あるいはp2=0でpμ=(p0,p1,p2,p3)=(E,0,0,E)(E≠0)なら,2=E2でE{a0^(p)-a3^(p)}=-iαb^(p)です。

 

そしてE23^(p)=-i(1-α)Eb^(p)です。これらの式から,a3^(p)を消去すると,a0^(p)=ib^(p)/Eを得ます。同様にa0^(p)=-ib^(p)/Eとなります。

 

そこで,φ()=i(2π)-3/2∫d4pθ(p0){δ(p2)+(p+iε)-2δ(p2)}{a0^(p)exp(-ipx)+a0^(p)exp(ipx)}のa0^(p),a0^(p)を,それぞれib^(p)/E,-ib^(p)/Eに置き換えたものが静電場のクーロンポテンシャルに相当することがわかります。

 

それ故,クーロン相互作用は,閉じ込められていて観測されない質量ゼロのスカラー光子の媒介によるという描像が得られました。

 

ちょっと,詳細を省いていますが,理論の概略としてはこの程度です。

 

今日はここで終わります。

参考文献:J.D.Bjorken,S.D.Drell「Relativistic Quantum Fields」(McGraw-Hill),中西 襄 著「場の量子論」(培風館)

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年6月14日 (日)

電磁場の共変的量子化(2)(中西理論;不変デルタ関数)

「電磁場の共変的量子化(中西-Lautrap理論)」の続きです。PCトラブルで,ちょっと間があきました。

 

今日は,一般的な不変デルタ関数を考察します。

 

無用な煩雑さを避けるため,素朴な質量mのクライン・ゴルドン方程式に従う1成分の自由な中性スカラー場φ(x)の考察から始めます。

 

(簡単のため,c=h/(2π)=1の自然単位を採用します。)

 

自由な中性スカラー場φ(x)のラグランジアン密度00(φ,∂μφ)=(1/2)(∂μφ∂μφ-m2φ)で与えられます。

(ただし,∂μφ≡∂φ/∂xμetc.です。)

 

φの変分δφに対して,作用S=∫0(φ,∂μφ)d4xの変分δSが停留値を取るべきであるという作用原理から,場の運動方程式はオイラー・ラグランジュ方程式∂μ{∂0/∂(∂μφ)}-∂0/∂φ=0 で与えられます。

 

当然ながら,これは素朴なクライン・ゴルドン方程式(□+m2)φ(x)=0 に一致します。ここに□≡∂μμ=∂2/∂t2-∇2で,これはダランベルシャン(d'Alembertian)と呼ばれる微分演算子です。∇2はラプラス演算子(Laplacian)です。

 

正準共役な運動量密度演算子はπ(x)=∂0/∂(∂0φ)=∂0φ=∂0φで与えられます。

 

そこで,同時刻の正準交換関係は,[π(x),φ(y)]|x0=y0=-iδ3(),および[φ(x),φ(y)]|x0=y0=[π(x),π(y)]|x0=y0=0 となります。

 

そして,φ(x)の自由平面波によるフーリエ(Fourier)展開式はφ(x)=(2π)-3/2∫d3k(2ωk)-1/2{a^()exp(-ikx)+a^()exp(ikx)}と書けます。

 

ただし,ωk≡(2+m2)1/2>0 であり,exp(-ikx)=exp(-iωkt+ix),exp(ikx)=exp(iωkt-ix)です。また,a^()はa^()のエルミート共役です。

同時刻の正準交換関係[π(x),φ(y)]|x0=y0=-iδ3(),[φ(x),φ(y)]|x0=y0=[π(x),π(y)]|x0=y0=0 から,a^(),a^()の交換関係[a^(),a^(')]=δ3('),[a^(),a^(')]=[a^(),a^(')]=0 が得られます。

これらa^(),a^()の交換関係から,同時刻とは限らない一般の場の交換関係のフーリエ積分表示として,[φ(x),φ(y)]=(2π)-3∫d3k(2ωk)-1[exp{-ik(x-y)}+exp{ik(x-y)}]を得ます。

これをiΔ(x-y)と定義します。

 

特に,質量mの関数であることを強調したいときには,Δ(x)の代わりにΔ(x,m2)と表記します。Δ(x),またはΔ(x,m2)は座標xμのローレンツ変換に対して不変なので,不変デルタ関数と呼ばれます。

 そして,iΔ(x-y)=[φ(x),φ(y)]ですから,Δ(y-x)=-Δ(x-y)であり,また,(□+m2)φ(x)=0 ですから,(□+m2)Δ(x)=0 を満たします。

 

 前記事の電磁場について,不変デルタ関数として与えたD(x)は-Δ(x,0)であり,□D(x)=0 の解です。

不変デルタ関数は,交換子[φ(x),φ(y)]で与えられる上記の関数だけではなく,(□+m2)Δ(x)=0 ,または(□+m2)Δ(x)=±δ4(x)を満たすローレンツ不変な関数Δ(x)は全て,クライン・ゴルドン演算子(□+m2)に対する不変デルタ関数と呼ばれるようです。

 同時刻交換関係[π(x),φ(y)]|x0=y0=[∂0φ(x),φ(y)]|x0=y0=-iδ3()から,このΔ(x)は∂0Δ(x)|x0=0=-δ3()を満たします。

 

 そして,[φ(x),φ(y)]|x0=y0=0 から,xとyが空間的(space-like)に離れているとき,すなわち(x-y)2<0なら[φ(x),φ(y)]=iΔ(x-y)=0 が得られます。

 空間的(x-y)2=(x0-y0)2-()2<0 の場合,適当なローレンツ変換によって,2つの事象x,yが同時刻:x0=y0となるような座標系を取ることが可能です。

 

 その座標系では同時刻なので[φ(x),φ(y)]|x0=y0=0 ですが,これはローレンツ変換に対して不変な関係ですから,[φ(x),φ(y)]=iΔ(x-y)=0 と結論されます。

 そういうわけで,(x-y)2<0 (空間的)なら[φ(x),φ(y)]=0 が成立します。これは理論が相対論的な微視的因果律を満たす十分条件になっています。

 さて,簡単な計算によって,ωk(2+m2)1/2>0との任意関数fk,)に対し,公式∫d3k(2ωk)-1f(ωk,)=∫d4kδ(k2-m2)θ(k0)f(k0,)が成立することがわかります。

ただし,θ(τ)はヘヴィサイド関数(階段関数)でθ(τ)≡1(τ>0),0(τ>0)によって定義され,常にθ(τ)+θ(-τ)=1を満たします。

 これを用いると,iΔ(x)=(2π)-3∫d3k(2ωk)-1[exp(-ikx)+exp(ikx)]より,Δ(x)=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2-m2)θ(k0)[exp(-ikx)-exp(ikx)]=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2-m2)ε(k0)exp(-ikx)と書けます。

 ここで,ε(τ)はε(τ)≡1(τ>0),-1(τ>0)でθ(τ)=(1/2){ε(τ)+1}で定義される符号関数です。

 一方,(□+m2F(x)=-δ4(x)を満たすグリーン関数として,よく知られた伝播関数(propagator)ΔF(x)があります。

 

 これは,T積の真空期待値:iΔF(x-y)≡<0|T(φ(x)φ(y)))|0>=θ(x0-y0)<0|φ(x)φ(y)|0>+θ(y0-x0)<0|φ(y)φ(x)|0>で与えられるグリーン関数です。

 φ(x)=(2π)-3/2∫d3k(2ωk)-1/2{a^()exp(-ikx)+a^()exp(ikx)}を代入すると,<0|φ(x)φ(y)|0>=(2π)-3∫d3k(2ωk)-1exp{-ik(x―y)},<0|φ(y)φ(x)|0>=(2π)-3∫d3k(2ωk)-1exp{ik(x―y)}です。

この<0|φ(x)φ(y)|0>,<0|φ(y)φ(x)|0>を示す関数を,それぞれΔ(x-y),Δ(x-y)と書けば,iΔF(x)=θ(x0(x)+θ(-x0(x)と書けます。

 

一般に,Δret(x)≡θ(x0(x)は遅延グリーン関数と呼ばれ,Δadv(x)≡-θ(-x0(x)は先進グリーン関数と呼ばれます。

  

そこで,伝播関数iΔF(x)は,iΔF(x)=Δret(x)-Δadv(x)とも表現されます。

一方,iΔ(x-y)=[φ(x),φ(y)]=<0|[φ(x),φ(y)]|0>=<0|φ(x)φ(y)|0>-<0|φ(y)φ(x)|0>=Δ(x-y)-Δ(x-y)です。よって,iΔ(x)=Δ(x)-Δ(x)です。

 

Δret(x)≡θ(x0(x),およびΔadv(x)≡-θ(-x0(x),用いると,iΔ(x)もiΔ(x)=θ(x0ret(x)+θ(-x0adv(x)と表現することができます。

いずれにしても,x0>0 の未来では,iΔ(x)=iΔF(x)=Δret(x)=Δ(x)となりますから,iΔ(x)もiΔF(x)も遅延グリーン関数として同じ意味を持ちます。

  

したがって,Δ(x)を用いてもΔF(x)を用いても,全く同じように初期値問題のキルヒホッフ表示が可能です。

 

なお,(□+m2F(x)=-δ4(x)から,ΔF(x)のフーリエ変換をΔF(x)≡(2π)-4∫d4kΔ~F(k)exp(-ikx)と書けば,(k2-m2)Δ~F(k)=1となります。

 

そこで,iΔF(x)=(2π)-3∫d3k(2ωk)-1[θ(x0-y0)exp{-ik(x-y)}+θ(y0-x0)exp{ik(x-y)}]は,別の表示として(2π)-4∫d4k[exp{-ik(x-y)}/(k2-m2+iε)]を持ちます

これは,ヘヴィサイド関数θ(τ)がθ(τ)={-/(2πi)}∫-∞dω[exp(-iωτ)(ω+iε)-1]と表わせることからも簡単に示せます。

Δ(x),ΔF(x)を,それぞれΔ(x,m2),ΔF(x,m2)と表記して質量mがゼロの場合のΔ(x,m2),ΔF(x,m2)を,それぞれD(x)≡Δ(x,0),DF(x)≡ΔF(x,0)と定義します。

(□+m2)Δ(x,m2)=0,(□+m2F(x,m2)=-δ4(x)でしたから,□D(x)=0,□DF(x)=-δ4(x)です。

(x)のフーリエ積分表示は,D(x)=(-i)(2π)-3∫d3k(2||)-1[exp(-ikx)+exp(ikx)]=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2)θ(k0)[exp(-ikx)-exp(ikx)]=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2)ε(k0)exp(-ikx)であり,∂0D(x)|x0=0=-δ3()です。

また,xが空間的:x2<0ならD(x)=0です。

一方,DF(x)のフーリエ積分表示は,DF(x)=(-i)(2π)-3∫d3k(2||)-1[θ(x0-y0)exp{-ik(x―y)}+θ(y0-x0)exp{ik(x―y)}]=(2π)-4∫d4k[exp{-ik(x―y)}/(k2+iε)]です。

さらに,E関数は□E(x)=D(x)を満たす関数であるとすると,□2E(x)=D(x)です。

 

D(x)=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2)ε(k0)exp(-ikx)でしたから,形式上はE(x)=(-i)(2π)-3∫d4kδ(k2)ε(k0)k-2exp(-ikx)です。

 

しかし,被積分関数がk2=0 に特異性を持つので何らかの特異点を避ける処理が必要です。k2をk2+iεで置き換えて,積分後にε→+0 の極限を取ることにします。

 

細かいことは後にして,,電磁場の共変的量子化を考えます。

 

すぐ前の記事では,D(x)は∂0D(x)|x0=0=δ3()を満たすと書いていることからもわかるように,前記事でのD(x)は-Δ(x,0)を意味していました。

 

そこでは,補助場B(x)がダランベール方程式□B(x)=0 を満たすので,キルヒホッフの積分表示がB(x)=∫d3z[{∂D(x-z)/∂x0}B(z)+D(x-z)∂B(z)/∂z0]で与えられるとしていました。

 

しかし,ここではD(x)=Δ(x,0)としているので,キルヒホッフの表示式はB(x)=∫d3z[{∂D(x-z)/∂z0}B(z)-D(x-z)∂B(z)/∂z0]となります。

 

ここで,記号∂0をf∂0g≡{∂f(x)/∂x0}g(x)-f(x)∂g(x)/∂x0によって定義すると,B(x)の積分表示は,B(x)=∫d3zD(x-z)∂z0B(z)と簡単になります。

 

右辺の積分式はz0に依存するように見えますが,左辺のB(x)がz0に依存しないので,右辺をz0で偏微分してもゼロのはずです。

 

実際,□B=0 を用いると確かに∂[∫d3zD(x-z)∂z0B(z)]/∂z0=∫d3z[∇2D(x-z)B(z)-D(x-z)∂z02B(z)]=0 となります。

 

4次元交換関係[B(x),B(y)]にB(x)=∫d3z{∂z0D(x-z)B(z)-D(x-z)∂z0B(z)}を代入すると,[B(x),B(y)]=∫d3z{∂z0D(x-z)[B(z),B(y)]-D(x-z)[∂z0B(z),B(y)]}が得られます。

 

右辺のz0は何でもいいので,z0=y0とおくと,既知の同時刻交換関係[B(x0,),B(x0,)]=0,[B(x0,),∂0B(x0,)]=0 から,[B(x),B(y)]=0 が得られます。

 

一方,運動方程式:□Aμ=(1-α)∂μB=0 から,前記事では,Aμ(x)=Cμ(x)+(1-α)∫d4zD(x-z){∂B(z)/∂zμ},□Cμ=0 なる表現ができるはずと書きました。

 

特に,□Cμ=0 を満たすCμ(x)を,Cμ(x)≡∫d3z{∂z0D(x-z)∂z0μ(z)}とします。

 

残りの非同次の部分:(1-α)∫d4zD(x-z){∂B(z)/∂zμ}は,前記事ではD(x)の符号が違うので,これを-D(x)に変更します。

 

すると,Aμ(x)=∫d3z{D(x-z)∂z0μ(z)}-(1-α)∫d4zD(x-z)∂zμB(z)となります。

 

さらに,□∂μB=0 ですから,∂μB=∫d3z{D(x-z)∂z0zμB(z)}とキルヒホッフ表示式で表現できます。

 

そこで,Aμ(x)=∫d3z{D(x-z){∂-z)∂z0μ(z)}-(1-α)∫d4y∫d3zD(x-y)D(y-z)∂zμB(z)となります。

 

ところが,□E(x)=D(x)から,E(x)はE(x)=-∫d4zD(x-z)D(z)なる表現を持ちますから,∫d4y∫d3zD(x-y)D(y-z)=E(x-z)と書けます。

 

したがって,結局Aμ(x)=∫d3z{D(x-z)∂z0μ(z)+(1-α)E(x-z)∂z0zμB(z)}なる表現を得ます。

 

これから,[Aμ(x),Aν(y)]=-iημνD(x-y)+i(1-α)∂xμxνE(x-y)なる4次元交換関係の表現が得られます。

 

最後の部分の詳細についてはは次回にして今日はここで終わります。

 

参考文献:J.D.Bjorken,S.D.Drell「Relativistic Quantum Fields」McGraw-Hill,中西 襄 著「場の量子論」(培風館)

 

PS:(6/17(水)早朝記す。) 何?「大政奉還すべきだ。」という主張の意味がわからない?だって。。発想が貧困だなあ。。

 

「別に政権を朝廷に返せ」などというアナクロな意味じゃないよ。。

 

これは,「政治を本来の主人=主権者に返還するべきだ。」という意味だろう?

 

いつまでも姑息な延命をはかるんじゃなくて,早く主権者に返して少なくとも審判を仰げ。。という素朴な意味だぜ。。

 

PS2:どうも,この記事はCatFalconさんのブログの記事「不変デルタ関数」http://blogs.yahoo.co.jp/cat_falcon/29567993.html とほぼ,かぶっているようです。

 

CatFalconさんの方が,時期的に少し前で,かなり似ているようですが参考文献が同じ中西さんの本なのでそうなりますね。。

 

ヒョッとしたら,記事を見かけてブログネタとして参考にしたかもしれませんが,内容をコピーしたわけではありません。

 

悪気はないので,よろしくです。。CatFalconさん

 

なお,「電磁場の共変的量子化(2)」の続きは今執筆中です。

                       

                         TOSHI

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年6月 5日 (金)

電磁場の共変的量子化(中西-Lautrap理論)(1)

ちょっと息抜きで,電磁場を共変的に量子化する「中西-Lautrap理論」の概略でも書いてみます。

自然単位系c=hc1 (ただしhc≡(h/(2π))での,自由電磁場Aμ(φ,)の単独のラグランジアン密度は,EM=-(1/4)Fμνμν,Fμν≡∂μν-∂νμで与えられます。

理論が有するゲージ変換の自由度を消して,ゲージを固定するため,補助場Bというものを導入して,EM=-(1/4)Fμνμν+B(∂μμ)+(1/2)αB2としてみます。

これに対する,オイラーラグランジュ方程式ν(∂EM/∂(∂νμ))-∂EM/∂μ0 ,および∂ν(∂EM/∂(∂ν))-∂EM/∂B=0 から,運動方程式として,∂ννμ-∂μB=0,すなわち,□μ-∂μνν-∂μB=0 ,および∂μμ+αB=0 を得ます。

μに対する運動方程式:□μ-∂μνν-∂μB=0 に,∂μを掛けると,□B=0 を得ますから,補助場Bも質量がゼロのスカラー粒子を表わす場です。

そして,Bに対する運動方程式:∂μμ+αB=0 をAμに対する運動方程式:□μ-∂μνν-∂μB=0 に代入すると,□μ(1-α)∂μB=0 が得られます。

 それ故,α=0 のときにのみ,∂μμ+αB=0 がローレンツ条件:∂μμ0 に一致し,α=1のときにのみ,Aμに対する運動方程式□μ(1-α)∂μB=0 がダランベール方程式:□μ0 に一致します。

これらの特別なゲージ,α=0 をランダウ(Landau)ゲージ,α=1をファインマン(Feynman)ゲージといいます。

ただし,□∂μμ0,□2μ0 はαの値に無関係に成立します。

 さて,EM=-(1/4)Fμνμν+B(∂μμ)+(1/2)αB2によ,正準運動量は,πk=∂EM /∂(∂0k)=-∂0kk0=-F0k(=Ek),π0=∂EM /∂(∂00)=Bとなります。

そして,同時刻における通常の正準交換関係:[μ(x0,),πν(x0,)]=iημνδ3(),[μ(x0,),Aν(x0,)]=[πμ(x0,),πν(x0,)]=0 を設定します。

 これから,[μ(x0,),∂0k(x0,)]=iδμkδ3(),[μ(x0,),B(x0,)] =-iημ0δ3(),[μ(x0,),Aν(x0,)]=0,[∂0j(x0,),∂0k(x0,)]=0,[∂0k(x0,),B(x0,)]=0,[B(x0,),B(x0,)]=0 が得られます。

必要なもののうち,∂000Bだけが現われていませんが,これらのうち∂00は,∂μμ+αB=0 により,∂00kkk)-αB,そしてまた,∂0Bは□μ-∂μνν-∂μB=0 により,∂0B=□0-∂0ννkk(∂0k)}-△0と表現できます。

 

よって,これらの同時刻交換関係は,計算で得ることができます。例えば[B(x0,),∂0B(x0,)]=0 です。

ハミルトニアンHEMをHEM=∫d3EM^(x)と書けば,その密度はEMM^(x)=πμ0μEM(x)=(-Σk0k0k)+B∂00(1/4)Fμνμν-B(∂μμ)-(1/2)αB2(1/2)Σk(F0k)2+Σj,k(1/4)(Fjk)2(1/2)αB2+∂kΣk[F0k0+BAk]-Σk[(∂k0k)A0(∂k)Ak]で与えられます。

運動方程式ννμ-∂μB=0 によれば,Σkk0k0Bですから,EM(x)=(1/2)Σk(F0k)2+Σj,k(1/4)(Fjk)2(∂0)A0-Σk[(∂k)Ak]-(1/2)αB2と置けば,EM^(x)=EM(x)+∂kΣk[F0k0+BAk]と書けます。

空間積分においては,kΣk[F0k0+BAk]の項は効かないので,この項を省いても同じですから,EM=∫d3EM(x)となります。この新しいEM(x)の方をハミルトニアン密度と解釈します。

補助場B(x)は,ダランベール方程式□B=0 の解ですが,電磁場Aμ(x)は運動方程式:□μ(1-α)∂μB=0 を満たします。そこで,Aμは,□2μ0 の解ですが,α=1以外では,ダランベール方程式□Aμ0 の解ではありません。

 

したがって,Aμ(x)=(2π)-3/2∫d4pθ(p0){aμ(p)exp(-ipx)+aμ(p)exp(ipx)}と4次元的運動量表示をしても,一般には,□Aμ0 のため,p20 以外でもaμ(p)がゼロでない意味を持つことになります。

すなわち,質量がゼロのp20 の近傍でのみ,aμ(p)が意味を持つという付帯条件を付けることなどが必要になります。

 

あるいは,p20 のaμ(p)をどう解釈するか?を指示しないと,この運動量表示は不完全です。

 

以下では,こうしたことを明確にするための準備をします。

まず,□B=0 の解のB(x)を求めるために,ダランベール演算子の逆演算子:□-1を求める必要があります。

□D(x)=δ4(x)を満たす,グリーン関数□-1δは,一般に不変D関数と呼ばれ,フーリエ(Fourier)積分の形では,D(x)≡Dret(x)-Dadv(x)=i∫d4(2π)-3θ(k0)δ(k2){exp(-ikx)-exp(ikx)}と表わされます。

ただし,Dret(x),Dadv(x)はそれぞれ遅延グリ-ン関数,先進グリーン関数です。

 

(2006年12/16の記事「電流によって発生する光子の個数分布」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_a73e.html を参照)

ダランベール方程式□B=0 の解は,B(x)=∫d3[{∂D(x-z)/∂x0}B(z)+D(x-z)∂B(z)/∂z0]の積分形で書けます。

  

(2006年10/3の記事「ホイヘンスの原理の正当性」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/10/huygens_8c9a.html を参照)

もしも,非同次方程式:□ψ=ρの解ψを表現するのであれば,ψ(x)=C(x)+∫d4zD(x-z)ρ(x), □C=0 と書いていいのでしょうが,Bは同次方程式の解なので,初期値問題に対するキルヒホッフ表示に書きました。

 

ということは,□μ(1-α)∂μB=0 は,μ(x)=Cμ(x)+(1-α)∫d4zD(x-z){∂B(z)/∂zμ},□Cμ0 という表現もできますね。意味あるかどうかは知らないけど。。

一方,電磁場Aμ(x)は□2μ0 の解なので,□2の逆演算子(□2)-1が存在するのなら,それに相当する□2グリーン関数E(x)も求めておきましょう。

 

すなわち,□2(x)=δ4(x)を満たすローレンツ不変な関数E(x)を求めます。

安易な道を取るなら,(x)=δ4(x)なので,D(x)=□E(x)なるE(x)を求めれば,□2(x)=δ4(x)となるはずですから,E=-1Dを利用して形式的には直ちにE(x)が得られるはずです

 

そして,D(x)=Dret(x)-Dadv(x)ですから,Dret(x)=□Eret(x),Dadv(x)=□Eadv(x),により,E(x)=Eret(x)-Eadv(x)を満たすEret(x),Eadv(x)も得られるはずです。

 いかにも途中ですが,今日はここで終わります。あとで書き直すかもしれないけど。。。

参考文献:中西 襄 著「場の量子論」(培風館)

 

PS:冤罪が晴れて無実が証明された菅家さん。それでも,不幸中の幸い?でした。死刑が確定しているような事件で執行されていれば取り返しがつきません。

 

(彼の今の外見から20年前の事件当時の人物像を推し量ることはできません。私は,その温厚で人格者のような外見は,長年の理不尽な扱いに対する諦観等で培われてきたところが大きいと思うからです。

  

 穏やかな人でも,何らかの事情(例えば正当防衛に似たもの)で,止むを得ず,殺傷するような人はいるでしょう。

  

 しかし,当時,恐らく個人的性癖とかの理由だと思いますが,それで幼女を殺すような人物に見えたのでしょうか? 私には疑問です。)

   

 本当に17年もの長い間ほうっておいてゴメンナサイ。。。

 

 心から謝罪します。。。。

 

(世の中に,理不尽がまかり通っていることを許している責任の一端は,私を含めあらゆる人にあるはずです。)

  

 そういえば,狭山事件の石川一雄さんはどうなったんだろう。。。

 

 (2006年6/9の記事「狭山差別裁判」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/post_c46a.html 参照)

 

PS2:長崎のじゃがいもを貰ったのですが,肉とか他の食材がないので,昨日(6/6)は「イモの煮っころがし」と「ジャガイモとワカメの入った味噌汁」を作りました。

 

 前者は追いガツオなどもやりましたが,レシピ通りに味付けするとどうも甘すぎるようです。

 

 前に玉子焼きも味付けをレシピに頼ると甘すぎたので,このレシピの著者(甘党?)の味覚は私には合わないと思います。これからは,砂糖は半分以下に減らすつもりです。

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2009年6月 1日 (月)

超弦理論(24)(2-13)

  超弦理論(superstring theory)の続きです。

 前回は,アノマリー(ゴースト)を生みだす可能性のある交換関係[Ji-,Jj-]が,[Ji-,Jj-]=-(1/p)2Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)}なる形に表現できる,というところまで書きました。

 今日は,これの右辺の係数Δmの具体的な形を計算して,非共変な光錐ゲージを採用した場合も,弦理論がゲージ不変な理論として本質的にはローレンツ共変であるための条件:[Ji-,Jj-]=0 ,あるいはΔm=0 を満たすために,Dとaに課せられる条件を決定します。

 

 そのために,Ji-=li-+Ei-=xi-xi+Ei-,Jj-=lj-+Ej-=xj-xj+Ej-と分解して,各項ごとの交換関係を求めます。

 

 まず,[x,1/p]=i(p)-2です。

※(訳注53) 正準交換関係:[xμ,pν]=-iημνから,[x0,p0]=-i, [xD-1,pD-1]=i,かつ,[x0,xD-1]=[p0,pD-1]=[x0,pD-1]=[xD-1,p0]=0 です。

 

 そして,x=(x0-xD-1)/21/2,p=(p0+pD-1)/21/2ですから,[x,p]=-iです。よって,p[x,1/p]p=p-x=-[x,p]=iなので,[x,1/p]=i(p)-2を得ます。

 

さらに,[x,p]=i(p)-1です。

 

これは質量殻条件:M2=2p-Σk=1D-2kkにより,0=[x,p]=[x,p]p+p[x,p]=-ip+p[x,p]から得られます。(訳注53終わり)※

次に,Ej≡pj-によってEjなる量を定義すると,[xi,Ej]=-iEjjです。

※(訳注54)j=pj-=-ipΣn=1[(α-niαn-α-nαni)/n]=-iΣn=1[{1/(2n)}{α-nik=1D-2Σm=-∞n-mkαmk:)-(Σk=1D-2Σm=-∞n-mkαmk:)αnj}]です。

そして0k=pk故,[xi0k]=[xi,pk]=iδikでxiはこれ以外のαnkとは交換します。

 

jj-=-iΣn=1[{1/(2n)}{α-nik=1D-2Σm=-∞n-mkαmk:)-(Σk=1D-2Σm=-∞n-mkαmk:)αnj}]なので,[xi,Ej]では,右辺のΣm=-∞n-mkαmk:で,xiとαn-mkαmkが交換しないm=nとm=0 の項だけに着目します。

 

これから,[xi,Ej]=i×(-i)Σn=1[(α-njαni-α-niαnj)/n]=-iEijが簡単に得られます。(訳注54終わり)

以上から,[Ji-,Jj-]=-(p)-2ij,Cij=2ipα0ij-[Ei,Ej]-iEij+iEji-ipα0lijが得られます。

(訳注55)Ji-=li-+Ei-=xi-xi+(p)-1iですから,[Ji-,Jj-]=[xi,Ej]p(p)-1-[xj,Ei]p(p)-1+(p)-2[Ei,Ej]-[x,1/p]pij+[x,1/p]pji-xi[p,x]pj-xji[x,p]です。

これに,[x,1/p]=i(p)-2,[xi,Ej]=-iEjj,および[x,p]=i(p)-1を代入して最後にpをα0と書きます。

そうすれば,[Ji-,Jj-]=-2iEjj(p)-1α0+(p)-2[Ei,Ej]-i(p)-2ji+i(p)-2ij+i(p)-1α0jj=-(p)-2{2ipα0jj-[Ei,Ej] -iEij+iEji-ipα0jj}が得られます。(訳注55終わり)※

 

したがって,結局,[Ji-,Jj-]=-(p)-2ij=-(p)-2Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)}です。

 

それ故,Cij=Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)},かつCij=2ipα0ij-[Ei,Ej]-iEij+iEji-ipα0lijです。

ijの前者の表現と,[αminj]=mδijδm+n(i,j=1,2,...,D-2)により,簡単に<0|αmkijα-ml|0>=m2Δmikδjl-δjkδil)が得られます。

 

一方,pαn=Σn=1[(1/2){Σk=1D-2Σm=-∞n-mkαmk:-aδn}および,[αminj]=mδijδm+nから,[αnmi]=-mαm+ni/p,min]=mαm+ni/pを得ます。

そこで,<0|αmkijα-ml|0>=<0|{2m(m-a)δikδjl-mpjlδki+mpjkδil+(δkiαm-mΣn=1αm-nkαni)(mΣn=1α-njαn-ml-δjlα-m)|0>-(i⇔j)です。

以前の記事で計算したように,[pαm,pαn]=(m-n)pαm+n+[{(D-2)/12}(m3-m)+2am]δm+nですから,[pαm,pα-m]=2mpα0+{(D-2)/12}(m3-m)+2amです。

そして<0|pα0|0>=-aですから,特に(p)2<0|αmα-m|0>={(D-2)/12}(m3-m)が成立します。

 

また,p<0|αmΣn=1α-njαn-ml|0>=pjl+Σn=1m-1(m-n)δjl=pjl+δjlm(m-1)/2も成り立ちます。

さらに,p<0|αmΣn=1{(α-nkαn-mi)/n}|0>=pki+Σn=1m-1(m-n)δki=pki+δkim(m-1)/2,同様にp<0|αmΣn=1{(α-njαn-ml)/n}|0>=pjl+δjlm(m-1)/2です。

そして,<0|Σn=1m{(α-nkαn-mi)/n}Σp=1m{(α-pkαp-mi)/p}|0>=-(m-1)(δikδjl-δjkδil)です。

 

これらのことから,Δm={(26-D)/12}m-{(D-26)/12+2(1-a)}/mと書けることがわかります。

  

※(訳注56) 詳細な計算は,<0|αmkijα-ml|0>=2m(m-a)(δikδjl-δjkδil)-mpjlδki+mpjkδil+mpilδjk-mpikδjl-(δikδjl-δjkδil){(D-2)/12}(m3-m) mpjlδik+mpikδjl-mpilδjk-mpjkδil+δikδjlm(m-1)/2+δikδjlm(m-1)/2-δjkδjlm(m-1)/2-δjkδilm(m-1)/2+m2(m-1)(δikδjl-δjkδil)となります。

 

結局,m2Δmikδjl-δjkδil)=(δikδjl-δjkδil)[{(26-D)/12}m3-{(D-26)/12+2(1-a)}m]が得られるわけです。(計算の詳細はかなり省略しています。)(訳注56終わり)

 

したがって,最終的に[Ji-,Jj-]=-(1/p)2Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)},Δm={(26-D)/12}m-{(D-26)/12+2(1-a)}/mなる詳細な表現が得られました。

 

そこで,[Ji-,Jj-]=0 ,あるいはΔm=0 を要求すると,予期したように,D=26,かつa=1が必要です。

短かいですが,今日はここまでにします。

参考文献:M.B.Green,J.H.Schwarz,& E.Witten著「superstring theory」(Cambridge University Press)

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月27日 (水)

超弦理論(23)(2-12)

 超弦理論(superstring theory)の続きです。

 

 ずいぶん間が空きましたが,またまた,超弦理論でツナギです。

 

 前記事の最後で述べたゼータ関数正則化の幾分発見的な手法の示すところは,光錐(light-cone)定式化のローレンツ共変性が,a=1,D=26なる条件を要求することでした。

 以下では,ローレンツ生成子Jμνの体系的研究により,こうした条件a=1,D=26が実際にローレンツ不変性にとって必要十分であることを厳密に証明します。

さて,D次元の"ローレンツ生成子=角運動量演算子":Jμνは以前に次の形で定義しました。  

すなわち「超弦理論(15)(2-4)」 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/152-4-9fed.html において、

 

μν=lμν+Eμν,lμν=xμν-xνμ, Eμν=-iΣn=1[(α-nμαnν-α-nναnμ)/n]と定義しました。

今の,光錐ゲージではゲージがローレンツ不変でないので,座標へのローレンツ変換の効果はゲージに敏感なものでなければなりません。

変換の幾つかは,+方向を他の方向に回転し,そこでゲージ条件を復元するためには,再パラメータ化(これもゲージ変換です)を実行する必要があります。

 

これを補償再パラメータ化と呼びます。

ゲージ条件に影響する変換はJ+-とJi-によって生成されるはずです。そして,これらは潜在的にアノマリーを有する変換であろうと予期されます。

 

このアノマリーを相殺させることが,aとDにある種の制限を与えると予想されます。

 

残りの,ローレンツ生成子Jij(i,j=1,2,...,D-2)は,光錐ゲージの持つ明白な対称性であるSO(D-2)を生成する横波空間に関連したものです。

まず,任意の再パラメータ化ξα(σ,τ)を許しながら,古典論での座標への無限小ローレンツ変換に対する一般的表現を考えます。

 

これはδXμ(σ,τ)=aμνν(σ,τ)+ξα(σ,τ)∂αμ(σ,τ)です。ただし,ξαはゲージ条件hαβ=ηαβと両立するように制限されています。

この制限は,既に述べたように,ξαが∂αξβ+∂βξα=Ληαβを満足すべきことを意味します。 

一方,ゲージ条件X(σ,τ)=x+pτは,新座標系でもこれが保持されるために,δX=aνν+aνντ=aν(xν+pντ)に従って変換されることを要求します。

なぜなら,ゲージ条件X=x+pτはδX=δx+δpτなら保持されますが,δxμ=aμνν,δpμ=aμννより,δx=aνν,δp=aννですから,δX=δx+δpτはδX=aν(xν+pντ)を意味するからです。

一方,δXμ=aμνν+ξααμより,δX=aνν+ξ00+ξ10=aνν+ξ0δpです。

 

そこで,δX=aν(xν+pντ)はaνν+ξ0=aν(xν+pντ)=aνν(τ)となります。ただし,xμ(τ)≡xμ+pμτです。

したがって0=aν{xν(τ)-Xν(σ,τ)}/pによって変換のパラメータ成分ξ0が決まります。

 

そして,∂αξβ+∂βξα=Ληαβより∂0ξ1-∂1ξ0=0 ですから,ξ1=∫τdτ'(∂ξ0/∂σ)によりξ1も決まります。

これらの,座標Xνの1次関数であるξαの表現をδXμ(σ,τ)=aμνν(σ,τ)+ξα(σ,τ)∂αμ(σ,τ)に代入すると,非共変なゲージ固定を考慮したローレンツ変換の作用形式が得られます。

新しい重要な特徴はαがXνについて1次なので,aiを伴なうそうしたローレンツ変換が横座標Xiに非線形に作用することです。

 

量子論では,そうした双線形項はローレンツ代数でアノマリー源となる可能性があり,それを正規順序(normal-ordering)等で処理する必要があるかどうか?という繊細な争点を生み出します。

それ故,Jμν=lμν+Eμν,lμν=xμν-xνμ,Eμν=-iΣn=1[(α-nμαnν-α-nναnμ)/n]なる表現の生成子が,本当に正しくローレンツ代数:[Jμν,Jρλ]=iηνρμλ-iημρνλ-iηνλμρ+iημλνρを生成するかどうか?をチェックすることが重要になります。

交換子のほとんどは直線的にチェックできて,如何なるDに対しても正しい答を与えることがわかります。

しかし,Ji-の変換については注意が必要であると予期されます。

 

特に交換子:[Ji-,Jj-]はローレンツ不変性が成り立つなら消えてゼロとなる必要があります。しかし,特殊な制限下を除いてアノマリーに導きます。

(訳注51):[Jμν,Jρλ]=iηνρμλ-iημρνλ-iηνλμρ+iημλνρをが成立するとします。

 

 まず,Ji-=(Ji0-Ji,D-1)/21/2ですから,1≦i,j≦D-2 に対して[Ji-,Jj-]=(1/2)[Ji0-Ji,D-1,Jj0-Jj,D-1]=(1/2){[Ji0,Jj0]+[Ji,D-1,Jj,D-1]}となります。

 

(なぜなら,[Ji0,Jj,D-1]=[Ji,D-1,Jj0]=0 です。)

そして,[Ji0,Jj0]=-iη00ij=-iJij,[Ji,D-1,Jj,D-1]=-iηD-1,D-1ij=iJijです。

 

そこで,確かに[Ji-,Jj-]=0 となることが必要です。

 

(訳注51終わり)※

さて,光錐ゲージではEμ+=E+μ=0 です。

 

一方,Ei-はαnの光錐ゲージでの展開:αn=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞n-miαmi:}-aδn]を代入すると,横波振動子について3次式になります。

結果として,交換子[Ji-,Jj-]は6次ですが,高次の項は相殺されて,[Ji-,Jj-]=-(1/p)2Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)}(係数Δmはc-数)なる形になり,振動子の2次の項で表わせることがわかります。

(訳注52):(証明)Ji-=li-+Ei-=xi-xi-iΣn=1[(α-niαn-α-nαni)/n], αn=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞n-miαmi:}-aδn],p=α0です。

そして,[Ji-,Jj-]=[li-,lj-]+[li-,Ej-]+[Ei-,lj-]+[Ei-,Ej-]です。

 特に,4つ以上の振動子を含んで6次の項となるのは交換子[Ei-,Ej-]です。

これは,[Ei-,Ej-]=-Σn,m=1({1/(nm)}[α-niαn-α-nαni-miαm-α-mαmi])=-(1/p)2Σn,m=1({1/(4nm)}[Σs=-∞Σk=1D-2-nin-skαsk:-:αn-skαsk: α-ni},Σt=-∞Σl=1D-2-mjm-tlαtl:-:αm-tlαtl-mj}]です。

 

これは,確かにαniの6次の項になります。

特に,[Ei-,Ej-]=-(1/p)2Σn,m=1({1/(nm)}[α-niαn-pα-nαni-miαm-pα-mαmi])と書きます。

既に,[pαm,pαn]=(m-n)pαm+n+A(m)δm+nであり[pαnmj]=-mαn+mj,or [αni,pαm]=nαn+miであることを知っています。

 

交換子の恒等式:[AB,CD]=A[B,C]D+AC[B,D]+[A,C]BD+C[A,D]Bを使用します。

そうして,具体的に[Ei-,Ej-]を計算すると,[Ei-,Ej-]=-(1/p)2Σn,m=1({1/(nm)}[mα-niαn-mjαm+(n-m)α-niαm+n-nα-miαm-njαm+pα-nnαn-miαmjp+

 

(m-n)pα-n-mαmjαni-pα-mmαm-njαni-α-ni{(n+m)pαn-m+A(n)δn-mmj+αniα-mmαn+mj

 

nαn+miαmjαn+pα-mαnnδm-nδij-nδn-mδijα-nαm-pα-nα-mjnαn+mi-mα-n-mjαmαni+αmj{(n+m)pαm-n+A(m)δm-nni])となります。

i-=-n=1[(α-niαn-α-nαni)/n]=(-i/2)Σn≠0[(:α-niαn:-:α-nαni:)/n]と書けるので,αnとα-nの順序を気にせずnと-nの変換が許されます。

 

また,n-m→-mなどの変換も,n,mが単なるパラメータなので許されます。

そこで,pαの添字をpαm+niをα-niにαjをα-mjにそれぞれ添字を統一すると,{-(p)2][Ei-,Ej-]=Σn,m≠0{(1/m)(pαm+nα-niα-mj+α-mjα-niαm+n-α-niαm+nα-mj-α-mjαm+nα-mj)}-Σn0{A(n)(α-niαnj-α-njαni)/n2]と書けます。

さらに,{-(p)2][Ei-,Ej-]=-Σn≠0{A(n)(α-niαnj-α-njαni)/n2]+Σn,m≠0{(n/m)(α-miαmj-α-mjαmi)}です。

 

よって,結局αniの高次の項は消えて2次の項だけが残りアノマリーの形も決まります。(まだ,正規順序を考慮していないのでこれで最終形ではありません。)

そこで,[Ji-,Jj-]=-(1/p)2Σm=1m-miαmj-α-mjαmi)}と書けるはずです。係数Δmはc-数です。

 

(訳注52終わり)※

短いですが,今日はここまでにします。

参考文献:M.B.Green,J.H.Schwarz,& E.Witten著「superstring theory」(Cambridge University Press)

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009年5月 9日 (土)

超弦理論(22)(2-11)

 超弦理論(superstring theory)の続きです。

 

 これまでは共変ゲージαβ=ηαβで物理的状態になるべき補助条件としてヴィラソロ条件(Virasoro条件)を課して自由ボソン弦の量子化を調べてきました。

 しかし,以前に指摘したように計量(metric)をhαβ=ηαβと固定した後に,なお特殊な弦の座標選択を可能にするゲージ対称性が残っています。

 実際,特殊な非共変選択をすることによってヴィラソロ拘束方程式を陽に解き,物理的自由度のみを記述するフォック空間の理論を展開できるようになります。

 以下で述べる自発的に破れたゲージ理論のユニタリゲージに類似した定式化は元々1973年にGoddard,Goldstone,Rebbi,Thornによって展開されたものです。

 これは光錐(光円錐)定式化(light-cone定式化)と呼ばれるものです。この定式化は明白に共変なわけではありませんが明白にゴースト・フリー(ghost-free)です。

 

 逆に,ゴースト・フリーではないけれど明白に共変な共変定式化とこれの同等性を証明することによって,「ゴースト非存在の定理(no-ghost theorem)」の厳密な証明を得ることができます。

 光錐定式化を,ここで述べるのには他にも多くの理由があります。

歴史的には,双対模型(dual model)が弦理論であるということを確立させたのも光錐量子化でした。

 

光錐描像は非常に物理的なものです。そしてまた,多くの計算やa=1,D=26という選択の必要性を理解する上で有益な理論的枠組みを与えるものです。

 さて,既に見たように,共変ゲージhαβ=ηαβで開弦の境界条件を満たす弦座標:Xμ(μ=0,1,..,D-1)は,Xμ(σ,τ)=xμ+pμτ+iΣn≠0[(αnμ/n)exp(-inτ)cos(nσ)なるモード展開の形で表わされます。

 そして,これがヴィラソロ補助条件T++=T--=0 を満足することにも留意しておきましょう。

 

 さらに,世界面の再パラメータ化:σα→σα+δσα (δσα=ξα)において,∂αξβ+∂βξα=Ληαβを満たす任意の変換,または生成子V≡ξ)(∂/∂σ),V≡ξ)(∂/∂σ)で生成される変換に対応するゲージ対称性が残っていることを見ました。

この残りの対称性を追加のゲージ条件として用いるわけです。これは非共変ですがとても便利なものです。

まず,時空において光錐座標として,,X導入することから始めます。

 

,XをX≡(X0+XD-1)/21/2,X≡(X0-XD-1)/21/2で定義します。これらは,以前弦の世界面に導入した光錐座標σ±に似ていますが大きな違いがあります。

時空においては,D個の座標があり,それらの中で2つ,X0とXD-1を任意の非共変な方法で選抜することを伴ないます。

 

一方,世界面上では,元々たった2つしか座標がなく,σ±を定義する選択に何の任意性の余地もありません。

さて,光錐座標ではD個の時空座標はX±と残りの横波の空間座標Xi(i=1,2,..,D-2)です。

 

ここでミンコフスキー計量(Minkowski metric)ημνのゼロでない成分はη+-=η-+=1,ηii=-1 (i=1,2,..,D-2)です。

この座標系では,任意のベクトルVμの成分もV±=(V0±VD-1)/21/2とVi (i=1,2,..,D-2)になります。

 

2つのベクトルVとWの内積はVW=V+V-Viiで与えられます。また,反変⇔共変の添字の上げ下げは,V=V,V=V,Vi=-Viなるルールに従います。

それでは,残るゲージ対称性からは,どのような簡単化が可能なのでしょうか?

これに関し,2009年3/14の過去記事「超弦理論(14)(2-3)」http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/142-3-4d1f.htmlにおいて,以下のような記述があります。

 

"共変ゲージの典型的な形としてhαβ=ηαβと置くだけではまだゲージ自由度を完全には使い尽くしていません。

 

αξβ+∂βξα=Ληαβを満たす任意の組合わせに対する再パラメータ化:σα→σα+δσα (δσα=ξα)をすれば,この(再パラメータ化)+(ワイルスケーリング:Weil-scaling)の後で,なお特殊な共変ゲージ選択hαβ=ηαβが保持されます。

このとき,∂τξ0=∂σξ1=Λ/2,∂τξ1=∂σξ0より∂τ0+ξ1)=∂σ0+ξ1),∂τ0-ξ1)=∂σ1-ξ0)です。

 

これは,ξ±=ξ0±ξ1なる光錐系の言葉では,∂ξ=0 ,∂ξ=0 なること,つまりξはσ=τ+σの任意関数であり,ξはσ=τ-σの任意関数であることを意味します。"

すなわち,世界面の光錐座標σ±=τ±σで表現すると,残りのゲージ不変性は任意の再パラメータ化の可能性:σ→σ~),σ→σ~)に対応します。

 

閉弦ではσとσは独立に再パラメータ化されますが開弦の場合には両者は境界条件でつながっています。

つまり,τ=(σ+σ)/2 → τ~=[σ~(τ+σ)+σ~(τ-σ)]/2,σ=(σ-σ)/2 → σ~=[σ~(τ+σ)-σ~(τ-σ)]/2なる再パラメータ化が許されます。

  

これはτ~が質量のない自由な波動方程式:(∂2/∂σ2-∂2/∂τ2)τ~=0 の任意の解であることを意味しますから,τ~が決まればσ~も完全に決まります。

では質量のない自由な波動方程式の解τ~を選ぶ自然な方法とはどんなものでしょうか?

τ~について唯一要求される条件は,それが自由な波動方程式:(∂2/∂σ2-∂2/∂τ2)τ~=0 の解であることです。

 

この方程式は以前に見た共形ゲージ(conformalゲージ)で,時空座標Xμ(σ,τ)が従うべき方程式:□Xμ=(∂2/∂τ2-∂2/∂σ2)Xμ=0 と全く同じ形をしています。

そこで,残るゲージ自由度は,望むならパラメータτ~が正確に弦の座標Xμの1つに一致するように再パラメータ化してもよい,という事実に対応します。

 

これは,光錐ゲージではτ~=X/p+const.と選んでもよいことを意味します。通常これはX(σ,τ)=x+pτなる光錐ゲージ選択をすることで表現されます。

このことは古典的記述において,n≠0 の振動子座標αnを全てゼロと置くことに相当します。

 

弦座標のX成分は弦が無限大運動量で運動するような系で見られる時間座標に対応します。このゲージ選択ではXがσに依存しないので,弦のあらゆる点が同じ時間での値を取るという概念的な利点を有します。

そこで,X(σ,τ)=x+pτによってX(σ,τ)を固定することにします。

 

このとき,ヴィラソロ拘束方程式(d±')2=0 はX-d±X'={Σi=1D-2(Xid±Xi')2}/(2p)となります。

この式から簡単に陽に解くことができて,これをXiと未知の積分定数で表わせることがわかります。

 

つまり光錐ゲージでは,XとXの両方を消去できて,横波の振動子Xiのみが残ります。

(訳注48):すぐ前で参照した「超弦理論(14)(2-3)」にあるように,世界面光錐座標でのエネルギー運動量のゼロでない成分はT++=-∂,T--=-∂です。

 

 ∂=∂LLd,∂=∂RRdですから,これらはT++=-(Ld)2,T--=-(Rd)2と書けます。

そこで,拘束条件:T--=T++=0 は(Rd)2=(Ld)2=0 なることを意味します。

 

逆に,(Rd)2=(Ld)2=0 は∂X==0 であり,∂±=(∂τ±∂σ)/2 ですから,元の拘束条件は(d±')2=0 とも表現できます。

 

(訳注48終わり)※

開弦のXのモード展開は,Xμ=xμ+pμτ+n≠0[(αnμ/n)exp(-inτ)cos(nσ)]から,X=x+pτ+iΣn≠0[(αn/n)exp(-inτ)cos(nσ)]となります。

 

そこで,X-d±X'={Σi=1D-2(Xid±Xi')2}/(2p)から得られるαnの陽な解は,αn=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞n-miαmi:}-aδn]となります。

 

ここで共変的扱いとしてα0に未知の正規順序(normal-ordering)定数:aを導入しました。

(訳注49):X-d±X'={Σi=1D-2(Xid±Xi')2}/(2p)にX=x+pτ+iΣn≠0[(αn/n)exp(-inτ)cos(nσ)]を代入すると,p+Σn≠0nexp{-in(τ±σ)}]=[Σi=1D-2Σm,n=-∞αm-niαniexp{-im(τ±σ)}]/(2p)となります。

そこで,この式の左辺のn=0 と右辺のm=0 の項を比較して等置すると,α0=p={Σi=1D-2Σm=-∞α-miαmi}/(2p)=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞-miαni:}-a]を得ます。

 

左辺のn≠0 の項からはαn={Σi=1D-2Σm=-∞n-miαmi}/(2p)=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞n-miαni:}が得られます。

 

(訳注49終わり)※

光錐ゲージではα0とpを同一視することは質量殻条件そのものを意味します。

 

実際,α0=p=(1/p)[(1/2){Σi=1D-2Σm=-∞n-miαmi:}-a]から,Mを質量としてM2=2p-Σi=1D-2ii=2(N-a),N=Σi=1D-2Σn=1α-niαniが得られます。

以下では,縮約の規則を採用し,必要がある場合を除いてΣi=1D-2iiをpiiと書くことにします。こうすれば,質量殻条件はM2=2p-pii=2(N-a),N=Σn=1α-niαniと簡単になります。

また,この式は22p-pii=-2a+2Σn=1α-niαniと表現できますから,先に共変的扱いで見出されたM2=-2a-2Σn=1α-nαn (ただしα-nαnα-nμαnμ)と同じ質量殻条件です。

 

もっとも今の場合,N=Σn=1α-niαniには横波振動子のみが寄与するという違いがあります。(「超弦理論(17)」参照)

ところで,量pαn=(1/2){Σm=-∞n-miαmi:}-aδnはヴィラソロ代数を満足します。

 

すなわち,交換関係:[pαm,pαn]=(m-n)pαm+n+[{(D-2)/12}(m3-m)+2am]δm+nが成立します。

 

これを得るための計算は共変量子化でのヴィラソロ代数の論議と正確に同じです。これは光錐量子化における基本公式と考えられます。

(訳注50):[pαm,pαn]=(m-n)pαm+n+A(m)δm+nと書けば「超弦理論(18)」と同様にして,(m)=c33+c1mですが,[pα1,pα-1]=2pα0+c3+c1で,かつ2pα0= 2p=pii-2a+2Σn=1α-niαniです。

n≠0 なら,pαn=(1/2){Σm=-∞n-miαmi:}ですから,0=<0;0|[pα1,pα-1]|0;0>=-2a+c3+c1です。

 

また,[pα2,pα-2]=4pα0+8c3+2c1より(D-2)/2=<0;0|[pα2,pα-2]|0;0>=-4a+8c3+2c1を得ます。

それ故,c1=-(D-2)/12+2a,c3=(D-2)/12が得られます。すなわち,A(m)={(D-2)/12}(m3-m)+2amです。

 

(訳注50終わり)※

さて,理論がこの光錐ゲージで本当にローレンツ共変かどうかを調べたいと思います。

 

素朴に考えると,そうあるはずです。

 

なぜなら,これはローレンツ共変性が基本にあるゲージ不変な理論において,単にゲージを1つに固定することによって得られたものであるからです。

aとDの幾つかの値に対して理論に何か不都合があるとすれば,それはローレンツ不変性が陽には維持されない光錐ゲージにおいて,具体的にローレンツ不変性の欠如を示す良い機会を与えると考えられます。

さて,光錐ゲージにおいては,全ての弦の励起は横波振動子αniによって生成されます。

 

例えば,第1励起状態はα-1i|0;p>で与えられます。これは横波による(D-2)次元回転群SO(D-2)の(D-2)成分のベクトル表現です。

横に偏極した運動量ベクトルでも,質量がゼロでないなら一般にローレンツ変換によって縦の偏極成分を獲得します。

 

これは,"質量のある粒子のスピンはSO(D-1)の既約表現で分類され,一方,質量の無い粒子はSO(D-2)の既約表現に対応する。"というよく知られた事実の言明です。

 

(ただし今はボーズ粒子の弦ですが,フェルミ粒子の話なら,これをカバーする群であるスピン群:Spin(D-1)とSpin(D-2)を回転群SO(D-1)とSO(D-2)の代わりに用いる必要があります。)

したがって,もしもベクトル状態:α-1i|0;p>が質量の無い粒子状態でないなら光錐ゲージにおいてローレンツ共変な弦理論を与えることができないことは明らかです。

 

それ故,理論がローレンツ共変であるためには,状態α-1i|0;p>に対するM2=2p-pii=2(N-a)の固有値がゼロであることが要求されます。

 

そこで,N=Σn=1α-niαniからNα-1i|0;p>=1より,結局a=1でなければならないと結論されます。

次に時空次元Dに対する制限を理解するというより困難な問題に向かいます。

最初に,たった今得たローレンツ共変な弦理論であるための必要条件:a=1を用いた発見的な議論をします。

そのために,正規順序定数aを直接計算で求めることを試みます。

まず,[αmμnν]=-mδm+nημνより,横波成分については[αminj]=mδm+nδijですから,[αn-n]=[αni-ni]=n(D-2)が得られます。

 

そこで,(1/2){Σn=-∞α-niαni}=(1/2){Σn=-∞-niαni:}+{(D-2)/2}{Σn=-1n}です。

 

もちろん第2項の和は発散するので何らかの正則化がなされる必要があります。

  その正則化の1つの方法として,一般的な場の理論でも同様な正規順序の問題でよく用いられる'ゼータ関数正則化'を使用してみます

一般的な和n=-1-sを考えます。Res>1に対しては,この和はリーマンのゼータ関数ζ(s)として知られている関数に収束します。

 

そしてゼータ関数ζ(s)の方は点s=-1にも一意的に解析接続できて,ζ(-1)=-1/12となります。

そこでn=-1-sにおいてs=-1とおいた和:Σn=-1nに,このζ(-1)の値-1/12を強引に'代入する'と{(D-2)/2}{Σn=-1n}=-(D-2)/24なる式が得られます。

 

(これは,もちろん正しい等式ではありませんが,"くりこみ"における擬似等式ではそれは承知の上です。)

ところで,我々は既にα0=(1/2){Σn=-∞α-niαni}=(1/2){Σn=-∞-niαni:}-aの定数aが1であるべきことを知っているので,(D-2)/24=1と等置することから,時空次元Dが26であることが示唆されます。

こうしたゼータ関数正則化は幾らか形式的なものですが,後章で零点エネルギーを正則化するという,より物理的な方法からも同じ答を得ることになります。

今日はここまでにします。

参考文献:M.B.Green,J.H.Schwarz,& E.Witten著「superstring theory」(Cambridge University Press)

 

PS:しかし,ビーチバレーの報道でよく思うのですが,浅尾・西堀ペアのスポーツニュースではいつも浅尾さんばかりがクローズアップされるのが少し不満です。

 

 私は昔から双子の西堀姉妹のお姉さん?の方の「西堀健実」さんの方がはるかに好みのタイプです。

  http://ameblo.jp/takemi0820/  

 

 まあ「浅尾美和」さんの方が圧倒的に人気があるのかも知れませんが,ペアの勝敗などのニュースでも,浅尾さん1人だけのインタビューや1人だけの映像でニュースが終わってしまうのには,個人的にいつも不満に思っています。

 

 西堀さんの方は,なんとなく私の姪の「N子=ハンドル名:いくよくるよ」や,ときどきここにコメントくれる「れな(れい)ちゃん」にも似ているようで親しみを感じますしね。。。

 

http://folomy.jp/heart/「folomy 物理フォーラム」サブマネージャーです。

人気blogランキングへ ← クリックして投票してください。(1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックすると人気blogランキングに跳びます。)

にほんブログ村 科学ブログへ にほんブログ村 科学ブログ 物理学へクリックして投票してください。(ブログ村科学ブログランキング投票です。1クリック=1投票です。1人1日1投票しかできません。クリックするとブログ村の人気ランキング一覧のホ-ムページームに跳びます。)

http://www.mediator.co.jp/category/pages.php?id=115「中古パソコン!メディエーター巣鴨店」

iconDell-個人のお客様ページ

(Dellの100円パソコン(Mini9)↓私も注文しました。)

デル株式会社

ベルーナネット(RyuRyu)  ベルーナネット

ヤーマン プラチナゲルマローラー 1日3分コロコロエステ!ローラー型プラチナ配合美顔器  

ブックオフオンライン 

お売りください。ブックオフオンラインのインターネット買取 展開へ! ▼コミック 尾田栄一郎 「ONE PIECE(52)」 icon ▼コミック 「ONE PIECE」をオトナ買い icon

三国志特集 ▼コミック 横山光輝 「三国志全巻セット」 icon 「三国志(文庫版)全巻セット」 icon  「三国志(ワイド版)全巻セット」 icon  ▼書籍 「三国志」/吉川英治 icon  「三国志」/北方謙三 icon  「三国志」/宮城谷昌光

iconオンライン書店 boople.com(ブープル)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧