回想

2009年8月29日 (土)

自分の家系(ルーツ)

 1977年に就職で東京へ来てのちは,2007年大病をするまでは,家族とか血のつながりとは無縁の生活だったのですが,もう先は余り長くないし,ブログネタもないのでそれほど興味ないし面白くもないけど血縁としての自分のルーツを推測してみます。

 1965年(昭和40年)の父46歳,母44歳のとき,私が15歳で中三から高一になる4月1日に父が病死してしまったため,血縁について兄や姉はある程度知っていたらしいのですが,私は4人兄弟の末っ子で世間知らずだったため,父方や母方の系累がどうなのかよくは知りません。

 私は岡山県倉敷市(旧玉島市)の出身で田辺姓なのですが,父は元々福田姓,母の旧姓は貝谷という珍しいものだったらしく,父は兵庫県は明石出身,母は和歌山市の和歌浦というところの出身の2人とも関西人らしいです。

 田辺というのは,福田家が貧乏で中学校に行けなかったので父が小学校5年のときに,子供のなかった父の伯母(実母の姉)のところに養子に来たところから始まっているらしいです。

 父は中学校といっても岡山の第一商業学校(現:岡山東商業高校)に入学して卒業したらしいです。ちょうど父の命日昭和40年4月1日に平松投手を擁して母校の岡山東商が春の選抜高校野球で全国優勝したのは奇遇でした。

 卒業後の戦前には大阪の高島屋に就職したらしく,そこに勤めている間に戦争が始まり,その頃に大阪あたりで母と知り合って,父22歳,母20歳のとき長兄を妊娠して,できちゃった結婚?をしたらしいのですね。

 私より8歳上の長兄は父23歳,母21歳の年の3月が誕生日ですから一応勘定は合うようです。

 そして父方の継父の田辺家が公務員や政治家の家系だったらしく高島屋をやめて岡山県に帰りそこの地方公務員になることが結婚の条件だったらしいですね。当時の商業学校が中学と同じく5年制なら17歳か18歳で就職してるはずなので高島屋にいたのは5年くらいでしょうか。。

 昭和40年父が亡くなったときに地方公務員としては勤続24年で退職金が134万円とか云ってましたから,これも勘定が合います。

 最後は係長でしたが健在なら4月の人事異動で課長になる予定で,これを楽しみにしているうちに死にました。

 その頃の父の年収は,手取りで77万円というのを死後2,3年前かに子供ながら源泉徴収で覗き見したような記憶があるので134万というのは給料2年足らず分くらい(今で云えば一千万円くらい?)の額なのでしょうね

 父の死因は肝硬変ですが酒もタバコもまったくやらず仕事人間で晩年は夕食時に養命酒を飲んでましたが過労のため持病が再発したとのことで,殉死扱いらしく有志のカンパなのか官庁からの金一封なのか退職金の他に30万円也をもらったらしいです。

 若い頃なぜ肝臓が持病になったかは知りませんがそれで熱を出したかの病気が理由で最後沖縄に向かいそして撃沈された護衛艦から途中で降ろされたせいで幸か不幸か戦後私が生まれてきたのですから困ったもんです。

 子供ながら,当時から詮索好きだったのでこういうことなどを聞き出して覚えています。

 父は生きていれば退職後に知事になることが目標だったらしいです。

 実際"父方の継父=私の祖父"の兄弟で,姓は違うけれど名前が祖父の元三郎と同じく,元の入った元彦おじさん(私の大伯父)は,父が亡くなる前から兵庫県知事でしたし,私が東京に出てきた頃は,彼は大平内閣の長官(大臣)になっていました。

 祖父=元三郎は幕末には郷士だったらしく,明治になってから武家の商法で造り酒屋を始めたのでしょう。

 私は祖父のことは戦時中に亡くなったとのことで全然知りませんが小作人のいる地主だったらしく戦時中も農家じゃないので米はなかったけど味噌や塩などはヤミで買い出すこともなく逆に近隣に分けたらしいです。

 私の家のお墓に行くと,すぐ隣のお墓の地所が,本家の田辺家の墓ということですから,分家なのでしょうね。

 私の父が亡くなった後は,収入が恩給?だけなので貧乏な母子家庭になり,姉の結婚の際などには,実家の敷地内の土地を売ったりしたらしいですが,それでも,まだ実家の塀で囲まれた裏庭が残っていて,その中だけで犬を散歩させたり,また私が子供の頃自転車に乗る練習したのも,車の来ない庭の中でしたから家屋敷は長い塀で囲まれてかなり広かったです。

 その裏庭でよくかくれんぼや砦ごっこなどで遊んでいました。狭いけど車が通る心配がないので中で野球もしました。柿や石榴の木もあって採って食べたりしましたね。今は一部貸駐車場にしているみたいです。私は財産放棄しているからこれらは全く関係なしですが。。。

 ここは戦時中には小さいけど軍需工場に使われた痕跡もあり,結構色々な塀の出入り口から家に出入りしていましたが今思うと無用心です。

 暮には,よく知らない旧小作人の人が地代とかいって五百円とか千円を持ってきていたみたいだし,まだ,バキュームカーもなかった昔の家の便所の汲み取りに,かつて使用人だった人とか毎月来られていました。

 どこかに家族が誰も知らない山林が登記されているのかも。。固定資産税が高かったみたいだし。。

 なぜか,私が○○オジさんとかいって慕って,その子供さんとも兄弟のように幼い頃から遊んでいた人がいましたが,実はそのオジさんが地主だったころの家の使用人だったとかの理由だと後で知ったりもしました。

 その後,そんなことは関係なく彼とは小学校の同級生としても友達でした。

 父は県の公務員でしたが,私の実家は地元では篠本屋(ササモトヤ)という屋号で呼ばれていて,造り酒屋はやめても酒や味噌,塩を売る権利は残っており,父の公務員の副業として酒類の小売店でした。

 というわけで小学生以下の頃から正月や祭りなど酒少し味見してましたが親兄弟で私以外は酒はほぼ下戸みたいです。

 祖父の名前が元三郎なので,私の次兄の名前は三男でもないのに元三です。三男の私は祖母が俊恵というので,俊のついた名前になりました。末っ子の名前などいい加減なもんです。聞くところによると最後は女を期待してたのに男だったらしいです。

 私は父が亡くなってから奨学金などで大学進学したので,よく知らないのですが上の男二人は親から官僚,公務員または代議士を嘱望されるとかのプレッシャーがあって大学の第一志望は法学部指定だったらしいのですが長兄が受験失敗して教育学部,次兄も失敗して経済学部でした。

 次兄によると元三ではなく元彦という名前を継ぐはずでしたが,ウソかホントか当時のGHQに「彦」という漢字の使用を禁じられたとのことです。

 私は,父が亡くなった後,ほぼ生活費は自力で進学したので上の兄弟とは関係なくひとりだけ我が家では異端の理科系でした。志望は第一も第二も理学部だけですね。第一に受験失敗したけれど結局,理学部でした。

 さて,和歌山の母方の家がまたヤヤこしくて,母の兄弟の母親は芸者出身とかの人も含めて何人もいるらしく,私が知っている母の兄弟は母を含め男2人,女2人の4人です。

 母には両親とも同じ弟(敏オジさん)が唯一人いますが,他の2人の姉と兄?の母は別々の人らしく,私が知っている冠婚葬祭でしか会わなかった母方の祖母はまた後妻で,これら4人の誰の母でもないとのことでした。

 母方の貝谷家の祖父は酒も女も豪快で,何かヤマ師のような人物だったらしく,私が僅かに知っていた当時,母の実家は貝谷商店とかいう名前の文房具屋か駄菓子屋をやってました。

 この祖父は色々な事業に手を出しては失敗?したり,また地方の代議士の選挙に立候補したりという人物であったらしい人です。

 私の血のつながった家系には糖尿病はいなかったということなのですが,この祖父が亡くなったときの病気は当時の田舎の医者では病名が不明だったけど糖尿病も関係してたのでは?と推測されます。

 遺伝が主要な発病因子だという糖尿病は恐らくここがルーツだろう。

 で,家柄の上下関係からか?父母は結婚を反対されたらしく,結婚は父方の親戚から岡山で家を継ぐ条件つきで許されたできちゃった婚らしいですね。

 何か父方の親戚が母方に優越感,逆に母方は劣等意識があるらしいけれど関係ない話ですね。

 父方には家柄意識がありましたが,母方は関西の商売人的な家系らしく中には金持ちもいるという感じでしょうか。

 実際,もう2人とも亡くなっていますが,"母の腹違いの姉=私の伯母"の"嫁ぎ先=伯父"は製材所の社長でそれなりの資産を成していたようです。

 ここの家の"養女=血のつながりのない私のイトコ"が私の次兄の嫁ですから彼女はイトコであってかつ義姉であり,次兄は養子としてこの家を継いでいますから,ヤヤこしいけど,嫁の継母と夫の実母の父親が共通なのでかろうじて家を継いだのが血縁的に他人ではないことになrますね。

 そろそろやめておこう。。

 家柄など上には上,下には下があり,身分差別などのもとで百害あって一利もありません。そもそも太宰治じゃないけど,私などの変態は家柄なるものが上であればあるほど恥ずかしいものです。

 明け透けに本当の名前や役職を出して書いたけれど素性を知っている人は私のブログなどを真剣に見ていないだろう。

 もしも何らかの知り合いからクレームついたらすぐに削除しよう。。

 でも伝聞がほとんどだけど自分ではウソを書いてはいません。

PS:お米は切れたけど食パンがあったので,トースト茶漬けを食べるとおいしかったです。

 また,最近行くようになった裏のお店のチィママに頂いた素麺(揖保の糸)があったので,8/30(日)の午前中は冷蔵庫の残り物でワカメ,ジャガイモ,麩に卵と何でも入りの味噌素面を作って食べました。

 鍋もレンジも1個なので味噌汁と素麺別にやるの面倒で,しかも麺つゆもなかったので,一緒に作ってみたら結構おいしかったです。

 次は,肉以外のカレーの材料と固形のカレールウが10人前あるのでカレー素面を作ってみよう。

PS2:しかし,糖尿病に虚血性心不全で足の動脈硬化(石灰化)と,新型の豚インフルエンザにかかったら死亡する要因が三拍子揃っているなあ。。

(↑ 三拍子というのはこういう使い方じゃなく,「ハゲ,デブ,チビ」とか「包,短,早」などに使う言葉でしょ?)

 まあ,前から医者に新型でなくてもインフルエンザとか風邪をこじらせて肺炎になるとか,飛行機の座席上とかパソコンで長時間同じ姿勢でいても起こるといわれるエコノミック症候群(肺血栓)になったら,イチコロだと言われてるから,そうなったとしたら交通事故みたいなもんですね。。

 日頃から永眠したいと望んでいると冗談?を言っている身からすると,インフルエンザ予防のワクチンが足りないという現状で,私がそれを所望したら自己矛盾になるでしょうね。

 まあ,優先順位はゼロ歳の赤ちゃんから年齢の若い順がベストでしょう。私のように何の役にも立たず姥捨山に行った方がベターな変態年寄りは,万が一残っていたら貰いましょうか。。

 カルネアデスの舟板(2009年5/15の記事) http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-d798.html が現実的になっているなぁ。。。

「立てば人樽(ひとだる),座れば盥(たらい),歩く姿はガスタンク」の恋しいネェちゃんたちにも会いたいね。。。

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2009年2月18日 (水)

中川さん。。辞任

 いやあ,今回の中川財務相の事件は,他人事とは思えず,つい自分の昔を思い出してしまいました。

 確か30歳を少し過ぎたくらいの技術屋の頃でしたが,たまに業者側の代表として環境庁(当時)や通産省の公害関係者との会合,東京電力との打ち合わせ,虎ノ門での船舶関連の会合などが朝からあったときには,朝が苦手なので前夜から会社の仮眠室に泊まっていて(会社のロッカーには夏物,冬物のスーツとネクタイが1式ずつ置いてありました),ときには二日酔い状態で居眠りしながら出席していたのを思い出しました。

 特に,東京電力での会合では,ある時には会議室を飛び出して廊下にゲロを吐きました。

 また「プロペラ設計プログラム」を作るための船舶振興ビルでの会合ではプログラムを作る方の当事者は,私しかおらず,毎回議事録はあるものの私が聞かなければプログラムができないのにも関わらず,完全に居眠りに入っていて議長の確か運輸省船舶技術研究所のS氏に「。。さん,。。さん」と呼ばれて,目が覚め「聞いてますか?」と大きな声で言われて,立場上「はい,聞いてます。」と答えたこともありました。。。。。

 酒にだらしないのに関しては,たとえ偉い大臣でも他人を非難できませんね。

 私は,よくクビにならなかったもんです。。まあ,営利企業の会合,打ち合わせと役人のそれ,それもG7とは規模も内容も大違いでしょうが。。。

 (うーむ。。。さすが日本にも大物?がいることを世界に知らしめた功績は大きいだろう。。人間生きてること自体恥ずかしいもんです。。)

PS:最近某TV朝日の私がクソコメンテータと思っている人が,結構まともなコメントをしていると感じています。。

 まあ,逆に私がまともだと思うということは世間的にはむしろ正反対の意味かもしれませんが。。。

 江東区の殺人事件の東京地裁の判断には,私も感心したのでそれに対するコメントには賛成です。

 自分の身でいえば,死んだ後に死体を豪華なお墓に埋葬されようと,鳥や獣に食い散らされようと,または灰にした後で海にバラ撒かれようと,そんな死んだ後のことなんかどうでもいいことです。

 敬虔な宗教を信じる方々はどうか知りませんが,私なら自分を含め身内だろうが死体損壊の残虐性などは,どうでもいいと感じます。

 もちろん殺すまでにどのような精神的肉体的な恐怖,苦痛を与えたがどうかは大いに問題です。これこそが私にとっての犯人の残虐性の評価,量刑の評価の基準になります。

 死ぬ前に切り刻まれたりトイレに流されたらイヤですが,死後で苦痛のないときなら,そんなことされたとしても,私ならどうでもいいことです。

 遺族の心情は,それなりにわかりますが。。。

 検察側の死体損壊の残虐性の誇示に対して,そこを冷静に判断したということで今回は裁判官を評価します。

 恐らく死体損壊を除いたら,1人の人を殺したという殺人事件であるという客観的事実しか残らないと思います。

 もちろん殺人そのものは大それたことであり,殺意の有無なども大きな論点だろうとは思いますが。。

 ある意味で情状という非論理的な浪花節に流されすぎる日本的裁判には疑問を持っています。

 一過的な殺人事件の裁判なら断罪さるべきはその事件を起こした時点での状況や殺意だけで判断すべきだと思うからです。被害者が死ぬ前が大きな問題だと思うからです。

 逮捕されて裁判を受ける過程で被告が謝罪した,しないとか反省している,いないとかいうことの評価は不要とは言わないまでも,数パーセントのことで,そうしたことは量刑の判断にはほとんど必要はなく,刑が確定して服役などの過程において必要なことではないでしょうか。

 そういう日本的裁判が多いからこそ,実は冤罪であるかもしれなくて有罪か無罪かを争っている不明瞭な裁判であるのに,偶々有罪と確定したら,無罪を主張すること事体が反省していないという情状の判断で,必要以上に重い量刑を課されたりすることがあるのですね。。

 (無罪を主張したから許さない,または有罪だが罪が重過ぎるから軽くしてくれと主張したから許さない,というのでは裁判制度そのものを裁判が否定するということになると思います。)

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2009年1月10日 (土)

私の保護者

 昔のアルバムを眺めていたら,昔会社員の時代のサークルで友達付き合いをしていたS原雅子さんに会いたいという気持ちが湧いてきました。

 怒られるかもしれないけど,外見が容姿端麗というわけではないと思いますが,今思えば中身というか性格が素晴らしい最高に気立てのいい女性でした。

 私は元々というか今でもシスコンなのですが,女性は男性よりも年齢に比べて成熟していて一般に男よりも大人なので,上で述べた彼女も含めてかなり年下にも関わらず,母親というよりも姉のようなものを求めていた(いる)ような気がします。

 思えば思春期の延長で一人でノイローゼに悩んだ学生時代を抜けて東京に来て就職したころから,異性として恋愛対象として意識するよりも保護者のような存在の女性が常にいました。

 当時は普通に人見知りもして女性に対してはむしろシャイで,すぐ赤くなるような性格であったのにも関わらず,あまり意識もせずフランクに話ができてなぜか色々と相談に乗ってもらったり世話を焼いてくれる後輩の女性が最低1人はいたような気がします。

 まあ,伏せ字で書いても,2006年11/5のブログ過去記事「昔好きだった女性」 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2006/11/post_87a4.html

を見れば大体ばれてしまうのですが。。

↑(追伸:最近,昔の知り合いが,このブログを見たらしく,チェックが入りました。過去の知人も見ているらしいので,考慮して伏せ字にしました。。。)

 まず,東京で就職後の一人目は,会社の1年後輩で私の同期と結婚するまでのちょっとの間ですが,T永真紀子さん。。

 そして,次が営業だったので技術屋の私とは接点がないはずだったのになぜか人生を教えてくれたり,いろいろお世話になった10歳くらい下のK村亜理紗(阿理紗?)ちゃん。。

 あとは6年前まで4年間ほど昔いた会社でアルバイトした間に勝手に私の保護者に決めて仕事中に眺めているだけで満足だった,亡き好美ちゃんに生き写しの旧姓K典子さん。。とか。。あとは忘れました。。

 普通の会社をやめて以後は,恐らくはお金を払ってくれる客だから,というのが本当のところでしょうが,色々な飲み屋の女性を保護者と感じていました。。

 例えば20年来のつきあいで1年に1回行くかどうかなのに一昨年入院中には唯一電話したらお姉さんのママと一緒にお見舞いにきてくれた神楽坂のあるスナックのW由利さんとか。。。いろいろいました。

 今の保護者はりくちゃんかな。。

 れなちゃんもまだ20代だと思うけど私にはお姉ちゃんみたいに感じます。

 偶々ハーフも含めて二人とも日本人ではないですが。。。保護者というより守護霊かな? 偶には黄色いチュリップでも贈ろうかな。。

 要するに,私はこのジジィの歳になっても「黙って俺についてこい。」とかいうタイプではなくて,いつまでたっても子供のように甘えたいという女々しい野郎なんでしょうね。

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2008年12月14日 (日)

精神神経科病棟の思い出

 初めて病院の精神科にかかったのは地方大学を5年で卒業して関西の大学院へ入学した春でした。

 地方大学では春に日立系のコンサルタント会社に就職が内定していましたが,もうその頃は既に"ムラハチ"状態でメシものどを通らない状態でした。

 しかたなく就職ではなく進学しようとして関西の大学の5大学6学部を受けまくって1つだけひっかかり,"ムラハチ"状態にある地方大学の場所にいたのではそこの近辺の病院に行ってもダメで,どこか別のところに転地しない限りは脱出できないと思っていたので,次の春になってやっと夜逃げのようにして関西に越して来て,さっそく関西の大学病院に行ったのでした。

 イジメ自殺するよりはましだったのでしょうが,先に進めば明かりがあることを信じることでよく精神が持ったもんです。

 こういう科(=精神神経科)では,よそからの紹介でも無くて全くの初診患者がいきなり付き添いも無しで自ら来院するというのは少ない,というか結構珍しかったようですね。

 そこの大学病院の精神神経科は病院玄関からだと廊下をずーっと進んで奥の奥の隔離されたような場所にありましたね。

 初めて薬(トランキライザー?)を飲んだ頃は,処方された量が多すぎたのか薬のせいでバスの中で嘔吐した記憶があります。

 まあ治療といっても,元々神経過敏なのを薬で鎮静させて動作緩慢のマヒ状態から次第に薬物の量を減らしていくだけです。

 原因となった場所からは既に数百キロも離れているわけですから,本人のトラウマ以外には直接悪影響を与えるものはなかったので治癒していったのでしょう。

 そもそも,大学院を受験する前に,地方にいた頃は自室に閉じこもって耳栓をして息をひそめ,動けないほどでしたから本当は大学院受験どころじゃなかったのです。

 なにしろ何故か元々親しければ親しいほど辛く"シカト"されたという印象があります。当分は友人を作ること自体が怖かったです。

 しかし留年して奨学金もなくなり,稼がなければ食べていけないので,その頃はずいぶん遠方の方でアルバイトしていましたね。

 関西に来ての受験も前半の3つくらいは試験の途中で吐きそうになったり,トイレでじっとしてたりでしたが,まあ,関西でも"ムラハチ"のわけはないはずなので後半はまともに受験できました。

 合格したところの試験でも,物理は勉強したことがほとんどなかったので,1割でも点数があったかどうか?ただ数学はひょっとしたら満点だったかもしれませんね。

 一応大学での学部での専門は固体物理ということになっていましたが,それまで教養部時代に属していたのはは学生運動部のようなものだったし,学部に入ると誰か指導教官を選ばなきゃいけないので属していた程度で,何を研究するところかもわかってない程度でした。

 ただ,ゆくゆくは理論をやりたいと思ってはいて,そのためには数学を完全にマスターしてからでないといけないなどと不可能なことを考えていました。

 というわけで友達(ムラハチ状態でもほんの僅かだけ友達が残っていました)が勧めるので,第一志望素粒子論,第2志望物性理論と書いて受験して素粒子論に受かっただけですから,後になって新しく入った大学で素粒子論が第一志望なのに物性にしか行けなかったとかいう友人ができたとき,「俺みたいないい加減な奴がいて彼には気の毒したな」と思いました。

 何しろ,他に受験したある大学院でも,うまく第1次試験を通った5名に入ったけれど,面接のときに志望を聞かれ思いつきで「確率過程をやりたい。」と言ったら,「その研究室はうちにはない」と言われ,それが原因かどうか2次試験で落とされたような人間でしたからね。。。

 東京に就職してからは旧医共闘が占拠していたT大の赤レンガ病棟に月1回程度通院していました。

 なぜ赤レンガに行くようになったかというと,T大の物理系の大学院に数年前入っていた友達に付き添ってもらって,前の病院の紹介状を持ち大学病院に行くと予約が満杯で,ずいぶん待たされることを知り,友人から赤レンガの病棟なら.すぐにも医者にかかれることを聞いたからです。

 それから,ときどきは通院をさぼったりもしましたが,実に30年以上も通うことになりました。

 東京での主治医は私より2歳上ですが,後にある地方大学の教授になり確か今年中には定年のはずです。

 ネットで調べたら何かある分野では有名な権威らしいですから,自分の主治医がそんなエラい人だと知らなかったのは私だけかなあ。。

 まあ,普通に就職してサラリーマンになっても,初めはヒラの社員でも,30年も経ったら重役以上になる人間も結構いるでしょうから進歩がないのはワシだけかい?

 いつの頃からだったか,病院に診察してもらいに行くと薬を待っていたりする時間に「菊池さん」という同じくらいの歳の男の入院患者が待ってましたとばかり将棋盤と駒を取り出してきて私と数局指すのが常でした。

 私も嫌いじゃないので夢中で指しましたが,自分で言うのも何ですが楽に勝てるのであまり勝ち続けると相手がイヤになるのが気になり,ときどき負けました。また,ときには医者と指したこともあります。

 夏には大学の食堂でビールをおごってもらって一緒に飲んだこともあるので,彼は無茶苦茶お人良しだということはわかっていたけれど,どこが悪かったのか最後退院して別れるまで知りませんでした。確か退院後も再発したとかで帰ってきたことがあったようです。

 私の場合,たとえ子供相手に遊ぶときでも遊んであげるとかいう上に立っている意識は乏しくて,例えば大学院入試のため関西の親戚に1ヶ月ほど居候していたときにも,4歳くらいの姪=「兄といとこ夫妻の娘」とプロレスごっこをしたり遺産相続トラブルで遊びに出されてきていた近所のカマボコ屋の5歳くらいの女の子とのおママゴトや,伯父の使用人夫婦の兄妹の子供たちに「コイコイや花合わせ」を教えて花札をやったり,確か23歳の頃でしたが真剣そのものでした。。

 そういえば,いとこで義姉のえっちゃんが2階の階段の上から「としちゃん。ごはんよぉ」とか呼んだとき.パンツが見えたりしてドキドキたこともあったから,ノイローゼのときでもなお,昔からスケベだったんですね。

 あとになって,塾で教えたりしていていた頃も同じ精神年齢のように生徒と接していたから,講師としてもダメな奴だったんだろうなあ。。

 T大の精神病棟には,もう20代中盤くらいだろう女の人が,よく無邪気な顔で庭で体操をしているのが見えました。あどけないというか中学生よりももっと幼いし,なんて天使のような無邪気な顔をしているんだろうとか感じて,またまた夢中になり通院してくるのが楽しみになり,また私も入院したくなりました。

 その前の病院でもそういうことがあり,私の白痴的女性が好きという傾向はますます加速されました。

 会社に入社した頃,同期の飲み会などで女性の好みを聞かれ,正直に「バカというか白痴的な女性が好き」と言ったら,「でもそういう振りをしているだけでホントは賢い女という意味でしょ?」と聞くので「イヤそうじゃない」と説明しても何故か本気にされなかった。。「女をバカにしてるんじゃないの?」とか言われましたね。

 しかし,男が男として女の女性的な部分や可愛らしさを好きになるのは当然で,そうでない非性的部分については全く平等に評価しているわけです。

 だから,女性の容姿などをいい方に評価したのにセクハラだとか言われたこともありますが。。

 私に言わせるとバカにしたりセクハラをしてるのは自身たちの方で私の方が男女対等な見方だと思いました。

 特に,女性だからバカが好きだ,というのならともかく,私が魅了されたのはその天真爛漫な姿であって,性的な意味を抜きにすれば,たとえ相手が男性であっても,そういう無邪気な姿に感動することはあるのでした。

 ところで,私は犬が大好きなんですが,病気の犬でないなら普通むやみに人間に噛み付いたりはしないと思います。彼らは危害を加えられると正当防衛的に噛み付き,ごくまれには相手が死ぬような事故もあります。

 子供に噛み付いたとかが理由で扼殺されたりする犬もいたりするそうですが,大人でなく子供がかまれることの方が多いと聞くのは,子供の方が小さいということもありましょうが,子供は悪意もなく無邪気に犬にさわろうとしたりするだけなのに,臆病な犬の方の過剰な勘違いで危険を感じ防衛行動に出るような可能性が大きいと思います。

 犬に例えると怒られるでしょうが,常人よりも痴的な人で僕の知っていた人たちは何というか考えられないくらい凄く優しい人ばかりでした。。

 でも,逆にほんのちょっとしたことでひどく恐がるようなこともよくありました。。

 正当防衛でも人を傷つけてはいけないでしょうが,彼ら彼女らの攻撃の意図を常識感覚で類推してはいけないだろうと思います。

(イヤ,また余計な推測で不謹慎だとは思いますが,最近見つかった幼女殺人の容疑者が軽度とはいえ精神的に普通じゃないらしいのでつい感情が少し入ってしまいました。

 彼が殺したのだとしたら,それは性的な意図によるというよりも,ひょっとしたら精神的に臆病な人間にはときどきあるのですが,大人よりも恐怖をおぼえることがある子供の行動に対して過剰攻撃をした結果なのかなとふと思ったものですから。。。

 いずれにしろ社会不適応だという理由で扼殺(または保安処分(ロボトミー手術)← 思い出すだけでも無性に腹立つけど。。)で間引きさるべきかもしれませんが。。。)

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2008年12月 9日 (火)

「ソルジャー・ブルー」を再び観た。

 約1年前にシャイアン族大虐殺(1864年)と同じ日11月29日に書いた「ソルジャー・ブルー再び'(映画感想)」 http://maldoror-ducasse.cocolog-nifty.com/blog/2007/11/post_3004.html の中での間違いに気づいた。。というのもこの映画を中古ビデオから探してきて封切り(私が20歳のとき?)から38年ぶり?に見たからです。

 よくできたフィクションだと思われるかもしれないけれど最後の光景は40年近くも前から頭に焼き付いていた程のものですね。。。まあ,感想はあまり変わらなくて観れば語る必要なしです。

 主人公の1人キャンディス・バーゲン演じる女クレスタはシャイアン族と白人の混血と書いたのですが,そうではなく,白人ですがシャイアン族の"まだら狼"の妻だったのを白人に救出された?ので別れたということらしいですね。

 今は違うけど,この頃の私の女性の好みは野性的な感じのキャンディス・バーゲンよりもむしろ「卒業」の可愛らしいキャサリン・ロスでしょうか?

 私は丁度多感な年頃で精神的には若いというだけで充実していたと思いますが,生活自体は学生とはいっても今よりも悲惨で,マヨネーズや塩をなめて水だけ飲んだりして空腹を我慢という日もよくあったし,もちろんテレビはなし。。寒くてもコタツもなし 暑くてもウチワだけでした。。

 一時期はお米屋の2階に宿直代わりに住んでいて家賃がタダで早朝に店員が来ると木戸を開けてあげるというのもありました。

 まあ,学生だから普通の労働者よりも優遇されていてアルバイトは学校の掲示板にたくさんあって人気のない仕事であればアブれることはないので怠け者でなければ普通並みに食べられたのですが。。

 別に学生アルバイトをするというのはいわゆる苦学生ばかりではなく,余裕で稼いで海外旅行をするとかが目的の人もいたのですが。。

 私は,今と同じくキリギリスで持ち金が全部なくなるまではゴロゴロしていてどうしてもやらないと飢え死にするかも,という状況になって初めて渋々仕事を探し,ほぼ無一文だったので友人にアルバイト先までの交通費と食事代を借りて仕事をして,もらった金から借りた金を返すということの繰り返しでした。

 今も同じことをやっていて反省しないから,40年近く経っても全く学習能力なしですね。

 当時は学生なので生活費のほかに本代なども必要でしたがそれはほとんどはパチンコで稼いで買いました。

 ときたまには生協の本のコーナーで万引きしたり図書館から盗みました(借りたまま着服,大学の印がついてたりします)。オイオイ。。

 パチンコは普通はいきつけの店で毎週何曜日か忘れたけどその日よく出ている台の番号を手帳に記録するだけでその日はパチンコはやらず。。後日,朝10時に並んで記録してあって開いている台でやると今と違ってギャンブル性は小さく小額ですが大体勝てました。

 パチンコ屋にはよく暴力団と学生お断りとかありましたがセミプロ級の友人もいました。。生活かかってたのでパチンコも下手では生きていけませんでしたからね。。

  いつの頃からかパチンコは全くしなくなりました。。勝ち負けの額が大きくコンピュータ制御だし,釘を見て天穴のどこかを狙うとかではなく全く別のノウハウが必要らしくて,ほとんど勝てないので,やめたのですね。

 そういえば麻雀も学生時代は簡単なイカサマもやったことあったけど社会人になってしばらくしてやめました。こちらは初心者以下で下手でした。。

 パチンコは初めてやったのは1年間予備校に通っていた浪人時代で,まだ初めてチューリップがついた頃で左手で握った玉を穴から転がして入れながら右手ではじくというローテクな時代でした。。うん,なつかしい。

 アルバイトについては,もっと要領のいい奴,とはいっても同じく仕送りなどない奴らですが当時はホストクラブのようなものは田舎にはなかったけど何かカラーのスーツに蝶ネクタイでバーテンダーのような給料のいい仕事してたらしいです。

  アルバイト関係の自分では面白いと思っている話も結構あるけど例えば今の普通の学生のようではなかったので親しいガールフレンドとかはいなかったけど,女性の話では以前アルバイトしてたガードマンの会社にいた年上OL女に街でバッタリあったのがきっかけでストーカーのようにつけまわされたとか,

 白蟻駆除の会社の支店長のまだ高校に入ったばかりの娘婿になることを画策されたとか。。。

 その白蟻の仕事では床下で仕事したのでときたま若奥様のパンツが見えたりとか。。。

 入学して初めの2年半くらいは家庭教師もやっていたけど子供の誕生日に呼ばれて嫌いなものを嫌いと言えずに吐き出しそうなのを無理にビールで流し込んだりとかとかキリがないのでやめよう。。

 いいことばかりじゃないし,「忘れない病」は辛いのですよ。。。

 今からは信じられないかもしれないけど,当時私は全くシャイだったので家庭教師以外の接客業はできませんでした。

 後に奥の院に進んでからは予備校などで教壇に立ちますがそれはノイローゼの後ですね。。

 そういえば確か1050円の運賃で普通電車で夜中の2時40分に乗って2~3回乗り換えて丁度12時間後の昼の同じくらいの時刻に実家のある駅に着くように帰るのが長期休みのときの慣例でしたが。。。

 あるときパチンコでつい帰る金なくし,近くの長崎屋の棚卸のバイトみつけて次の日だったか1日働いた後に旅費ができて2日遅れかで帰省した記憶ありますね。イヤ新幹線はもう既に博多まであったはずですよ。

 しかし当時帰る前は大体浮浪者(きちがいと同様差別言葉でしょうが。。)に見える格好だったので毎回夜中に駅でおまわりの職質が来て学生だとわかると世間話のふりして学生運動の情報聞かれたりしたのは今思ってもウザイものでした。帰省から学校に戻った直後はコギレイでしたがね。。

 また東京にデモに行く際には普通電車で3時間くらいだったか電車賃が800円くらいでした。泊まらなくてもいいけど泊まるなら宿泊費はタダでどこかに誰か友達がいたし,ダメでも例えば東大の地震研とかが封鎖中で門が開いてなくてもどこかを乗り越えればよかったし。。

 そういうわけですから普通映画を観るのは最低クラスの7番館くらいの入場券130円と150円の名画座と小劇場だったかな?でもときどきは300円以上もした贅沢な封切りを観ましたが何故これを封切りで観たのか偶然ですかね。

 正解でした。封切りでなければこの時代に7番館で観れたとは思えません。

 自室にはテレビがなく映画館は冷暖房が効いていたので余裕があればよく映画を観ていましたね。

 この頃は北富士の米軍演習場や成田三里塚に出かけて行った頃ですね。

 その後同じ学生運動仲間や「親友」の"ムラハチ"に会ってノイローゼになってしまうのですが。。

 この映画見た頃はまだいくらか凶暴(軽い犯罪行為は平気でやっていた)でしたが頭はまともでしたね。。

 まあ。。ノイローゼか精神病かわからないけどここらへんの本当の事情だけはさすがに非公開日記でなければ書けません。

 たとえて言えば今は冬ですから無理ですが,夏でも素っ裸で堂々と歩くことはまだできません。ケイサツに捕まるのは別として。.

 これについては人間よりサルのほうが上だな。。

 本題に戻ると,白人が元々の原住民だったアメリカ・インディアン(当時)に21人殺された(戦いだから相手も同じくらい死んでいる)復讐で女・子供がほとんどの500人を700人の青い服の騎兵隊(soldier blue)が惨殺した当時は大勝利としたが後日アメリカの白人自身が自らの汚辱的犯罪とした事件です。。。

 白人(white)1人の命の重さが非白人(colored)数十人の命以上の重さだったわけでしょうか。。。WASPだな。。。

 ヒロシマ,ナガサキ,ベトナム,アフガン,イラク。。今の合衆国は必ずしもホワイトだけの国ではないですが面々と歴史は受け継がれています?。。。

 この映画はよくある西部劇の善人と悪人が逆転した記念碑的映画でした。。

 背景には当時のベトナム戦争においてアメリカが味わうことになる初めての事実上の敗戦の直前の断末魔が影響していたと思います。

 この映画でかつて見落としていて今回発見した重要な2つのうち

 1つは,かつての夫,”まだら狼”が新しい婚約者の首に自らが贈った首飾りを見つけて殺すのをためらっているうちに取り囲まれて殺された場面と,

 あまりの惨状に大ケガをして泣いているインディアンの女の子をホーナス軍曹が抱き上げて将軍に渡したらさすがに目の前の子供は殺せなかったというシーンです。。

 近代兵器の特徴は大量殺戮をしても当人が相手の傷ついた身体を見ることさえもないということ,他人を傷つけた殺したということの結末を生で実感できないということです。

 相手を殺しても自らが返り血もあびない。。

 素手であれば作用と反作用は明らかで。。思い切り相手を殴れば自分の拳も痛く,心も痛いはずなのに。。

 (官憲,権力とかあるいは皇室とかにしても,その組織としての存在は敵だと思って憎いと思っても個々の生身の人間には親兄弟,そして女房、あるいは夫や子供もいて決してその背景組織のせいで憎いとは感じないはずだ。。

 極端な話例えば愛子さまが可愛いなあと思う感情は皇室が好きではないという思想的なものとは関係ないだろうと思う。。

 彼女がそこに生まれたのは本人の責任ではない。。

 昨日ブン殴ってやったのはナニワブシ人間なのに,そこがワカラナイ奴で右翼か?と抜かしやがったからだ。。

 そこを曲げたら逆差別になると思ったからだ。。

 罪を憎んで人を憎まず。なかなか言うは安くできないこととは思うけれど。) 

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2008年12月 7日 (日)

新婚さん,いらっしゃい。

 さっき,マラソンを見ているうちについ寝てしまって起きたら,テレビで「新婚さんいらっしゃい」をやっていた。

 すぐに別の局に変えようとしたが,国際結婚特集とかいうので,つい十何年ぶりかで最後まで見てしまった。

 いやあ,今日の2組目の夫がエジプト人の日本人の奥様は最高でした。

 名古屋近辺生まれの女性らしいけど「容姿=顔,体形」といい,見るからにわがままな性格らしく,夜はイビキが大きいことまで全くビンゴで私の理想のタイプにはまっていました。

 めったにない珍しいタイプだろうし欲しいと思いましたが,まあいずれにしろいまさら私などには関係ないですね。。

 でも見ているだけでもいいなあ。。。

 (俺なんか,単に思っているだけで,現実に結婚していたらどうなったか,どう変わっていたかはわからないけど。。。

 仮に女房がいたとしても,彼女に好いてもらえればなおいいのは当然だけど,自分が相手を好きであれば,嫌われていてもほんの少しだけでも相手にしてもらえれば,あとは家事とか料理とか何も要求しませんし。。。

 私は,ほっとかれても,勝手に自由に干渉せず過ごす人畜無害のタイプだし,まあ,子供は自分の子供じゃなくても大好きなのでいたらなおいいですが,いなくても別にいいですし。。。

 食べ物にしても,ガキと同じでカレーとか卵が好きという安上がりな人間なんで,夫としては悪くないと自分では思っていたけど。。。。

 まあ,それ以外にも見かけがいいとか,稼ぎとかの生活力,あるいは人間としての価値,中身などに魅力があるとかの要件もあるのでしょうね。。。

 私は,そうした要件を満たしてないし,また,押しが足りなくてどうしても欲しいとかの独占欲が乏しい人間なので,逆にもの足りないとかというのもあるでしょうから,結局,ここまで一人きりで生きてきたのでしょうね。。。

 イヤ,自己分析に過ぎませんが,ホント私は惚れっぽいし非常にわかりやすい単細胞な人間なのに,私の経歴とかを知っていて予備知識のある人はむずかしい人間だと勘違いするんだと思います。

 自分のことばっかり書いてますが,だってこのブログは私自身の日記ですからたまにはねえ。。。。)

 この番組は,司会の三枝はさておき,現在のパートナーの山瀬まみも舌足らずなところがデビュー時から大好きですが,いつの頃(十何年以上前)からか全く見なくなり,これが始まるとすぐに別のTV局に変えるか,TVを消すかとかしていました。

 春が来たことのない全くモテナイ男が,何で毎週毎週.他人の"ゴチソウサマ”な幸せぶりを見せつけられなきゃいけないんだろうか?とか,腹が立ち頭にきて。。。

 要するに了見の狭い奴の単なるヤッカミですね。、。

 昔は友人や先輩,後輩の結婚式に出てスピーチなんかもやったこともありますが,友人男性であっても結婚後に知り合ったのでなく,独身時代に知り合った奴の場合,彼が結婚するととたんに「お前なんか敵だ」ということになって,以後絶交状態になったということも多々ありました。。

 モテナイ奴だけが同志とはナサケナイ奴ですねえ。。。。

 いや笑い話ではないです。。 

PS:しかしそれどころじゃないなあ。。

 お金の話したとたん誰とも電話が通じなくなってしまった。。。

 前に収入ないからと権力の世話になるのはイヤだったけど生活保護を申請したこともあったけど

 「生活保護の金を出してもあんたの場合は借金の支払いで消えてしまうからダメだ」とかわけのわからん理由で門前払いされたなあ。。

 別に借金の支払い能力があるのに申請したんじゃなくて,心臓障害で失業してバイトも満足にできず収入がないし,蓄えだけじゃ借金の支払いもできなくなりそうだから定収入の職に復職できるまでのツナギで少しの足しにでも欲しいって要求しただけなのにね。。。

 例によって「末期ガン患者じゃ,どうせ死ぬんだから無駄な薬や治療費は出せんのかい。。。」と捨て台詞を吐いて帰ったから,気の短い奴は損だねえ。。

 人間誰でもどうせ死ぬんだよ。。。

 そういえば去年の心臓手術のときも,手術しなきゃ恐らく半年か1年以内にもう1回心筋梗塞起こして死ぬだろうとか言われたけど,保険なしだと400万円以上,保険の3割でも130万円以上の手術代がかかるらしいというから,

 それじゃもったいないからやめると断ったら,逆にそういうわけにはいかない高額医療費が出るから手術しろと説得されて,渋々手術を受けて,後で本当に高額医療費をもらって払ったんだから,

 つべこべ言っても既にお国だとか権力のお世話にはなっていたのだから今更大きなことは言えなかったんだった。。。

 前衛的なアーティストのように,お上が禁じている薬物を使って芸術的高揚感を得ようとしたり,お上から頂く資格などは一切拒否し,お上からしもじもに下される有り難きお恵みとかをも全て拒否して,孤高なアウトサイダーを貫こうなどと青臭いこと実行しようとしても,

 所詮,能力が凡庸なくせにただ勘違いしてるだけの有象無象は野垂れ死にが待っているだけなのだろう。。。

 結局,PSは表題とは全く関係ない話になった。

 なんか最近ヤケにテンぱってる。。お迎えが近いのか。。。

 今は自分のお尻に火がついてるけど。。。飢え死に寸前の母子が息子の命だけは救うために自分の肉を食べさせた,という昔読んだ小説のように自分の死も他人のお役に立たないのだろうか?

 うん?生命保険か?臓器移植かあ?。。)

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2008年11月17日 (月)

将棋の日 (今日のテーマ)

BlogPet 今日のテーマ 将棋の日

「将棋の名前、駒、ルールを使った遊びは色々とありますが、あなたが好きなものはなんですか?」 

   と聞かれてつい反応しました。

 答はあなたのブログに書きます。とあったけど。。。

 そこには自分のブログ置いてなかったので??だったけど,

 ここ「TOSHIの宇宙」の意味だったのか?

 いやどうもパソコン音痴で。。。(汗々;^^;)

 このブログで飼っているブログペットの"ココロのページ"などには,めったにアクセスしないので不慣れでわからなかったのですね。。。

そうか「ココロ」はココログのペットだったから,ここなんだ。。。。

答)将棋は一応,アマチュアですが,町道場では参段か四段で指していた程度です。イヤほんと段なんかあってないようなもの。。。
 
 といっても昔パソコン通信の時代に偶然当時のニフティ名人の筆無精氏にRT将棋(リアルタイム将棋=現在のネットでは当たり前ですが当時はメール将棋がメインだったので珍しかった。。)で1回だけ偶然に勝って,それ以後一局もやってないとかで,恐らく相手が酔っ払ってたのでしょうが,こういうのは自慢ですね。
 
 ニフティの歴代名人というと,全国アマ名人もいますからね。
 
 段の話ですが名誉段などもあるようです。
 
 例えば五段とかいってもいろいろいて,娘さんが有名な歌人の俵万智さんで当時ある会社(信越化学かな?)の部長さんだった俵好夫五段なんかは,私とトントンでした。
 
 しかし,やはり有名人で森田将棋のmoritan(もりたん)さんなんかは,本当は五段以上なのでしょう。。
 
 数局しか遊んでもらったことがないけど,全然歯が立たなかった。。という記憶がありますね。
 
 あとは,まあ1,2度しかやったことはない北陸地方だったかの代表のJumeiさんとかは遊びでも歯が立ちませんでした。
 
 対局するだけなら,RTは当時やる人が少なかったので,元県代表や元アマ女流名人とかとも遊びでは,やっていたけど,もちろん戦績は芳しくありません。
 
 今の段はインフレですから,よくわかりません。。。
 
 でも今も可能だとは思うけれど,昔のリアルタイム将棋は今と同じく顔は見えないけど,ノンビリチャットでお話しながら指していたので,あまり殺伐とした雰囲気ではなかったですね。
 
 それでもメール将棋に比べ,RT将棋の人口が少なかったのは,課金,つまり今とは比べものにならないくらい通信に料金がかかったからです。
 
 電話料金が市内で3分10円で,通信の方がニフティですけど1分10円,つまり1時間つなぎっぱなしだとアクセスポイントが市内なら800円です。
 
 そして1200bps,とか2400bps(毎秒2400ビット)のスピードでしたが,チャットや対局には関係なかったです。
 
 今は雲泥の差なのに,今の方が対局時間の制限がきついですね。
 世間がせちがらくなっているんでしょう。
 
 まあ,それと当時はまだパソコン自体がマイナーな趣味で,その上通信までしている人というのはさらに少なく,まあ,だからこそ私のようにどこの馬の骨かわからない人間が比較的有名な人とも知り合えたのでしょうが。。。(虎の威を借る何とやらですね。。。)
 
 いずれにしろ,私はどうもこうしたゲーム(将棋をゲームというと怒る方もおられますが。。)に向いていないようで,現在は目的が勝つことでなくなってきています。
 
 ケンカ売られると負けるのがわかっていても買う性格なので,ダメです。
 王手をかけられて逃げたら勝ちの局面でも,「コノヤロー」とか思って逃げないとか論外の話です。。。「さあ,殺せ。。」って奴ですね。。。
 
 (イヤ将棋は王を詰めるゲームであって,取るゲームじゃないから王手で逃げないのは反則負けなんですね。
 
 ただ私の「さあ,殺せ。。」というのは自分が詰んでいて負けましたと投了するのがイヤだから逃げない。というのじゃなくて,逃げたら手がなくて,逆に"相手の方が確実に詰む=私の勝ちが決まっている"局面でも,そのときの気分で王様を取らせるという"悪質な?"ヤツです。。。
 
 いずれにしろ,今のネット将棋でもほぼ勝ちの局面だろうが時間切れになるくらいなら投了するっていうバカな性格ですから,ダメ人間です。。)

 将棋は引退かな。。。といってもプロじゃなし本格的に真剣な時期もほとんどなかったけど。。ダメですね。。
 
 別に負けても命取られるわけじゃないという気分だから,ジェンジェン勝てません。。。
 
 ただし,旧ニフティからこれだけは続いている年1回の夏合宿旅行には将棋以外にも出会いなどの楽しみがあるから,生きてる限り行きますよ。。。女流も大好きです。。。
 
 将棋というと関口勝雄先生にもまた会いたいなあ。。。「関口会」はまだあるのだろうか。。。
 
 昔「高田馬場道場」にいた席主だったのか.名前を知らなかった先生(田中先生?)や小野さんも懐かしい。。。
 
PS:ほんと,最近のネット将棋って殺伐。。。
 
 このところ王手飛車まではいかないけど,まだ序盤でこちらが決定的に勝勢になると5分くらい待っても指さないので相手確認するといない。。。
 
 投了の代わりにいなくなるって。。よく考えたものです。
 
 その将棋だけ指しているならイライラするでしょうね。。
 まあ,私なら相手が指さないと別のことやってる,
 
 特に仕事中以外ならテレビ見てるとか別のホームページ行って指した音が聞こえたら戻るとかすることが多いからいいけど。。。
 

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2008年9月14日 (日)

好美(よしみ)チャンの思い出

 私の人生は,今の自分を肯定するなら失敗も含めた総体がそれですから,これが成功,これが失敗と分類して"ああすればよかったのに"と後悔や反省をすることはほとんどありません。

 いわゆる”タラレバ"ですから,その状況でそう判断して行動した,あるいは不可抗力によってそうせざるを得なかったという岐路でのTPOもまた多世界のうちの1つの選択にしか過ぎないわけです。

 しかし,恥ずかしいことですが,,若い頃は男であるから程度の差はあれ,ある意味仕方ないことなのでしょうが,女性に対して何故かコンプレックスがあるため極度に女好きであるということを,ひたすら理性的な仮面で隠そうとしていたことが私の思春期以降ほぼ30年間にわたる抑うつ性の精神的な病気の主たる原因でしょう。

 そして自分が傷つきたくないために,まともな恋愛ができなかったというのは,やはり,この歳では取り返しのつかないことなので後悔,反省の対象とせざるを得ません。

 確かに他人に打ち明けても未だに冗談だと思われることが多いですが,かつては今よりもずっと自覚症状のある精神の病持ちであるということが負い目だったために遠慮したこともあったと思いますが。。

 私は東京で就職して最初の会社に入社したときには既に27歳でしたから同期入社の新人は男子は私を含めて8名で年齢はいろいろでしたが最大で5歳年下,女子は7名で1名の大卒を除き短大卒なので7歳も年下でした。

 しかし,私の精神年齢は幼いので別にギャップも感じず,若い女性は大好きなので同期会などを開くと結構楽しかったです。

 そして余暇では会社の卓球部と将棋部で遊んでいました。特に卓球部は合宿と称して,近場を中心にしょっちゅう旅行していました。

 私は本社勤務でしたが部員は男は本社社員中心で女子は比較的ストレスがたまりやすいと思われる事業所のエントリー係に配属された同期と後輩がほとんどでした。

 今考えると,週に1回の後楽園を中心とした練習と,季節ごとの旅行は,毎回合コンをやっているのと同じ状況でした。

 実際その中から何組もカップルが生まれ,社内結婚したものも数組います。

 私の場合,同期でも7歳下なのですから数年経つと10歳以上も下の後輩女子社員ともグループ交際しているという状況になってきます。

 表題の好美(よしみ)チャンはK崎市N区に住んでいて石S(いしS)という珍しい姓なのですが確か8歳か9歳くらい年下だったでしょうか。当時,誕生日も年齢も意識してなかったので聞いたりしたこともありません。

 健康的でしたが決して美形というわけではなく,他の女性が派手な色の服装をしていたのに対して,いつも暗い系統の服にGパンという男のようないでたちで,初対面のころは話し方も普通の女ではなく,いかにも若いくせに生意気だと思いましたが,私も普通ではないのでそういうところに少し魅力を感じました。

 卓球部では男子は出版健保の大会で2部で優勝することもあったりして,私も高校時代には卓球部で高3の国体予選までは勉強などそっちのけで打ち込んでいたこともあり,単なる合コンクラブではなかったのですが,女子の方は温泉卓球に毛が生えた程度のレベルだったので,練習の合間には混合ダブルスなどやって女子のご機嫌取りをしたりしていました。

 普通は後楽園での練習が終わると,夜9時頃で,全員近くの夏ならナイター帰りの客でごった返ししていたりする居酒屋で飲み会というのが通例でした。

 そうした混合ダブルスのペアをあみだくじなどで決めるのですが不思議に好美チャンとペアになることが多かったのです。

 旅行でテニスやバドミントンなどでも混合だとペアになり,池で二人乗りのボートに乗るときも1回目はだいたい彼女とペアになります。

 初めの頃生意気だった彼女も,こう偶然が続くと元々運動は得意でないようなのでゴメンネとか私とペアでいいの?とかしきりに弱気の発言になってきましたが,元々勝ち負けにこだわっていなかったのでそんなことはどうでもよかったのです。

 でも赤い糸ではないけど偶然がかなり続くと私の方は相手の容姿とか言動とかに関わり無く,近くにいればいるほどそれだけで,1人でも2人でも何人でも浮気ではなく全て本気で同時に惚れてしまうという惚れっぽい性格(今でも身の程知らずにそうです)ですから,好きになっていました。

 そうこうするうちに,まあ女子社員ですから数年経てば会社をやめていくのが普通でしたから,彼女もやめたのですが,その後,病気(腎盂炎)で入院したという知らせがあったので卓球部の連中と一緒に何回かお見舞いに行って,後に退院したと聞き,以後はおそらく会っていません。

 私の方は結婚もせず40歳で会社をやめて当時は独立して塾を開きました。

 その後仕事を転々としていたのですが,7年ほど前に12年ぶりに昔の会社にアルバイトとして行き,それから4年間,数ヶ月ごとの契約で夜勤の間の隔日勤務で通っていた頃,5年前だったかな?旧知のまだ会社にいる元卓球部の一員に好美ちゃんが古傷の病気でどこかで倒れて運ばれたが亡くなった,そしてまだ独身だったというのを聞き,通夜に行こうと誘われたのですが,夜勤に穴あけられないという思いから,昼勤に続いて夜勤に行ったのでした。

 いろいろと後悔先に立たずですが,何故か今頃になって無性に恋しくて会いたくなるのはあの世で彼女が呼んでいるからでしょうか?などと思ったりします。ジジィとはいえ,まだ男のくせに女々しいですね。。

 7年前に昔いた会社に初めてアルバイトに行った頃にも,総務の親切な女性正社員でまだ20代前半でしょうが石S好美さんの生まれ変わり(当時はまだ好美チャンは生きていましたが)ではないか?というくらい似た印象を受けて親子ほど歳の違う彼女をときどきながめているのが楽しかったという,何もしないストーカーをしていたという記憶もあります。その彼女も私がまだ会社にいるときに社内結婚しましたね。

 ↓ありし日の石S好美チャンと私(1983年夏頃のグループ旅行で)      

※PS:私信です。れなちゃんへ,中国の本,もらいたいので,読んでいたらコメントで連絡してください。 TOSHI

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2008年6月 6日 (金)

我が半生の回顧

半生というより,もう後がないので全生かもしれませんが少し思いを書いてみます。

高校生,予備校生時代までは,今思うと鼻持ちならない田舎の秀才,優等生として,この世の有り方などについて,ほとんど何の疑問も抱かず,現状の世界や日本を無意識のうちに肯定的に捉え,中学生のときに病死で父親を失ったことを除けば貧乏母子家庭ながらも,子供なりの普通の価値観で生きていました。

しかし,大学に入った当時に,丁度その時代特有のイデオロギーに毒されて,価値観の逆転という,いわゆる"若気の至り"が思想的なトラウマ(外傷)となって無意識のうちに入り込んでしまっているのか,それとも意識的に好んでそうするのか,その後の人生を決めてしまうとは当時は思っていませんでした。

 

学生の初期の頃には,大学が"象牙の塔"であるというイメージに反発していましたが,それ以上に,帝国主義本国内の産学協同路線というのは嫌いでした。

 

しかし,まあその程度の自分のまわりについてだけの関心から,次第に社会的なことに関わるイデオロギーへと発展していったようです。

もっとも,自己が社会的な存在であることを完全に忘れた実存という意味では,ライフワーク(生きがい),あるいは夢ともいいますが,ガキの頃から変わらず有閑階層の贅沢な趣味を持ち続けていますが,この私の実存は社会的には単なるエゴに過ぎません。

私のことを"お前はもう人間じゃない"という友人もいますが,一応,人間である以上は社会的存在であることを拒否できません。

 

そういう意味では,学生から社会人となるときに,実力ではなく親戚のコネで安易な道,つまり,ある程度以上の安定した収入で"自分の好むこと=実存"を職業にできるチャンスがあったのですが,コネクションを利用することを,その当時潔しとするはずがありません。

 

それを断ってから後は,社会的には負け惜しみではなく,とにかく自分に忠実に,そして生活の糧を得られるギリギリの収入で苦労しながら,自分の面倒は見られない(実際身内や多くの親切な人々に迷惑をかけている)けれども,他人の面倒を見たい(これもエゴ?)という変態趣味に従って,自己の中で"実存=エゴ"と矛盾する価値観の葛藤があるようです。

 

生活ギリギリ以上の収入があれば,後は社会に還元するとか称して飲んだくれ,自分の身体の健康とか,着るもの,ファッションなど外見にはほとんど無頓着で来たおかげで,いろいろ病気になりましたが,依然として酒もタバコも自由にやっていてやめる気はありません。

 

まあ,歳と共に考えは変わってきていて,当然裏も表もあって表向きは品行方正な聖人君子のような理由をつけて気取っていても,中身はドロドロしたエゴのかたまりだったりします。動物ですから。。。。

 

また,イカガワシイお金でも,少しでも入ってくれば,飲み屋にでも奉仕しようかなと思っています。もっと大きなお金ならボランティアするけどね。。

営利企業に,正社員として就職して大型コンピュータをいじるサラリーマンであった頃には,やはり思想的トラウマのせいか,あるいは単に生来の怠け癖が出たのか,100%真剣に仕事をしていたとは言えない不良社員でした。

 

バブル時代だったので許されたこともあるでしょうが,正社員であるにもかかわらず,安い時給のアルバイトに任せるべき単純なデータを拾って入力するだけという作業に1年以上も熱中逃避して喜んで月給泥棒をしていたこともありました。

 

逆に,安月給のアルバイト社員で単純作業,肉体労働(といっても高々軽作業ですが)なら,貰う月給以上に一所懸命体を動かして同僚,先輩からバカじゃないの?と思われるくらいのこともありましたが,これもトラウマのせいでしょうか?  

  

もっとも大学生時代には家庭教師もしましたが,2年くらいでイヤ気がさして,コカコーラの会社(富士コカコーラボトラーズだったかな?)でやったと記憶している,ベルトコンベアで流れてくるビンの栓抜きと洗浄などに代表されるような単純作業も含めて百種類前後も単純労働のアルバイトをしたと思うので,こうしたのは何も考えず,というか常に考え事をしている自分には向いているのかも知れません。←変態だ。。。

 

平気で月給泥棒を働くくせに,"働かざるもの食うべからず"というポリシーがあるというのでは矛盾していると思われるでしょうが,まあそこはかせぎの悪い"義賊"を気取っているということでしょうか。。。

人付き合いでも,お金持ちであるとか,自分の働いていた会社も含めて比較的大きな企業の幹部や役員などの偉い人,公務員,特にキャリアや警察,検察関係であるだけで,最初から大嫌いになる,あるいは努めて嫌いになろうとする態度になってしまう傾向があり,貧乏ヒガミ根性の性格は直りません。

 

その人の組織人としての性格がどうあれ,個人的には人の親とかという家庭人としては見るからに優れた人間性で,つきあっても非常に好感を感じる人でも,結局は,"存在は意識を規定する"→"金持ちには貧乏人の気持ちはわからない"と合理化してしまう性向が私にはありますね。

 

まあ,結局,自分が不遇だとか貧乏だとかいう思いこみによる被害者意識からのヒガミでしょう。。

米国や日本が嫌い(もちろん,"国家=支配層"が嫌い,の意味で庶民は嫌いではありません)というのもこの延長線上にあります。

 

よく日本は米国の何番目の州だとか,植民地だとか言う人がいて,その気持ちはわからないでもないけど,そういう言い方は嫌いです。

 

もちろん,経済的意味であろうし,第一次帝国主義時代の植民地ではないでしょうけど,実際に日本の植民地であった韓国や北朝鮮が未だに日本を恨んでいるのに対し,

 

むしろ"植民地にしていただいてアリガトウ"という人もいるような"核の傘の下"にいる関係を,彼らと同列な呼称で呼ぶのはいかがなものでしょうか。。

日本も米国に負けず劣らず,主権を持った帝国主義の宗主国であるという重い責任があり,ポチだからという理由で責任を飼い主にゆだねて免罪符にしようというのもイヤラシイ話だと思います。

自己の思想的側面でも,かなりヒネくれていて,反社会的というほどでもなく,世間一般は嫌うであろう価値,例えば変態,ロリコン,天邪鬼とかが自分の好む価値になるような非社会的な性向があります。

 

こうした性向があることが自分の首を絞め,足を引っ張っても,マゾ的な自分にとっては,むしろ快感かもしれないとも思うのはやはり負け惜しみでしょうか?

これも学生時代に"造反有理"などという言葉を好み,自分はインサイダーではなく社会や自己を外から眺めるアウトサイダーであると気取っていたことの延長上の話でしょう。

 

アウトサイダーということはアウトローの意味をも含んでいて,"現状社会(治安,秩序)にけんかを売る"ことに意義を見出し,"あらゆる犯罪は社会秩序を破壊する意味で革命的である"とか,世間で"公徳心"とか言われる常識に反発して街をゴミで汚すことに理があるなどと主張して,実行していた過去もあって,今も意識がそのときのまま,ということもあるのでしょう。

 

(平岡正明著「あらゆる犯罪は革命的である」(現代評論社1972)参照)

そういえば先日,無意識に駅前のタクシー乗り場の近くの信号を無視して歩いていると,そばにいたパトカーがマイクを使って"赤信号ですよ"と抜かしたので,マイクへの対抗上大声で"車より歩行者の方が偉いんだぞ"と怒鳴り返したら,イカレタジジイだと思ったのかそれ以上相手が何も言わずに去っていきました。

 

そういえば,どこかのバカタレが,深夜の飲み屋のカラオケがうるさいと営業妨害のおまわりを呼んだときも,"今から中で実際にカラオケ唄うから外で騒音計で測ってみろ"とやったら,"カンベンしてください"と言って帰っていきました。

まあ,公僕として通報されたらアリバイ的にもやらざるを得ないことは私もわかっているし,末端の役人をイジメてもしょうがないと思いますが,単なるなりゆきです。

ところでブログを書いても読んでくれる人がどのくらいいるかわからないけど,元々自己顕示欲が強く,ガキの頃からわざと不良ぶって,あとで落ち込むのがわかっているのにでかいことを言ったり書いたりする露悪趣味なのは,これも性格だからしょうがないですね。

 

学生の終わり頃,ムラハチに会ってうつ病にかかったのも無理からぬ話で自業自得です。

これに関して,今,最も悔やまれるのは30年もかかったけど病がほぼ完治してしまったことです。

 

逆説的であり,ひょっとしたら私だけが感じることかもしれませんが,心因性の精神病だと最初の重い症状の頃なら治りたいとだけ思いますが,薬物で過敏な意識を麻痺させて治していく過程では,治りたいという気持ちと完治はしたくないという気持ちの葛藤があります。

精神の病が治るということは,それは被害妄想,顕示欲を含むイヤラシイ性格かもしれないけれど,その病の中に含まれているであろう生来の性格,あるいは感受性,感性もまた永久に失なわれるという感覚を持っているからです。

 

イヤラシかろうと馬鹿だろうと,それが親にもらった性格なのです。

 

性格は,体験によって変化するならともかく,薬物で鈍磨させて失いたくはありません。

病の渦中にあればイヤでイヤでしかたのない自己顕示欲の裏返しの恥ずかしいという感情,例えば妙齢の異性の前に出ると個人差はあっても当然感じるはずの赤面したり発汗したりという対人恐怖的な感情でも,これを失って老成し平然としてどう思われようが関係ないという鈍感な自分になっていくのは許せません。

 

(女性が恥じらいを失なうと共に色気を失なってしまうのと同列?)

実は長年の経験から,死にそうなほど恥ずかしいという感覚は大観衆のいる舞台で大向こうをうならせたいという極端な自己顕示欲の裏返しであり,逆に舞台俳優や歌手などをやる度胸はあって,やる前はドキドキでも,いざそれができたらショック療法で強迫観念から解放されると思っています。

まあ私的には図太いというか心臓手術を受けるといってもあまり恐怖を感じず,危ない人の前でも割とイキがったりして平気を装えるのも,実は単に鈍感になっただけで決して威張れたものではなく,単に歳と共に人並みの鋭敏な感性が失われているだけです。

 

感性は若さと同じく,二度とは回復できないものだと思うのでとても悲しいことです。

体をぶつけたら痛いのが人間,恥を感じるのも人間,寿命に限りあるからこそ動物,神でも仙人でもましてや機械でもない,欠点があるからこそ地球人でしょう。

 

ミスター・スポックのいるバルカン星の価値観なら感情は恥でしょうが,地球では当たり前です。

 

そもそも恥とかプライドという概念があるのなら,元々自己矛盾しているなと,昔スター・トレックを見てよく思っていました。

人間とか神とかいう話なら,今はテレビ番組などで薀蓄がもてはやされているようですが,関西で大学院生をしていた時代には物知りであることとか薀蓄があることが恥ずかしいことであるとされてよく揶揄されていました。

 

九州大から来た1年後輩の小太りで愛嬌のあったH君などには,比較的物知りだった私を称して,"物知りの量子数を持ったイヤミオン"とか呼ばれてからかわれていました。

 

専門以外の知識をひけらかすと,必ず,"モ・ノ・シ・リ"とからかわれて,私も若かったのでくやしい思いをしました。

 

そのせいで他人はほめてるつもりでも,物知りといわれると条件反射なのか?腹が立つこともときどきあります。

要するに,何についても物知りであるとか,万能であるとかいうのは,実は何一つ秀でて天才的なものがない,つまり多芸に秀でているというのはせいぜい人間の中の秀才であって,毎年,あるいは数年に1回もらえる金,銀,銅メダルのレベルにも到達しない奴=有象無象であり,

 

お前は本当に数十年か百年に1回しか現われない,一芸だけあって神の領域にいる天才ではないんだよ,他のことをやるくらいならもっと"専門バカ"になれ,

 

というような特殊な価値観の世界の中で判断していたのでしょうが,今から思うとずいぶん傲岸不遜な考えですね。

まあ,いずれにしてもかなり天邪鬼であることは事実です。

最近では健忘症なのか,人通りのない歩道でときどき本を読みながら歩いていたのに目的地に着いたら本が消えていてどこにもなかったりとか,ベッドから起きてトイレに向かう途中で台所で汚れ物に目がとまりちょっと水を飲むついでに洗い物をしてベッドに戻り,トイレに行くのを忘れるとか,末期症状が現われています。

 

昨日も電車に乗ろうとホームにいたのに考え事をしていたのか,結局2本も乗り損ねました。

 

もう長くはないみたいです。

脱線しそうなので終わります。

  

※追伸:ちょっと西の方に旅してきます。

 

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2008年4月10日 (木)

記念日(その2)

 実は今日4月10日は,昨年御茶ノ水の順天堂大学病院心臓血管外科で天野先生を中心とするスタッフの執刀で10時間程度の「心臓バイパス手術」を受けてから丁度1年経った記念日です。。

 一種の心臓を中心とした身体の再生した誕生日かなあ。。とりあえず,術後1年経ちました。当時から今まで世話になった方々,この1年間ありがとうございました。

 (心臓の冠動脈を中心とした動脈が糖尿病が原因か?通常人よりも極端に細くなっていて,いつ切れてもおかしくない状態で,切れたら死ぬところだったらしいのですが,運良く2度も心筋梗塞を起こしたのに助かり,そのときにこの病気が見つかりました。

 細くて切れそうな動脈血管の代わりとして,自分の体の肋骨の下の動脈や胃などの内臓のまだ太い動脈を,7本移植して繋ぎ,さらに不調だったらしい僧帽弁を修復して心臓を小さく絞るという内容の手術でした。) 

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